JPH0639629A - R枠材の切断装置 - Google Patents

R枠材の切断装置

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JPH0639629A
JPH0639629A JP16508492A JP16508492A JPH0639629A JP H0639629 A JPH0639629 A JP H0639629A JP 16508492 A JP16508492 A JP 16508492A JP 16508492 A JP16508492 A JP 16508492A JP H0639629 A JPH0639629 A JP H0639629A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア枠等のR枠材の両端の切断を、効率よ
く、かつ安全に行え、生産性の向上を図る。 【構成】 ワークWの直線部W1の任意の箇所および湾
曲部W2の頂点部を、それぞれ直線部クランプ機構3お
よび湾曲部クランプ機構4により挟み付けて基台2に固
定し、その状態でカッタ30を作動させワークWの幅方
向に沿ってスライドさせれば、各直線部W1の端部が切
断される。作業員の手による作業は、切断するワークW
の基台2に対するセットおよび切断後の取り外しがほと
んどで、実際に切断するに際しては直接作業員の手間を
要さない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長さ方向中央部が湾曲
加工されて略逆U字状に形成された、ドア枠や窓枠等の
R枠材の両端を切断する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅等の建物において、意匠的に工夫を
こらしたドアまたは窓の一種として、上端部が半円弧状
に形成されたものがあり、これに応じてそのドア枠また
は窓枠は、逆U字状のものが用いられる。
【0003】このような逆U字状の枠材は、通常、アル
ミの押し出し材をU字状に湾曲形成し、その両端を切断
して製造している。両端を切断するには、水平テーブル
に丸鋸等のカッタが備えられたカッタ装置を用い、この
カッタ装置の水平テーブルに置いたドア枠素材をずらし
ながら、カッタにより一端ずつ切断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにしてドア
枠素材の両端を切断するには、作業員の手によりドア枠
素材を水平テーブル上で支持し、かつ、カッタに対しず
らしていかなければならず、すなわちそのほとんどが手
作業に負うので、非効率であり生産性に劣り、しかも危
険をともなう作業であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、R枠材の両端の切断を、効率よく、かつ安全に
行えて、生産性の向上を可能とする、R枠材の切断装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、請求項1として、長さ
方向中央部が湾曲加工されて略U字状に形成されたR枠
材の両端を切断する装置であって、前記R枠材を載置す
る基台と、この基台に載置されたR枠材の、互いに平行
に延びる各直線部の両側部を挟んで、これら直線部を基
台に係止する直線部クランプ機構と、基台に載置された
R枠材の、湾曲部の頂点部の両側部を挟んで、この湾曲
部を基台に係止する湾曲部クランプ機構と、基台に対
し、前記各クランプ機構によって基台に係止された状態
のR枠材の幅方向に沿ってスライド可能に設けられ、そ
のスライドにともなってR枠材の両端を切断するカッタ
とを備えることを特徴としている。
【0007】また、請求項2として、前記請求項1の切
断装置において、前記直線部クランプ機構および前記湾
曲部クランプ機構を、前記基台に対し、それぞれ前記R
枠材の幅方向に沿ってスライド可能に取り付けて構成し
たことを特徴としている。
【0008】また、請求項3として、前記請求項1また
は請求項2の切断装置において、前記湾曲部クランプ機
構を、前記基台に対し、前記R枠材の長さ方向に沿って
スライド可能に取り付けて構成しことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】本発明のR枠材の切断装置によれば、R枠材の
