JPH0639462U - 取っ手付辞書カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚い辞書をカバンの中に収容せずに気軽に
携帯することを可能にし、かつ公共交通機関などでの移
動中や屋外での辞書の参照を容易にする辞書カバーを提
供する。 【構成】 辞書カバー（１）に取っ手（２）（２ａ）
を設けることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、辞書カバーに取っ手を設けた、携帯式の辞書カバーに関するもの である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、厚い辞書を通勤・通学などの際に携帯するには、まず、付属の厚紙箱に 収容するか、取っ手の無い従来型の辞書カバーを装着した。次に、それを片手で 保持するか、カバンの中に収容するかのいずれかの方法で携帯されてきた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の方法で、辞書をカバンの中に収容せず運ぶ場合は、片手がそのためにふ さがってしまった。したがって、その同じ手でカバンを保持することは不可能で 、カバンを同時に持つ場合は、両手がふさがってしまった。また、カバンの中に 収容するにしても、カバンの容量が十分でなければカバンが型くずれを起こす問 題があった。また、上記のいずれかの方法を取ったにしても、公共交通機関など で移動中に、辞書を手軽に参照することは不可能だった。本考案は、これらの課 題を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

辞書カバー（１）の表面に取っ手（２）（２ａ）を設ける。本考案は、このよ うな構成からなる取っ手付辞書カバーである。

【０００５】

【作用】

辞書を辞書カバー（１）に装着し、取っ手（２）（２ａ）を同時に片手で握り 、携帯する。

【０００６】

【実施例】 以下、本案の実施例について説明する。 （イ）辞書カバー（１）の表面に、一本の連続する帯状の素材を沿わせ、辞書カ バーの両端に輪状の取っ手（２）（２ａ）がそれぞれできるように折り曲げ、 これを縫製・接着などの方法で固定する。 本案は以上のような構造で、これを使用する時は、辞書を辞書カバー（１）に 装着した後、取っ手（２）（２ａ）の２つの輪状になった部分を片手で同時にし っかり握り、それにより辞書を片手で携帯する。取っ手（２）（２ａ）が輪状に なっているため、しっかりと辞書を保持することができる。 また、取っ手（２）（２ａ）が辞書カバーの表面全体にしっかりと固定される ため、カバン等の弱点である、取っ手が付け根から切れたり、はずれる可能性も 少ない。 これを携帯して、公共交通機関の車中に入れば、辞書が手元にあるため、手軽 に参照できる。 なお第３図に示すように定期入れ（３）を装着してもよい。さらに、第４図に 示すように時間割入れ（４）を装着、第５図に示すように小物入れ（５）を装着 してもよい。

【０００７】

【考案の効果】

これにより、辞書カバーを携帯するのと同じ手でカバンを同時に持つことがで き、残る片手は自由である。これにより、通勤・通学時の快適性・安全性を確保 できる。 また、公共交通機関の中でもカバンから辞書を取り出すことなく、手軽に辞書 を参照できるため、語学学習に不可欠な反復学習が可能となり、さらにそれを通 勤・通学の時間を利用して習慣化することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面図である。

【図３】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図５】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 辞書カバー ２ 取っ手 ２ａ 取っ手 ３ 定期入れ ４ 時間割入れ ５ 小物入れ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 辞書カバー（１）に取っ手（２）（２
   ａ）を設けた、取っ手付辞書カバー。
2. 【請求項２】 辞書カバーの表面に表示部又は収納部
   を設けた請求項１記載の取っ手付辞書カバー。