JPH0638731Y2 - 自動車用ドアトリム - Google Patents
自動車用ドアトリムInfo
- Publication number
- JPH0638731Y2 JPH0638731Y2 JP15335388U JP15335388U JPH0638731Y2 JP H0638731 Y2 JPH0638731 Y2 JP H0638731Y2 JP 15335388 U JP15335388 U JP 15335388U JP 15335388 U JP15335388 U JP 15335388U JP H0638731 Y2 JPH0638731 Y2 JP H0638731Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door trim
- trim
- grip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案はドアポケットを設置した自動車用ドアトリム
に関するもので、ドアポケット内部を照光する照光用ラ
ンプを付設して、使い勝手を向上させた自動車用ドアト
リムに関する。
に関するもので、ドアポケット内部を照光する照光用ラ
ンプを付設して、使い勝手を向上させた自動車用ドアト
リムに関する。
《従来の技術》 通常、ドアインナーパネルに内装される自動車用ドアト
リム１は、第５図，第６図に示すように、ドアインナー
パネルの外周形状に合致してトリムカットされ、かつア
ームレスト部ならびにドアウエスト部を車室内側に膨出
形成してなる芯材２と、この芯材２の表面側に貼着され
る表皮材３とから大略構成され、さらにこのドアトリム
１の下方側には樹脂成形体からなるドアポケット４が設
置され、ドア開閉の際使用するドアグリップ５が、その
表面側に把手状に設けられている。
リム１は、第５図，第６図に示すように、ドアインナー
パネルの外周形状に合致してトリムカットされ、かつア
ームレスト部ならびにドアウエスト部を車室内側に膨出
形成してなる芯材２と、この芯材２の表面側に貼着され
る表皮材３とから大略構成され、さらにこのドアトリム
１の下方側には樹脂成形体からなるドアポケット４が設
置され、ドア開閉の際使用するドアグリップ５が、その
表面側に把手状に設けられている。
そして、このドアグリップ５は、十分な強度を備えるこ
とが必要であるため、ドアインナーパネル６に対して、
直接、ビス等によりその上下端部が固定される。そのう
ち下端側はドアグリップ５に設けたブラケット5aを、ド
アインナーパネル６に対してビス７止め固定されている
が、このビス７の取付作業の必要から、ドアトリム１に
ビス止め用開口８が開設されており、この開口８を蓋す
る装飾用キャップ９が取付けられている。
とが必要であるため、ドアインナーパネル６に対して、
直接、ビス等によりその上下端部が固定される。そのう
ち下端側はドアグリップ５に設けたブラケット5aを、ド
アインナーパネル６に対してビス７止め固定されている
が、このビス７の取付作業の必要から、ドアトリム１に
ビス止め用開口８が開設されており、この開口８を蓋す
る装飾用キャップ９が取付けられている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、従来の構成の自動車用ドアトリム１にあ
っては、ドアトリム１の表面に対して、装飾用キャップ
９が別物感を与え、見栄えの低下を招くという不具合が
指摘されている。
っては、ドアトリム１の表面に対して、装飾用キャップ
９が別物感を与え、見栄えの低下を招くという不具合が
指摘されている。
さらに、上述したようにドアポケット４を設置して、備
品の収容を図るようにして使い勝手を向上させた車種が
多くなる傾向にあるが、ドアポケット４内部が暗いた
め、収容された備品の判別がしづらい等の問題点も指摘
されている。
品の収容を図るようにして使い勝手を向上させた車種が
多くなる傾向にあるが、ドアポケット４内部が暗いた
め、収容された備品の判別がしづらい等の問題点も指摘
されている。
本考案は、上述の事情に鑑みてなされたもので、本考案
の目的とするところは、ドアポケット内部を照光する照
光用ランプをドアポケットの上方側に設置して、使い勝
手を向上させるとともに、従来の装飾用キャップを廃止
して、見栄えの向上を同時に達成するようにした自動車
用ドアトリムを提供することにある。
の目的とするところは、ドアポケット内部を照光する照
光用ランプをドアポケットの上方側に設置して、使い勝
手を向上させるとともに、従来の装飾用キャップを廃止
して、見栄えの向上を同時に達成するようにした自動車
用ドアトリムを提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案は、ドアトリムの下
方側に設置されるドアポケットと、その上下端がドアイ
ンナーパネルに取付固定され、ドアトリムの表面側に把
手状に設けられるドアグリップとを備えてなる自動車用
ドアトリムにおいて、 前記ドアポケットの上方側に、ドアグリップの下端側を
ビス止めするための作業孔が開設されているとともに、
この作業孔内に、ドアポケット内部を照光する照光用ラ
ンプが嵌合固定されたことを特徴とする。
方側に設置されるドアポケットと、その上下端がドアイ
