JPH0638490U - フィルム支柱立て機の尾輪支持構造 - Google Patents
フィルム支柱立て機の尾輪支持構造Info
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- JPH0638490U JPH0638490U JP8070292U JP8070292U JPH0638490U JP H0638490 U JPH0638490 U JP H0638490U JP 8070292 U JP8070292 U JP 8070292U JP 8070292 U JP8070292 U JP 8070292U JP H0638490 U JPH0638490 U JP H0638490U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機体フレームA’における尾輪77の取付部
分の補強を行う。 【構成】 機体フレームA’の前端に立設したマストフ
レーム5の両側から後方に向かって延設したサイドフレ
ーム6,6の後端に、尾輪フレーム86を取り付けると
ともに、該尾輪フレーム86に、ゲート状のループフレ
ーム10の両端を固定した。
分の補強を行う。 【構成】 機体フレームA’の前端に立設したマストフ
レーム5の両側から後方に向かって延設したサイドフレ
ーム6,6の後端に、尾輪フレーム86を取り付けると
ともに、該尾輪フレーム86に、ゲート状のループフレ
ーム10の両端を固定した。
Description
【0001】
本考案は、マルチフィルムをトンネル状に張架する時に、その支柱となる逆U 字状のフィルム支柱立て機の尾輪支持構造に関する。
【0002】
従来は、例えば特開昭61ー282024号公報、特開平3ー67530号公 報等に示されるものが公知になっている。
【0003】
しかし上記のような装置では、逆U字形をなしたフィルム支柱を載置する機体 フレームは、全体として縦長で、サイドフレームの後端が開放端をなすため、機 体フレームの剛性が乏しく、特にフレーム後端に軸支する尾輪部分が不安定であ るという欠点があった。 このため走行の安定性や打込作業の正確さが損なわれる等の問題もあった。
【0004】
上記のような問題点を解決するため本考案は、機体フレームの前端部を構成す るマストフレームと、該マストフレームの左右両側より後方に向かって延設され たサイドフレームと、該サイドフレームの後方に尾輪フレームを介して軸支した 尾輪とを備えたものにおいて、上記左右の尾輪フレームにゲート状に形成された ループフレームの下端を固定して取り付けたことを特徴としている。
【0005】
本考案の一実施例を図面にもとづき説明する。 図1はフィルム支柱の打込装置の全体側面図であって、乗用型農用トラクター 等の走行機体Tの後方にトップリンク1並びにロアリンク2,2及び油圧リフト アーム3,3で昇降されるリフトロッド4,4等からなる公知の昇降リンク機構 を介してフィルム支柱の打込装置Aが昇降自在に連結されている。 該打込装置Aの機体フレームA’は衝立状に配設した前部のマストフレーム5 と該マストフレーム5の左右両側から後方に一体的に連設したサイドフレーム6 ,6を備えている。該マストフレーム5の前端中央には、前記トップリンク1を 枢支連結可能にするブラケット7が固設され、マストフレーム5前端の左右両側 下部に位置させて前記ロアリンク2,2を枢支連結可能にする連結ブラケット8 ,8が固設されている。またマストフレーム5の左右下端部には、フィルム支柱 を打ち込む前の圃場面を整地する整地部材5a,5aが固設されている。この整 地部材5a,5aは、支柱の打込み予定位置の前方延長線上の圃場面にある硬い 盛土等の障害物を平らに整地し、支柱が圃場面の状態に左右されることなく、常 に後述する絞りプレート21によって確実に一定幅に絞られて圃場に打込みでき るようになっている。
【0006】 前記左右のサイドフレーム6,6は、その前部が機体フレーム9を構成する門 型のアーチフレーム9で連結され、またその後部は門型のループフレーム10で 連結され強固に枠組構成されている。そして、該サイドフレーム6,6の下部に は夫々逆U字状に形成されたフィルム支柱Sの両側下端部を摺動案内する下部案 内部材11,11が吊設状に支持されている。該下部案内部材11,11は、フ ィルム支柱Sの左右の下端部を内外から挟持案内する内側フレーム11aと外側 フレーム11bとを有している。そして、図10に示すように外側フレーム11 b先端部は内側フレーム11aの先端部より長く支柱打込部材側まで延出されて いる。
