JPH063862Y2 - 水 門 - Google Patents
水 門Info
- Publication number
- JPH063862Y2 JPH063862Y2 JP4141287U JP4141287U JPH063862Y2 JP H063862 Y2 JPH063862 Y2 JP H063862Y2 JP 4141287 U JP4141287 U JP 4141287U JP 4141287 U JP4141287 U JP 4141287U JP H063862 Y2 JPH063862 Y2 JP H063862Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- main body
- mounting
- shaped main
- mounting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gates (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は農用水路等のコンクリート壁、モルタル壁等の
取付面に簡易に取付ける水門に関する。
取付面に簡易に取付ける水門に関する。
(従来技術) 従来この種のものとして、実開昭54−136821号
公報の水門が公知である。この水門は枠形本体とこの枠
形本体に昇降自在に装着した扉体とから成り、前記枠形
本体の両側枠部の上下に取付孔を複数形成したものであ
って、コンクリート壁等取付面に取付ける場合は枠形本
体を取付面に仮止めした後、前記取付孔をアンカー、ナ
ット等によって固定するものであった。
公報の水門が公知である。この水門は枠形本体とこの枠
形本体に昇降自在に装着した扉体とから成り、前記枠形
本体の両側枠部の上下に取付孔を複数形成したものであ
って、コンクリート壁等取付面に取付ける場合は枠形本
体を取付面に仮止めした後、前記取付孔をアンカー、ナ
ット等によって固定するものであった。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来技術においては枠形本体を取付面に
固定する取付孔は総て枠形本体と一体であるため、取付
場所によっては取付面の材質、形状等により取付けるこ
とができない等の問題点があった。また取付孔が総て枠
形本体と一体であるため、予めアンカーを埋め込んでお
いた場合等では実際の取付時微調整ができず再度アンカ
ーを打設しなければならず煩雑な工作となる。特に水門
の取付けは渇水期に集中するものであるため、取付け工
事の長期化は取付熟練者の長期派遣を要するという問題
点を招いていた。
固定する取付孔は総て枠形本体と一体であるため、取付
場所によっては取付面の材質、形状等により取付けるこ
とができない等の問題点があった。また取付孔が総て枠
形本体と一体であるため、予めアンカーを埋め込んでお
いた場合等では実際の取付時微調整ができず再度アンカ
ーを打設しなければならず煩雑な工作となる。特に水門
の取付けは渇水期に集中するものであるため、取付け工
事の長期化は取付熟練者の長期派遣を要するという問題
点を招いていた。
本考案は前記問題点に基づいて成されたものであり、ア
ンカー等固定金具を挿通する取付孔の位置を自由に設定
できる水門を提供することを目的とする。
ンカー等固定金具を挿通する取付孔の位置を自由に設定
できる水門を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 昇降する扉体8により開閉する通水口6を下部内側に形
成した枠形本体1に突起部2Aを突設すると共に、該突
起部2Aに係止部16Aを係止する取付具16の他端に取付
孔18を有する取付座部16Bを形成する。
成した枠形本体1に突起部2Aを突設すると共に、該突
起部2Aに係止部16Aを係止する取付具16の他端に取付
孔18を有する取付座部16Bを形成する。
(作用) 取付座部16Bを取付面3に固定し、突起部2Aの所望箇
所に係止部16Aを係止し、枠形本体1を取付面3に固定
する。
所に係止部16Aを係止し、枠形本体1を取付面3に固定
する。
(実施例) 第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、1は枠
形本体であって、左右に配設される側枠部1Aの上下端
に各々上,下枠部1B,1Cを配設したものであって、
これらはL字鋼から成り、一側の平板部2をコンクリー
ト壁等取付面3に添設するように設けると共に、他側の
平板部2Aを外側に向けて枠形本体1を形成する。すな
わち側枠部1Aの平板部2Aは取付面3に対して前側へ
突設する突起部を形成するものである。
形本体であって、左右に配設される側枠部1Aの上下端
に各々上,下枠部1B,1Cを配設したものであって、
これらはL字鋼から成り、一側の平板部2をコンクリー
ト壁等取付面3に添設するように設けると共に、他側の
平板部2Aを外側に向けて枠形本体1を形成する。すな
わち側枠部1Aの平板部2Aは取付面3に対して前側へ
突設する突起部を形成するものである。
4は枠形本体1の内側下部に固設され、中央に暗梁5に
対向する通水口6を形成した受板であり、この受板4の
両側には後述する扉体を上下方向に案内する案内溝7を
L字形鋼により縦設する。8は案内溝7間を嵌合状態で
昇降する扉体であって、この扉体8の上端に連結部材9
を軸着し、この連結部材9の上端に把手部9Aを横設す
ると共に、連結部材9の途中には孔10を多段に形成す