ンナーパネルに取付固定され、ドアトリムの表面側に把
手状に設けられるドアグリップとを備えてなる自動車用
ドアトリムにおいて、 前記ドアポケットの上方側に、ドアグリップの下端側を
ビス止めするための作業孔が開設されているとともに、
この作業孔内に、ドアポケット内部を照光する照光用ラ
ンプが嵌合固定されたことを特徴とする。
《作用》 以上の構成によれば、ドアグリップ下端側をビス止め固
定する作業孔に、従来の装飾キャップに代えて照光用ラ
ンプを設置したものであるから、従来の装飾用キャップ
による美観の低下を防止できるとともに、この照光用ラ
ンプにより、ドアポケット内部の収容物を判別を容易に
行なうことができる。
定する作業孔に、従来の装飾キャップに代えて照光用ラ
ンプを設置したものであるから、従来の装飾用キャップ
による美観の低下を防止できるとともに、この照光用ラ
ンプにより、ドアポケット内部の収容物を判別を容易に
行なうことができる。
《実施例》 以下、本考案に係る自動車用ドアトリムの実施例につい
て添付図面を参照しながら詳細に説明する。
て添付図面を参照しながら詳細に説明する。
第１図は本考案による自動車用ドアトリムを示す正面
図、第２図は同ドアトリムの断面図、第３図，第４図は
同ドアトリムの要部を示す各断面図である。
図、第２図は同ドアトリムの断面図、第３図，第４図は
同ドアトリムの要部を示す各断面図である。
まず、第１図，第２図において、本考案に係る自動車用
ドアトリム10は、ドアインナーパネル11の外周形状にほ
ぼ合致してトリムカットされ、ドアウエスト部ならびに
アームレスト部を車室内側に膨出成形してなる芯材12
と、この芯材12の表面側に一体貼着され、装飾性を付与
する表皮材13とからなるドアトリム本体14と、このドア
トリム本体14の下方側に設置される樹脂成形体からなる
ドアポケット15と、ドア開閉の際に使用する、内部に芯
材を有し、把手状に成形された樹脂成形体からなるドア
グリップ16とから大略構成される。
ドアトリム10は、ドアインナーパネル11の外周形状にほ
ぼ合致してトリムカットされ、ドアウエスト部ならびに
アームレスト部を車室内側に膨出成形してなる芯材12
と、この芯材12の表面側に一体貼着され、装飾性を付与
する表皮材13とからなるドアトリム本体14と、このドア
トリム本体14の下方側に設置される樹脂成形体からなる
ドアポケット15と、ドア開閉の際に使用する、内部に芯
材を有し、把手状に成形された樹脂成形体からなるドア
グリップ16とから大略構成される。
さて、本考案による自動車用ドアトリム10の特徴は、ド
アポケット15の上方側に、照光用ランプ17が設置され、
この照光用ランプ17を取付けるドアトリム本体14に開口
18を設け、ドアグリップ16の下端側をドアインナーパネ
ル11にビス止め固定する際の作業孔として上記開口18を
利用したことにある。
アポケット15の上方側に、照光用ランプ17が設置され、
この照光用ランプ17を取付けるドアトリム本体14に開口
18を設け、ドアグリップ16の下端側をドアインナーパネ
ル11にビス止め固定する際の作業孔として上記開口18を
利用したことにある。
すなわち、第３図に示すようにドアグリップ16をドアイ
ンナーパネル11に取付ける際、ドアグリップ16下端に設
けられたグリップ取付用ブラケット19を、ドアインナー
パネル11の取付孔11a内にビス20を螺着することにより
固定するが、この際、スクリュードライバ21を開口18を
通してビス20止め作業を行ない、作業が完了すれば、第
４図に示すようにこの開口18内に照光用ランプ17を嵌合
固定すれば良い。
ンナーパネル11に取付ける際、ドアグリップ16下端に設
けられたグリップ取付用ブラケット19を、ドアインナー
パネル11の取付孔11a内にビス20を螺着することにより
固定するが、この際、スクリュードライバ21を開口18を
通してビス20止め作業を行ない、作業が完了すれば、第
４図に示すようにこの開口18内に照光用ランプ17を嵌合
固定すれば良い。
従って、ビス止め孔としての開口18を蓋する従来の装飾
キャップを廃止して、美観の低下を防止するとともに、
この照光用ランプ17を下方側に照光するように調整し
て、ドアポケット15内部の収容物の判別を容易に行なう
ようにすれば、使い勝手が著しく向上する利点がある。
キャップを廃止して、美観の低下を防止するとともに、
この照光用ランプ17を下方側に照光するように調整し
て、ドアポケット15内部の収容物の判別を容易に行なう
ようにすれば、使い勝手が著しく向上する利点がある。
さらに、上記照光用ランプ17は、樹脂成形体からなるラ
ンプボディ22の外周に係合用溝部23を周設し、このラン
プボディ22の樹脂弾性を利用して、開口18の縁部18aが
溝部23内に嵌まり込むようにすれば、ワンタッチで照光
用ランプ17を開口18内に嵌合固定することができる。な
お図示はしないが、この照光用ランプ17は車載用バッテ
リと接続され、第１図で示すON,OFFスイッチ24により操
作する。
ンプボディ22の外周に係合用溝部23を周設し、このラン
プボディ22の樹脂弾性を利用して、開口18の縁部18aが
溝部23内に嵌まり込むようにすれば、ワンタッチで照光
用ランプ17を開口18内に嵌合固定することができる。な
