JPH0639209Y2 - 加熱蒸気循環装置 - Google Patents
加熱蒸気循環装置Info
- Publication number
- JPH0639209Y2 JPH0639209Y2 JP13673486U JP13673486U JPH0639209Y2 JP H0639209 Y2 JPH0639209 Y2 JP H0639209Y2 JP 13673486 U JP13673486 U JP 13673486U JP 13673486 U JP13673486 U JP 13673486U JP H0639209 Y2 JPH0639209 Y2 JP H0639209Y2
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- Japan
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- liquid
- tank
- pipe
- liquid supply
- supply tank
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、蒸気の凝縮潜熱を利用して気体又は液体を
加熱し、その凝縮した作動液を重力還液法等による自力
式で蒸気発生器に還液する加熱蒸気循環装置に関し、受
液槽に対する給液槽を改良した加熱蒸気循環装置に関す
る。
加熱し、その凝縮した作動液を重力還液法等による自力
式で蒸気発生器に還液する加熱蒸気循環装置に関し、受
液槽に対する給液槽を改良した加熱蒸気循環装置に関す
る。
従来の技術としては、たとえば、添付図面の第3図及び
第4図に示したものがある。すなわち、第3図に示した
ものは、ガスバーナ等の加熱器110による加熱で蒸気を
発生する蒸気発生器101と、該蒸気を熱交換器102によっ
て生成する凝縮液を還流貯溜し大気に開放した受液槽10
3と、該受液槽103と凝縮液送出管104によって連通した
給液槽105と、該凝縮液送出管104の開口部に設けたフロ
ート弁V01と、給液槽105の水位検知によって開閉する開
閉弁V02を備え蒸気発生器101の管寄せ部108と給液槽105
の上部空間111を連通する均圧管106と、蒸気発生器101
からの逆流を阻止する逆止弁V03を備え蒸気発生器101の
下部溜部112と給液槽105の下部を連通する給水管107と
からなり、上記蒸気発生器101の管寄せ部108と熱交換器
102を蒸気管113で接続し、熱交換器102と受液槽103の上
部を還液管114で接続せしめた構造となっており、蒸気
発生器101によって発生した蒸気は蒸気管113で熱交換器
102に送られてその凝縮潜熱を利用して気体又は液体を
加熱し、ここで生成する凝縮した作動液は還液管114に
よって受液槽103へ還流され、給液槽105の上部空間111
にも均圧管106を介して蒸気が送られて蒸気発生器101と
給液槽105は均圧に保たれるため蒸気発生に伴って減少
する蒸気発生器101の水量は給液槽105から給水管107を
経て順次補給される。そして、給液槽105の水位が低液
位aに達すると、水位センサー115がこれを検知して均
圧管106の開閉弁V02を閉じ給液槽105への蒸気の流入を
止め、給液槽105内の圧力が外部への放熱によって低下
するとフロート弁V01が落下し凝縮液送出管104を開放連
通せしめて受液槽103の凝縮液を凝縮液送出管104を介し
て給液槽105へ流入する。この際、受液槽103は大気開放
口116により大気に開放されているので凝縮液送出管104
の上部吸入開口117から空気も一緒に流入する。給液槽1
05の水位が高液位bにまで達すると、フロート弁V01は
浮上し、かつ、水位センサー118がこれを検知して均圧
管106の開閉弁V02を開き給液槽105と蒸気発生器101を連
通し給液槽105の上部空間111に蒸気発生器101からの蒸
気を送り、蒸気圧によりフロート弁V01をその弁シート1
19に押しつけ凝縮液送出管104を閉塞し受液槽103から給
液槽105への凝縮液の供給を停止すると同時に給液槽105
から蒸気発生器101への給液を開始する。かくて、蒸気
の凝縮した作動液を蒸気発生器に還液しながら連続した
運転の継続が可能となっている。
第4図に示したものがある。すなわち、第3図に示した
ものは、ガスバーナ等の加熱器110による加熱で蒸気を
発生する蒸気発生器101と、該蒸気を熱交換器102によっ
て生成する凝縮液を還流貯溜し大気に開放した受液槽10
3と、該受液槽103と凝縮液送出管104によって連通した
給液槽105と、該凝縮液送出管104の開口部に設けたフロ
ート弁V01と、給液槽105の水位検知によって開閉する開
閉弁V02を備え蒸気発生器101の管寄せ部108と給液槽105
の上部空間111を連通する均圧管106と、蒸気発生器101
からの逆流を阻止する逆止弁V03を備え蒸気発生器101の
