JPH0638997U - 磁気処理装置 - Google Patents

磁気処理装置

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JPH0638997U
JPH0638997U JP7630792U JP7630792U JPH0638997U JP H0638997 U JPH0638997 U JP H0638997U JP 7630792 U JP7630792 U JP 7630792U JP 7630792 U JP7630792 U JP 7630792U JP H0638997 U JPH0638997 U JP H0638997U
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JP
Japan
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magnetic
magnetic processing
magnet
processing apparatus
tube
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Application number
JP7630792U
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English (en)
Inventor
教仁 朝日
Original Assignee
トヨシマ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置が簡単で、設置位置を変更可能な磁気処
理装置。 【構成】 貫通孔12aを備えた装着管12の外周に沿
って複数の永久磁石14a〜18bが配設されている。
永久磁石14a、14bは装着管12を挟んでN極とS
極とを対向させて設置されており、磁石対14を構成し
ている。したがって、永久磁石14a→永久磁石14b
方向に沿った磁界が形成されている。永久磁石16a〜
18bも同様である。これら隣接する磁石対14〜18
は、各磁石対14〜18間の磁界の干渉を避けるため
に、装着管12の周方向に沿って互いに90°回転した
位置に配されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば水や空気などの流体を磁気処理する磁気処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、種々の形状の磁気処理装置が知られており、例えば特開平1−1531 62号公報に記載のもの等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の磁気処理装置では、例えば被磁気処理流体の配管が、磁気処 理装置の流体入口および流体出口に接続される形式であった。そのため設置に手 間がかかっていた。また、設置後に磁気処理装置を移動したり配管経路を変更す る際には、磁気処理装置と配管との接続解除および新たな配管との接続が必要で あり、磁気処理装置の設置場所の変更や配管の経路の変更が困難であった。
【0004】 本考案は、このような困難性を解消するために考案されたものであり、設置が 簡単で、設置位置を任意に変更可能な磁気処理装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するための手段として、本考案の磁気処理装置は、磁界を形 成する磁石を備え、該形成された磁界と交差して移動する流体を磁気処理する磁 気処理装置において、 前記流体の通路となる管体が貫通可能な貫通孔を備えた装着部材と、 前記貫通孔の外周に沿って配設されて前記貫通孔の軸方向と交差する磁界を形 成する単数または複数の磁石とを設けたことにより、 前記流体の通路となる管体に、該管体の軸方向に沿って移動自在に外装可能と したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記構成の磁気処理装置は、装着部材の貫通孔に流体の通路となる管体を貫通 させて、管体に外装する。管体を通過する流体は、貫通孔の外周に沿って配設さ れた磁石が形成する磁界と交差して移動する。この際、流体は磁気処理される。
【0007】 管体に外装するのみで、磁気処理装置への流体出入口に管体が連結されること はない。このため、設置後でも管体に沿って自在に移動できる。また管体から抜 き取って他の管体に設置することも容易である。
【0008】
【実施例】
以下に好適な一実施例をあげて本考案を詳細に説明する。 図1、図2および図3に示すように、本実施例の磁気処理装置10の最内部に は、貫通孔12aを備えた塩化ビニル製の、本考案の装着部材としての装着管1 2が配されている。この装着管12の外周に沿って複数の永久磁石14a、14 b、16a、16b、18a、18bが配設されており、磁石対14、16、1 8を構成している。磁石対14では、対をなす永久磁石14a、14bは装着管 12を挟んで、互いに相違する磁極、すなわちN極とS極とを対向させて設置さ れている。したがって、例えば永久磁石14a→永久磁石14b方向に沿った磁 界が形成されている。他の磁石対16および磁石対18においても同様である。 これら隣接する磁石対14〜18は、各磁石対14〜18間の磁界の干渉を避け るために、装着管12の周方向に沿って互いに90°回転した位置に配されてい る。
