JPH0397986A - 製紙用ダブルディスクリファイナーにおける運転方法 - Google Patents
製紙用ダブルディスクリファイナーにおける運転方法Info
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- JPH0397986A JPH0397986A JP22827389A JP22827389A JPH0397986A JP H0397986 A JPH0397986 A JP H0397986A JP 22827389 A JP22827389 A JP 22827389A JP 22827389 A JP22827389 A JP 22827389A JP H0397986 A JPH0397986 A JP H0397986A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、製紙設備で各種紙料の原料を磨砕室において
両側面に磨砕刃物のある回転ディスクで叩解して良質な
繊維とするダブルディスクリファイナーで磨砕刃間隙を
自動調整して磨砕処理する運転方法に関するものである
。
両側面に磨砕刃物のある回転ディスクで叩解して良質な
繊維とするダブルディスクリファイナーで磨砕刃間隙を
自動調整して磨砕処理する運転方法に関するものである
。
一般に、ソファイニングには固定ディスクと摺動Yイス
クとの磨砕面間で紙料原料等の叩解を行わせて良質な繊
維にすることが知られており、その磨砕面間を増滅して
叩解力の571整を行うものとして油圧シリンダ又は空
気圧シリンダで可動磨砕刃物を摺動させてコントロール
するものが提案されている. 即ち、このリファイナーでは実公昭48−6722号公
報にもあるように摺動ディスクの磨砕刃物を弾力的に加
圧させて各ディスクの磨砕による連続的な摩滅に応じて
徐々に押し出して磨砕間隙の変化を防止して常時定圧叩
解が行われるように油圧又は空気圧で自動負荷調整方式
によって運転されている. 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、この従来の運転方法では油圧又は空気圧での
シリンダ駆動では磨砕刃間隙の正確な位置設定がむずか
しく、間隙維持も不安定である.一方、正確な位置設定
のために摺動ディスクの移動伝達機構にウォームギャと
角ねしなどの組合せによるギヤ方式を採用したものでも
、機構上バフクラッシュがあるためその弛みによる制御
応答性が悪く問題があり、原料処理量3原料の種類.W
A度,叩解刃の形状,叩解条件など多種多用の項目によ
って製品が種々性状が異なる紙料のリップイニングを理
想的条件下で運転をすることが困難であった・ 本発明では、これら従来の欠点を適確に排除しようとす
るもので、常時リップイニング作業を良好に制御でき、
叩解用の刃物の位置設定維持が適確で理想的条件下で原
料を良質な繊維とすることが可能であり、磨砕刃物間隙
と負荷との相対関係の変動にもバソクラフシュなく応答
性良くリファイナーを運転制御し、叩解作業の能率を大
幅に向上できる安全の高い運転ができる方法とするもの
である. 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ケーシングで囲成される磨砕室内に回転自在
に備えられた回転ディスクの両側面に磨砕刃物を設け、
この両磨砕刃物に対向して、それぞれ磨砕刃を付設した
摺動ディスクを対設し、または摺動ディスクと固定ディ
スクとを対設した両面叩解式のダブルディスクリフ1イ
ナーにおいて、磨砕室内で回転ディスクの中心部分に送
り込まれた紙料を回転ディスクで旋回させながら磨砕刃
間隙を通過叩解させつつ、外周に集め磨砕室外に排出す
る際に前記回転ディスクに対して摺動ディスクを軸方向
に摺動して定圧定間隙に維持するように前記摺動ディス
クをサーボモータで回転するねじ軸上に螺合するボール
スクリューのスライダで移動制御すると共に、摺動ディ
スクに押圧された回転ディスクを固定ディスク側に寄せ