下部溜部112と給液槽105の下部を連通する給水管107と
からなり、上記蒸気発生器101の管寄せ部108と熱交換器
102を蒸気管113で接続し、熱交換器102と受液槽103の上
部を還液管114で接続せしめた構造となっており、蒸気
発生器101によって発生した蒸気は蒸気管113で熱交換器
102に送られてその凝縮潜熱を利用して気体又は液体を
加熱し、ここで生成する凝縮した作動液は還液管114に
よって受液槽103へ還流され、給液槽105の上部空間111
にも均圧管106を介して蒸気が送られて蒸気発生器101と
給液槽105は均圧に保たれるため蒸気発生に伴って減少
する蒸気発生器101の水量は給液槽105から給水管107を
経て順次補給される。そして、給液槽105の水位が低液
位aに達すると、水位センサー115がこれを検知して均
圧管106の開閉弁V02を閉じ給液槽105への蒸気の流入を
止め、給液槽105内の圧力が外部への放熱によって低下
するとフロート弁V01が落下し凝縮液送出管104を開放連
通せしめて受液槽103の凝縮液を凝縮液送出管104を介し
て給液槽105へ流入する。この際、受液槽103は大気開放
口116により大気に開放されているので凝縮液送出管104
の上部吸入開口117から空気も一緒に流入する。給液槽1
05の水位が高液位bにまで達すると、フロート弁V01は
浮上し、かつ、水位センサー118がこれを検知して均圧
管106の開閉弁V02を開き給液槽105と蒸気発生器101を連
通し給液槽105の上部空間111に蒸気発生器101からの蒸
気を送り、蒸気圧によりフロート弁V01をその弁シート1
19に押しつけ凝縮液送出管104を閉塞し受液槽103から給
液槽105への凝縮液の供給を停止すると同時に給液槽105
から蒸気発生器101への給液を開始する。かくて、蒸気
の凝縮した作動液を蒸気発生器に還液しながら連続した
運転の継続が可能となっている。
また、第4図に示したものは、第3図の空気吸入開口11
7に代えて開閉弁V04を備えた空気吸入管117′を別途に
設けて受液槽103内の凝縮液を分離させ、受液槽103の上
部空間103aと給液槽105の上部空間111とを連通、遮断で
きるようになし、かつ、受液槽103の大気開放口116に代
えて別の大気開放管116′の上端を受液槽103の上水位上
に開口して立設し、下端は受液槽103の排水管122に設け
た排水栓V05と連通させ、さらに、上記空気吸入管117′
と熱交換器102からの還液管114を受液槽103の上部空間1
03aに架設したドレン孔120を有する分離液121の上部に
臨ませ、空気吸入管117′及び還液管114と大気開放管11
6′しが直接連通しないようにして熱ロスを防いでい
る。そして、給液槽105の水位が低液位aに達し受液槽1
03からの給液槽105へ凝縮液を供給するときは水位セン
サー115からの指令で均圧管106の開閉弁V02を閉じると
同時に、空気吸入管117′の開閉弁V04は開放し、給液槽
105の上部空間111の蒸気が受液槽103へ急速に逃げて大
気圧となり、フロート弁V01が落下し凝縮液送出管104を
開放連通し受液槽103の凝縮液が凝縮液送出管104を経て
給液槽105内に流下するとともに、受液槽103内の空気も
空気吸入管117′を通して急速に補給され、運転が継続
できるようになっており、その他の構造及び作用は第3
図のものと同一につき同一部分に同一符号を付してその
説明は省略する。
7に代えて開閉弁V04を備えた空気吸入管117′を別途に
設けて受液槽103内の凝縮液を分離させ、受液槽103の上
部空間103aと給液槽105の上部空間111とを連通、遮断で
きるようになし、かつ、受液槽103の大気開放口116に代
えて別の大気開放管116′の上端を受液槽103の上水位上
に開口して立設し、下端は受液槽103の排水管122に設け
た排水栓V05と連通させ、さらに、上記空気吸入管117′
と熱交換器102からの還液管114を受液槽103の上部空間1
03aに架設したドレン孔120を有する分離液121の上部に
臨ませ、空気吸入管117′及び還液管114と大気開放管11
6′しが直接連通しないようにして熱ロスを防いでい
る。そして、給液槽105の水位が低液位aに達し受液槽1
03からの給液槽105へ凝縮液を供給するときは水位セン
サー115からの指令で均圧管106の開閉弁V02を閉じると
同時に、空気吸入管117′の開閉弁V04は開放し、給液槽
105の上部空間111の蒸気が受液槽103へ急速に逃げて大
気圧となり、フロート弁V01が落下し凝縮液送出管104を
開放連通し受液槽103の凝縮液が凝縮液送出管104を経て
給液槽105内に流下するとともに、受液槽103内の空気も
空気吸入管117′を通して急速に補給され、運転が継続
できるようになっており、その他の構造及び作用は第3
図のものと同一につき同一部分に同一符号を付してその
