JPH0638992U - 点眼剤容器用付属鏡 - Google Patents

点眼剤容器用付属鏡

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JPH0638992U
JPH0638992U JP8269392U JP8269392U JPH0638992U JP H0638992 U JPH0638992 U JP H0638992U JP 8269392 U JP8269392 U JP 8269392U JP 8269392 U JP8269392 U JP 8269392U JP H0638992 U JPH0638992 U JP H0638992U
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JP
Japan
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eye drop
eye
drop container
mirror
resin sheet
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Pending
Application number
JP8269392U
Other languages
English (en)
Inventor
昭雄 林
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な点眼を可能とする点眼剤容器用付属鏡
を提供する。 【構成】 一面に鏡面2を形成した可撓性を有する樹脂
シート1(シート材)の中央部に、点眼剤容器3のノズ
ル部4と略同じ直径の嵌合孔5を開口し、前記ノズル部
4の直径より小さな幅のスリット6を嵌合孔5から樹脂
シート1の外縁部に向けて形成する。樹脂シート1のス
リット6両側部分を撓ませて該スリット6に点眼剤容器
3のノズル部4の基端を通し、ノズル部4の基端を樹脂
シート1の嵌合孔5に嵌合することにより、樹脂シート
1をノズル部4の基端に装着する。点眼剤容器3を下方
向きにして点眼すべき目10の上方にかざすと、鏡面2
には点眼すべき目10の鏡像が映され、この鏡像の目1
0の中にノズル部4が位置するようにして点眼剤9を滴
下すると、点眼剤9は正確に点眼すべき目10に投剤さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、点眼剤容器用付属鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、点眼剤を使用する場合には、顔を上に向けて点眼すべき目の上方に点眼 剤容器をかざし、目視によって点眼剤容器位置を確認しながら該点眼剤容器が点 眼すべき目の直上にあると思われる位置で点眼剤を滴下するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上方にかざした点眼剤容器の位置を点眼すべき目で確認する場 合、点眼剤容器の位置を目の焦点より近接させて点眼するようにしているケース が多く、このように点眼剤容器の位置を目の焦点より近接させると点眼剤容器の 先端がぼやけてしまい、しかも視野の大部分を点眼剤容器が占めることになる為 、実際の点眼剤容器の位置が目の直上から僅かにずれていても使用者はこれに気 付かずに点眼してしまうことがあり、正確に点眼することが困難であった。
【0004】 また、点眼剤容器を目から離して点眼した場合には、点眼剤容器の空間的位置 を特定することが困難となる上、離れた位置から落下してくる点眼剤に対し目を 閉じ易くなる為、この場合も正確に点眼することが困難であった。
【0005】 本考案は、上述の実情に鑑みてなしたもので、点眼剤容器に装着することによ り正確な点眼を可能にする点眼剤容器用付属鏡を提供することを目的としている 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1に記載の考案は、一面に鏡面を形成した可撓性を有するシー ト材の中央部に、点眼剤容器のノズル部と略同じ直径の嵌合孔を開口し、前記点 眼剤容器のノズル部の直径より小さな幅のスリットを前記嵌合孔から前記シート 材の外縁部に向けて形成したことを特徴とする点眼剤容器用付属鏡に係るもので あり、本考案の請求項2に記載の考案は、一面に鏡面を形成した可撓性を有する シート材の中央部に、点眼剤容器のノズル部と略同じ直径の嵌合孔を開口し、該 嵌合孔の周囲に所要数の切れ込み部を放射状に形成したことを特徴とする点眼剤 容器用付属鏡に係るものである。
