JPH0638715U - 冷、暖房座席付き自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この冷、暖房座席付き自動車は座席を冷やし
たり暖めたりして高温、低温、多湿時における運転を心
身共に快適に出来る様に考案したものです。 【構成】 この考案は従来の冷、暖房の機能を装備した
自動車に、更に座席の内部にも冷、暖房の吹き出し口を
殖やし座席そのものを、内から冷やしたり暖めたり出来
る様にする。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は自動車の座席自体を内部から冷やしたり、反対に暖めたりできる 構造をもった自動車である。

従来、自動車の冷、暖房の吹き出し口は、ウインドの下側、足元運転座側、助手 席側、正面側に向って、それぞれ取り付けてあり、座席そのものを、暖めること の出来きる車は、販売されていない。

この本考案は、現状の冷、暖房を利用して、座席に吹き出し口を備えているので 、次の欠点が解消できる。

長時間にわたって過酷な運転を要求されるタクシー、バス、運送業の運転手には 福音である。

長時間の運転は、座席に釘ぎ付けとなり、尻、腰、背中、大腿部分に熱が蓄積し 発汗が高まり、尻の谷間、こかん部分は特に不潔となり、痔を煩っている人、肥 満の人、多汗症の人など、肉体的に精神的にも不愉快である。

時期的には梅雨真夏時など最悪である。又人によっては冷風を直接、長時間に渡 って皮膚に当てると神経痛が出る人疲労が激しくなる人も多いのである、そこで 適度に座席を冷やしてやれば以上の欠点が解消される。

従来の冷、暖房の方法と併用すれば効果は大である。

反対に座席を暖める場合は、次の様な利点がある。現状の暖房は、冷房同様、 足腰、背中等を直接に暖めることは出来ない。寒さ厳しき時期、冷症の人など車 内を暖め過ぎると眠気をさそう危険もあり、座席自体を適度に温めることで以上 の欠点が解消できる。

この本考案は従来の冷、暖房の吹き出し口に加えて図に示す様に冷、（暖）気（ １）の通路を作り座席の内部に吹き出し口（２）を付ける。

【図面の簡単な説明】

第一図は本案の断面図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 図に示すとおり自動車の座席の内部に冷、暖房の冷、暖
   気の通路と吹き出し口を装備する。