JPH0639367U - 製紙用ディスクリファイナーのランナー移動装置 - Google Patents
製紙用ディスクリファイナーのランナー移動装置Info
- Publication number
- JPH0639367U JPH0639367U JP8224492U JP8224492U JPH0639367U JP H0639367 U JPH0639367 U JP H0639367U JP 8224492 U JP8224492 U JP 8224492U JP 8224492 U JP8224492 U JP 8224492U JP H0639367 U JPH0639367 U JP H0639367U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- runner
- bearing housing
- papermaking
- casing
- handle rod
- Prior art date
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- Pending
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- Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】製紙用ディスクリファイナーの磨砕刃交換時の
ランナー移動を容易にし、作業時間を短縮させる。 【構成】ランナー端部の軸受ハウジング13をスライド
可能に保持したケーシング111 をボルト1で着脱自在
に挾持する挾持部材2,2と、挾持部材2,2間に固定
されハンドル杆5が螺合、貫通した固定部材3と、ハン
ドル杆5の先端に係脱自在でかつ前記軸受ハウジング1
3にボルト7で取り付けられる引付け部材8とからなる
もの。
ランナー移動を容易にし、作業時間を短縮させる。 【構成】ランナー端部の軸受ハウジング13をスライド
可能に保持したケーシング111 をボルト1で着脱自在
に挾持する挾持部材2,2と、挾持部材2,2間に固定
されハンドル杆5が螺合、貫通した固定部材3と、ハン
ドル杆5の先端に係脱自在でかつ前記軸受ハウジング1
3にボルト7で取り付けられる引付け部材8とからなる
もの。
Description
【0001】
本考案は、製紙用ディスクリファイナーの磨砕刃物交換時におけるランナー移 動用の装置に関するものである。
【0002】
製紙用ダブルディスクリファイナーの一例を示せば、図5のように、ケーシン グ11で囲成された磨砕室12内には、端部の軸受ハウジング13と駆動側の軸 受ハウジング14内の軸受で支承されカップリング15を介して駆動されるラン ナー(回転軸)16に連結された回転ディスク17が配備され、この回転ディス ク17の両側面には磨砕用のローター刃18,18が取り付けられ、これらのロ ーター刃18に対向して磨砕用のステーター刃19が取り付けられランナー16 上を摺動する摺動ディスク20と、同じステーター刃19が取り付けられた固定 ディスク21とが対設され、一対の紙料供給口22,22から磨砕室12内に供 給された紙料がローター刃18とステーター刃19の間隙に分流導入され、回転 ディスク17の回転によって叩解、磨砕され、排出口23から排出される。 また、ケーシング11の端部は、架台24と螺合した引込みボルト25の回転 により移動するエンドケーシング111 で形成され、このエンドケーシング11
1 の一部に前記軸受ハウジング13がスライド可能に保持されている。
1 の一部に前記軸受ハウジング13がスライド可能に保持されている。
【0003】 このような製紙用ダブルディスクリファイナーの運転継続につれて、ローター 刃18およびステーター刃19などの磨砕刃が所定の摩耗量に達した時には交換 を行うことになる。その場合、引き込みボルト25を回してエンドケーシング1 11 を外側に移動し、摺動ディスク20を後退させてそのステーター刃19と対 向する回転ディスク17のローター刃18を取り外した後、バール,角材等をカ ップリング15などに当ててテコ作用を利用してランナー16をエンドケーシン グ111 側に移動し、回転ディスク17の反対側のローター刃18と対向する固 定ディスク21のステーター刃19とを取り外す。 次に、新しい磨砕刃を取りつけるには、固定ディスク21のステーター刃19 と対向する回転ディスク17のローター刃18を取り付けた後、再びテコ作用を 利用してランナー16を反対に移動し、回転ディスク17の反対側のローター刃 18と摺動ディスク20のステーター刃19を取り付け、引込みボルト25によ ってエンドケーシング111 を元の位置に戻し、磨砕刃の交換が終了する。
【0004】
このように、製紙用ディスクリファイナーの磨砕刃の交換は、ランナーの移動 作業を必要とし、従来はバール,角材等によるテコ作用を利用して人力でランナ ーの移動を行っていたために、作業は容易でなく、操作足場が狭いとさらに作業 が困難になり、また作業時間も長くなるといった問題があった。 本考案は、磨砕刃交換時のランナーの移動作業を極めて容易にし、作業時間を 短縮できる構造簡単なランナー移動装置を提供することを目的とするものである 。
【0005】
本考案は、製紙用ディスクリファイナーのランナー端部の軸受ハウジングをス ライド可能に保持したケーシングに対して着脱自在可能なコ字状挾持部材と、該 挾持部材に螺合され先端に係合部を備えたハンドル杆と、該ハンドル杆の先端の 係合部に係合する係合部材を備えた引付け部材を前記軸受ハウジング端部に取り 付けるようにしたことを特徴とする製紙用タブルディスクリファイナーのランナ ー移動装置である。
【0006】
磨砕刃交換時のランナー移動に際しては、引付け部材を軸受ハウジングに取り 付けた後、端部の軸受ハウジングを保持したケーシングを挾持部材で挾持して固 定し、ハンドル杆の先端を引付け部材に係合し、ハンドル杆を回して引付け部材 を引き付けると、軸受ハウジングはケーシング内をスライドして引き付けられ、 同時にランナーも移動する。また、ハンドル杆を逆に回すと、引付け部材は押さ れることになり、軸受ハウジングとランナーは逆移動する。 このように、磨砕刃の交換時に、本考案のランナー移動装置をケーシングおよ び軸受ハウジングに固定するだけで、ハンドル杆の回転によってランナーを容易 に移動することができ、磨砕刃の交換作業時間も短時間ですむ。
