JP2574335B2 - 車両用キーレス負荷作動装置 - Google Patents

車両用キーレス負荷作動装置

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JP2574335B2 JP27239487A JP27239487A JP2574335B2 JP 2574335 B2 JP2574335 B2 JP 2574335B2 JP 27239487 A JP27239487 A JP 27239487A JP 27239487 A JP27239487 A JP 27239487A JP 2574335 B2 JP2574335 B2 JP 2574335B2
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【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、車両用キーレス負荷作動装置に関し、特に
エンジン始動用のキープレートを車室内に設置した施錠
可能な収納部に収納し、無線通信によって識別コードを
照合し一致すれば解錠して取り出せるようにしたもので
ある。
B.従来の技術 従来のキーレス負荷作動装置として、特開昭61−2377
77号公報に開示されたものが知られている。この種のキ
ーレス負荷作動装置においては、例えばドアに設けられ
たリクエストスイッチを操作すると、運転車が携帯する
無線通信カードから識別コードを無線にて車両側の識別
部に送信し、識別コードの照合が一致するとドアロック
を解錠したり、あるいは、インストルメントパネルに付
設されたリクエストスイッチの操作により同様の識別コ
ードの照合を行ない、一致するとステアリングロックを
解除する。
C.発明が解決しようとする問題点 しかしながら、エンジンを起動するには、従来と同
様、エンジン始動用キープレートが必要である。このた
め、ドアの解錠やその他の負荷の作動にはキープレート
が不用でも、結局、エンジン始動用キープレートが必要
であり、その携帯が煩わしい。そこで無線通信により識
別コードの照合が一致するとエンジンを始動することも
考えられるが、信頼性などの面で問題が多い。
本発明の目的は、エンジン始動用キープレートを携帯
する必要のない車両用キーレス負荷作動装置を提供する
ことにある。
D.問題点を解決するための手段 第1図のクレーム対応図に示すとおり、本発明は、携
帯無線通信カード100から無線通信により送られる識別
コードを受信する受信手段200と、受信手段200で受信し
た識別コードと登録された識別コードとを照合し一致す
ると一致信号を出力する照合手段300と、車室内に設け
られエンジン始動用キープレート500を収納する収納手
段600と、収納手段600からキープレート500の取り出し
を阻止する阻止手段700と、照合手段300から一致信号が
出力されると阻止手段700によるキープレート500の取り
出し阻止を中止するキープレートロック解除アクチュエ
ータ800とを具備する。
E.作用 運転車が携帯する無線通信カード100から発信される
識別コードが車両側の照合手段300で照合され、一致す
るとドアロックが解除される。また、照合手段300で一
致がとられると、阻止手段700によるキープレート500の
取り出し阻止がキープレートロック解除アクチュエータ
800により中止される。この結果、運転者は、収納手段
からキープレート500を取り出し、ステアリングロック
を解除してエンジンを始動できる。このため、運転車は
エンジン始動用キープレートを携帯する煩しさから解放
される。
F.実施例 −第1の実施例− (I)実施例の構成 第2図〜第6図により第1の実施例を説明する。
第2図はドア外板を示し、アウタドアハンドル1の側
方には、キー孔3のエスカッションを兼用したリクエス
トスイッチ2が設けられている。このリクエストスイッ
チ2を操作すると、携帯無線通信カード10からカード固
有の識別コードが発信される。
第3図は車室内のインストルメントパネル周辺を示
し、ステアリングコラムカバー31の側方にキー収納部32
が設けられている。このキー収納部32は、第4図に示す
ように、エンジン始動用キープレートKEYを挿入収納す
る挿入孔321と、挿入孔321に出没するロックピン322
と、このロックピン322の駆動用アクチュエータ323と、
挿入孔321を取り囲む照明用LED324とから成る。
第5図はキーレス負荷作動装置の制御系を示してい
る。携帯無線通信カード10は、送受信アンテナ11と、受
信信号を復調するとともに読み出された識別コードに基
づいて送信信号を形成するモデム12とを有する。また携
帯無線通信カード10は、モデム12で復調された受信信号
からリクエスト信号を検出する検出部13と、リクエスト
信号検出時に固有の識別コードを記憶部14から読み出し
て識別コード信号を発生する信号発生部15と、送信時の
キャリア信号を出力するキャリア発振器16とを有する。
本体側制御装置20は、互いに直交する指向性をもって
ドアミラーに設置された一対の送受信アンテナ21a,21b
と、受信信号を復調するとともにリクエスト信号に基づ
いてカード10への送信信号を形成するモデム22と、送信
時のキャリア信号を出力するキャリア発振器23とを有す
る。また、装置全体を制御するCPU24と、予め車両固有
の識別コードを登録したコード記憶部25とを有する。ま
た、CPU24で識別コードの一致が判別されるとそれぞれ
オンするトランジスタTr1と、トランジスタTr1のオンに
より作動するリレー26とを有する。リレー26は、それぞ
れ運転席側のドアロック解除アクチュエータのコイル41
c、助手席側のドアロック解除アクチュエータのコイル4
2c、ロックピン解除アクチュエータ323のコイル323c、
照明用LED324に接続され、リレー作動時にドアロック解
除アクチュエータが作動するとともにロックピン322が
キープレート挿入孔321から退避し、照明用LED324が点
灯する。また、CPU24の入力ポートには上述したリクエ
ストスイッチ2が接続される。なお、R1はプルアップ抵
抗であり、リクエストスイッチ2のオン操作をCPU24は
入力ポート信号の立下がりで判別する。
(II)発明の構成要素と実施例の構成要素との対比 アンテナ21a,21bが受信手段200を、CPU24とコード記
憶部25が照合手段300を、ロックピン322が阻止手段700
を、キー挿入孔321がキー収納部600をそれぞれ構成す
る。
(III)動作 このように構成された第1の実施例の動作を第6図の
処理手順により説明する。
リクエストスイッチ2が操作されるとこの処理手順が
起動され、まずステップS1で、リクエスト信号をアンテ
ナ21a,21bから発信してステップS2に進む。このリクエ
スト信号をカード携帯無線通信カード10側のアンテナ11
を受信して検出部13がそれを検出すると、コード記憶部
14から識別コードを読み出してコード信号発生部15で識
別コード信号をモデム12へ送出し、モデム12でキャリア
を変調して識別コードをアンテナ11から発信する。この
識別コードをアンテナ21a,21bが受信するとステップS2
が肯定されてステップS3に進む。ステップS3において
は、コード記憶部25に予め登録されている識別コードを
読み出してステップS4に進み、ここで、両識別コードを
照合する。一致しているとステップS5でトランジスタTr
1をオンする。これにより、リレー26が作動してドアロ
ック解除アクチュエータおよびロックピン解除アクチュ
エータのコイル41c,42c,323cおよび照明用LED324に通電
がなされる。この結果、ドアロックが解除されるととも
に、ロックピン322が挿入孔321から退避し照明用LED324
が点灯する。この状態でキープレートKEYを抜き取るこ
とができる。次いで、ステップS6に進み、タイマが所定
時間(例えば30秒)計時するとステップS7に進んでトラ
ンジスタTr1をオフする。これにより、各アクチュエー
タの作動を停止させる。ステップS4で識別コードが一致
していないと判別されると所定のステップへ戻る。
以上のように第1の実施例では、運転車がアウタドア
ハンドル1に付設されたリクエストスイッチ2を操作す
ると識別コードの照合が行なわれ、一致していればドア
ロックが解除されてドアを開扉できる。またこのとき、
インストルメントパネル12のキープレート収納部32では
ロックピン322が挿入孔321から退避しているから、キー
プレート収納部32に挿入したキープレートKEYを抜き取
ることができ、このキープレートKEYによりステアリン
グロックを解除してエンジンを始動できる。なお、この
とき照明用LED324が点灯してキープレートKEYが抜き取
れることを表示する。更に、ドアロック解除後、所定時
間が経過するとドアが再びロックされるとともに、ロッ
クピン322が挿入孔321に進出するからキープレートKEY
の抜き取りもできなくなる。このとき照明用LED324が消
灯する。
降車時は、キープレートKEYを収納部32の挿入孔321を
挿入するとばね力に抗してロックピン322がいったん上
昇し、キープレートKEYの孔KHと対向するとばね力でロ
ックピン322がキープレートKEYの孔KH内に挿入され、キ
ープレートKEYがロックされ取り出せなくなる。
−第2の実施例− この実施例は、車室内にもリクエストスイッチとアン
テナとを設置して、運転者が着座した後でキープレート
取り出し操作を可能としたものである。すなわち第3図
に示すように、インストルメントパネルにリクエストス
イッチ51を設けるとともに、ステアリングハンドル52に
アンテナ21cを内蔵する。第7図に示すように、リクエ
ストスイッチ51をCPU24の入力ポートに接続し、アンテ
ナ21cをモデム22に接続する。また、ドアロック解除に
供するトランジスタTr11とロックピン解除に供するトラ
ンジスタTr12とをCPU24の出力ポートに接続し、トラン
ジスタTr11にリレー27を介してドアロック解除アクチュ
エータのコイル41c,42cを接続し、トランジスタTr12に
リレー28を介してロックピン解除アクチュエータのコイ
ル323cと照明用LED324とを接続する。
この実施例では、上述したようにアウタドアハンドル
1に付設したリクエストスイッチ2を操作してドアロッ
ク解除アクチュエータのコイル41c,42cに通電してドア
ロックをまず解除し、運転席に着座した後にインストル
メントパネルに設けられたリクエストスイッチ51を操作
してロックピン解除アクチュエータコイル323cに通電し
てキープレートのロックを解除する。したがって、車室
内のリクエストスイッチ51を操作すると起動するキープ
レートロック解除用処理手順が第6図の手順とは別途必
要である。
なお、本体側制御装置20を共用したが、キープレート
ロック解除に用いるリクエストスイッチ51とアンテナ21
cを専用の制御装置内に組込んでもよい。
(IV)変形例 キープレート収納部32は実施例の構成に限らず、例え
ば引出式でもよい。
G.発明の効果 本発明によれば、車室内にキープレート収納部を設
け、識別コードの一致が判別されたときにのみ収納部か
らキープレートが取り出せるようにしたので、キープレ
ートを常時携帯するという煩わしさが解消され、使い勝
手のよい車両が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図である。 第2図〜第6図は本発明に係るキーレス負荷作動装置の
一実施例を説明するもので、第2図はリクエストスイッ
チを示すドア外板の斜視図、第3図はインストルメント
パネルの斜視図、第4図はキープレート収納部の断面
図、第5図は無線通信制御系のブロック図、第6図はロ
ック解除の手順例を示すフローチャートである。 第7図は第2の実施例を示す無線通信制御系のブロック
図である。 2:リクエストスイッチ 10:携帯無線通信カード 20:制御装置 24:CPU 26:リレー 32:キープレート収納部 41c,42c:ドアロック解除アクチュエータコイル 322:ロックピン 323:ロックピン解除アクチュエータ 324:照明用LED Tr1,Tr11,Tr12:トランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯無線通信カードから無線通信により送
    られる識別コードを受信する受信手段と、 受信手段で受信した識別コードと登録された識別コード
    とを照合し一致すると一致信号を出力する照合手段と、 車室内に設けられたエンジン始動用キープレートを収納
    する収納手段と、 該収納手段から前記キープレートの取り出しを阻止する
    阻止手段と、 前記照合手段から一致信号が出力されると前記阻止手段
    によるキープレートの取り出し阻止を中止するキープレ
    ートロック解除アクチュエータとを具備することを特徴
    とする車両用キーレス負荷作動装置。
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EP88117945A EP0314143B1 (en) 1987-10-28 1988-10-27 Keyless entry system for automotive vehicles, with locking device for the ignition key
DE19883886348 DE3886348T2 (de) 1987-10-28 1988-10-27 Schlüsselloses Eingangssystem für selbstfahrende Fahrzeuge mit Blockierungsvorrichtung für den Zündschlussel.

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