JPH0638692U - 積み重ね家具 - Google Patents

積み重ね家具

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JPH0638692U
JPH0638692U JP8456492U JP8456492U JPH0638692U JP H0638692 U JPH0638692 U JP H0638692U JP 8456492 U JP8456492 U JP 8456492U JP 8456492 U JP8456492 U JP 8456492U JP H0638692 U JPH0638692 U JP H0638692U
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furniture
casters
furniture unit
corners
units
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Application number
JP8456492U
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English (en)
Inventor
昌英 阪本
Original Assignee
株式会社淀川製鋼所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の家具ユニットを有し、最下段に配置す
る家具ユニットの下面にキャスタを取り付けてある積み
重ね家具において、各家具ユニットの位置を上下で自由
に入れ替えできるようにする。 【構成】 上下に積み重ねる家具ユニット3の下面の四
隅部に凸部13を形成するとともに、その下端面にキャ
スタ39の取付ボルト40が螺合可能なネジ孔を設け
る。家具ユニット3の上面の四隅部には、上方に位置す
る家具ユニットの凸部13と嵌合する凹部14を形成し
ておき、凸部13と凹部14を嵌合させて家具ユニット
3どうしを上下に積み重ねる。上下で配置替えする場
合、最下段の家具ユニット3に取り付けてあるキャスタ
39を取り外し、新たに最下段に配置する家具ユニット
にキャスタ39を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はクローゼット内やリビング及び玄関のわきなどに移動可能に配置され るキャスタ付の上下に積み重ねられる家具ユニットからなる積み重ね家具に関し 、これを構成する各種の家具ユニット、例えば衣服ハンガー付の家具、引出し付 の家具、棚板付の家具、トレー付の家具などの上面および下面の四隅部に改良を 加えて上下の組み替えが容易にでき、キャスタの取り付け取り外しが簡単にでき る積み重ね家具を提供する。
【0002】
【従来の技術】
この種の積み重ね家具において、最上段や中間に位置する各家具ユニットの下 面の四隅部には、凹部が形成されており、最下段や中間に位置する各家具ユニッ トの上面の四隅部には、凸部が形成されている。各家具ユニットどうしは凹部と 凸部とを嵌合させて積み重ねてあり、これにより位置ずれを防止している。最下 段に位置する家具ユニットの下面の四隅部には、複数のビスなどによりキャスタ を取り付けてあり、積み重ね家具全体が移動できるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の積み重ね家具は、少なくとも最下段と最上段に配置する家具ユニットが 決められている。すなわち、最下段に配置する家具ユニットには、下面にキャス タが取り外しできないように固定されており、最上段に配置する家具ユニットの 上面には、位置ずれ防止用の凸部が形成されていない。従って、使用者側で使い 勝手や好みなどに応じて、家具ユニットの位置を上下で入れ替えることができな い。 そこで本考案の目的は、使用者が必要や好みに応じて各家具ユニットの位置を 上下で自由に入れ替えでき、しかも最下段に位置する家具ユニットにはキャスタ が簡単に取り付け取り外しができる積み重ね家具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上下に積み重ねられた複数の家具ユニットを有し、最下段に配置さ れた家具ユニットの下面の四隅部にキャスタ39を設けてある積み重ね家具2に おいて、 それぞれの家具ユニットには、下面の四隅部に凸部13を形成してあるととも に、各凸部13の下端面13aに、キャスタ39の上部に設けられた取付ボルト 40が螺合可能なネジ孔30を形成してあること、 上面の四隅部に、上方に位置する家具ユニットの凸部13と嵌合する凹部14 を形成してあること、 最下段に位置する家具ユニットのネジ孔30にキャスタ39の取付ボルト40 が着脱自在に螺合してあることを要件とする。
【0005】
【作用】
上段側の各家具ユニットは、下面の凸部13を下方に位置する各家具ユニット の凹部14にそれぞれ嵌合させて積み重ねられる。最下段の家具ユニットに取り 付けてあるキャスタ39は、取付ボルト40を緩めて各家具ユニットから取り外 すことができ、キャスタ39を取り外した箇所には凸部13が突出する。従って 、各家具ユニットを上段側の所望の位置に配置できる。上段側の各家具ユニット の凸部13に設けてあるネジ孔30には、キャスタ39の取付ボルト40が螺合 できるので、それぞれの家具ユニットを最下段にも配置できる。
【0006】
【考案の効果】
本考案では、上下に積み重ねられる各家具ユニットの下面および上面の四隅部 に凸部13と凹部14をそれぞれ形成してあるとともに、各凸部13の下端面1 3aにキャスタ39の取付ボルト40が螺合可能なネジ孔30を形成してあり、 各凸部13は上下に積み重ねられる家具ユニットの凹凸嵌合固定のはたらきがあ り、かつキャスタ39が簡単に取付けできるはたらきがある。従って、各家具ユ ニットを上下で自由に配置替えできる使い勝手に優れた積み重ね家具2を提供で きる。かつ、各凸部13を利用してネジ孔30を形成するので、その分ネジ長さ を確保でき、安定したキャスタ39の保持ができる。
【0007】
【実施例】
(実施例1) 図1ないし図6は本考案の実施例1を示す。 図6において、クローゼット1内に3組の積み重ね家具2を並設してある。そ れぞれの積み重ね家具2は、奥行きおよび横幅が同じ寸法の複数の家具ユニット どうしを上下に積み重ねてなり、各家具ユニットの上下位置が相互に入れ替え可 能である。以下、細幅側の積み重ね家具2において、最下段に配置した引出し付 の家具ユニット3について詳述する。
【0008】 図1において、家具ユニット3は、天板9と、前後の支柱10間に設けた左右 の側板11と、複数段の引出し12とを備えており、下面および上面の四隅部に 凸部13と凹部14をそれぞれ設けてある。支柱10は中空の金属製角材で形成 してあり、下端開口部15と上端開口部16に合成樹脂製の下キャップ19と上 キャップ20をそれぞれ固定してある。
【0009】 図2と図5において、下キャップ19は、支柱10の下端開口部15内に圧入 して固定する角形のキャップ部21を有しており、そのキャップ部21の下面に 前記凸部13を形成してある。キャップ部21の下側には、係止鍔22を形成し てあり、係止鍔22が支柱10の下端に当接している。キャップ部21の上下方 向の中間には、左右に貫通する挿通孔23を設けてあり、挿通孔23に挿通した ボルト24により下キャップ19を抜け止めしてある。このボルト24は支柱1 0と横桟25とを連結するためのもので、支柱10に形成した取付孔10aと、 挿通孔23と、横桟25の取付孔25aとを貫通しており、横桟25内に配置し た板状のナット26と螺合される。挿通孔23が開口するキャップ部21の両端 面には、係止鍔22と連続させて半円弧状の位置決め27を形成してあり、各位 置決め27を支柱10の下端に形成した位置決め凹部29に嵌合している。凸部 13は円柱形に形成してあり、その下端面13aに下向きのネジ孔30を設けて ある。それぞれのネジ孔30には、後述するキャスタ39の取付ボルト40が着 脱可能となっている。
【0010】 図3と図4において、上キャップ20は、角形のキャップ部32と板部33か らなり、キャップ部32の上面に前記凹部14を形成してある。キャップ部32 の側面には係止鍔34を設けてあり、キャップ部32を支柱10の上端開口部1 6に圧入して係止鍔34を支柱10の上端に当接させている。板部33には、上 下に貫通するネジ挿通孔35と、下面から下向きに突出する位置決め突起36を 形成してあり、位置決め突起36を側板11の上面に設けた係止孔11aに挿入 してある。上方からネジ挿通孔35に挿入したビス37の先端側を、側板11の 上面に設けたネジ孔11bに螺合して板部33を側板11上に固定している。
【0011】 図2において、キャスタ39は上部に取付ボルト40を有しており、その取付 ボルト40を最下段に位置する家具ユニット3の下キャップ19のネジ孔30に 着脱可能に螺合してある。 なお、図6において、トレー付の家具ユニット4・4、ハンガー付の家具ユニ ット5・7、引出しおよび棚板付の家具ユニット6にも、同様に下面および上面 の四隅部に凸部13と凹部14をそれぞれ形成してあり、最下段に位置する家具 ユニット4・6の凸部13のネジ孔30にキャスタ39を着脱自在に取付けてあ る。
【0012】 図6に示すように、引出し付の家具ユニット3・3の上方にトレー付の家具ユ ニット4が積み重ねられた状態から、上下で配置替えを行いたい場合、最下段に 配置された家具ユニット3のキャスタ39を取り外すと、下面の四隅部に凸部1 3が露出するので、その凸部13を下方に位置する家具ユニット3の凹部14に 嵌合させて積み重ねる。取り外したキャスタ39は最下段に配置する家具ユニッ ト4の凸部13に形成したネジ孔30に取りつければよい。同様に、別の積み重 ね家具2・2においても、上下の各家具ユニット4・5、6・7間で相互に配置 替えできる。 凸部13にネジ孔30を設けてあるので、取付ボルト40を着脱する際にこれ の六角部にレンチなどがかけやすく、キャスタ39の着脱が円滑に行える。
【0013】 (実施例2) 図7ないし図11は、上パネルキャップ41の前後端に凹部14を形成し、下 パネルキャップ42の前後端に凸部13を形成し、各パネルキャップ41・42 を側板11の上面と下面に沿って前後方向にそれぞれ装着した本考案の実施例2 を示す。
【0014】 図7ないし図9において、上パネルキャップ41は、上面の略全体を上向きテ ーパ面43に形成してあり、該テーパ面43の両側に滑り止めテーパ面44を介 して前記凹部14を設けてある。滑り止めテーパ面44は、隣接するそれぞれの 凹部14側に向けて形成してある。凹部14は、家具ユニット3の上面の四隅に 相当する箇所に位置している。上パネルキャップ41の下面には、図8に示すよ うに、両端にかけて複数の突起45を突設してあるととに、両端の内側に止め片 46を設けてある。上パネルキャップ41は、図11に示すごとく中割れ状に形 成した上記の各突起45を、側板11の上面に穿設した各掛止孔47にそれぞれ 嵌入して、止め片46をビス49により側板11の前後端における内面に固定し てある。
【0015】 図10において、下パネルキャップ42の下面には、下方に位置する上パネル キャップ41の上向きテーパ面43と重なる下向きテーパ面50、滑り止めテー パ面44と重なる滑り止めテーパ面51、凹部14と嵌合する凸部13をそれぞ れ形成してあり、凸部13の下端面13aにキャスタ39の取付けボルト40が 着脱自在なネジ孔30を下向きに設けてある。図11において、下パネルキャッ プ42は、上面に複数の突起52と、前後両端に形成した止め片53を有してい る。止め片53をビス54によって側板11の前後端における内面に固定してお り、複数の突起52を側板11の下面に穿設した掛止孔55に嵌入してある。か くして、上段側の家具ユニット3は、上向きテーパ面43と下向きテーパ面50 とにより左右への移動が防止され、滑り止めテーパ面44・51どうしにより前 後方向への位置ずれが防止される。
【0016】 かかる構成によると、家具ユニット3を上下の所望の位置に入れ替えできるだ けでなく、図11に示すごとく上下の家具ユニット3・3を積み重ねると、上パ ネルキャップ41の上向きテーパ面43と下パネルキャップ42の下向きテーパ 面50とが、外側から内側にかけて斜め上方に傾斜状態で重なるので、両者間に 隙間が目立たず、見栄えが向上できる。
【0017】 家具ユニット3〜7は、下面と上面の四隅部に凸部13と凹部14がそれぞれ 形成されており、凸部13の下端面13aにキャスタ39の取付ボルト40が螺 合可能なものであれば、ワゴン、側板および棚板などで構成されたものでもよい 。 凸部13や凹部14は、相互に嵌合し得る形であれば、角形あるいは別の形に してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】家具ユニットの一部分解の外観斜視図である。
【図2】家具ユニットの下部における一部断面の分解図
である。
【図3】家具ユニットの上面における隅部の平面図であ
る。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】下キャップと支柱の下部の正面図である。
【図6】積み重ね家具の配置形態を示す正面図である。
【図7】家具ユニットの別実施例を示す外観斜視図であ
る。
【図8】上パネルキャップの取り付け態様を示す分解斜
視図である。
【図9】家具ユニットの上部と下部を示す斜視図であ
る。
【図10】家具ユニットの下部を下方から示す斜視図で
ある。
【図11】家具ユニットの重なり部分の縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
2 積み重ね家具 3〜7 家具ユニット 13 凸部 13a 下端面 14 凹部 30 ネジ孔 39 キャスタ 40 取付ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に積み重ねられた複数の家具ユニッ
    トを有し、最下段に配置された家具ユニットの下面の四
    隅部にキャスタ39を設けてある積み重ね家具2におい
    て、 それぞれの家具ユニットには、下面の四隅部に凸部13
    を形成してあるとともに、各凸部13の下端面13a
    に、キャスタ39の上部に設けられた取付ボルト40が
    螺合可能なネジ孔30を形成してあり、上面の四隅部
    に、上方に位置する家具ユニットの凸部13と嵌合する
    凹部14を形成してあり、 最下段に位置する家具ユニットのネジ孔30にキャスタ
    39の取付ボルト40が着脱自在に螺合してあることを
    特徴とする上下積替えできる積み重ね家具。
JP8456492U 1992-11-12 1992-11-12 積み重ね家具 Pending JPH0638692U (ja)

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