お図示はしないが、この照光用ランプ17は車載用バッテ
リと接続され、第１図で示すON,OFFスイッチ24により操
作する。
また、この照光用ランプ17により、ドアポケット15内部
だけでなく、乗員の足下付近も明るくなるため、フット
ランプとしても使用することができる。
だけでなく、乗員の足下付近も明るくなるため、フット
ランプとしても使用することができる。
《効果》 以上説明したように、本考案による自動車用ドアトリム
によれば、ドアグリップの下端側をビス止めする作業孔
を蓋する従来の装飾キャップに代えて、照光用ランプを
この作業孔内に嵌合固定するようにしたため、従来の装
飾用キャップを廃止することにより、製品美観の向上を
図るとともに、この照光用ランプによりドアポケット内
部の収容物の判別を容易に行ない、かつフットランプと
しての機能も付加したため、使い勝手が向上する等の効
果を有する。
によれば、ドアグリップの下端側をビス止めする作業孔
を蓋する従来の装飾キャップに代えて、照光用ランプを
この作業孔内に嵌合固定するようにしたため、従来の装
飾用キャップを廃止することにより、製品美観の向上を
図るとともに、この照光用ランプによりドアポケット内
部の収容物の判別を容易に行ない、かつフットランプと
しての機能も付加したため、使い勝手が向上する等の効
果を有する。
第１図は本考案に係る自動車用ドアトリムを示す正面
図、第２図は第１図中II-II線断面図、第３図，第４図
は本考案による自動車用ドアトリムの作用効果を示す各
要部断面図、第５図は従来の自動車用ドアトリムを示す
正面図、第６図は第５図中VI-VI線断面図である。 10……自動車用ドアトリム 11……ドアインナーパネル 14……ドアトリム本体 15……ドアポケット 16……ドアグリップ 17……照光用ランプ 18……開口
図、第２図は第１図中II-II線断面図、第３図，第４図
は本考案による自動車用ドアトリムの作用効果を示す各
要部断面図、第５図は従来の自動車用ドアトリムを示す
正面図、第６図は第５図中VI-VI線断面図である。 10……自動車用ドアトリム 11……ドアインナーパネル 14……ドアトリム本体 15……ドアポケット 16……ドアグリップ 17……照光用ランプ 18……開口
Claims (1)
- 【請求項１】ドアトリムの下方側に設置されるドアポケ
ットと、その上下端がドアインナーパネルに取付固定さ
れ、ドアトリムの表面側に把手状に設けられるドアグリ
ップとを備えてなる自動車用ドアトリムにおいて、 前記ドアポケットの上方側に、ドアグリップの下端側を
ビス止めするための作業孔が開設されているとともに、
この作業孔内に、ドアポケット内部を照光する照光用ラ
ンプが嵌合固定されたことを特徴とする自動車用ドアト
リム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15335388U JPH0638731Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 自動車用ドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15335388U JPH0638731Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 自動車用ドアトリム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0275215U JPH0275215U (ja) | 1990-06-08 |
| JPH0638731Y2 true JPH0638731Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31429116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15335388U Expired - Lifetime JPH0638731Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 自動車用ドアトリム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638731Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0818513B2 (ja) * | 1990-09-21 | 1996-02-28 | 日産自動車株式会社 | 車室内照明装置 |
| JP2009179119A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Riido:Kk | 自動車用照明装置及び自動車 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP15335388U patent/JPH0638731Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0275215U (ja) | 1990-06-08 |
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