【0007】 前記マストフレーム5の後方には支柱打込部材12が、該支柱打込部材12に 付設されたレール部材13,13,・・・とマストフレーム5に支持されたベア リング14,14,・・・とにより前後及び左右を規制ガイドされて昇降可能に マストフレーム5に支持されている。そして、該支柱打込部材12の左右中央上 部に付設されたブラケット15とマストフレーム5の左右中央下部に付設された ブラケット16との間に複動式の油圧シリンダ17及び油圧ピストン18が垂直 状に枢支連結されており、該支柱打込部材12は油圧ピストン18の駆動伸縮作 動により駆動昇降可能に構成されている。また、支柱打込部材12の両側端部に は、段差状のカム面19aを有するカム19を固定し、該カム面19aに接する カムローラ19bの支持腕20の中途部を、マストフレーム5に横方向に取付け たフレーム5bに固設のブラケット5cに軸支し、支持腕20の他端には絞りプ レート21が設けられており、支柱打込部材12が下降を開始すると、カムロー ラ19bが作動して絞りプレート21が内側に移動するようになっている。該絞 りプレート21は支柱Sの前部下端部に接当する先端内方部が進行方向後方に折 り曲げた傾斜面21aに形成されて、下部案内部材11,11の前端部前方に配 置されている。そして、この絞りプレート21の傾斜面21aは前記外側フレー ム11bの先端部と平面視で対向すべく構成されている。傾斜面21aの基部は コの字状の抱持部21bが形成されており、該抱持部21bには分離板21cが 一体的に設けられている。この構成により、支柱打込部材12の下降時に支柱が 内側に絞られる時、支柱をこの抱持部21bで確実に抱持すると共に、分離板2 1cで後の弾圧されている支柱とを確実に分離して支柱を圃場に打ち込むように なっている。前記支柱打込部材12の後壁面にはフィルム支柱Sを上方より押圧 する押圧部材12A,12A・・・が逆U字形状のフィルム支柱Sの左右中心線 を挟んだ上部両側に所定間隔を隔てて略々逆U字形状に沿わせて左右対称に複数 配設されている。従って、逆U字状のフィルム支柱Sの上部湾曲部分の特に支柱 頂部部分には、押圧部材12Aが位置しておらず、支柱搬送時に支柱の頂部位置 が左右いずれかにずれていたとしても、支柱は支柱打込部材12の昇降経路内に 円滑に供給される。 さらに上記支柱打込部材12の後壁面には、支柱径より小径のフィルム支柱S の落下を保持する落下防止部材12B,12B・・・が配設されている。また、 該支柱打込部材12の前壁面上部に押し具22が付設されており、該押し具22 は前記油圧ピストン18を囲む状態にU字状に形成されている。
【0008】 前記押し具22の前面側には先端を二又状に構成した駆動アーム23が上下回 動自在に対向配置されている。該駆動アーム23は前記マストフレーム5に回動 自在に横設支持された横軸24に一方向クラッチ25を介して枢支されており、 押し具22の上昇作動に連動して上方向に回動されて一方向クラッチ25を介し て横軸24を回動駆動し、押し具22の下降作動に追従して下方向に回動し一方 向クラッチ25により横軸24を逆転することなく下降復帰され、マストフレー ム5に設けたストッパー26により一定位置で下降を阻止される。 前記横軸24には巻取りドラム27が回転自在に遊嵌され、該巻取りドラム2 7の一端に従動傾斜カム28が一体的に付設されている。該従動傾斜カム28に 隣接して駆動傾斜カム29を有するシフター30が配設されており、該シフター 30は横軸24に軸方向に移動可能で周方向一体的にキー止め支持されていて、 スプリング31により従動傾斜カム28側に付勢されている。 32は前記シフター30をスプリング31の付勢力に抗して巻取りドラム27 の従動傾斜カム28から駆動傾斜カム29の噛み合いを解除するシフターレバー で、該シフターレバー32はマストフレーム5に付設のガイド33で案内されて いる。シフターレバー32が存在する側とは反対側の横軸24の端部には手動ハ ンドル34が付設されており、巻取りドラム27が手回しでも回動できるように 構成されている。この場合、巻取りドラム27を手回しすべく横軸24を回動し ても一方向クラッチ25の存在により駆動アーム23が不測に作動することはな い。35,36,37はマストフレーム5上に固設した滑車である。