両側に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両
面側の磨砕刃間隙を均等に保持することを特徴とする製
紙用ダブルディスクリファイナーにおける運転方法であ
る. 〔作 用) この製紙用リファイナーでは、原料処理量,原料種類,
原料濃度,刃間隙.負荷など叩解条件のデータをアナロ
グ信号として入力してデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータ及びD/Aコンバータを含むデータ処理部で内
部固定データと入力データとを比較処理して、摺動ディ
スクを駆動するサーボモータを制御して回転ディスクに
対して摺動ディスクを軸方向に摺動して定圧定間隙に維
持するように前記摺動ディスクをサーボモータで回転す
るねじ軸上に螺合するボールスクリューのスライダで移
動制御すると共に、摺動ディスクに押圧された回転ディ
スクを固定ディスク側に寄せ両側に流入する紙料圧力を
水力学的にバランスさせて両面側の磨砕刃間隙を均等に
保持することで磨砕刃物の位置決めが適確にでき叩解作
業を理想的条件下で最適に行えるし、常時リファイナー
の内部状況を安定した状態で運転し、制御応答性も良く
安全な叩解作業を遂行できるものである.〔実施例〕 本発明の実施例をダブルディスクリファイナ一例で第1
〜2図を参照して説明すると、ケーシング1で囲威され
る磨砕室2内に回転自在に備えられた回転ディスク3の
両側面に磨砕刃物4.4を設け、この両磨砕刃物4に対
向して、それぞれ磨砕刃5を付設した摺動ディスク6を
対設し、または摺動ディスク6と固定ディスク6,とを
対設した両面叩解式のダブルディスクリファイナーであ
って、磨砕室2内で回転ディスク3の中心部分に送り込
まれた紙料を回転ディスク3で旋回させながら磨砕刃間
隙を通過叩解させつつ、外周に集め磨砕室2外に排出す
る際に前記回転ディスク3に対して摺動ディスク6を軸
方向に摺動して定圧定間隙に維持するように前記摺動デ
ィスク6をサーボモータ20で減速機」9を介して回転
するねじ軸17上に螺合するボールスクリューのスライ
ダ部18により移動制御すると共に、摺動ディスク6に
押圧された回転ディスク3を固定ディスク6側に寄せ両
側に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両面
側の磨砕刃間隙を均等に保持するように構威されている
。
クとの磨砕面間で紙料原料等の叩解を行わせて良質な繊
維にすることが知られており、その磨砕面間を増滅して
叩解力の571整を行うものとして油圧シリンダ又は空
気圧シリンダで可動磨砕刃物を摺動させてコントロール
するものが提案されている. 即ち、このリファイナーでは実公昭48−6722号公
報にもあるように摺動ディスクの磨砕刃物を弾力的に加
圧させて各ディスクの磨砕による連続的な摩滅に応じて
徐々に押し出して磨砕間隙の変化を防止して常時定圧叩
解が行われるように油圧又は空気圧で自動負荷調整方式
によって運転されている. 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、この従来の運転方法では油圧又は空気圧での
シリンダ駆動では磨砕刃間隙の正確な位置設定がむずか
しく、間隙維持も不安定である.一方、正確な位置設定
のために摺動ディスクの移動伝達機構にウォームギャと
角ねしなどの組合せによるギヤ方式を採用したものでも
、機構上バフクラッシュがあるためその弛みによる制御
応答性が悪く問題があり、原料処理量3原料の種類.W
A度,叩解刃の形状,叩解条件など多種多用の項目によ
って製品が種々性状が異なる紙料のリップイニングを理
想的条件下で運転をすることが困難であった・ 本発明では、これら従来の欠点を適確に排除しようとす
るもので、常時リップイニング作業を良好に制御でき、
叩解用の刃物の位置設定維持が適確で理想的条件下で原
料を良質な繊維とすることが可能であり、磨砕刃物間隙
と負荷との相対関係の変動にもバソクラフシュなく応答
