JPH0638861Y2 - 自動車整備用リフトの車体保持アーム - Google Patents

自動車整備用リフトの車体保持アーム

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JPH0638861Y2
JPH0638861Y2 JP1986013914U JP1391486U JPH0638861Y2 JP H0638861 Y2 JPH0638861 Y2 JP H0638861Y2 JP 1986013914 U JP1986013914 U JP 1986013914U JP 1391486 U JP1391486 U JP 1391486U JP H0638861 Y2 JPH0638861 Y2 JP H0638861Y2
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JP
Japan
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arm
vehicle body
lift
vehicle
car
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JP1986013914U
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JPS62125656U (ja
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考治 宮田
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考治 宮田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車整備用リフトに取付けて使用する自動車
整備用リフトの車体保持アームの改良に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来の自動車整備用リフトの車体保持アームとしては、
第6図に示すように、アーム本体(21)の先端にねじ
(22)の進退動により高さ調節できる受台(23)を設
け、この受台(23)の上面にすり割状の溝を設けたもの
が知られている。このような従来の車体保持アームはそ
の4個をそれぞれ整備しようとする車体のサイズに合せ
てアーム本体(21)を伸縮させたうえねじ(22)を回転
させて受台(23)の高さを調節し溝を車体に合せなけれ
ばならないこと、また、車輪がこの車体保持アームを乗
り越えることができないので車体の出し入れの際にはそ
の都度4個を外側へ開いたりリフトから取外さなければ
ならないこと、トラック等の整備を行う場合には乗用車
とは車体を支持すべき部分や高さが異なるため、専用の
大型のものを多種類準備しておかねばならないうえ重量
の大なものを手に持っての交換は容易でない等の問題が
あった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記のような従来の問題点を解決して、乗用車
の整備にもトラックの整備にも共通に使用することがで
き、しかも、取扱いが容易であって車体をリフトへ出し
入れするときにもリフトから取外したり動かす必要のな
い自動車整備用リフトの車体保持アームを目的として完
成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はリフトの門形アームの両下端に設けた4個の取
付用アームに装着されるアーム本体の先端部分に弾性材
からなる幅の広い平面状の車体支承部を設けるとともに
該アーム本体の側面には断面角形の中空筒状部を設け、
前記中空筒状部には下面が前記車体支承部の上面に当接
する断面角形の補助アームを着脱自在に挿入し、さら
に、前記補助アームの先端部上面には車体の種類に応じ
交換される車体支持用アタッチメントを着脱自在に取付
けたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を第1図〜第5図に示す実施例について詳細
に説明する。
(1)は車体保持アームのアーム本体であって、該アー
ム本体(1)は支柱(32)に沿って昇降する片持式の門
形アーム付のリフト(30)の該門形アームの両下端にそ
れぞれ2個宛設けられる計4個の取付用アーム(31)に
それぞれ取付用筒部(2)をもって装着される。前記ア
ーム本体(1)の先端部分にはゴムのような弾性材を積
層した幅の広い平面状の車体支承部(3)が形成され、
該車体支承部(3)は乗用車の整備を行う際に車体の下
面に当接して車体を支えるものであって、例えば300mm
×200mm×2mm厚さ程度の従来よりもかなり大きいものと
する。また、この車体支承部(3)はリフト(30)を最
も下降させたときに床面から10mm程度の高さとなって車
輪が容易に乗り越えられるようにしておく。(4)はこ
のようなアーム本体(1)の側面に溶接により一体に設
けられた断面角形の中空筒状部であり、この中空筒状部
(4)には同じく断面角形の補助アーム(5)が着脱自
在に挿入されている。なお、補助アーム(5)の両端部
には低い障害部(6)を突設して不用意に抜けることを
防止することができる。(7)は前記補助アーム(5)
の先端部上面に着脱自在に取付けられる車体支持用アタ
ッチメントであって、この車体支持用アタッチメント
(7)は補助アーム(5)に対し取付けるための取付金
具部(8)とその上面に嵌着した弾性板部(9)とから
なるもので、車体の種類に応じて高さが異なるため、第
1図及び第2図に示すような標準型のもののほか第3図
に示すように取付金具部(8)の高さを大きくしてボル
ト(10)により補助アーム(5)に固定できるものとす
る。また、第1図に示すように、補助アーム(5)はこ