【0009】 前記左右のサイドフレーム6,6の内部にはフィルム支柱Sを跨がらせて支持 搬送する支柱搬送部材の鞍状フレーム38が逆U字状に配置され、該鞍状フレー ム38はパイプ材で格子枠状をなして機体フレームA’の一部をしており、その 左右両端下部が前記サイドフレーム6,6の下部に付設された下部案内部材11 ,11に着脱自在に付設されると共に後部中央が支持ステー39を介して前記サ イドフレーム6,6の後部に付設されたループフレーム10に着脱自在に付設さ れている。従って、該鞍状フレーム38は格子枠状に湾曲形成されること自体で 堅牢に構成されている上に頑丈なサイドフレーム6,6で支持されることにより 強固に保持されることになる。前記鞍状フレーム38の外周面には丸棒又はパイ プ材からなる直線状のガイド部材40,41,42が前後方向に複数本(実施例 では頂部に一本,両肩部に各一本,両側裾部に各一本,合計5本)配設されてい る。さらに鞍状フレーム38の前端面には前記支柱打込部材12の後壁面に平行 に沿わせたガイド板43が垂直状に設けられており、該ガイド板43と支柱打込 部材12の後壁面との間はフィルム支柱Sが通過し得る程度の間隙に構成されて いて、フィルム支柱Sが支柱打込部材12の下降作動で上方より押圧されて圃場 に打ち込まれる時にフィルム支柱Sが前後方向に倒れないように保持ガイドして 直立して打ち込めるようにしてある。
【0010】 前記頂部のガイド部材40の上方に押さえガイド部材44が対向配置されてい る。該押さえガイド部材44にはその前後両端に設けたベース部材45,45を 介してスライドボス46,46が固設されており、該スライドボス46,46は 前記鞍状フレーム38並びにサイドフレーム6の上方で機体横方向に沿って配置 した前後の支持棒47,47に機体横方向に往復移動自在に挿通支持させてあり 、この支持構成により前記押さえガイド部材44が前記頂部のガイド部材40の 上方に対向するフィルム支柱Sを搬送する作業位置と、この上方対向位置から側 方に退避するフィルム支柱Sを補給する非作業位置とにスライド移動切換可能に 構成されている。尚、実施例において、押さえガイド部材44の先端部は分離さ れてマストフレーム5側に固設されたガイド部材44Aに形成されている。該ガ イド部材44Aの先端部は支柱打込部材12の押圧部材12A,12A間に入り 込んでおり、支柱を支柱打込部材12の昇降経路内へ確実に案内するように構成 されている。 上記前後の支持棒47,47の内端部は夫々支持部材48,48を介して鞍状 フレーム38に支持され、支持棒47,47の外端部は夫々支持部材49,49 を介してアーチフレーム9又はサイドフレーム6等の機体フレーム側に支持され ている。 前記ベース部材45,45には押さえガイド部材44と平行間隙を有して把手 用部材50が固着されている。
【0011】 また、押さえガイド部材44の前後に立設した支持部材51,51の上部にレ ール部材52が固設されていて、該レール部材52にベアリング53,53を介 してフィルム支柱Sの押動部材54が前後移動可能に吊設されている。該押動部 材54の先端には前記頂部のガイド部材40と押さえガイド部材44との間に位 置してフィルム支柱sを押し出す押当て部55が形成されており、また押動部材 54の後端にはスプリングフック56が螺着されている。そして、該押動部材5 4は引張りスプリング57及びロープ58を介して前部の巻取りドラム27に連 動連結されている。更に、上記スプリングフック56はアジャスタボルトで構成 され、スプリング荷重の調整が出来るようになっている。また、スプリング57 は図8で示すようにフック59と一体的に設けた取付板60の係止部60aに係 止され、この取付板60に着脱自在に固定したパイプ61で外周を覆われている 。パイプ61の長さは図8に示す実線状態のスプリング57が所定の荷重まで引 っ張られた時鎖線状態で示す如くスプリング57の巻き部57aの肩部が見える 長さに構成され、このスプリング57のセット荷重の調整はフィルム支柱Sを支 柱搬送部材における鞍状フレーム38に充填した状態で手動ハンドル34を図1 ,図2の反時計方向に回転させて行うことで、所定のセット荷重の調整が容易に できるようになっている。 