【0007】
【作用】
従って本考案の請求項1に記載の考案では、シート材のスリット両側部分を撓 ませて該スリットに点眼剤容器のノズル部の基端を通し、該ノズル部の基端をシ ート材の嵌合孔に嵌合することにより、シート材の鏡面を前記ノズル部の先端側 に向けた状態で前記シート材を前記ノズル部の基端に装着する。
【0008】 また、本考案の請求項2に記載の考案では、シート材の軸心方向から点眼剤容 器のノズル部の先端を挿入し、前記切り込み部により周方向に分割された嵌合孔 周辺部を撓ませて前記ノズル部のネジ山を通過させることにより、シート材の鏡 面を前記ノズル部の先端側に向けた状態で前記シート材を前記ノズル部の基端に 装着する。
【0009】 次いで、本考案の請求項1,2に記載の何れの考案においても、顔を略90゜ 上向けた状態で前記シート材を装着した点眼剤容器を下方向きにして点眼すべき 目の上方にかざすと、シート材の鏡面には前記点眼すべき目の鏡像が映され、こ の鏡像の目の中にノズル部が位置するようにして点眼剤を滴下すると、該点眼剤 は正確に点眼すべき目に投剤される。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0011】 図1〜図4は本考案の請求項1に記載の点眼剤容器用付属鏡の一実施例を示す ものである。
【0012】 図中1は可撓性を有する円盤状の樹脂シート(シート材)を示し、該樹脂シー ト1の一面にはアルミ蒸着等により鏡面2が形成されている。
【0013】 更に、前記樹脂シート1の中央部には、図2に示すような点眼剤容器3のノズ ル部4と略同じ直径の嵌合孔5が開口されていると共に、該嵌合孔5から前記樹 脂シート1の外縁部の所要位置にかけては、前記点眼剤容器3のノズル部4の直 径より小さな幅のスリット6が形成されている。
【0014】 尚、7は前記点眼剤容器3のノズル部4を被覆する為のキャップ、8は該キャ ップ7を前記ノズル部4に螺着し得るよう形成されたネジ山、9は前記ノズル部 4の先端から滴下された点眼剤、10は点眼すべき目を示す。
【0015】 而して、点眼を行う場合には、樹脂シート1に形成したスリット6を通して点 眼剤容器3のノズル部4の基端を前記樹脂シート1の嵌合孔5に嵌合することに より、樹脂シート1の鏡面2を前記ノズル部4の先端側に向けた状態で前記樹脂 シート1を前記ノズル部4の基端に装着する。
【0016】 ここで、前記スリット6はノズル部4の直径より小さな幅で形成されているが 、樹脂シート1のスリット6両側部分を撓ませれば容易にノズル部4を通過させ ることができる。
【0017】 次いで、顔を略90゜上向けた状態で、樹脂シート1を装着した点眼剤容器3 を図3に示す如く下方向きにして点眼すべき目10の上方にかざすと、樹脂シー ト1の鏡面2には、図4に示すような目10の鏡像が映され、この鏡像の目10 の中にノズル部4が位置するようにして点眼剤9を滴下すると、該点眼剤9は正 確に点眼すべき目10に投剤される。
【0018】 このとき、前記樹脂シート1は嵌合孔5より外周側に張り出したノズル部4の ネジ山8により係止されるので、前記ノズル部4から抜け落ちることはない。
【0019】 尚、前記鏡像は樹脂シート1の鏡面2に反射されたものであり、実際の目10 と鏡面2との間の距離xを二倍にした距離yを隔てた像として映るので、仮に鏡 面2自体の位置が焦点より目10に近くても距離yを隔てた位置が焦点より遠け れば確実に焦点の合った像として目視することが可能である。
【0020】 従って上記実施例によれば、樹脂シート1の鏡面2に映る鏡像によって点眼剤 容器3が目10の直上位置にあることを確実に確認することができるので、正確 な点眼を行うことができる。
【0021】 更に、樹脂シート1は鏡面2に目10の鏡像が映る程度の比較的小型なもので 良い為、点眼剤容器3と一緒に携帯することができて便利である。
【0022】 また、樹脂シート1は先に述べた如く比較的小型なもので良く、しかも厚さも 薄くて良い為、点眼剤容器3の既存の包装箱を何ら寸法変更することなく点眼剤 容器3と一緒に収容して販売することができる。
【0023】 図5は本考案の請求項2に記載の点眼剤容器用付属鏡の一実施例を示すもので 、前述した図1〜図4の実施例におけるスリット6に換えて、樹脂シート1の中 央部に開口した嵌合孔5の周囲に所要数(図示する例では4本)の切れ込み部1 1を放射状に形成したものであり、この実施例では、樹脂シート1の軸心方向( 図5の図面に対し直角な方向)から点眼剤容器3のノズル部4の先端を挿入し、 前記切り込み部11により周方向に分割された嵌合孔5周辺部を撓ませて前記ノ ズル部4のネジ山8を通過させることにより前記樹脂シート1を前記ノズル部4 の基端に装着する。