説明は省略する。
上記第3図及び第4図のものでは、いずれも均圧管106
からの蒸気が給液槽105の上部空間111に送られるので、
液面に直接吹付けられることになり、蒸気が液で急激に
冷却され、「バリバリッ」という騒音を発生して不都合
であり、又受液槽103の直下に給液槽105が位置してこれ
らが上下に重合されているため全体の高さがどうしても
大きくなり、受液槽103と蒸気発生器101にも著しい段差
があるため器具は大型化する。また、給水槽105の低液
位aと高液位bとの間隔も広いために蒸気発生器101の
水位変化も大きくなるという欠点があった。
からの蒸気が給液槽105の上部空間111に送られるので、
液面に直接吹付けられることになり、蒸気が液で急激に
冷却され、「バリバリッ」という騒音を発生して不都合
であり、又受液槽103の直下に給液槽105が位置してこれ
らが上下に重合されているため全体の高さがどうしても
大きくなり、受液槽103と蒸気発生器101にも著しい段差
があるため器具は大型化する。また、給水槽105の低液
位aと高液位bとの間隔も広いために蒸気発生器101の
水位変化も大きくなるという欠点があった。
そこで、この考案は給液槽5の一側を拡げ、受液槽3と
の間の上部空間を狭めた分その一側上部を伸ばし受液槽
3にオーバーラップさせて補充槽部を設け、そこに蒸気
を送る均圧管6を設けて給液槽における騒音をなくし、
全体の高さを低くできる加熱蒸気循環装置を提供するも
のである。
の間の上部空間を狭めた分その一側上部を伸ばし受液槽
3にオーバーラップさせて補充槽部を設け、そこに蒸気
を送る均圧管6を設けて給液槽における騒音をなくし、
全体の高さを低くできる加熱蒸気循環装置を提供するも
のである。
この考案は、ガスバーナ等の加熱器10による加熱で蒸気
を発生せしめる蒸気発生器1と、該蒸気発生器1による
蒸気を熱交換器2に蒸気管13を介して送りその凝縮潜熱
を利用して気体又は液体を加熱し、その凝縮液を還液管
14で還流貯溜し下端を受液槽3の排水管22に設けた排水
栓V5と連通させた大気開放管16によって大気に開放した
受液槽3と、該受液槽3と凝縮液送出管4によって連通
した給液槽5と、該給液槽5の低液位aと高液位bを水
位センサー15、18で検知することによって開閉する開閉
弁V4を備え給液槽5の上部空間11と受液槽3の上部空間
3aを連通する空気吸入管17と凝縮液送出管4の開口部に
設けたフロート弁V1と、給液槽5の低液位aと高液位b
を水位センサー15、18で検知することによって開閉する
開閉弁V2を備え、蒸気発生器1の管寄せ部8と、蒸気発
生器1からの逆流を阻止する逆止弁V3を備え蒸気発生器
1の下部溜部12と給液槽5の下部を連通する給水管7と
からなる加熱蒸気循環装置において、上記給液槽5の一
側を拡げ、受液槽3に対し給液槽5の上部空間11の高さ
を低くし、かつ、その一側上部に受液槽3にオーバーラ
ップさせる補充槽部5aを形成し、該補充槽部5aに前記均
圧管6を接続せしめた技術的手段を採り、上記問題点の
解決を図ったものである。
を発生せしめる蒸気発生器1と、該蒸気発生器1による
蒸気を熱交換器2に蒸気管13を介して送りその凝縮潜熱
を利用して気体又は液体を加熱し、その凝縮液を還液管
14で還流貯溜し下端を受液槽3の排水管22に設けた排水
栓V5と連通させた大気開放管16によって大気に開放した
受液槽3と、該受液槽3と凝縮液送出管4によって連通
した給液槽5と、該給液槽5の低液位aと高液位bを水
位センサー15、18で検知することによって開閉する開閉
弁V4を備え給液槽5の上部空間11と受液槽3の上部空間
3aを連通する空気吸入管17と凝縮液送出管4の開口部に
設けたフロート弁V1と、給液槽5の低液位aと高液位b
を水位センサー15、18で検知することによって開閉する
開閉弁V2を備え、蒸気発生器1の管寄せ部8と、蒸気発
生器1からの逆流を阻止する逆止弁V3を備え蒸気発生器
1の下部溜部12と給液槽5の下部を連通する給水管7と
からなる加熱蒸気循環装置において、上記給液槽5の一
側を拡げ、受液槽3に対し給液槽5の上部空間11の高さ
を低くし、かつ、その一側上部に受液槽3にオーバーラ
ップさせる補充槽部5aを形成し、該補充槽部5aに前記均
圧管6を接続せしめた技術的手段を採り、上記問題点の
解決を図ったものである。
上記構成において、蒸気発生器1によって発生した蒸気
は蒸気管13を介して熱交換器2へ送られるとともに、均
圧管6を介して補充槽部5aに送り、給液槽5の上部空間
11に送られる。このとき、均圧管6に設けた開閉弁V2は
給液槽5の液位が高液位b又は高液位bと低液位aの間
にあるときは開の状態にあり、空気吸入管17に設けた開
閉弁V4は閉の状態にある。しかして、熱交換器2におい
てはその凝縮潜熱を利用して気体又は液体を加熱し、こ
こで生成する凝縮した作動液は還液管14により受液槽3
へ還流され受液槽3内に貯溜する。一方、給液槽5の上