前記押えガイド44の左右スライド移動はフィルム支柱Sを打ち込む作業時に は装置中央位置に、またフィルム支柱を打込装置上に補給する非作業時には補給 の妨げとならないように外側位置にずらせて補給作業を行うが、この時押えガイ ド44が振動や衝撃等によって移動するのを防止するため、スライド位置をセッ トするためのストッパー機構が設けられている。 即ち、図11〜13に示すように、前方の支持棒17側には該支持棒17に沿 って機体フレームA’側に横方向に固設された支持部材49aがあり、該支持部 材49a側には押えガイド44が中央部にスライドした作業位置(図12)と、 外側部にスライドした非作業位置(図13)との各移動位置で、支持棒17上に 係脱して前側スライドボス46の横移動を係止してロックするフック状のストッ パー81,82が起伏回動自在に軸支されている。 同様に後方の支持棒47側にも支持部材48,49bに付設されたストッパー アーム83,84に、前記同様のストッパー81,82が起伏自在に取り付けら れている。
【0012】 62、63はアーチフレーム9に装着された滑車で、基端部を巻取りドラム2 7に巻回されたロープ58の中途部が滑車36、62、63の周面でガイドされ て先端部が引張りスプリング57に連結されている。 前記左右のサイドフレーム6,6の内側に夫々前後方向のレール部材64が固 設されていて、該レール部材64にベアリング53,53を介してフィルム支柱 Sの押動部材65が前後移動可能に吊設されている。該押動部材65の先端には 下部案内部材11で摺動案内されるフィルム支柱Sの下方部を押し出す押当て部 66が形成されており、また押動部材65の後端にはスプリングフック67が螺 着されている。そして、該押動部材65は引張りスプリング68及びロープ69 を介して前部の巻取りドラム27に連動連結されている。更に、スプリングフッ ク67は前記スプリングフック56と同様にアジャスタボルトで構成されている 。また、スプリング67も前記スプリング57と同様にパイプ70で外周を覆わ れており、前記同様にパイプ長さが構成され所定のセット荷重の調整が容易にで きるようになっている。 前記サイドフレーム6,6の一方の内側に配置された押動部材65は、前記滑 車35、アーチフレーム9に装着された滑車71、サイドフレーム6に装着され た滑車72夫々を経由して、基端部を巻取りドラム27に巻回されたロープ69 の先端部が引張りスプリング68に連結されている。
【0013】 また、前記サイドフレーム6,6の他方の内側に配置された押動部材65は、 前記滑車37、サイドフレーム6に装着された滑車73夫々を経由して、基端部 を巻取りドラム27に巻回されたロープ74の先端部が引張りスプリング68に 連結されている。 上記押動部材65,65のうち一方の押動部材65には検知棒75が立設され 、該検知棒75の移動経路の前方側に位置してレール部材64上部にフィルム支 柱Sの残量検知スイッチ76が取り付けられており、押動部材65の前進により 検知棒75で残量検知スイッチ76わ検知作動すべく構成されている。 77,77は左右のサイドフレーム6,6の後端に夫々装着された走行安定用 の尾輪、78はマルチフィルム79を圃場に打込みしたフィルム支柱Sの上部に トンネル状に張架するマルチ装置であり、該マルチ装置78は左右のサイドフレ ーム6,6の後端に着脱固定自在に接続されている。 上記尾輪77は左右のサイドフレーム6の後端下方に一体的に固設されたスク エアな形状の尾輪フレーム86に昇降調節セットが可能な如くステー87によっ て軸支されており、該ステー87は尾軸フレーム86の縦パイプ86a内に挿入 セットされる。 そして前述したループフレーム10の下端は、上記縦パイプ86aの内面側に ブラケット89を介して着脱自在に固定されており、この構成により機体フレー ムA’の後端部が補強されて剛性が高められ、機体の走行安定性がよくなるとと もに、走行時における機体フレームA’の歪みの発生が防止され、フィルム支柱 Sの供給や打ち込みの正確さや円滑さが確保される。