【0009】 図1および図2に示すように、これら永久磁石14a〜18bの外側には軟鉄 製の界磁管20が配されている。さらに、この界磁管20と装着管12との間に はエポキシ樹脂の充填材22が充填されており、この充填材22により装着管1 2、永久磁石14a〜18bおおよび界磁管20の相対位置が固定されている。 この界磁管20により、永久磁石14a〜18bの磁界はシールドされ、外部へ の磁界の漏出は防止される。また、界磁管20の外側には塩化ビニル製の外殻管 24が配されており、この外殻管24と界磁管20との間にはエポキシ樹脂の充 填材26が充填されている。この充填材26により、外殻管24と界磁管20と の相対位置が固定されている。したがって、装着管12〜外殻管24の各構成要 素は互いの相対位置を固定され、一体となっている。
【0010】 図4に示すように、上記構成の磁気処理装置10は、管体30に外装される。 磁気処理装置10の装着管12に管体30を挿通させて、管体30に磁気処理装 置を外装するだけで装着できるので、磁気処理装置10の設置はきわめて簡単で ある。また、設置に際して管体30と連結する必要もないので、設置後の移動や 取り外しも簡単である。
【0011】 図5に示すように、この管体30内を通過する流体Fは、磁石対14〜18が 形成する磁界Mと交差して流れる。この際、流体Fは磁気処理される。 本実施例の磁気処理装置10は、例えば水中に曝気される空気の磁気処理に使 用される。空気に対する磁気処理の効果は時間の経過とともに減少する。このた め、空気に対する磁気処理の効果を維持した状態で曝気するには、磁気処理装置 10と曝気空気の吐出口との間の距離が短いほど良いことになる。
【0012】 本実施例の磁気処理装置10は、その構造から明らかなように、曝気空気の吐 出口の直近の水中に設置できる。このような位置に磁気処理装置10を設置すれ ば、磁気処理効果を充分に維持している空気を曝気できる。この際、磁気処理装 置10に備えられている、軟鉄製の界磁管20は重りとしての効果も発揮する。
【0013】 また、磁気処理の効率は、磁界を通過する流体の流速に指数的に比例するので 、例えば一連の流体経路中で最も流速の速い部分に設置すると効果的である。本 実施例の磁気処理装置10は、管体30に外装するだけで設置されるので、その 設置場所は事実上制限を受けない。したがって、一連の流体経路中の任意の位置 、例えば流速最大となる位置に設置できる。
【0014】 なお、本考案はかかる実施例に限定されるものではない。例えば装着管は塩化 ビニル製に限らず、非磁性材であればよい。その形状も円筒状に限らない。また 、本実施例では磁石対を3対としているが、1対、2対あるいは4対以上として もよい。永久磁石は、必ずしも対とする必要はなく、単独で設置してもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなように、本考案の磁気処理装置は、設置が簡単 で、設置位置を任意に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の磁気処理装置の正面図である。
【図2】 実施例の磁気処理装置の軸方向に沿った断面
図である。
【図3】 実施例の磁気処理装置の永久磁石の配置の説
明図である。
【図4】 実施例の磁気処理装置を管体に装着した状態
の斜視図である。
【図5】 実施例の磁気処理装置における磁気処理の説
明図である。
【符号の説明】
10・・・磁気処理装置、12・・・装着管、12a・
・・貫通孔、14a〜18b・・・永久磁石、30・・
・管体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁界を形成する磁石を備え、該形成され
    た磁界と交差して移動する流体を磁気処理する磁気処理
    装置において、 前記流体の通路となる管体が貫通可能な貫通孔を備えた
    装着部材と、 前記貫通孔の外周に沿って配設されて前記貫通孔の軸方
    向と交差する磁界を形成する単数または複数の磁石とを
    設けたことにより、 前記流体の通路となる管体に、該管体の軸方向に沿って
    移動自在に外装可能としたことを特徴とする磁化処理装
    置。
JP7630792U 1992-11-05 1992-11-05 磁気処理装置 Pending JPH0638997U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11165178A (ja) * 1997-06-05 1999-06-22 Sigma Science Kk 磁化水の製造方法およびその器具
JP2006175167A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Wonder Life:Kk 空気清浄装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51125564A (en) * 1975-04-22 1976-11-02 Fusaji Morishima Self-opening umbrella
JPS59174253A (ja) * 1983-03-22 1984-10-02 Furukawa Battery Co Ltd:The 鉛基合金の連続鋳造圧延製造法

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