部空間11にも均圧管6を介して蒸気圧が作用しているた
め蒸気発生器1と給液槽5は同圧に保たれ、大気開放管
16を介して大気に開放している受液槽3の圧力と給液槽
5との差圧によりフロート弁V1は持上げ閉止された状態
のもとに蒸気発生に伴って減少する蒸気発生器1の水量
を給液槽5から給水管7を介して自動的に順次補給す
る。そして給液槽5の液位が低液位aに達すると水位セ
ンサー15がこれを検知し均圧管6の開閉弁V2を閉じると
同時に空気吸入管17の開閉弁V4を開放するため給液槽5
の上部空間11の蒸気が空気吸入管17を介して受液槽3の
上部空間3aへ急速に逃げ大気開放管16を経て大気に放出
され給液槽5が大気圧となるからフロート弁V1は自重で
落下し凝縮液送出管4を開放連通し受液槽3内の凝縮液
が凝縮液送出管4を介して給液槽5内に流入する。この
際受液槽3内の空気が空気吸入管17を通じて急速に補給
され的確なる運転の継続が可能である。
は蒸気管13を介して熱交換器2へ送られるとともに、均
圧管6を介して補充槽部5aに送り、給液槽5の上部空間
11に送られる。このとき、均圧管6に設けた開閉弁V2は
給液槽5の液位が高液位b又は高液位bと低液位aの間
にあるときは開の状態にあり、空気吸入管17に設けた開
閉弁V4は閉の状態にある。しかして、熱交換器2におい
てはその凝縮潜熱を利用して気体又は液体を加熱し、こ
こで生成する凝縮した作動液は還液管14により受液槽3
へ還流され受液槽3内に貯溜する。一方、給液槽5の上
部空間11にも均圧管6を介して蒸気圧が作用しているた
め蒸気発生器1と給液槽5は同圧に保たれ、大気開放管
16を介して大気に開放している受液槽3の圧力と給液槽
5との差圧によりフロート弁V1は持上げ閉止された状態
のもとに蒸気発生に伴って減少する蒸気発生器1の水量
を給液槽5から給水管7を介して自動的に順次補給す
る。そして給液槽5の液位が低液位aに達すると水位セ
ンサー15がこれを検知し均圧管6の開閉弁V2を閉じると
同時に空気吸入管17の開閉弁V4を開放するため給液槽5
の上部空間11の蒸気が空気吸入管17を介して受液槽3の
上部空間3aへ急速に逃げ大気開放管16を経て大気に放出
され給液槽5が大気圧となるからフロート弁V1は自重で
落下し凝縮液送出管4を開放連通し受液槽3内の凝縮液
が凝縮液送出管4を介して給液槽5内に流入する。この
際受液槽3内の空気が空気吸入管17を通じて急速に補給
され的確なる運転の継続が可能である。
給液槽5内の液位が高液位bにまで達すると、フロート
弁V1は浮上し、かつ、水位センサー18がこれを検知して
均圧管6の開閉弁V2を開放し空気吸入管17の開閉弁V4を
閉じるため給液槽5の補充槽部5aと蒸気発生器1は均圧
管6により連通されて給液槽5に蒸気発生器1からの蒸
気が再び供給され給液槽5と蒸気発生器1を同圧に保
ち、フロート弁V1を弁シート19に圧接し凝縮液送出管4
を閉塞して受液槽3から給液槽5への凝縮液の供給を停
止すると同時に給液槽5から蒸気発生器1への水の補給
を続ける。かくて、蒸気の凝縮した作動液、すなわち、
凝縮液を蒸気発生器1へ還液しながら連続した運転の継
続が可能である。
弁V1は浮上し、かつ、水位センサー18がこれを検知して
均圧管6の開閉弁V2を開放し空気吸入管17の開閉弁V4を
閉じるため給液槽5の補充槽部5aと蒸気発生器1は均圧
管6により連通されて給液槽5に蒸気発生器1からの蒸
気が再び供給され給液槽5と蒸気発生器1を同圧に保
ち、フロート弁V1を弁シート19に圧接し凝縮液送出管4
を閉塞して受液槽3から給液槽5への凝縮液の供給を停
止すると同時に給液槽5から蒸気発生器1への水の補給
を続ける。かくて、蒸気の凝縮した作動液、すなわち、
凝縮液を蒸気発生器1へ還液しながら連続した運転の継
続が可能である。
上記加熱蒸気循環装置において、蒸気発生器の蒸気を給
液槽5の上部の補充槽部5aに送るようにしたので、蒸気
が給液槽5の液面に直接当たらないようにして蒸気が液
で急冷されることをなくし、給液槽における騒音を防止
でき、又給液槽5の一側を拡げ、上部に補充槽部5aを設
けることにより、給液槽の上部空間の高さを低くでき、
従って、全体の高さが低くなり器具の小型化が実現で
き、かつ、給液槽5の高液位と低液位の間隔は狭くなる
ため蒸気発生器1の水位変化も少なくなる。
液槽5の上部の補充槽部5aに送るようにしたので、蒸気
が給液槽5の液面に直接当たらないようにして蒸気が液
で急冷されることをなくし、給液槽における騒音を防止
でき、又給液槽5の一側を拡げ、上部に補充槽部5aを設
けることにより、給液槽の上部空間の高さを低くでき、
従って、全体の高さが低くなり器具の小型化が実現で
き、かつ、給液槽5の高液位と低液位の間隔は狭くなる
ため蒸気発生器1の水位変化も少なくなる。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1実施例 第1図はこの考案による加熱蒸気循環装置の一実施例を
