JPH0639366U - 電動ドライバ - Google Patents
電動ドライバInfo
- Publication number
- JPH0639366U JPH0639366U JP7654992U JP7654992U JPH0639366U JP H0639366 U JPH0639366 U JP H0639366U JP 7654992 U JP7654992 U JP 7654992U JP 7654992 U JP7654992 U JP 7654992U JP H0639366 U JPH0639366 U JP H0639366U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- stopping
- torque
- electric
- sensor
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- Withdrawn
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- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 設定したトルクに達すると自動的に停止する
機能と、停止せずに回転を続ける機能を両方を有し、か
つこれらの機能を容易に選択できるように切換機構を設
けたことを特徴とする電動ドライバ。 【構成】 電源電圧を電動モータ駆動電圧に変換する定
電圧回路と、起動スイッチの入切によって電動モータを
起動、停止させるだけでなく、センサからの信号により
電動モータを停止させる起動、停止回路を有する電動ド
ライバにおいて、センサと起動、停止回路の間に信号の
伝達、遮断を行う制御切換スイッチを設けたことを特徴
とする電動ドライバ。
機能と、停止せずに回転を続ける機能を両方を有し、か
つこれらの機能を容易に選択できるように切換機構を設
けたことを特徴とする電動ドライバ。 【構成】 電源電圧を電動モータ駆動電圧に変換する定
電圧回路と、起動スイッチの入切によって電動モータを
起動、停止させるだけでなく、センサからの信号により
電動モータを停止させる起動、停止回路を有する電動ド
ライバにおいて、センサと起動、停止回路の間に信号の
伝達、遮断を行う制御切換スイッチを設けたことを特徴
とする電動ドライバ。
Description
【0001】
本考案はクラッチ機構の動作を検知するセンサとセンサの信号を受信して電動 モータを停止させるコントローラを有する電動ドライバの制御切換機構に関する ものである。
【0002】
図3に従来技術からなる実施例を示す。電動モータ1で発生した回転トルクは 電動モータ1先端のファストサンピニオン2から減速機構3内のファストアイド ルギヤ4、ギヤホルダ5、セカンドサンピニオン6、セカンドアイドルギヤ7の 順に伝達され、固定クラッチ8を回転させる。固定クラッチ8の表面には溝があ り、この溝のなかには、コロ9が横向きに組込まれている。固定クラッチ8の脇 には穴のあいたクラッチ10があり、クラッチ10の穴にはスチールボール11 が組込まれ、クラッチ10とスチールボール11を覆うようにスライドリング1 2が配置されている。スライドリング12はギヤカバ13の内部で軸方向に摺動 が可能となっている。なお、本実施例では固定クラッチ8、コロ9、クラッチ1 0、スチールボール11、スライドリング12でクラッチ機構14を構成してい る。電動モータ1と減速機構3とクラッチ機構14を内蔵するギヤカバ13はハ ウジング15とトップカバ16内に収納されている。トップカバ16の先端はね じ状になっており、アジャストリング17が嵌合している。トップカバ16の内 部にはスプリング18が内蔵され、アジャストリング17でスプリング18の圧 縮力を調整可能である。また、スプリング18によってスライダ19、ニードル 20を介してスライドリング12をクラッチ側に係止している。固定クラッチ8 から伝達されたトルクはコロ9、スチールボール11を介してクラッチ10、ニ ードル(A)21、シャフト22、ロールピン23、ソケット24に伝達される 。ソケット24の先端では取付部が六角形状をしたビット(図示せず)の取付が 可能である。
【0003】 起動スイッチ(図示せず)を入れると、電動モータ1が回転し、クラッチ機構 14のコロ9とスチールボール11がかみあい、トルクを伝達してねじの締付を 開始する。
【0004】 この時、スチールボール11はスライドリング12、ニードル20スライダ1 9を介してスプリング18によってソケット24側に抜け出ないようになってい る。ところが、ねじの締付を開始して伝達トルクが大きくなるとスチールボール 11がコロ9を乗上げようとする。スチールボール11がコロ9を乗上げると、 スライドリング11とニードル20とスライダ19がスプリング18側に移動す る。この時、トルク検知センサであるリミットスイッチ25からスライダ19が 離れるため、これが信号としてリミットスイッチ25からコントローラ(図示せ ず)に伝えられ瞬時に電動モータ1が停止する。
【0005】 このようにアジャストリング17を調整することにより、設定した所定の締付 トルクに達すると、クラッチ機構14が動作し、電動モータ1が瞬時に停止する ため、作業者の熟練に依存しないで、安定したトルクでねじ締め作業ができる。
【0006】 しかし、従来技術の電動ドライバでは、木ねじを木材に締め込む場合木材の硬 さは均一でないため、硬い部分ではねじが浮いた状態で停止してしまい、逆に柔 い部分では締め過ぎてねじが空転するという不具合がある。