直線部の任意の箇所および湾曲部の頂点部を、それぞれ
直線部クランプ機構および湾曲部クランプ機構により係
止することにより、R枠材を基台に固定し、その状態で
カッタを作動させR枠材の幅方向に沿ってスライドさせ
れば、各直線部の端部が切断される。作業員の手による
作業は、切断するR枠材の基台に対するセットおよび切
断後の取り外しがほとんどであり、実際に切断するに際
しては直接作業員の手間を要さない。したがって、不良
品を出す割合をきわめて少なくすることができ、効率的
かつ生産性の向上が図られるとともに、安全に切断作業
を行うことができる。
【0010】また、直線部クランプ機構および湾曲部ク
ランプ機構を、それぞれR枠材の幅方向に沿ってスライ
ド可能に取り付ければ、R枠材の任意の幅に対応でき、
湾曲部クランプ機構を、R枠材の長さ方向に沿ってスラ
イド可能に取り付ければ、R枠材の任意の長さに対応で
きる。
【0011】
【実施例】図1は、R枠材であるワークWの両端を切断
するための、本発明の一実施例の切断装置1の正面側の
斜視図、図2は裏側の斜視図である。ワークWは、所定
断面形状に形成されたアルミ押し出し材が所定Rに湾曲
加工されたもので、所定の間隔をおいて互いに平行に延
びる各直線部W1と湾曲部W2とを有している。
【0012】切断装置1は、ワーク(R枠材)Wを載置
する基台2と、この基台2に載置されたワークWの、各
直線部W1の両側部を挟んで、これら直線部W1を基台
2に係止する直線部クランプ機構3と、基台2に載置さ
れたワークWの、湾曲部W2の頂点部の両側部を挟ん
で、この湾曲部W2を基台2に係止する湾曲部クランプ
機構4と、基台2に対し、各クランプ機構3、4によっ
て基台2に係止された状態のワークWの幅方向に沿って
スライド可能に設けられ、そのスライドにともなってワ
ークWの両端を切断するカッタ機構5とを備えた基本構
造となっている。
【0013】基台2は、移動用の車輪6aを備えたフレ
ーム6に、横長の長方形状のテーブル7が所定角度をも
って斜めに設けられてなるもので、テーブル7は、フレ
ーム6の左側に固定された第1の固定テーブル8と、こ
の固定テーブル8からやや離れた右側に固定された第2
の固定テーブル9と、第1の固定テーブル8に対し左右
方向にスライド可能に設けられた可動テーブル10とか
ら構成されている。
【0014】第1の固定テーブル8の、高さ方向略中央
および上下には、左右方向に延びるガイドレール11、
12がそれぞれ取り付けられており、これらガイドレー
ル11、12に沿って、前記可動テーブル10が左右方
向(ワークWの長さ方向)にスライドするようになって
いる。
【0015】このスライドを停止させて、可動テーブル
10を第1の固定テーブル8に固定するためのレバー1
3が、可動テーブル10の右端部に取り付けられてい
る。このレバー13には、可動テーブル10にねじ込ま
れてガイドレール11にその先端が押圧させられる図示
せぬねじが固定されており、このねじの先端を、レバー
13をねじ込み方向(右方向)に回転させてガイドレー
ル11に押圧させることにより、可動テーブル10を、
第1の固定テーブルに対する所望の位置で固定状態とす
ることができるようになっている。
【0016】可動テーブル10には、ワークWの湾曲部
W2側が載置されるようになっており、可動テーブル1
0には、ワークWにおける湾曲部W2の頂点部の両側部
を挟んで、この湾曲部W2を可動テーブル10に係止す
る前記湾曲部クランプ機構4と、湾曲部W2に近接した
各直線部W1の両側部を挟んで、これら各直線部W1を
可動テーブル10に係止する前記直線部クランプ機構3
が設けられている。
【0017】湾曲部クランプ機構4は、図3にも示すよ
うに、可動テーブル10に設けられた上下に延びる左右
一対のガイドレール14に沿って上下方向(ワークWの
幅方向)にスライド可能とされ、可動テーブル10から
やや浮いた状態の上下動プレート15と、この上下動プ
レート15に取り付けられた左右一対のクランププレー
ト16a・16bとを備えている。これらクランププレ
ート16a・16bのうち、左側のクランププレート1
6aは、上下動プレート15に対し固定され、他方のク
ランププレート16bは、上下動プレート15の裏側に
取り付けられたシリンダ17により、左右に移動可能と
なっている。
【0018】前記上下動プレート15には、前記レバー