【0014】 フィルム支柱Sを支柱搬送部材12の鞍状フレーム38に充填し、走行機体T を前進させ油圧シリンダ17の駆動を開始する。図示しないが、複動式の油圧シ リンダ17は走行機体T側に装備した電磁バルブの電源をOFF状態からON状 態にスイッチ操作するだけで、該電磁バルブが自動的に回路切換され油圧ピスト ン18の駆動昇降は一定タイミングで自動的に行える。また、上昇時の待機時間 をタイマー調整することで下降ピッチを変化させることができフィルム支柱Sの 打込間隔を調整することができるように構成されている。従って、走行機体Tを 連続走行させた状態で油圧ビストンが昇降しこれに連結された支柱打込部材12 が一定タイミングで駆動昇降される。
【0015】 支柱打込部材12が押圧部材12A並びに落下防止部材12Bでフィルム支柱 Sを保持して下降し、さらに圃場打込時に該支柱打込部材12の後壁面とガイド 板43との間でフィルム支柱Sを前後方向に倒れないようガイドして直立状に打 込みする。そして圃場への打込み操作が完了して該支柱打込部材12が上昇復帰 すると、次のフィルム支柱Sが各押動部材54,65,65に押動されて支柱打 込部材12の昇降経路内に繰り出される。支柱Sはこの繰り出し途中において頂 部位置が左右いずれかにずれていることがあるが、頂部には支柱打込部材12の 押圧部材12A,12Aは存在していないので、昇降経路内へ円滑に供給するこ とができる。そして、繰り出されたフィルム支柱Sは押圧部材12A並びに落下 防止部材12Bで保持され、且つ絞りプレート21により確実に一定幅に絞られ て圃場に打ち込まれる。この支柱Sの打ち込み時には、たとえ逆U字状の頂部が 多少左右に偏っていたとしても、所定間隔で支柱Sの左右中心線を挟んだ上部両 側に振り分けた少なくとも2カ所の押圧部材12A,12Aにより押圧できるの で、支柱Sを変形させることなく確実に打ち込むことができる。
【0016】
以上の如く構成される本考案によれば、作業機体や多量の支柱からなる大きい 荷重のかかる尾輪フレームがループフレームによって剛性及び強度を高め、作業 中の走行の安定性を維持し且つフィルム支柱の打ち込みも正確に行われるという 効果がある。
【提出日】平成4年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、マルチフィルムをトンネル状に張架する時に、その支柱となる逆U 字状のフィルム支柱立て機の尾輪支持構造に関する。
【0002】
従来は、例えば特開昭61ー282024号公報、特開平3ー67530号公 報等に示されるものが公知になっている。
【0003】
しかし上記のような装置では、逆U字形をなしたフィルム支柱を載置する機体 フレームは、全体として縦長で、サイドフレームの後端が開放端をなすため、機 体フレームの剛性が乏しく、特にフレーム後端に軸支する尾輪部分が不安定であ るという欠点があった。 このため走行の安定性や打込作業の正確さが損なわれる等の問題もあった。
【0004】
上記のような問題点を解決するため本考案は、機体フレームA’の前端部を構 成するマストフレーム5と、該マストフレーム5の左右両側より後方に向かって 延設されたサイドフレーム6と、該サイドフレーム6の後方に尾輪フレーム86 を介して軸支した尾輪77とを備えたものにおいて、上記左右の尾輪フレーム8 6 にゲート状に形成されたループフレーム10の下端を固定して取り付けたこと を特徴としている。
【0005】
【作用】
機体フレームA’は後部の尾輪フレーム86に軸支された尾輪77によって支
持されながら牽引走行されるが、後端部に左右方向に設けられたループフレーム
10によって機体フレームA’の後部が補強されて堅牢になり、特に大荷重がか
かる尾輪フレーム86の剛性が高くなり走行やフィルム支柱の供給及び押し込み
作業が安定する。
【0006】
本考案の一実施例を図面にもとづき説明する。 図1はフィルム支柱の打込装置の全体側面図であって、乗用型農用トラクター 等の走行機体Tの後方にトップリンク1並びにロアリンク2,2及び油圧リフト アーム3,3で昇降されるリフトロッド4,4等からなる公知の昇降リンク機構 を介してフィルム支柱の打込装置Aが昇降自在に連結されている。
【0007】 該打込装置Aの機体フレームA’は衝立状に配設した前部のマストフレーム5 と該マストフレーム5の左右両側から後方に一体的に連設したサイドフレーム6 ,6を備えている。該マストフレーム5の前端中央には、前記トップリンク1を 枢支連結可能にするブラケット7が固設され、マストフレーム5前端の左右両側 下部に位置させて前記ロアリンク2,2を枢支連結可能にする連結ブラケット8 ,8が固設されている。またマストフレーム5の左右下端部には、フィルム支柱 を打ち込む前の圃場面を整地する整地部材5a,5aが固設されている。この整 地部材5a,5aは、支柱の打込み予定位置の前方延長線上の圃場面にある硬い 盛土等の障害物を平らに整地し、支柱が圃場面の状態に左右されることなく、常 に後述する絞りプレート21によって確実に一定幅に絞られて圃場に打込みでき るようになっている。
