JPH0638700U - 車両用シートのリヤシートバック構造 - Google Patents

車両用シートのリヤシートバック構造

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JPH0638700U
JPH0638700U JP8025592U JP8025592U JPH0638700U JP H0638700 U JPH0638700 U JP H0638700U JP 8025592 U JP8025592 U JP 8025592U JP 8025592 U JP8025592 U JP 8025592U JP H0638700 U JPH0638700 U JP H0638700U
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JP8025592U
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昌一 小金井
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池田物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールとリヤシートバックとの間から見えて
いたボディパネルを隠すことができて、見栄えが向上す
るし、シートバックの横マチ部の後方の表皮に質の良い
高価なものを使用する必要がなく安価になり、しかもリ
ヤシートバックとモールとの合いが良くなる車両用シー
トのリヤシートバック構造を提供することである。 【構成】 リヤシートバックAの横マチ部12に上下方
向に沿う隠し部材6を設け、リヤシートバックAの後部
側方に位置するボディパネル8のパネル部8aの合わせ
部9に装着されたモール10を前記隠し部材6に引っ掛
けて、モール10とリヤシートバックAとの間から見え
ていたボディパネル8を前記隠し部材6とモール10と
でが隠す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用シートのリヤシートバック構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のリヤシートバック構造においては、図5および図6に示すよう にリヤシートバック20の後部側方にはボディパネル21が位置しており、この ボディパネル21のパネル部21aの合わせ目22にはモール23が装着してあ る。そして、このモール23はリヤシートバック20の横マチ部20aに沿うよ うに位置しているが、モール23とリヤシートバック20の横マチ部20aとの 間には隙間24が生じていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、モール23とリヤシートバック20の横マチ部20aとの間に 隙間24があるために、この隙間23から後方のボディパネル21が見えて見栄 えが悪いという問題点があったし、また、隙間24からリヤシートバック20の 横マチ部20aの後側の表皮25が見えるので、この後方の表皮25に質の良い 高価なものを使用する必要があるという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、モールとリヤシートバックとの間から見えていたボディパネルを隠すこ とができて、見栄えが向上するし、シートバックの横マチ部の後側の表皮に質の 良い高価なものを使用する必要がなく安価になり、しかもリヤシートバックとモ ールとの合いが良くなる車両用シートのリヤシートバック構造を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、リヤシートバックの横マチ部に上下 方向に沿う隠し部材を設け、リヤシートバックの後部側方に位置するボディパネ ルのパネル部の合わせ部に装着されたモールを前記隠し部材に引っ掛けたことを 特徴とする。
【0006】
【作用】
かかる構成により、モールとリヤシートバックとの間から見えていたボディパ ネルを前記隠し部材とモールとで隠すことができて、見栄えが向上するし、この 隠し部材でリヤシートバックの横マチ部の後側の表皮材が見えなくなるので、こ の後方の表皮に質の良い高価なものを使用する必要がなく安価にすることができ る。また、前記隠し部材によりリヤシートバックとモールとの合いが良くなる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係わる車両 用シートのリヤシートバック構造の一部省略した斜視図、図2は図1X−X線に 沿う断面図、図3は図2Y部の拡大詳細図、図4は隠し部材の他の実施態様の断 面図である。
【0008】 本考案に係わるリヤシートバックAは、フレーム1をパット材2で覆って成る シート本体3と表皮4とを備えており、このシート本体3に表皮4を被せて構成 してある。この表皮4には、リヤシートバックAの横マチ部12に位置する、前 面側の表皮部4aと後面側の表皮部4bとの縫合せ部5があるが、この縫合せ部 5では、前面側の表皮部4aと後面側の表皮部4bとの縫合せ時にこれらの間に 樹脂製で帯状の隠し部材6を挟んで、この帯状体6が表皮部4a、4bと一緒に 縫合してあり、隠し部材6はシート本体3側とは反対側に突出しており、突出端 部には引っ掛け部7が形成してある。
【0009】 また、リヤシートバックAの後部側方には車両のボディパネル8が位置してお り、このボディパネル8のパネル部8aの合わせ部9にはモール10が装着して ある。そして、このモール10の内側縁部10aが前記隠し部材6の引っ掛け部 7に引っ掛けてあって、モール10とリヤシートバックAとの間から見えていた ボディパネル8を前記隠し部材6とモール10とが隠している。
【0010】 また、前記隠し部材6は上記の構成に限らず、図4に示すように取付部11a と引っ掛け部11bとを有するものであってもよく、この隠し部材6を、表皮4 の、リヤシートバックAの横マチ部12の表皮4に前記取付部11aを縫い付け てに取り付け、モール10の内側縁部10aを隠し部材6の引っ掛け部11bに 引っ掛けてあって、モール10とリヤシートバックAとの間から見えていたボデ ィパネル8を前記隠し部材6とモール10とで隠してもよい。
【0011】 上記のように、実施例にあってはリヤシートバックAの横マチ部12に設けた 隠し部材6に、リヤシートバックAの後部側方に位置するボディパネル8のパネ ル部8aの合わせ部9に装着されたモール10を引っ掛けて、モール10とリヤ シートバックAとの間から見えていたボディパネル8を前記隠し部材6とモール 10とで隠すことができて、見栄えが向上するし、この隠し部材6でリヤシート バックAの横マチ部12後側の表皮4が見えなくなるので、この表皮に質の良い 高価なものを使用する必要がなく安価にすることができる。また、前記隠し部材 6によりリヤシートバックAとモール10との合いが良くなる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、リヤシートバックの横マチ部に上下方向に沿う 隠し部材を設け、リヤシートバックの後部側方に位置するボディパネルのパネル 部の合わせ部に装着されたモールを前記隠し部材に引っ掛けたので、モールとリ ヤシートバックとの間から見えていたボディパネルを前記隠し部材とモールとで 隠すことができて、見栄えが向上するし、この隠し部材でリヤシートバックの横 マチ部後側の表皮材が見えなくなるので、この表皮に質の良い高価なものを使用 する必要がなく安価にすることができる。また、前記隠し部材によりリヤシート バックとモールとの合いが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる車両用シートのリヤシートバッ
ク構造の一部省略した斜視図である。
【図2】図1X−X線に沿う断面図である。
【図3】図2Y部の拡大詳細図である。
【図4】隠し部材の他の実施態様の断面図である。
【図5】従来の車両用シートのリヤシートバック構造の
一部省略した斜視図である。
【図6】図5Z−Z線に沿う断面図である。
【符号の説明】
A リヤシートバック 6 隠し部材 8 ボディパネル 8a パネル部 9 合わせ部 10 モール 12 横マチ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシートバックの横マチ部に上下方向
    に沿う隠し部材を設け、リヤシートバックの後部側方に
    位置するボディパネルのパネル部の合わせ部に装着され
    たモールを前記隠し部材に引っ掛けたことを特徴とする
    車両用シートのリヤシートバック構造。
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JP2541866Y2 JP2541866Y2 (ja) 1997-07-23

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