13と同様の構成のレバー13が、左側のガイドレール
14に係合する状態で設けられ、上下動プレート15の
可動テーブル10に対する位置を、レバー13の操作に
より、任意の位置に固定することができるようになって
いる。
【0019】前記直線部クランプ機構3は、図3にも示
すように、可動テーブル10の右端部に上下一対の状態
で設けられており、ベースプレート18と、このベース
プレート18に取り付けられた上下一対のクランププレ
ート19a・19bとを備えている。上下一対の直線部
クランプ機構3のうち、上側のものは、上下にスライド
可能な可動するものとなっている。
【0020】すなわち、この可動する上側の直線部クラ
ンプ機構3は、ベースプレート18が、前記湾曲部クラ
ンプ機構4の右側のガイドレール14と、このガイドレ
ール14の右側に設けられたガイドレール20、21に
沿って上下方向(ワークWの幅方向)にスライド可能と
されている。これらガイドレール20、21は、ガイド
レール14に平行で、可動テーブル10に固定されてい
る。この上下にスライドするベースプレート18には、
前記レバー13と同様の構成のレバー13が、ガイドレ
ール20に係合する状態で設けられ、上下に可動である
ベースプレート18の可動テーブル10に対する位置
を、レバー13の操作により、任意の位置に固定するこ
とができるようになっている。
【0021】一方、下側の直線部クランプ機構3におけ
るベースプレート18は、可動テーブル10の下端に固
定されている。したがって、上側の直線部クランプ機構
3を上下させることにより、上下の直線部クランプ機構
3は離れたり近付いたりするようになっている。
【0022】また、上下の直線部クランプ機構3におけ
るクランププレート19a・19bのうち、外側(上側
の直線部クランプ機構3においては上側、下側のそれに
おいては下側)のクランププレート19aは、ベースプ
レート18に対し固定され、他方のクランププレート1
9bは、ベースプレート18の裏側に取り付けられたシ
リンダ22により、上下に移動可能となっている。
【0023】上記各クランプ機構3、4における上下動
プレート15および各ベースプレート18は、その表面
が同一平面内にあるよう設定されている。
【0024】また、上下に可動する上下動プレート15
およびベースプレート18の上端には、吊り紐23を介
して錘24、25がそれぞれ連結されている。各吊り紐
23は、ステー26に取り付けられた滑車27に巻回さ
れている。錘24、25の重さは、それぞれ上下動プレ
ート15、ベースプレート18とほぼ同じで、連結され
た両者のバランスがとられている。これによって、上下
動プレート15およびベースプレート18を、前記レバ
ー13によらなくとも任意の位置に停止させておくこと
ができるとともに、上下にスライドさせる操作を軽い力
でできるようになっている。
【0025】前記第2の固定テーブル9は縦に細長く、
この第2の固定テーブル9には、第1の固定テーブル8
に設けられた上下一対の直線部クランプ機構3と全く同
一構成の直線部クランプ機構3が設けられ、その上下動
するベースプレート18の上端には、吊り紐23を介し
て直線部クランプ機構3とほぼ同じ重さの錘25が連結
されている。吊り紐23は、ステー28に取り付けられ
た滑車27に巻回されている。この第2の固定テーブル
9に設けられた上下一対の直線部クランプ機構3の各ベ
ースプレート18の表面は、可動テーブル10側の直線
部クランプ機構3の各ベースプレート18および湾曲部
クランプ機構4の上下動プレート15の表面と、同一面
内に設定されている。
【0026】上記基台2に設けられた第1、第2の固定
テーブル8、9および可動テーブル10に、ワークWを
載置して係止させるには、次のようにする。
【0027】まず、可動テーブル10を、ワークWの長
さ(高さ)に応じて適宜移動させて固定し、各クランプ
機構3、4の一対のクランププレート16a・16b、
19a・19bの間を、可動側のクランププレート16
b、19bをそれぞれ移動させることにより、ワークW
の湾曲部W2、直線部W1の幅より広くとる。
【0028】湾曲部W2を湾曲部クランプ機構4側(図
1において左側)に向けてワークWを横にし、一方の直
線部W1を、各直線部クランプ機構3の下側(固定側)
のクランププレート16aに架け渡して載置するととも
に、上側(可動側)の直線部クランプ機構3のベースプ
レート18の位置を調節して、上側(固定側)のクラン
ププレート16aに、他方の直線部W1の外側の側面を
当てる。
【0029】また、湾曲部W2を、湾曲部クランプ機構
4のクランププレート16a・16bの間に入れる。そ
して、その先端である頂点がちょうどクランププレート
16a・16bの間に位置するよう、上下動プレート1
5の位置を調節してこれを固定する。
【0030】この状態から、各可動側のクランププレー
ト16b、19bを、ワークW方向に移動させ、一対の
クランププレート16a・16b、19a・19bによ
り、つまり各直線部クランプ機構3および湾曲部クラン
プ機構4により、ワークWにおける双方の直線部W1お
よび湾曲部W2の頂点部を挟み付ける。
【0031】さて、前記カッタ機構5は、前記フレーム
6の、前記第2の固定テーブル9の右側に配設されてい
る。このカッタ機構5は、フレーム6に固定されたカッ
タフレーム29と、このカッタフレーム29に設けられ
て上下方向(ワークWの幅方向)にスライド可能とされ
たカッタ30とを備えている。
【0032】カッタフレーム29は、第2の固定テーブ
ル9よりやや離れた位置で、前記各テーブル8、9と同
じ角度で斜めに傾斜した状態で上下に延びており、フレ
ーム6に固定されている。このカッタフレーム29は、
その上端部および下端部が、テーブル7のそれよりも上
方および下方にそれぞれ突出している。
【0033】このカッタフレーム29には、その長さ方
向に沿って延びる左右一対のガイドレール31が取り付
けられている。これらガイドレール31の間には、同方
向に延びるねじロッド32が配設されている。このねじ
ロッド32は、両端がカッタフレーム29に対し軸回り
に回転自在に支持されて取り付けられている。
【0034】前記カッタ30は、丸鋸状であって、カッ
タモータ33により回転駆動させられるものであり、カ
ッタモータ33は、前記ガイドレール31に沿って上下
にスライド可能とされているとともに、前記ねじロッド
32にねじ結合されている。ねじロッド32は、カッタ
フレーム29の上部に取り付けられたスライドモータ3
4により回転するようになっており、ねじロッド32が
回転すると、カッタモータ33はガイドレール31に沿
って上下にスライドするようになっている。カッタ30
は、カッタモータ33から左に延びる駆動軸33aに固
定され、カッタ面はほぼ垂直になっており、カッタモー
タ33と一体に上下にスライドするようになっているの
はもちろんである。
【0035】前記フレーム6の右端部は、フレーム6に
固定されたカバープレート35により覆われている。こ
のカバープレート35は、前記カッタフレーム29の一
部を覆い、その内側(奥側)の内部を、前記カッタモー
タ33が上下にスライド可能とされている。カバープレ
ート35は、前記各クランプ機構3、4の各プレート1
5、18と平行で、かつこれらプレート15、18より
もその表面はやや奥まっている。
【0036】カバープレート35と第2の固定テーブル
9との間には、上下に延びる僅かな隙間36が形成され
ており、この隙間36を、カッタ30が移動していくよ
うになっている。
【0037】さらに、前記隙間36の下方には、切り粉
を溜める切り粉箱37が設置されている。この切り粉箱
37は、フレーム6に対し取外し可能に取り付けられる
か、あるいは単に床に置くようにしてもよい。
【0038】以上が本実施例のR枠材の切断装置1の構
成であり、次にこの切断装置1の使用方法ならびに作用
を説明する。
【0039】まず、カッタ30をもっとも上方に位置さ
せておく。そして、前述のごとく、ワークWの各直線部
W1および湾曲部W2を、それぞれ各クランプ機構3、
4により挟み付けてワークWを固定するのであるが、可
動側の各クランププレート16b、19bを移動させる
前に、可動テーブル10を左右に移動させて、直線部W
の端部の切断位置を前記隙間36に合わせてから、可動
テーブル10を第1の固定テーブル8に固定し、この後
各クランプ機構3、4により、ワークWの各直線部W1
および湾曲部W2を固定するとともに、可動側の前記各
プレート15、18を、第1の固定テーブル8に固定さ
れた可動テーブル10および第2の固定テーブル9にそ
れぞれ固定する。
【0040】以上で、図1に示すごとくワークWのテー