る。11は枠形本体1の上部に形成した固定用ピン12の挿
入孔であって、該固定用ピン12を所定高さの孔10、挿入
孔11に挿通することによって、扉体8を所定高さに設定
できる。
対向する通水口6を形成した受板であり、この受板4の
両側には後述する扉体を上下方向に案内する案内溝7を
L字形鋼により縦設する。8は案内溝7間を嵌合状態で
昇降する扉体であって、この扉体8の上端に連結部材9
を軸着し、この連結部材9の上端に把手部9Aを横設す
ると共に、連結部材9の途中には孔10を多段に形成す
る。11は枠形本体1の上部に形成した固定用ピン12の挿
入孔であって、該固定用ピン12を所定高さの孔10、挿入
孔11に挿通することによって、扉体8を所定高さに設定
できる。
13は側枠部1Aの下部寄りに固着した取付座であって、
一側及び他側の平板部2,2Aの角部に取付面3に添着
するように横側へ向けて設けられると共に、アンカー14
が挿通するための取付孔15を中央に形成する。
一側及び他側の平板部2,2Aの角部に取付面3に添着
するように横側へ向けて設けられると共に、アンカー14
が挿通するための取付孔15を中央に形成する。
16は鋼から成る取付具であって、一側に鉤状の係止部16
Aを形成すると共に、前記係止部16Aの一端を略直角に
延設して取付面3に添着する取付座部16Bを設け、側枠
部1Aの上部寄りに横側へ向けて配設される。また取付
座部16Bにはアンカー17を挿通するための取付孔18を形
成する。また係止部16A側と取付座部16B側の内角θを
90°より大きく、例えば94°に設定する。
Aを形成すると共に、前記係止部16Aの一端を略直角に
延設して取付面3に添着する取付座部16Bを設け、側枠
部1Aの上部寄りに横側へ向けて配設される。また取付
座部16Bにはアンカー17を挿通するための取付孔18を形
成する。また係止部16A側と取付座部16B側の内角θを
90°より大きく、例えば94°に設定する。
次に前記構成につきその作用を説明する。
まず枠形本体1を取付面3に固定するには、枠形本体1
を所定位置に仮止めし、例えば枠形本体1を支えて、取
付孔15の位置にアンカー14を打設し、そしてナット14A
を締め付けて枠形本体1の下部を固定する。次に側枠部
1Aの突起部である他側の平板部2Aに係止部16Aを係
止して取付座部16Bを取付面3に当て、そしてアンカー
17を取付孔18の位置に打設し、係止部16Aを平板部2A
に係止した状態でナット17Aを締め付けて取付具16を取
付面3に固設する。この際係止部16A側と取付座部16B
側の内角は90°となり、枠形本体1を取付面3に圧着
する。前記アンカー14,17は例えば締付け時に先端寄り
が径大となる追随拡張型アンカー、接着剤を用いる薬液
固定用アンカー等が用いられる。このようにして枠形本
体1を取付面3に固定した後、扉体8を案内溝7に嵌合
状態に設けると共に、連結部材9等を接続する。
を所定位置に仮止めし、例えば枠形本体1を支えて、取
付孔15の位置にアンカー14を打設し、そしてナット14A
を締め付けて枠形本体1の下部を固定する。次に側枠部
1Aの突起部である他側の平板部2Aに係止部16Aを係
止して取付座部16Bを取付面3に当て、そしてアンカー
17を取付孔18の位置に打設し、係止部16Aを平板部2A
に係止した状態でナット17Aを締め付けて取付具16を取
付面3に固設する。この際係止部16A側と取付座部16B
側の内角は90°となり、枠形本体1を取付面3に圧着
する。前記アンカー14,17は例えば締付け時に先端寄り
が径大となる追随拡張型アンカー、接着剤を用いる薬液
固定用アンカー等が用いられる。このようにして枠形本
体1を取付面3に固定した後、扉体8を案内溝7に嵌合
状態に設けると共に、連結部材9等を接続する。
以上のように側枠部1Aの外縁に突起部である平板部2
Aを設け、該平板部2Aに係止する鉤状の係止部16Aの
一側に取付座部16Bを連設した取付具16を用いることに
よって枠形本体1のあらゆる箇所に係止部16Aを係止で
きる。このためアンカー17の位置が限定されず、あらゆ
る状態の取付面3にも取付けることができ現地で簡単に
据え付けできる。
Aを設け、該平板部2Aに係止する鉤状の係止部16Aの
一側に取付座部16Bを連設した取付具16を用いることに
よって枠形本体1のあらゆる箇所に係止部16Aを係止で
きる。このためアンカー17の位置が限定されず、あらゆ
る状態の取付面3にも取付けることができ現地で簡単に
据え付けできる。
さらに取付具16は一側に鉤状係止部16Aを形成し、該係
止部16Aに取付座部16Bを連設するものであり、取付面
3への取付時には枠形本体1の横振れを確実に防止で
き、また枠形本体1を取付面3に圧着することができ
る。
止部16Aに取付座部16Bを連設するものであり、取付面
3への取付時には枠形本体1の横振れを確実に防止で
き、また枠形本体1を取付面3に圧着することができ
る。
第4図は第2実施例を示しており、前記第1実施例と同
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する
と、側枠部1Aを平板鋼とし、該側枠部1Aの外縁前側
に所定長さの突起部である縦杆部21を固着する。そして
鉤状係止部16Aを前記縦杆部21に係止し、取付座部16B
をアンカー17、ナット17Aにより固定して枠形本体1を
固定する。また連結部材9にはピンラック22を形成し、
上枠部1Bにはピニオン23を軸着し、両者の噛合によっ
て扉体8が昇降する。