示した原理説明図であって、1は蒸気を発生する蒸気発
生器で、上部の管寄せ部、すなわち、ヘッダー8と下部
溜部12を吸熱フィン1aを備えた多数の吸熱管1bで連通せ
しめ、これをガスバーナ等の加熱器10で加熱することに
より蒸気を発生せしめる貫流ボイラーとなしている。9
は上記蒸気発生器1の管寄せ部8に設けたバキュームブ
レーカで、大気圧以下の設定圧になると大気を吸込んで
蒸気発生器1内が負圧となるのを防止して過剰給水等を
防ぐためのものである。2は熱交換器で、気体又は液体
に蒸気の凝縮潜熱を与え、たとえば、湯沸し等に供する
ものである。該熱交換器2には蒸気発生器1の管寄せ部
8から取出した蒸気管13を接続して蒸気発生器1で発生
した蒸気を熱交換器2へ送出するようになしている。3
は受液槽で、扁平横長状に形成され、上記熱交換器2と
還液管14を介して接続され、熱交換器2で生成する凝縮
液が該還液管14を経て受液槽3に還流貯溜されるように
なし、該受液槽3には下端を受液槽3からの排水管22に
設けた排水栓V5と連通させた大気開放管16の上端を受液
槽3の上水位c上に開口して受液槽3を大気に開放して
いる。4は上記受液槽3の一側下部に垂設した凝縮液送
出管で、その上端を受液槽3に開口4aし下端は後述の給
液槽5に開口4bして受液槽3と給液槽5を該凝縮液送出
管4で連通せしめている。V1は上記凝縮液送出管4の下
部開口4bの近くに装備したフロート弁で、給液槽5内の
液位及び内圧により上下動してその弁シート19に接離す
ることで凝縮液送出管4を開閉し受液槽3から給液槽5
への凝縮液の給、断を行うものである。5は給液槽で、
一側に拡げてその一側上部を上記受液槽3の一側とオー
バーラップさせ、給液槽5の上部に受液槽3と並置した
補充槽部5aを形成せしめ、かつ、その下部には低液位a
を検知する水位センサー15と高液位bを検知する水位セ
ンサー18を備え、その上部空間11の高さを低くし、かつ
底部を低液位aに近づけ、上部空間を補充槽部5aと連通
させ、該補充槽部5aと蒸気発生器1の管寄せ部8を均圧
管6で接続し、該均圧管6には上記水位センサー15、18
と接続関連させた開閉弁、たとえば電磁弁V2を設けてい
る。また、上記給液槽5の上部空間11と受液槽3の上部
空間3aを空気吸入管17で連通させ、該空気吸入管17には
上記水位センサー15、18と接続関連させた開閉弁、たと
えば、電磁弁V4を設けて、給液槽5の液位が予め決めら
れた低液位aに達するとこれを水位センサー15が検知し
その検知信号により均圧管6の電磁弁V2を閉じると同時
に空気吸入管17の電磁弁V4は開放し、給液槽5の液位が
予め決められた高液位bに達するとこれを水位センサー
18が検知しその検知信号により均圧管6の電磁弁V2を開
放し空気吸入管17の電磁弁V4は閉じるようになしてい
る。さらに、空気吸入管17と熱交換器2からの還液管14
を受液槽3の上部空間3aに架設したドレン孔20を有する
分離板21の上部に臨ませ、空気吸入管17及び還液管14と
大気開放管16とが直接連通しないようにして熱ロスを防
いでいる。7は蒸気発生器1の下部溜部12と給液槽5の
下部とを連通した給水管で、該給水管7には蒸気発生器
1からの逆流を防止する逆止弁V3を備えて蒸気発生に伴
って減少する蒸気発生器1の水量を該給水管7を介して
給液槽5から自動的に補給するものである。
示した原理説明図であって、1は蒸気を発生する蒸気発
生器で、上部の管寄せ部、すなわち、ヘッダー8と下部
溜部12を吸熱フィン1aを備えた多数の吸熱管1bで連通せ
しめ、これをガスバーナ等の加熱器10で加熱することに
より蒸気を発生せしめる貫流ボイラーとなしている。9
は上記蒸気発生器1の管寄せ部8に設けたバキュームブ
レーカで、大気圧以下の設定圧になると大気を吸込んで
蒸気発生器1内が負圧となるのを防止して過剰給水等を
防ぐためのものである。2は熱交換器で、気体又は液体
に蒸気の凝縮潜熱を与え、たとえば、湯沸し等に供する
ものである。該熱交換器2には蒸気発生器1の管寄せ部
8から取出した蒸気管13を接続して蒸気発生器1で発生
した蒸気を熱交換器2へ送出するようになしている。3
は受液槽で、扁平横長状に形成され、上記熱交換器2と
還液管14を介して接続され、熱交換器2で生成する凝縮
液が該還液管14を経て受液槽3に還流貯溜されるように
なし、該受液槽3には下端を受液槽3からの排水管22に
設けた排水栓V5と連通させた大気開放管16の上端を受液
槽3の上水位c上に開口して受液槽3を大気に開放して
いる。4は上記受液槽3の一側下部に垂設した凝縮液送
出管で、その上端を受液槽3に開口4aし下端は後述の給
液槽5に開口4bして受液槽3と給液槽5を該凝縮液送出
管4で連通せしめている。V1は上記凝縮液送出管4の下
部開口4bの近くに装備したフロート弁で、給液槽5内の