ブル7に対するセットが完了し、次に、カッタモータ3
3を作動させるとともに、スライドモータ34を作動さ
せ、作動状態のカッタ30を下方にスライドさせて、ワ
ークWの両直線部W2を切断する。切断の際に発生する
切り粉は前記切り粉箱37内に入る。
【0041】上記本実施例のR枠材の切断装置1によれ
ば、作業員の手による作業は、ワークWのテーブル7に
対するセットおよび切断後の取り外しがほとんどであ
り、実際に切断するに際しては直接作業員の手間を要さ
ない。したがって、不良品を出す割合をきわめて少なく
することができ、効率的かつ生産性の向上が図られると
ともに、安全にワークWの切断を行うことができる。
【0042】また、本実施例の切断装置1によれば、ワ
ークWの直線部W1に対する直線部クランプ機構3が、
ワークWの幅方向に任意に対応できるとともに、湾曲部
クランプ機構4も同様であり、しかも、可動テーブル1
0を左右に移動させることにより、ワークWの長さ方向
に任意に対応できる。すなわち、いかような幅および長
さのワークWでも、上記各クランプ機構3、4の位置を
調節することにより、切断装置1にそのワークWをセッ
トできるとともに、所望の切断箇所を切断できる。
【0043】なお、上記動作制御は、カッタ30の上下
動を検知するリミットスイッチ等を設けることにより、
制御装置で自動化するようにするときわめて便利とな
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のR枠材の
切断装置によれば、作業員の手による作業は、切断する
R枠材の基台に対するセットおよび切断後の取り外しが
ほとんどであり、実際に切断するに際しては直接作業員
の手間を要さないので、不良品を出す割合をきわめて少
なくすることができ、効率的かつ生産性の向上が図られ
るとともに、安全に切断作業を行うことができるといっ
た効果を奏する。
【0045】また、直線部クランプ機構および湾曲部ク
ランプ機構を、それぞれR枠材の幅方向に沿ってスライ
ド可能に取り付ければ、R枠材の任意の幅に対応でき、
湾曲部クランプ機構を、R枠材の長さ方向に沿ってスラ
イド可能に取り付ければ、R枠材の任意の長さに対応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のR枠材の切断装置の正面側
の斜視図である。
【図2】同実施例の裏側の斜視図である。
【図3】直線部クランプ機構および湾曲部クランプ機構
の正面図である。
【符号の説明】
1 切断装置 2 基台 3 直線部クランプ機構 4 湾曲部クランプ機構 5 カッタ機構 30 カッタ W ワーク(R枠材) W1 直線部 W2 湾曲部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向中央部が湾曲加工されて略U字
    状に形成されたR枠材の両端を切断する装置であって、 前記R枠材を載置する基台と、 この基台に載置されたR枠材の、互いに平行に延びる各
    直線部の両側部を挟んで、これら直線部を基台に係止す
    る直線部クランプ機構と、 基台に載置されたR枠材の、湾曲部の頂点部の両側部を
    挟んで、この湾曲部を基台に係止する湾曲部クランプ機
    構と、 基台に対し、前記各クランプ機構によって基台に係止さ
    れた状態のR枠材の幅方向に沿ってスライド可能に設け
    られ、そのスライドにともなってR枠材の両端を切断す
    るカッタとを備えることを特徴とするR枠材の切断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記直線部クランプ機構および前記湾曲
    部クランプ機構は、前記基台に対し、それぞれ前記R枠
    材の幅方向に沿ってスライド可能に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のR枠材の切断装置。
  3. 【請求項3】 前記湾曲部クランプ機構は、前記基台に
    対し、前記R枠材の長さ方向に沿ってスライド可能に取
    り付けられていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載のR枠材の切断装置。
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