一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する
と、側枠部1Aを平板鋼とし、該側枠部1Aの外縁前側
に所定長さの突起部である縦杆部21を固着する。そして
鉤状係止部16Aを前記縦杆部21に係止し、取付座部16B
をアンカー17、ナット17Aにより固定して枠形本体1を
固定する。また連結部材9にはピンラック22を形成し、
上枠部1Bにはピニオン23を軸着し、両者の噛合によっ
て扉体8が昇降する。
以上のように、側枠部1Aを平板鋼により形成すると共
に、側枠部1Aの適所に縦杆部21を前側へ向けて突設す
ることによって、枠形本体1の重量を軽減でき、材料
費、輸送費等を下げることができる。
に、側枠部1Aの適所に縦杆部21を前側へ向けて突設す
ることによって、枠形本体1の重量を軽減でき、材料
費、輸送費等を下げることができる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば第5図に示すような断面コ形の側枠部1Aに鉤状の
係止部16Aに挟持片31を固着した取付具16を固定しても
よく、また前記取付座13を用いずに取付具16のみによっ
て枠形本体1を取付面3に固定してもよく、また螺子杆
によって扉体8を昇降してもよい等種々の変形が可能で
ある。
えば第5図に示すような断面コ形の側枠部1Aに鉤状の
係止部16Aに挟持片31を固着した取付具16を固定しても
よく、また前記取付座13を用いずに取付具16のみによっ
て枠形本体1を取付面3に固定してもよく、また螺子杆
によって扉体8を昇降してもよい等種々の変形が可能で
ある。
[考案の効果] 本考案は枠形本体の側枠部に前側に向けた突起部を縦設
すると共に、前記突起部に係止する係止部の他端に取付
座部を連設した取付具を用いることによって、取付座部
の取付孔の位置を自由に設定でき、取付けを簡単に行う
ことができる。
すると共に、前記突起部に係止する係止部の他端に取付
座部を連設した取付具を用いることによって、取付座部
の取付孔の位置を自由に設定でき、取付けを簡単に行う
ことができる。
第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、第1図
は斜視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は
アンカー廻りの断面図、第4図は第2実施例の斜視図、
第5図は他の実施例の断面図である。 1…枠形本体、1A…側枠部 2A…平板部(突起部)、3…取付面 6…通水口、8…扉体、16…取付具 16A…係止部、16B…取付座部
は斜視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は
アンカー廻りの断面図、第4図は第2実施例の斜視図、
第5図は他の実施例の断面図である。 1…枠形本体、1A…側枠部 2A…平板部(突起部)、3…取付面 6…通水口、8…扉体、16…取付具 16A…係止部、16B…取付座部
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリート壁等取付面に添設する枠形本
体と、前記枠形本体の下部内側に形成する通水口と、前
記枠形本体に昇降自在に装着され前記通水口を開閉する
扉体と、前記枠形本体の側枠部前側に縦設する突起部
と、前記突起部に係止する係止部を一端に形成すると共
に、他端に取付孔を形成した取付座部を設けた取付具と
を具備することを特徴とする水門。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4141287U JPH063862Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 水 門 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4141287U JPH063862Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 水 門 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151534U JPS63151534U (ja) | 1988-10-05 |
JPH063862Y2 true JPH063862Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30856390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4141287U Expired - Lifetime JPH063862Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | 水 門 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063862Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP4141287U patent/JPH063862Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151534U (ja) | 1988-10-05 |
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