液位及び内圧により上下動してその弁シート19に接離す
ることで凝縮液送出管4を開閉し受液槽3から給液槽5
への凝縮液の給、断を行うものである。5は給液槽で、
一側に拡げてその一側上部を上記受液槽3の一側とオー
バーラップさせ、給液槽5の上部に受液槽3と並置した
補充槽部5aを形成せしめ、かつ、その下部には低液位a
を検知する水位センサー15と高液位bを検知する水位セ
ンサー18を備え、その上部空間11の高さを低くし、かつ
底部を低液位aに近づけ、上部空間を補充槽部5aと連通
させ、該補充槽部5aと蒸気発生器1の管寄せ部8を均圧
管6で接続し、該均圧管6には上記水位センサー15、18
と接続関連させた開閉弁、たとえば電磁弁V2を設けてい
る。また、上記給液槽5の上部空間11と受液槽3の上部
空間3aを空気吸入管17で連通させ、該空気吸入管17には
上記水位センサー15、18と接続関連させた開閉弁、たと
えば、電磁弁V4を設けて、給液槽5の液位が予め決めら
れた低液位aに達するとこれを水位センサー15が検知し
その検知信号により均圧管6の電磁弁V2を閉じると同時
に空気吸入管17の電磁弁V4は開放し、給液槽5の液位が
予め決められた高液位bに達するとこれを水位センサー
18が検知しその検知信号により均圧管6の電磁弁V2を開
放し空気吸入管17の電磁弁V4は閉じるようになしてい
る。さらに、空気吸入管17と熱交換器2からの還液管14
を受液槽3の上部空間3aに架設したドレン孔20を有する
分離板21の上部に臨ませ、空気吸入管17及び還液管14と
大気開放管16とが直接連通しないようにして熱ロスを防
いでいる。7は蒸気発生器1の下部溜部12と給液槽5の
下部とを連通した給水管で、該給水管7には蒸気発生器
1からの逆流を防止する逆止弁V3を備えて蒸気発生に伴
って減少する蒸気発生器1の水量を該給水管7を介して
給液槽5から自動的に補給するものである。
第2実施例 第2図はこの考案による加熱蒸気循環装置の異なる実施
例を示した概略構成図であって、蒸気発生器1から気液
分離器23を介して熱交換器(図示せず)と給液槽5へ蒸
気の圧送を行い、かつ、気液分離器23の底部から取出し
て給水管7と交叉させたブロー管24の途中に空焚き防止
センサー25を設けるとともに、蒸気発生器1の排気通路
26に排気温検知センサー27を設けて上記いずれかのセン
サー25又は27が設定限界値以上に達したとき燃焼を停止
せしめる安全手段を設け、さらに、加熱器10として強制
給気式の多孔セラミックバーナを用い、給気用ファンF
の吹出口にガス供給ノズル30を臨ませ、受液槽3への水
補給管28に浄水器29を設けている点において第1実施例
と異なるが、その他の構造は同一につき同一部分に同一
符号を付してその説明は省略する。
例を示した概略構成図であって、蒸気発生器1から気液
分離器23を介して熱交換器(図示せず)と給液槽5へ蒸
気の圧送を行い、かつ、気液分離器23の底部から取出し
て給水管7と交叉させたブロー管24の途中に空焚き防止
センサー25を設けるとともに、蒸気発生器1の排気通路
26に排気温検知センサー27を設けて上記いずれかのセン
サー25又は27が設定限界値以上に達したとき燃焼を停止
せしめる安全手段を設け、さらに、加熱器10として強制
給気式の多孔セラミックバーナを用い、給気用ファンF
の吹出口にガス供給ノズル30を臨ませ、受液槽3への水
補給管28に浄水器29を設けている点において第1実施例
と異なるが、その他の構造は同一につき同一部分に同一
符号を付してその説明は省略する。
次に上記実施例の動作について説明する。
給液槽5の液位が高液位b又は高液位bと低液位aの間
にあるときは、均圧管6の電磁弁V2は開の状態にあり、
空気吸入管17の電磁弁V4は閉の状態にあるため加熱器10
による吸熱管1bの加熱で蒸気発生器1から発生した蒸気
は蒸気管13を介して熱交換器2へ圧送されるとともに、
均圧管6を介して補充槽部5aに送り、給液槽5の上部空
間11に圧送される。しかして、熱交換器2においては該
熱交換器2を流過する気体又は流体に蒸気の凝縮潜熱を
与えて、たとえば、湯沸し等を行い、放熱により生成し
た蒸気の凝縮液は還液管14により受液槽3へ還流され受
液槽3内に貯溜する。一方、給液槽5の上部空間11にも
蒸気圧が作用しているため蒸気発生器1と給液槽5は均
圧に保たれ、この圧力により大気開放管16を介して大気
に開放されている受液槽3の圧力と給液槽5とに差圧が
生じフロート弁V1はその弁シート19に圧接され、凝縮液
送出管4を閉塞した状態のもとに蒸気発生に伴って減少
(低下)する蒸気発生器1の水量(水位)を給液槽5か
ら給水管7を介して自動的に順次補給し常に一定量(一
定水位)に保持する。給液槽5の液位は蒸気発生器1の
継続運転に伴い次第に低下し、その液位が予め決められ
た低液位aに達すると、該位置に備えた水位センサー15
がこれを検知し、その検知信号で均圧管6の電磁弁V2を