【0008】 前記左右のサイドフレーム6,6は、その前部が機体フレーム9を構成する門 型のアーチフレーム9で連結され、またその後部は門型のループフレーム10で 連結され強固に枠組構成されている。そして、該サイドフレーム6,6の下部に は夫々逆U字状に形成されたフィルム支柱Sの両側下端部を摺動案内する下部案 内部材11,11が吊設状に支持されている。該下部案内部材11,11は、フ ィルム支柱Sの左右の下端部を内外から挟持案内する内側フレーム11aと外側 フレーム11bとを有している。そして、図10に示すように外側フレーム11 b先端部は内側フレーム11aの先端部より長く支柱打込部材側まで延出されて いる。
【0009】 前記マストフレーム5の後方には支柱打込部材12が、該支柱打込部材12に 付設されたレール部材13,13,・・・とマストフレーム5に支持されたベア リング14,14,・・・とにより前後及び左右を規制ガイドされて昇降可能に マストフレーム5に支持されている。そして、該支柱打込部材12の左右中央上 部に付設されたブラケット15とマストフレーム5の左右中央下部に付設された ブラケット16との間に複動式の油圧シリンダ17及び油圧ピストン18が垂直 状に枢支連結されており、該支柱打込部材12は油圧ピストン18の駆動伸縮作 動により駆動昇降可能に構成されている。
【0010】 また、支柱打込部材12の両側端部には、段差状のカム面19aを有するカム 19を固定し、該カム面19aに接するカムローラ19bの支持腕20の中途部 を、マストフレーム5に横方向に取付けたフレーム5bに固設のブラケット5c に軸支し、支持腕20の他端には絞りプレート21が設けられており、支柱打込 部材12が下降を開始すると、カムローラ19bが作動して絞りプレート21が 内側に移動するようになっている。該絞りプレート21は支柱Sの前部下端部に 接当する先端内方部が進行方向後方に折り曲げた傾斜面21aに形成されて、下 部案内部材11,11の前端部前方に配置されている。そして、この絞りプレー ト21の傾斜面21aは前記外側フレーム11bの先端部と平面視で対向すべく 構成されている。傾斜面21aの基部はコの字状の抱持部21bが形成されてお り、該抱持部21bには分離板21cが一体的に設けられている。
【0011】 この構成により、支柱打込部材12の下降時に支柱が内側に絞られる時、支柱 をこの抱持部21bで確実に抱持すると共に、分離板21cで後の弾圧されてい る支柱とを確実に分離して支柱を圃場に打ち込むようになっている。前記支柱打 込部材12の後壁面にはフィルム支柱Sを上方より押圧する押圧部材12A,1 2A・・・が逆U字形状のフィルム支柱Sの左右中心線を挟んだ上部両側に所定 間隔を隔てて略々逆U字形状に沿わせて左右対称に複数配設されている。従って 、逆U字状のフィルム支柱Sの上部湾曲部分の特に支柱頂部部分には、押圧部材 12Aが位置しておらず、支柱搬送時に支柱の頂部位置が左右いずれかにずれて いたとしても、支柱は支柱打込部材12の昇降経路内に円滑に供給される。
【0012】 さらに上記支柱打込部材12の後壁面には、支柱径より小径のフィルム支柱S の落下を保持する落下防止部材12B,12B・・・が配設されている。また、 該支柱打込部材12の前壁面上部に押し具22が付設されており、該押し具22 は前記油圧ピストン18を囲む状態にU字状に形成されている。
【0013】 前記押し具22の前面側には先端を二又状に構成した駆動アーム23が上下回 動自在に対向配置されている。該駆動アーム23は前記マストフレーム5に回動 自在に横設支持された横軸24に一方向クラッチ25を介して枢支されており、 押し具22の上昇作動に連動して上方向に回動されて一方向クラッチ25を介し て横軸24を回動駆動し、押し具22の下降作動に追従して下方向に回動し一方 向クラッチ25により横軸24を逆転することなく下降復帰され、マストフレー ム5に設けたストッパー26により一定位置で下降を阻止される。