【0007】
本考案の一実施例を図1,2を参照して説明すると、ランナー16の端部の軸 受ハウジング13をスライド可能に保持したエンドケーシング111 の両側面を ボルト1によって着脱自在に挾持可能なコ字状の挾持部材2,2の各端部は固定 部材3に溶接、固定され、この固定部材3の中央には回転用ハンドル4を備えた ハンドル杆5が螺合し貫通されている。ハンドル杆5の先端には、その回転とは 無関係に頭部6が遊嵌され、前記軸受ハウジング13の端面にボルト7で取り付 けられた引付け部材8に係合されるようになっており、引付け部材8の中央に溶 接された係合部材9に設けられた凹部にハンドル杆5の頭部6付近を上から落と し込むように係脱自在とし、引付け部材8は常に軸受ハウジング13の端面に取 り付けたままにしておくことができる。(図3,4参照) なお、エンドケーシング111 の外形は、図4のように、端部の軸受ハウジン グ13をスライド可能に保持した部分の両側面が互いに平行な平面を有し、挟持 部材2,2の固定用のボルト1の挿入孔11 が設けられている。 図3の10は回り止め、101 はそのスライド溝である。
【0008】
以上述べたように本考案のランナー移動装置は、ランナー端部の軸受ハウジン グをスライド可能に保持したケーシングに対して着脱自在可能なコ字状挾持部材 と、該挾持部材に螺合され先端に係合部を備えたハンドル杆と、該ハンドル杆の 先端の係合部に係合する係合部材を備えた引付け部材を前記軸受ハウジング端部 に取り付けるようにしたものであるから、挾持部材と引付け部材をケーシングと 軸受ハウジングに取り付けるだけで、ハンドル杆の回転によりランナーを移動さ せるものであり、場所をとることなくランナーの移動は極めて容易となり、磨砕 刃交換の作業時間は短縮化され、構造も簡単である等の有用なる効果を奏するも のである。
【図1】本考案の一実施例を示す取付状態の一部切断側
面図である。
面図である。
【図2】図1の一部切断平面図である。
【図3】エンドケーシングの一部の切断側面図である。
【図4】エンドケーシングの一部の斜視図である。
【図5】製紙用ダブルディスクリファイナーの一例を示
す切断側面図である。
す切断側面図である。
1 ボルト 2 挾持部材 3 固定部材 4 回転用ハンドル 5 ハンドル杆 6 頭部 7 ボルト 8 引付け部材 9 係合部材 111 エンドケーシング 13 軸受ハウジング 16 ランナー 18 ローター刃 19 ステーター刃
Claims (1)
- 【請求項1】 製紙用ディスクリファイナーのランナー
端部の軸受ハウジングをスライド可能に保持したケーシ
ングに対して着脱自在可能なコ字状挾持部材と、該挾持
部材に螺合され先端に係合部を備えたハンドル杆と、該
ハンドル杆の先端の係合部に係合する係合部材を備えた
引付け部材を前記軸受ハウジング端部に取り付けるよう
にしたことを特徴とする製紙用タブルディスクリファイ
ナーのランナー移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224492U JPH0639367U (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 製紙用ディスクリファイナーのランナー移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224492U JPH0639367U (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 製紙用ディスクリファイナーのランナー移動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639367U true JPH0639367U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13769015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8224492U Pending JPH0639367U (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 製紙用ディスクリファイナーのランナー移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639367U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131671B2 (ja) * | 1982-10-05 | 1986-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPH0397986A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-23 | Aikawa Tekko Kk | 製紙用ダブルディスクリファイナーにおける運転方法 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP8224492U patent/JPH0639367U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6131671B2 (ja) * | 1982-10-05 | 1986-07-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
JPH0397986A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-23 | Aikawa Tekko Kk | 製紙用ダブルディスクリファイナーにおける運転方法 |
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