れを中空筒状部(4)に挿入したときには補助アーム
(5)の下面がアーム本体(1)の車体支承部(3)の
上面に当接して荷重を支えるようにしている。
このように構成されたものは、乗用車の整備を行う場合
には、第5図に示されるように、リフト(30)の門形ア
ームの両下端にそれぞれ2個宛取付けられる4個の各取
付用アーム(31)に各アーム本体(1)を取付用筒部
(2)をもって装着し、補助アーム(5)は中空筒状部
(4)から脱去した状態で使用するものであって、リフ
ト(30)を下降させて各アーム本体(1)の車体支承部
(3)を工場の床面に密着させたうえ進入させた車体の
下面所定箇所に前記各車体支承部(3)を当接させ、次
いで、リフト(30)を上昇させれば、各車体支承部
(3)が乗用車を確実に支えて車体を持上げるものであ
る。しかして、前記車体の持上げの場合、各車体支承部
(3)はアーム本体(1)に弾性材を積層した幅の広い
平板状のものとしているため、車体の損傷を与えること
がないうえ乗用車の車幅の違いに応じてアーム本体
(1)を装着した取付用アーム(31)の開度調節を行う
というような細かい調節をほとんど必要としないもので
ある。
また、第4図に示すトラックの整備を行う場合には、車
体を支持する間隔や高さが乗用車とは大きく異なるた
め、アーム本体(1)の側面の中空筒状部(4)に補助
アーム(5)を挿入した状態でその先端部上面に着脱自
在に取付けた車体支持用アタッチメント(7)は車種に
適応した高さのものを使用するが、この際、補助アーム
(5)は断面角形の中空筒状部(4)に着脱自在に挿入
されたことによって容易に摺動させることができるとと
もに車体支持用アタッチメント(7)も容易に交換でき
るため、トラックの車種に応じての支持位置の調節は簡
単に行えるものである。しかも、使用時に補助アーム
(5)にかかる荷重はアーム本体(1)の弾性材を積層
した幅の広い平板状の車体支承部(3)の上面に補助ア
ーム(5)の下面が当接して支えられるため、中空筒状
部(4)には過大な荷重がかかることがなく、また、断
面角形の中空筒状部(4)に挿入された断面角形の補助
アーム(5)は回動するおそれが全くないため、常に安
定してその機能を発揮できるものである。
(考案の効果) 本考案は前記実施例による説明によって明らかなよう
に、乗用車の整備にもトラックの整備にも簡単に使用す
ることができるものであって、従来のように多種類の車
体保持アームを用意しておく必要がなく、車種に応じた
調節が容易であるうえ自動車整備工場における整備の大
半を占める乗用車の場合には車体の出し入れの際に車体
保持アームをリフトから取外す必要もないものであり、
また、トラックの整備の場合にも重い車体保持アーム全
体をリフトから取外して交換する必要がなく、軽くて取
扱い容易な補助アームの着脱や車体支持用アタッチメン
トの交換だけでトラックの種類による車幅や支持位置の
違いに対応することができるものであって、従来のこの
種の車体保持アームの問題点を解決したものとして実用
的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図はその分
解斜視図、第3図は高い車体支持用アタッチメントの斜
視図、第4図及び第5図は使用状態を示す正面図、第6
図は従来のこの種自動車整備用リフトの車体保持アーム
の代表例を示す一部切欠斜視図である。 (1):アーム本体、(3):車体支承部、(4):中
空筒状部、(5):補助アーム、(7):車体支持用ア
タッチメント、(30):リフト、(31):取付用アー
ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフト(30)の門形アームの両下端に設け
    た4個の取付用アーム(31)に装着されるアーム本体
    (1)の先端部分に弾性材からなる幅の広い平面状の車
    体支承部(3)を設けるとともに該アーム本体(1)の
    側面には断面角形の中空筒状部(4)を設け、前記中空
    筒状部(4)には下面が前記車体支承部(3)の上面に
    当接する断面角形の補助アーム(5)を着脱自在に挿入
    し、さらに、前記補助アーム(5)の先端部上面には車
    体の種類に応じ交換される車体支持用アタッチメント
    (7)を着脱自在に取付けたことを特徴とする自動車整
    備用リフトの車体保持アーム。
JP1986013914U 1986-01-31 1986-01-31 自動車整備用リフトの車体保持アーム Expired - Lifetime JPH0638861Y2 (ja)

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JPS62125656U JPS62125656U (ja) 1987-08-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156014A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Anzen Motor Car Co Ltd 車両リフト用リフトアップ位置決め装置

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JP2747555B2 (ja) * 1994-05-13 1998-05-06 杉安工業株式会社 車両整備用リフト

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JPS59123089U (ja) * 1983-02-09 1984-08-18 豊田工機株式会社 オ−トリフト
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