【0014】 前記横軸24には巻取りドラム27が回転自在に遊嵌され、該巻取りドラム2 7の一端に従動傾斜カム28が一体的に付設されている。該従動傾斜カム28に 隣接して駆動傾斜カム29を有するシフター30が配設されており、該シフター 30は横軸24に軸方向に移動可能で周方向一体的にキー止め支持されていて、 スプリング31により従動傾斜カム28側に付勢されている。
【0015】 32は前記シフター30をスプリング31の付勢力に抗して巻取りドラム27 の従動傾斜カム28から駆動傾斜カム29の噛み合いを解除するシフターレバー で、該シフターレバー32はマストフレーム5に付設のガイド33で案内されて いる。シフターレバー32が存在する側とは反対側の横軸24の端部には手動ハ ンドル34が付設されており、巻取りドラム27が手回しでも回動できるように 構成されている。この場合、巻取りドラム27を手回しすべく横軸24を回動し ても一方向クラッチ25の存在により駆動アーム23が不測に作動することはな い。35,36,37はマストフレーム5上に固設した滑車である。
【0016】 前記左右のサイドフレーム6,6の内部にはフィルム支柱Sを跨がらせて支持 搬送する支柱搬送部材の鞍状フレーム38が逆U字状に配置され、該鞍状フレー ム38はパイプ材で格子枠状をなして機体フレームA’の一部をしており、その 左右両端下部が前記サイドフレーム6,6の下部に付設された下部案内部材11 ,11に着脱自在に付設されると共に後部中央が支持ステー39を介して前記サ イドフレーム6,6の後部に付設されたループフレーム10に着脱自在に付設さ れている。従って、該鞍状フレーム38は格子枠状に湾曲形成されること自体で 堅牢に構成されている上に頑丈なサイドフレーム6,6で支持されることにより 強固に保持されることになる。
【0017】 前記鞍状フレーム38の外周面には丸棒又はパイプ材からなる直線状のガイド 部材40,41,42が前後方向に複数本(実施例では頂部に一本,両肩部に各 一本,両側裾部に各一本,合計5本)配設されている。さらに鞍状フレーム38 の前端面には前記支柱打込部材12の後壁面に平行に沿わせたガイド板43が垂 直状に設けられており、該ガイド板43と支柱打込部材12の後壁面との間はフ ィルム支柱Sが通過し得る程度の間隙に構成されていて、フィルム支柱Sが支柱 打込部材12の下降作動で上方より押圧されて圃場に打ち込まれる時にフィルム 支柱Sが前後方向に倒れないように保持ガイドして直立して打ち込めるようにし てある。
【0018】 前記頂部のガイド部材40の上方に押さえガイド部材44が対向配置されてい る。該押さえガイド部材44にはその前後両端に設けたベース部材45,45を 介してスライドボス46,46が固設されており、該スライドボス46,46は 前記鞍状フレーム38並びにサイドフレーム6の上方で機体横方向に沿って配置 した前後の支持棒47,47に機体横方向に往復移動自在に挿通支持させてあり 、この支持構成により前記押さえガイド部材44が前記頂部のガイド部材40の 上方に対向するフィルム支柱Sを搬送する作業位置と、この上方対向位置から側 方に退避するフィルム支柱Sを補給する非作業位置とにスライド移動切換可能に 構成されている。
【0019】 尚、実施例において、押さえガイド部材44の先端部は分離されてマストフレ ーム5側に固設されたガイド部材44Aに形成されている。該ガイド部材44A の先端部は支柱打込部材12の押圧部材12A,12A間に入り込んでおり、支 柱を支柱打込部材12の昇降経路内へ確実に案内するように構成されている。 上記前後の支持棒47,47の内端部は夫々支持部材48,48を介して鞍状 フレーム38に支持され、支持棒47,47の外端部は夫々支持部材49,49 を介してアーチフレーム9又はサイドフレーム6等の機体フレーム側に支持され ている。 前記ベース部材45,45には押さえガイド部材44と平行間隙を有して把手 用部材50が固着されている。
