JP3024509U - 車両用冷暖房クッション機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夏は冷気を自動車内の使用者の背中や尻の下
に送り、冬は暖気をそこへ送る。 【解決手段】 エアコン口からホースでクッションに冷
暖気を誘導する。このクッションを使用者は背中と尻の
下へ敷く。又、車内への冷・暖気と、クッションへの冷
・暖気は、エアコン口に取り付けたボックス部材内の板
の回動により制御できる。即ち、切り換えで選択でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、車両用冷暖房クッション機構に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、自動車の座席は、夏はクーラーをかけていても背中や尻の下に汗を かく。室内が冷えても背中や尻の下は汗をかく。 冬はエアコンにより暖まっても、背中や尻の下は冷たい。 エアコン吹き出し口から冷気暖気を背中及び尻の下へ引き出す装置はまだない 。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、背中や尻の下へ冷気暖気を導くものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、自動車のエアコン口に装着し、車内用と、ホースでつないだクッシ ョン用と切り換えのできる車両用冷暖房クッション機構に関する。

【０００５】

【考案の実施の形態】

自動車のエアコン口１に、正面排出口２と下方排出口３を持つボックス部材Ａ を取り付ける。車内へ冷・暖気を排出する時は正面排出口２を用い、クッション ４へホース５を介して排出する時は、下方排出口３を用いる。正面排出口２と下 方排出口３は、つまみ６により板７の９０度の回動により、冷・暖気の流れの切 り換えができる。即ち、板８は、正面排出口２か下方排出口３を適切に閉鎖し、 閉鎖されない方へ冷・暖気が流れるよう選択できる。

【０００６】 ホース５は、冷・暖気をクッション４へ誘導する。クッション４は、多数の孔 ８があり、ホース着装口９により、冷・暖気が中へ入る。多数の孔８は、そこか ら、冷・暖気が外へ出るものである。このクッションを尻の下と背中に当てて、 使用者は使用する。クッションには、一つくびれ１０があり、背中と尻に当てる ための曲げに良い。

【０００７】

【考案の効果】

このように用いることにより、冷・暖気が、使用者の背中や尻の下から出るの で、夏はそこに汗をかかず、冬は背中も尻の下も暖かいという効果を発する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のボックス部材の側面図である。

【図２】ボックス部材の正面図である。

【図３】ホースの平面図である。

【図４】クッションの平面図である。

【図５】クッションの正面図である。

【符号の説明】 Ａ ボックス部材 １ エアコン口 ２ 正面排出口 ３ 下方排出口 ４ クッション ５ ホース ６ つまみ ７ 板 ８ 孔 ９ ホース着装口 １０ くびれ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車のエアコン口に装着し、車内用
   と、ホースでつないだクッション用と切り換えのできる
   車両用冷暖房クッション機構。