性良くリファイナーを運転制御し、叩解作業の能率を大
幅に向上できる安全の高い運転ができる方法とするもの
である. 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、ケーシングで囲成される磨砕室内に回転自在
に備えられた回転ディスクの両側面に磨砕刃物を設け、
この両磨砕刃物に対向して、それぞれ磨砕刃を付設した
摺動ディスクを対設し、または摺動ディスクと固定ディ
スクとを対設した両面叩解式のダブルディスクリフ1イ
ナーにおいて、磨砕室内で回転ディスクの中心部分に送
り込まれた紙料を回転ディスクで旋回させながら磨砕刃
間隙を通過叩解させつつ、外周に集め磨砕室外に排出す
る際に前記回転ディスクに対して摺動ディスクを軸方向
に摺動して定圧定間隙に維持するように前記摺動ディス
クをサーボモータで回転するねじ軸上に螺合するボール
スクリューのスライダで移動制御すると共に、摺動ディ
スクに押圧された回転ディスクを固定ディスク側に寄せ
両側に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両
面側の磨砕刃間隙を均等に保持することを特徴とする製
紙用ダブルディスクリファイナーにおける運転方法であ
る. 〔作 用) この製紙用リファイナーでは、原料処理量,原料種類,
原料濃度,刃間隙.負荷など叩解条件のデータをアナロ
グ信号として入力してデジタル信号に変換するA/Dコ
ンバータ及びD/Aコンバータを含むデータ処理部で内
部固定データと入力データとを比較処理して、摺動ディ
スクを駆動するサーボモータを制御して回転ディスクに
対して摺動ディスクを軸方向に摺動して定圧定間隙に維
持するように前記摺動ディスクをサーボモータで回転す
るねじ軸上に螺合するボールスクリューのスライダで移
動制御すると共に、摺動ディスクに押圧された回転ディ
スクを固定ディスク側に寄せ両側に流入する紙料圧力を
水力学的にバランスさせて両面側の磨砕刃間隙を均等に
保持することで磨砕刃物の位置決めが適確にでき叩解作
業を理想的条件下で最適に行えるし、常時リファイナー
の内部状況を安定した状態で運転し、制御応答性も良く
安全な叩解作業を遂行できるものである.〔実施例〕 本発明の実施例をダブルディスクリファイナ一例で第1
〜2図を参照して説明すると、ケーシング1で囲威され
る磨砕室2内に回転自在に備えられた回転ディスク3の
両側面に磨砕刃物4.4を設け、この両磨砕刃物4に対
向して、それぞれ磨砕刃5を付設した摺動ディスク6を
対設し、または摺動ディスク6と固定ディスク6,とを
対設した両面叩解式のダブルディスクリファイナーであ
って、磨砕室2内で回転ディスク3の中心部分に送り込
まれた紙料を回転ディスク3で旋回させながら磨砕刃間
隙を通過叩解させつつ、外周に集め磨砕室2外に排出す
る際に前記回転ディスク3に対して摺動ディスク6を軸
方向に摺動して定圧定間隙に維持するように前記摺動デ
ィスク6をサーボモータ20で減速機」9を介して回転
するねじ軸17上に螺合するボールスクリューのスライ
ダ部18により移動制御すると共に、摺動ディスク6に
押圧された回転ディスク3を固定ディスク6側に寄せ両
側に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両面
側の磨砕刃間隙を均等に保持するように構威されている
。
なお、前記磨砕室2内に紙料を供給するには単一の紙料
送入配管7をケーシング1に設けて回転ディスク3と固
定ディスク61とで区画される一方のチャンバー2,の
中心部分に開口達通し、かつ該チャンバー21をディス
ク両側面に貫通する連通路8で回転ディスク3と摺動デ
ィスク6とで区画される他方側面のチャンバー2,に連
通ずると共に、一方側面、Bpf)固定ディスク6,(
!l!Iに偏位したチャンバー位置に送出口9を形威し
て送出配管lOを連設してある。
送入配管7をケーシング1に設けて回転ディスク3と固
定ディスク61とで区画される一方のチャンバー2,の