【0024】 この実施例の場合は、点眼剤容器3に対する装着手段が異なるが、装着後の使 用形態は前述した図1〜図4の実施例と同様であり、且つ同様の効果を奏するこ とができる。
【0025】 尚、本考案の点眼剤容器用付属鏡は、上述の実施例にのみ限定されるものでは なく、可撓性を有するシート材であれば樹脂シート以外のものでも良いこと、鏡 面が凹面鏡となるようシート材に適宜な曲率を付しても良いこと、その他、本考 案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【考案の効果】
上記した本考案の点眼剤容器用付属鏡によれば、下記の如き種々の優れた効果 を奏し得る。
【0027】 (I) シート材の鏡面に映る鏡像によって点眼剤容器が目の直上位置にある ことを確実に確認することができるので、正確な点眼を行うことができる。
【0028】 (II) シート材は鏡面に目の鏡像が映る程度の比較的小型なもので良い為 、点眼剤容器と一緒に携帯することができて便利である。
【0029】 (III) シート材は先に述べた如く比較的小型なもので良く、しかも厚さ も薄くて良い為、点眼剤容器の既存の包装箱を何ら寸法変更することなく点眼剤 容器と一緒に収容して販売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1に記載の点眼剤容器用付属鏡
の一実施例を示す平面図である。
【図2】一般的な点眼剤容器の一例を示す正面図であ
る。
【図3】図1の樹脂シートを図2の点眼剤容器に装着し
て使用する状態を示す図である。
【図4】図3のIV−IV方向の矢視図である。
【図5】本考案の請求項2に記載の点眼剤容器用付属鏡
の一実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 樹脂シート(シート材) 2 鏡面 3 点眼剤容器 4 ノズル部 5 嵌合孔 6 スリット 11 切れ込み部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に鏡面を形成した可撓性を有するシ
    ート材の中央部に、点眼剤容器のノズル部と略同じ直径
    の嵌合孔を開口し、前記点眼剤容器のノズル部の直径よ
    り小さな幅のスリットを前記嵌合孔から前記シート材の
    外縁部に向けて形成したことを特徴とする点眼剤容器用
    付属鏡。
  2. 【請求項2】 一面に鏡面を形成した可撓性を有するシ
    ート材の中央部に、点眼剤容器のノズル部と略同じ直径
    の嵌合孔を開口し、該嵌合孔の周囲に所要数の切れ込み
    部を放射状に形成したことを特徴とする点眼剤容器用付
    属鏡。
JP8269392U 1992-11-05 1992-11-05 点眼剤容器用付属鏡 Pending JPH0638992U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8269392U JPH0638992U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 点眼剤容器用付属鏡

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JP8269392U JPH0638992U (ja) 1992-11-05 1992-11-05 点眼剤容器用付属鏡

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ID=13781498

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JP (1) JPH0638992U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037775A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Yukei Kk 点眼薬容器
KR101859703B1 (ko) * 2018-02-07 2018-05-18 주식회사 진우엔지니어링 모바일 디스플레이용 유기발광다이오드 모듈 합지 장치

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