閉じ空気吸入管17の電磁弁V4は開放する。しかして、給
液槽5の上部空間11への蒸気の圧送は停止されるため給
液槽5内の圧力は低下し受液槽3内の圧力+その水頭圧
と等しくなった時点においてフロート弁V1の持上げ力が
解かれるため該フロート弁V1は自重で落下し弁シート19
から離間して凝縮液送出管4を開放し、受液槽3に貯溜
している凝縮液は凝縮送出管4の上部開口4a→弁シート
19→下部開口4bを経て給液槽5内に流入する。この際、
受液槽3は大気開放管16により大気に開放されているか
らその還流動作は円滑に行われる。
にあるときは、均圧管6の電磁弁V2は開の状態にあり、
空気吸入管17の電磁弁V4は閉の状態にあるため加熱器10
による吸熱管1bの加熱で蒸気発生器1から発生した蒸気
は蒸気管13を介して熱交換器2へ圧送されるとともに、
均圧管6を介して補充槽部5aに送り、給液槽5の上部空
間11に圧送される。しかして、熱交換器2においては該
熱交換器2を流過する気体又は流体に蒸気の凝縮潜熱を
与えて、たとえば、湯沸し等を行い、放熱により生成し
た蒸気の凝縮液は還液管14により受液槽3へ還流され受
液槽3内に貯溜する。一方、給液槽5の上部空間11にも
蒸気圧が作用しているため蒸気発生器1と給液槽5は均
圧に保たれ、この圧力により大気開放管16を介して大気
に開放されている受液槽3の圧力と給液槽5とに差圧が
生じフロート弁V1はその弁シート19に圧接され、凝縮液
送出管4を閉塞した状態のもとに蒸気発生に伴って減少
(低下)する蒸気発生器1の水量(水位)を給液槽5か
ら給水管7を介して自動的に順次補給し常に一定量(一
定水位)に保持する。給液槽5の液位は蒸気発生器1の
継続運転に伴い次第に低下し、その液位が予め決められ
た低液位aに達すると、該位置に備えた水位センサー15
がこれを検知し、その検知信号で均圧管6の電磁弁V2を
閉じ空気吸入管17の電磁弁V4は開放する。しかして、給
液槽5の上部空間11への蒸気の圧送は停止されるため給
液槽5内の圧力は低下し受液槽3内の圧力+その水頭圧
と等しくなった時点においてフロート弁V1の持上げ力が
解かれるため該フロート弁V1は自重で落下し弁シート19
から離間して凝縮液送出管4を開放し、受液槽3に貯溜
している凝縮液は凝縮送出管4の上部開口4a→弁シート
19→下部開口4bを経て給液槽5内に流入する。この際、
受液槽3は大気開放管16により大気に開放されているか
らその還流動作は円滑に行われる。
このようにして受液槽3内の貯溜凝縮液が給液槽5内へ
凝縮液送出管4を介して供給され、その液位が予め決め
られた高液位bにまで達すると、フロート弁V1は液位に
より浮上して弁シート19に接し、かつ、該位置に備えた
水位センサー18がこれを検知しその検知信号で均圧管6
の電磁弁V2を開き空気吸入管17の電磁弁V4を閉じ、給液
槽5の上部空間11に蒸気発生器1からの蒸気を再び圧送
して給液槽5と蒸気発生器1を均圧となしその圧力でフ
ロート弁V1を弁シート19に圧接して凝縮液送出管4を閉
塞し受液槽3から給液槽5への凝縮液の供給を停止する
と同時に給液槽5から蒸気発生器1へ自動補給による給
液を開始し蒸気発生器1の水位を一定水位に保つもので
ある。
凝縮液送出管4を介して供給され、その液位が予め決め
られた高液位bにまで達すると、フロート弁V1は液位に
より浮上して弁シート19に接し、かつ、該位置に備えた
水位センサー18がこれを検知しその検知信号で均圧管6
の電磁弁V2を開き空気吸入管17の電磁弁V4を閉じ、給液
槽5の上部空間11に蒸気発生器1からの蒸気を再び圧送
して給液槽5と蒸気発生器1を均圧となしその圧力でフ
ロート弁V1を弁シート19に圧接して凝縮液送出管4を閉
塞し受液槽3から給液槽5への凝縮液の供給を停止する
と同時に給液槽5から蒸気発生器1へ自動補給による給
液を開始し蒸気発生器1の水位を一定水位に保つもので
ある。
上記一連の動作により蒸気の凝縮した作動液を蒸気発生
器に自力還流させ、連続した運転の継続ができるもので
あるが、給液槽5の上部一側に扁平横長状の受液槽3の
一側をオーバーラップさせ、給液槽5の上部他側に受液
槽3と並置せる補充槽部5aを形成してこれらを蒸気発生
器1の高さとほぼ同一位置に設置可能としている。
器に自力還流させ、連続した運転の継続ができるもので
あるが、給液槽5の上部一側に扁平横長状の受液槽3の
一側をオーバーラップさせ、給液槽5の上部他側に受液
槽3と並置せる補充槽部5aを形成してこれらを蒸気発生
器1の高さとほぼ同一位置に設置可能としている。
この考案は以上説明したように、蒸気の凝縮した作動液
を蒸気発生器へ自力で還液する加熱蒸気循環装置におい
て、給液槽5の一部に受液槽3と並置せる補充槽部5aを
形成し、該補充槽部5aに均圧管6を接続せしめたことに
よって、蒸気を給液槽上部の補充槽部5aに送るようにし
たので、蒸気が給液槽5の液面に直接吹付けられること