中心部分に開口達通し、かつ該チャンバー21をディス
ク両側面に貫通する連通路8で回転ディスク3と摺動デ
ィスク6とで区画される他方側面のチャンバー2,に連
通ずると共に、一方側面、Bpf)固定ディスク6,(
!l!Iに偏位したチャンバー位置に送出口9を形威し
て送出配管lOを連設してある。
また、前記回転ディスク3の回転軸l3は、カンプリン
グ14を介して原動機のメインモータl5に連結されて
回転駆動されるように軸受16で支承されていると共に
、前記摺動ディスク6は一対の送りねし軸17に螺合さ
れ軸方向に移動するスライダ18.18を持ち、それぞ
れのねし軸17が減速機19、例えばサイクロ減速機を
介してサーボモータ20で回転できるように連絡されて
いて、ねし軸17上にスライダl8を移動して前記摺動
ディスク6の磨砕刃物5の押圧加滅で磨砕間隙をo.o
i〜0. 1 tx単位で調整できるように構成されて
いる. そして、前記サーポモータ20.20がサーボアップ2
1を介してデータ処理部のコンピュータユニント22に
連絡され、このコンピュータユニット22が外部入力部
となる電力設定器などの設定部23とメインモータ15
の電気回路に備えられる電力計24と表示部25とに接
続されて$IJW回路を構成してあって、原料処理量,
原料種類原料濃度,刃間隙.負荷など叩解条件のデータ
をアナログ信号として入力してデジタル信号に変換1−
ルA / Dコンバータ及びD/Aコンバータを含む
前記コンピュータユニ7ト22で内部固定データと人力
データとを比較処理して前記摺動ディスク6を駆動する
サーボモータ20を制御し、設定加圧点に向って高速で
移動し、所定刃間隙を維持すると共に、該間隙を連続的
に表示部25にデジタル表示させながら運転するように
なっている.図中26は継手部、27は軸受ハウジング
で取付部材を兼ねる.271はベアリング、28はボー
ルスクリュー、29は連結杆でスライダl8に設けられ
、摺動ディスク6に連結される.30は案内長孔である
. 第3図の具体例では、前記摺動ディスク6をケーシング
1の内周壁に摺動自在に嵌合し、内周面を円錐状にした
テーパー面l1を持ちケーシング1の送出口9に形威し
た斜面12に沿うようにして回転ディスク3の両側の吐
出圧を均衡させるように配慮したものであり、摺動ディ
スク6の下方部に設けた摺動脚部34でレール35上に
空転防止構造としてある. なお、前記摺動ディスク6 (1.+1の蓋部11はス
テイ31を介してロツド32を付設し駆動用のシリンダ
33で開閉できるように配慮されている.第4図例では
ポールスクリュー28のスライダ】8から一対の連結杆
29.29で摺動ディスク6に連結したもので、単一の
ねし軸17,減速機19及びサーボモータ20の駆動機
械でバンクラッシなしで応答性よく運転できるようにし
たものである。
グ14を介して原動機のメインモータl5に連結されて
回転駆動されるように軸受16で支承されていると共に
、前記摺動ディスク6は一対の送りねし軸17に螺合さ
れ軸方向に移動するスライダ18.18を持ち、それぞ
れのねし軸17が減速機19、例えばサイクロ減速機を
介してサーボモータ20で回転できるように連絡されて
いて、ねし軸17上にスライダl8を移動して前記摺動
ディスク6の磨砕刃物5の押圧加滅で磨砕間隙をo.o
i〜0. 1 tx単位で調整できるように構成されて
いる. そして、前記サーポモータ20.20がサーボアップ2
1を介してデータ処理部のコンピュータユニント22に
連絡され、このコンピュータユニット22が外部入力部
となる電力設定器などの設定部23とメインモータ15
の電気回路に備えられる電力計24と表示部25とに接
続されて$IJW回路を構成してあって、原料処理量,
原料種類原料濃度,刃間隙.負荷など叩解条件のデータ
をアナログ信号として入力してデジタル信号に変換1−
ルA / Dコンバータ及びD/Aコンバータを含む
前記コンピュータユニ7ト22で内部固定データと人力
データとを比較処理して前記摺動ディスク6を駆動する
サーボモータ20を制御し、設定加圧点に向って高速で
移動し、所定刃間隙を維持すると共に、該間隙を連続的
に表示部25にデジタル表示させながら運転するように
なっている.図中26は継手部、27は軸受ハウジング
で取付部材を兼ねる.271はベアリング、28はボー
ルスクリュー、29は連結杆でスライダl8に設けられ
、摺動ディスク6に連結される.30は案内長孔である
. 第3図の具体例では、前記摺動ディスク6をケーシング
1の内周壁に摺動自在に嵌合し、内周面を円錐状にした
テーパー面l1を持ちケーシング1の送出口9に形威し
た斜面12に沿うようにして回転ディスク3の両側の吐
出圧を均衡させるように配慮したものであり、摺動ディ
スク6の下方部に設けた摺動脚部34でレール35上に
空転防止構造としてある. なお、前記摺動ディスク6 (1.+1の蓋部11はス
テイ31を介してロツド32を付設し駆動用のシリンダ
33で開閉できるように配慮されている.第4図例では
ポールスクリュー28のスライダ】8から一対の連結杆
29.29で摺動ディスク6に連結したもので、単一の
ねし軸17,減速機19及びサーボモータ20の駆動機
械でバンクラッシなしで応答性よく運転できるようにし
たものである。
なお、前記サーボモータ20は必要に応しボテンション
メータを付設してもよく、バルスモー夕に代えたり、ね
し軸17を含む摺動機構をリニアモータ横成に代替して
用いてもよい。また表示部25は数値的にデジタル表示
するようにしてあるが警報ランプ又はブザーを併用する
タイプとすることもできる。なお、回転ディスク6はシ
ングルタイプのものとしたり、磨砕刃5は両方とも可動
磨砕刃物としたりファイナーにも十分応用して用いられ
得る. いずれにしても、前記ケーシングlを含む主フレームは
モータ側とシリンダ側の一対で分割可能に横戒され、共
に主軸両端の軸受を支える支承部を備えている。さらに
前記回転ディスク3と回転軸l3とは精密に一体加工さ
れていて軸の接液部はすべて耐蝕性材質で保護され、グ
ランドパッキンの摺動部分には表面が耐摩耗処理された
スリーブをはめており、本機と主電動機を結ぶ駆動用カ
ンプリングは遊動回転ディスク3の機能を失わないよう
転勤接触を利用したローラカップリングを使用してある
. また、磨砕室2内において、前記摺動ディスク6に押圧
された回転ディスク3は自然に固定ディスク61側に寄
せられ、この時両側から流入する原料圧力と水力学的に
バランスし、両磨砕刃5.5の中央に止まろうとし回転
ディスク3の両面における刃間隙はそれぞれ均等に保た
れ、その寸法は叩解准力と反比例するので叩解作業は叩
解推力の調整のみで動力および刃間隙を自由に選択する
ことができ、且つこれを常に一定に保持することができ
るようになっている. 〔発明の効果〕 本発明は、回転ディスクに対して摺動ディスクを軸方向
に摺動して定圧定間隙に維持するように前記摺動ディス
クをサーボモータで回転するねじ軸上に螺合するボール
スクリューのスライダで移動制御すると共に、摺動ディ
スクに押圧された回転ディスクを固定ディスク側に寄せ
両側に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両
面側の磨砕刃間隙を均等に保持することにより、常時磨
砕刃物間隙が理想的条件に調整されてリップイニング作
業ができ、即ち、摺動ディスクはボールスクリューのス
ライダで軸方向にコントロールされ回転ディスクの両側
に加わる叩解推力を容易にバランスさせ、軸方向に遊動
できる回転ディスクの運動と合わせて、その両面のプレ
ート相互の刃間隙を自然と均等に保つので常に定圧定間
隙の叩解を行うことが可能でサーボモー夕による駆動も
バックラッシュなしで可動磨砕刃物に伝達され、磨砕刃
物間隙と負荷との相対関係の変動にも応答性良くリファ
イナーを運転制御し、叩解・磨砕作業の能率を大幅に向
上できる安定した運転を保証でき、信頼性も極めて高く
取扱い簡便で、かつ設定条件の変更に伴う作業工数も容
易迅速に行うことができるものである.
メータを付設してもよく、バルスモー夕に代えたり、ね
し軸17を含む摺動機構をリニアモータ横成に代替して
用いてもよい。また表示部25は数値的にデジタル表示
するようにしてあるが警報ランプ又はブザーを併用する
タイプとすることもできる。なお、回転ディスク6はシ
ングルタイプのものとしたり、磨砕刃5は両方とも可動
磨砕刃物としたりファイナーにも十分応用して用いられ
得る. いずれにしても、前記ケーシングlを含む主フレームは
モータ側とシリンダ側の一対で分割可能に横戒され、共
に主軸両端の軸受を支える支承部を備えている。さらに
前記回転ディスク3と回転軸l3とは精密に一体加工さ
れていて軸の接液部はすべて耐蝕性材質で保護され、グ
ランドパッキンの摺動部分には表面が耐摩耗処理された
スリーブをはめており、本機と主電動機を結ぶ駆動用カ
ンプリングは遊動回転ディスク3の機能を失わないよう
転勤接触を利用したローラカップリングを使用してある
. また、磨砕室2内において、前記摺動ディスク6に押圧
された回転ディスク3は自然に固定ディスク61側に寄
せられ、この時両側から流入する原料圧力と水力学的に
バランスし、両磨砕刃5.5の中央に止まろうとし回転
ディスク3の両面における刃間隙はそれぞれ均等に保た
れ、その寸法は叩解准力と反比例するので叩解作業は叩
解推力の調整のみで動力および刃間隙を自由に選択する
ことができ、且つこれを常に一定に保持することができ
るようになっている. 〔発明の効果〕 本発明は、回転ディスクに対して摺動ディスクを軸方向
に摺動して定圧定間隙に維持するように前記摺動ディス
クをサーボモータで回転するねじ軸上に螺合するボール
スクリューのスライダで移動制御すると共に、摺動ディ
スクに押圧された回転ディスクを固定ディスク側に寄せ
両側に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両
面側の磨砕刃間隙を均等に保持することにより、常時磨
砕刃物間隙が理想的条件に調整されてリップイニング作
業ができ、即ち、摺動ディスクはボールスクリューのス
ライダで軸方向にコントロールされ回転ディスクの両側
に加わる叩解推力を容易にバランスさせ、軸方向に遊動
できる回転ディスクの運動と合わせて、その両面のプレ
ート相互の刃間隙を自然と均等に保つので常に定圧定間
隙の叩解を行うことが可能でサーボモー夕による駆動も
バックラッシュなしで可動磨砕刃物に伝達され、磨砕刃
物間隙と負荷との相対関係の変動にも応答性良くリファ
イナーを運転制御し、叩解・磨砕作業の能率を大幅に向
上できる安定した運転を保証でき、信頼性も極めて高く
取扱い簡便で、かつ設定条件の変更に伴う作業工数も容
易迅速に行うことができるものである.
第l図は本発明の実施例を示す系統説明図、第2図は一
部の拡大縦断面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の実
施例の縦断面図、第5図は従来例の縦断面図である.
部の拡大縦断面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の実
施例の縦断面図、第5図は従来例の縦断面図である.
Claims (2)
- (1)ケーシングで囲成される磨砕室内に回転自在に備
えられた回転ディスクの両側面に磨砕刃物を設け、この
両磨砕刃物に対向して、それぞれ磨砕刃を付設した摺動
ディスクを対設し、または摺動ディスクと固定ディスク
とを対設した両面叩解式のダブルディスクリファイナー
において、磨砕室内で回転ディスクの中心部分に送り込
まれた紙料を回転ディスクで旋回させながら磨砕刃間隙
を通過叩解させつつ、外周に集め磨砕室外に排出する際
に前記回転ディスクに対して摺動ディスクを軸方向に摺
動して定圧定間隙に維持するように前記摺動ディスクを
サーボモータで回転するねじ軸上に螺合するボールスク
リューのスライダで移動制御すると共に、摺動ディスク
に押圧された回転ディスクを固定ディスク側に寄せ両側
に流入する紙料圧力を水力学的にバランスさせて両面側
の磨砕刃間隙を均等に保持することを特徴とする製紙用
ダブルディスクリファイナーにおける運転方法。 - (2)前記回転ディスクの駆動用メインモータの電力測
定し、電力が一定となるようにサーボアップを介して摺
動ディスクを駆動するサーボモータを起動し、サイクロ
減速機を介して刃間隙を自動制御するものである請求項
1記載の方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-09-05 JP JP1228273A patent/JP2811092B2/ja not_active Expired - Fee Related
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