【0007】 また、機械ねじの締付でも、機械ねじが座面に着いてから急激にトルクが上昇 するため、締めあがる瞬間にビットがねじ頭から外れてねじ頭の十字溝を傷つけ やすいため、大きなトルクで締める場合は作業者は電動ドライバ本体を強い力で 固定する必要があるため、作業者の疲労が激しいという問題もあった。
【0008】
従来の電動ドライバでは木材に木ねじを締めるようなケースでは、ねじが浮い た状態になったり、逆にねじを空転させる場合があり、また、大きなトルクでね じを締めた場合は作業者の疲労が激しいという問題があった。
【0009】 本考案の目的は設定したトルクに達し、クラッチ機構が動作してトルクの伝達 が遮断された瞬間に電動モータを停止させて、ねじを安定したトルクで締め付け るという電動ドライバ特有の機能に加え、木ねじの締付や大きなトルクでも作業 者の疲労を軽くする締付ができるようにすることである。
【0010】
上記目的はクラッチ機構の動作を検知するセンサとコントローラを接続する送 信線にスイッチを設けることである。
【0011】
上記のように構成されたスイッチはクラッチ機構の動作を検知するスイッチの 検知信号を伝達、遮断するように動作する。
【0012】
図1に本考案からなる実施例である回路図を、図2に従来技術からなる回路図 を示す。電源から入力された電圧は定電圧回路で電源モータの駆動電力に変換さ れ起動・停止回路に供給される。起動スイッチが入ると起動停止回路が働き、電 動モータに駆動電力が供給され、電動モータが回転してねじ締めを開始する。ね じ締めが進み、設定したトルクに達するとトルク検知センサが働き信号を起動停 止回路に送り、電動モータへの駆動電力の供給が停止すると同時に、電動モータ に発電制動が働き電動モータを瞬時に停止させる。本考案では第1図に示すよう にトルク検知センサの送信線に制御切換スイッチを設けた。したがって制御切換 スイッチが入っている時は従来技術と全く同様な動作をし、制御切換スイッチを 切った状態にすると、トルク検知センサの信号が伝達されないため、電動モータ は停止しないで回転を続ける。
【0013】
【考案の効果】 本考案によればクラッチの動作を検知するセンサの送信線に制御切換スイッチ を設けたので、センサの信号の伝達、遮断が可能となった。この制御切換スイッ チを切換えることにより、従来技術の電動モータを停止させる制御方法に加え、 クラッチ機構が動作しても電動モータを停止させないで回転を続けることができ る。このため木材に木ねじを締付ける場合でも途中で電動モータが停止すること がないため、完全に締付けることができる。また、クラッチ機構の打撃が締付け ているねじに衝撃トルクを加えてさらに締付力を増していくため、低い設定トル クで大きな締付力を得ることができる。したがって、大きなトルクでのねじの締 付作業でも作業者の負担を軽減することが可能となった。
【図1】 本考案を示す回路図である。
【図2】 従来技術を示す回路図である。
【図3】 本考案、従来技術になる電動ドライバの部分
断面図である。
断面図である。
1は電動モータ、3は減速機構、14はクラッチ機構、
17はアジャストリング、18はスプリング、19はス
ライダ、25はリミットスイッチである。
17はアジャストリング、18はスプリング、19はス
ライダ、25はリミットスイッチである。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転トルクを発生する電動モータと、該
電動モータに連結した減速機および設定トルクに達する
と動作するクラッチ機構とを有し、該クラッチ機構の動
作をセンサで検知すると同時に、該センサから該電動モ
ータを起動、停止する制御回路とを有するコントローラ
へ電気信号を送信し、該電気モータを瞬時に停止させる
ことにより、あらかじめ設定したトルクで精度よくねじ
締め等ができる電動ドライバにおいて、該センサと該コ
ントローラを接続する送信線に信号を伝達、遮断するス
イッチを設けたことを特徴とする電動ドライバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7654992U JPH0639366U (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 電動ドライバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7654992U JPH0639366U (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 電動ドライバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0639366U true JPH0639366U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13608348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7654992U Withdrawn JPH0639366U (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 電動ドライバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639366U (ja) |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP7654992U patent/JPH0639366U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |