JPH0638632Y2 - 被覆溶接棒の積載ホッパ - Google Patents
被覆溶接棒の積載ホッパInfo
- Publication number
- JPH0638632Y2 JPH0638632Y2 JP1989035531U JP3553189U JPH0638632Y2 JP H0638632 Y2 JPH0638632 Y2 JP H0638632Y2 JP 1989035531 U JP1989035531 U JP 1989035531U JP 3553189 U JP3553189 U JP 3553189U JP H0638632 Y2 JPH0638632 Y2 JP H0638632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- welding rod
- loading hopper
- coated welding
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は被覆溶接棒の積載ホッパに関する。
[従来の技術] 被覆溶接棒を製造する場合、被覆剤を塗装された溶接棒
は、乾燥された後ホッパに積込まれ、次いで定量づつ選
別コンベヤへ供給される。第2図に従来の溶接棒の積載
ホッパを例を示すが、図示するように溶接棒Wを積込む
ホッパ1の出口には流出防止用止め具からなる排出ゲー
ト2が設けられ、またホッパ1の出口側にはハネ上げ式
の受渡しガイド3が配置され、さらに該受渡しガイド3
に続いて棒を抄い上げる抄上げチエーン4および水平な
選別コンベヤ5が設置されている。
は、乾燥された後ホッパに積込まれ、次いで定量づつ選
別コンベヤへ供給される。第2図に従来の溶接棒の積載
ホッパを例を示すが、図示するように溶接棒Wを積込む
ホッパ1の出口には流出防止用止め具からなる排出ゲー
ト2が設けられ、またホッパ1の出口側にはハネ上げ式
の受渡しガイド3が配置され、さらに該受渡しガイド3
に続いて棒を抄い上げる抄上げチエーン4および水平な
選別コンベヤ5が設置されている。
従来のホッパにおいては、ホッパ1から溶接棒Wが出や
すいように、ホッパの底部は出口側へ向って傾斜(傾斜
角度約12°)する如く形成されている。溶接棒Wはゲー
ト2を手動によって開けることにより棒が放出され、受
渡しガイド3を経て抄上げチエーン4によって抄上げら
れ選別コンベヤ5へと供給される。
すいように、ホッパの底部は出口側へ向って傾斜(傾斜
角度約12°)する如く形成されている。溶接棒Wはゲー
ト2を手動によって開けることにより棒が放出され、受
渡しガイド3を経て抄上げチエーン4によって抄上げら
れ選別コンベヤ5へと供給される。
[考案が解決しようとする課題] 従来のホッパでは、溶接棒の排出口6がホッパ側面の垂
直フレーム7の最下部にあるため、溶接棒Wの排出時に
おいて、ホッパ内の溶接棒Wはこの排出口6の真上の垂
直フレーム7に接触しこすられながら矢印で示すように
下降し、最下部の排出口6から外部に排出される。この
垂直フレーム7の抵抗により溶接棒Wの動きが規制さ
れ、さらには整列状態がくずれて乱行現象が起り排出不
可能となる場合がある。このようなときには人手により
整列していた。又溶接棒の不良(表面の被覆剤の欠け)
も発生していた。
直フレーム7の最下部にあるため、溶接棒Wの排出時に
おいて、ホッパ内の溶接棒Wはこの排出口6の真上の垂
直フレーム7に接触しこすられながら矢印で示すように
下降し、最下部の排出口6から外部に排出される。この
垂直フレーム7の抵抗により溶接棒Wの動きが規制さ
れ、さらには整列状態がくずれて乱行現象が起り排出不
可能となる場合がある。このようなときには人手により
整列していた。又溶接棒の不良(表面の被覆剤の欠け)
も発生していた。
そこでこの考案は溶接棒の排出時にホッパ内で下降する
溶接棒が側面の垂直フレームからの影響を受けずスムー
ズに排出される構造のホッパを提供することを目的とす
る。
溶接棒が側面の垂直フレームからの影響を受けずスムー
ズに排出される構造のホッパを提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この考案による被覆溶接棒の積載ホッパは、側面下部の
排出口に向って傾斜した底部に対して逆勾配に傾斜した
突起を前記側面下部に取付けたことを特徴とする。
排出口に向って傾斜した底部に対して逆勾配に傾斜した
突起を前記側面下部に取付けたことを特徴とする。
[作用] この考案の被覆溶接棒の積載ホッパは、排出口の真上が
突起により遮蔽されるからホッパ内での溶接棒の下降位
置は側面部から中央部に寄る。従って従来問題であった
側面からの抵抗による溶接棒の乱行はなくなる。
突起により遮蔽されるからホッパ内での溶接棒の下降位
置は側面部から中央部に寄る。従って従来問題であった
側面からの抵抗による溶接棒の乱行はなくなる。
[実施例] 第1図はこの考案の被覆溶接棒の積載ホッパの一例を示
した側面図である。
した側面図である。
第1図で積載ホッパ1は、大略第2図に示す従来の積載
ホッパと同じ構造であるが、排出口6に改良が加えられ
ている。すなわち側面の垂直フレーム7の下部で排出口
6の真上に底部9の中央付近に向って傾斜した突起8を
垂直フレーム7に取付けている。この突起8は垂直フレ
ーム7に沿って下降し排出口6から流れ出ようとする溶
接棒を遮蔽し、排出ルートを矢印に示すようにホッパの
中央部にずらせる作用をする。ホッパ1の中央付近から
下降して底部9と突起8にガイドされ排出口6に向って
流れる溶接棒Wは、もはや側面の接触抵抗を受けないの
で整列状態を保ちスムーズに排出される。
ホッパと同じ構造であるが、排出口6に改良が加えられ
ている。すなわち側面の垂直フレーム7の下部で排出口
6の真上に底部9の中央付近に向って傾斜した突起8を
垂直フレーム7に取付けている。この突起8は垂直フレ
ーム7に沿って下降し排出口6から流れ出ようとする溶
接棒を遮蔽し、排出ルートを矢印に示すようにホッパの
中央部にずらせる作用をする。ホッパ1の中央付近から
下降して底部9と突起8にガイドされ排出口6に向って
流れる溶接棒Wは、もはや側面の接触抵抗を受けないの
で整列状態を保ちスムーズに排出される。
なお突起8を大きくして傾斜長を長くすれば、その分突
起8の直下の底部9の傾斜部10が長くなる。この傾斜部
10は溶接棒が進行方向に対して直角な姿勢で流れていく
比較的自由度の大きい部分であるから、傾斜部10が長く
なるとこの姿勢を保ちにくくなって斜行現象が起き良好
に排出されにくくなる。従って突起8の大きさとして好
ましくは、側面の悪影響がなくなる最小のものとするの
がよい。
起8の直下の底部9の傾斜部10が長くなる。この傾斜部
10は溶接棒が進行方向に対して直角な姿勢で流れていく
比較的自由度の大きい部分であるから、傾斜部10が長く
なるとこの姿勢を保ちにくくなって斜行現象が起き良好
に排出されにくくなる。従って突起8の大きさとして好
ましくは、側面の悪影響がなくなる最小のものとするの
がよい。
[考案の効果] この考案の被覆溶接棒の積載ホッパによれば、溶接棒が
整列状態を保って良好に排出される。かつ排出時の乱行
による溶接棒の不良(表面の被覆剤の欠け)の発生を防
止できる。
整列状態を保って良好に排出される。かつ排出時の乱行
による溶接棒の不良(表面の被覆剤の欠け)の発生を防
止できる。
第1図は本考案の一例を示した側面図、第2図は従来の
積載ホッパを示す側面図である。 1……ホッパ、6……排出口、7……垂直フレーム、8
……突起、9……底部、10……傾斜部
積載ホッパを示す側面図である。 1……ホッパ、6……排出口、7……垂直フレーム、8
……突起、9……底部、10……傾斜部
Claims (1)
- 【請求項1】側面下部の排出口に向って傾斜した底部に
対して逆勾配に傾斜した突起を前記側面下部に取付けた
ことを特徴とする被覆溶接棒の積載ホッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989035531U JPH0638632Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 被覆溶接棒の積載ホッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989035531U JPH0638632Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 被覆溶接棒の積載ホッパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127389U JPH02127389U (ja) | 1990-10-19 |
JPH0638632Y2 true JPH0638632Y2 (ja) | 1994-10-12 |
Family
ID=31540970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989035531U Expired - Lifetime JPH0638632Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 被覆溶接棒の積載ホッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638632Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101307593B1 (ko) * | 2012-03-26 | 2013-09-12 | 에이스웰딩(주) | 용접봉수납수단을 갖는 용접기용 인버터 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5759267Y2 (ja) * | 1976-07-05 | 1982-12-17 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1989035531U patent/JPH0638632Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101307593B1 (ko) * | 2012-03-26 | 2013-09-12 | 에이스웰딩(주) | 용접봉수납수단을 갖는 용접기용 인버터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02127389U (ja) | 1990-10-19 |
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