を防ぐことができ、従って給液槽における騒音の発生を
なくすことができる。
を蒸気発生器へ自力で還液する加熱蒸気循環装置におい
て、給液槽5の一部に受液槽3と並置せる補充槽部5aを
形成し、該補充槽部5aに均圧管6を接続せしめたことに
よって、蒸気を給液槽上部の補充槽部5aに送るようにし
たので、蒸気が給液槽5の液面に直接吹付けられること
を防ぐことができ、従って給液槽における騒音の発生を
なくすことができる。
また、給液槽5の一側を拡げて上部の補充槽部5aを受液
槽3にオーバーラップさせるので、給液槽5の上部空間
の高さを低くでき、受液槽3と給液槽5を含めた器具全
体の高さを著しく低くできるから器具のコンパクト化が
可能となる。
槽3にオーバーラップさせるので、給液槽5の上部空間
の高さを低くでき、受液槽3と給液槽5を含めた器具全
体の高さを著しく低くできるから器具のコンパクト化が
可能となる。
さらに給液槽5を拡げたので、給液槽5の低液位aを高
い位置とすることができ、蒸気発生器1の水位変化を少
なくすることができる効果がある。
い位置とすることができ、蒸気発生器1の水位変化を少
なくすることができる効果がある。
第1図はこの考案による加熱蒸気循環装置の一実施例を
示した原理説明図、第2図は異なる実施例の概略構成
図、第3図及び第4図は従来例の説明図である。 1…蒸気発生器、2…熱交換器、3…受液槽、4…凝縮
液送出管、5…給液槽、V1…フロート弁、V2…開閉弁、
6…均圧管、V3…逆止弁、7…給水管、5a…補充槽部。
示した原理説明図、第2図は異なる実施例の概略構成
図、第3図及び第4図は従来例の説明図である。 1…蒸気発生器、2…熱交換器、3…受液槽、4…凝縮
液送出管、5…給液槽、V1…フロート弁、V2…開閉弁、
6…均圧管、V3…逆止弁、7…給水管、5a…補充槽部。
Claims (1)
- 【請求項1】蒸気を発生する蒸気発生器(1)と、該蒸
気を熱交換器(2)によって生成する凝縮液を還液貯溜
し大気に開放した受液槽(3)と、該受液槽(3)と凝
縮液送出管(4)によって連通した給液槽(5)と、該
凝縮液送出管(4)の開口部に設けたフロート弁(V1)
と、給液槽(5)の水位検知によって開閉する開閉弁
(V2)を備え蒸気発生器(1)の上部と給液槽(5)の
上部を連通する均圧管(6)と、蒸気発生器(1)から
の逆流を阻止する逆止弁(V3)を備え蒸気発生器(1)
の下部と給液槽(5)の下部を連通する給水管(7)と
からなる加熱蒸気循環装置において、上記給液槽(5)
の一側を拡げ、受液槽(3)に対し給液槽(5)の上部
空間(11)の高さを低くし、かつ、その一側上部に受液
槽(3)にオーバーラップさせる補充槽部(5a)を形成
し、該補充槽部(5a)に前記均圧管(6)を接続せしめ
た加熱蒸気循環装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13673486U JPH0639209Y2 (ja) | 1986-09-06 | 1986-09-06 | 加熱蒸気循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13673486U JPH0639209Y2 (ja) | 1986-09-06 | 1986-09-06 | 加熱蒸気循環装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6344012U JPS6344012U (ja) | 1988-03-24 |
JPH0639209Y2 true JPH0639209Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31040126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13673486U Expired - Lifetime JPH0639209Y2 (ja) | 1986-09-06 | 1986-09-06 | 加熱蒸気循環装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0639209Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6124093B2 (ja) * | 2014-02-11 | 2017-05-10 | 凱 劉 | ポンプ式高圧蒸気システム及びその蒸気と圧力の供給方法 |
-
1986
- 1986-09-06 JP JP13673486U patent/JPH0639209Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6344012U (ja) | 1988-03-24 |
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