【0020】 また、押さえガイド部材44の前後に立設した支持部材51,51の上部にレ ール部材52が固設されていて、該レール部材52にベアリング53,53を介 してフィルム支柱Sの押動部材54が前後移動可能に吊設されている。該押動部 材54の先端には前記頂部のガイド部材40と押さえガイド部材44との間に位 置してフィルム支柱sを押し出す押当て部55が形成されており、また押動部材 54の後端にはスプリングフック56が螺着されている。そして、該押動部材5 4は引張りスプリング57及びロープ58を介して前部の巻取りドラム27に連 動連結されている。更に、上記スプリングフック56はアジャスタボルトで構成 され、スプリング荷重の調整が出来るようになっている。
【0021】 また、スプリング57は図8で示すようにフック59と一体的に設けた取付板 60の係止部60aに係止され、この取付板60に着脱自在に固定したパイプ6 1で外周を覆われている。パイプ61の長さは図8に示す実線状態のスプリング 57が所定の荷重まで引っ張られた時鎖線状態で示す如くスプリング57の巻き 部57aの肩部が見える長さに構成され、このスプリング57のセット荷重の調 整はフィルム支柱Sを支柱搬送部材における鞍状フレーム38に充填した状態で 手動ハンドル34を図1,図2の反時計方向に回転させて行うことで、所定のセ ット荷重の調整が容易にできるようになっている。
【0022】 前記押えガイド44の左右スライド移動はフィルム支柱Sを打ち込む作業時に は装置中央位置に、またフィルム支柱を打込装置上に補給する非作業時には補給 の妨げとならないように外側位置にずらせて補給作業を行うが、この時押えガイ ド44が振動や衝撃等によって移動するのを防止するため、スライド位置をセッ トするためのストッパー機構が設けられている。
【0023】 即ち、図11〜13に示すように、前方の支持棒17側には該支持棒17に沿 って機体フレームA’側に横方向に固設された支持部材49aがあり、該支持部 材49a側には押えガイド44が中央部にスライドした作業位置(図12)と、 外側部にスライドした非作業位置(図13)との各移動位置で、支持棒17上に 係脱して前側スライドボス46の横移動を係止してロックするフック状のストッ パー81,82が起伏回動自在に軸支されている。 同様に後方の支持棒47側にも支持部材48,49bに付設されたストッパー アーム83,84に、前記同様のストッパー81,82が起伏自在に取り付けら れている。
【0024】 62、63はアーチフレーム9に装着された滑車で、基端部を巻取りドラム2 7に巻回されたロープ58の中途部が滑車36、62、63の周面でガイドされ て先端部が引張りスプリング57に連結されている。 前記左右のサイドフレーム6,6の内側に夫々前後方向のレール部材64が固 設されていて、該レール部材64にベアリング53,53を介してフィルム支柱 Sの押動部材65が前後移動可能に吊設されている。該押動部材65の先端には 下部案内部材11で摺動案内されるフィルム支柱Sの下方部を押し出す押当て部 66が形成されており、また押動部材65の後端にはスプリングフック67が螺 着されている。
【0025】 そして、該押動部材65は引張りスプリング68及びロープ69を介して前部 の巻取りドラム27に連動連結されている。更に、スプリングフック67は前記 スプリングフック56と同様にアジャスタボルトで構成されている。また、スプ リング67も前記スプリング57と同様にパイプ70で外周を覆われており、前 記同様にパイプ長さが構成され所定のセット荷重の調整が容易にできるようにな っている。
【0026】 前記サイドフレーム6,6の一方の内側に配置された押動部材65は、前記滑 車35、アーチフレーム9に装着された滑車71、サイドフレーム6に装着され た滑車72夫々を経由して、基端部を巻取りドラム27に巻回されたロープ69 の先端部が引張りスプリング68に連結されている。 また、前記サイドフレーム6,6の他方の内側に配置された押動部材65は、 前記滑車37、サイドフレーム6に装着された滑車73夫々を経由して、基端部 を巻取りドラム27に巻回されたロープ74の先端部が引張りスプリング68に 連結されている。
【0027】 上記押動部材65,65のうち一方の押動部材65には検知棒75が立設され 、該検知棒75の移動経路の前方側に位置してレール部材64上部にフィルム支 柱Sの残量検知スイッチ76が取り付けられており、押動部材65の前進により 検知棒75で残量検知スイッチ76わ検知作動すべく構成されている。 77,77は左右のサイドフレーム6,6の後端に夫々装着された走行安定用 の尾輪、78はマルチフィルム79を圃場に打込みしたフィルム支柱Sの上部に トンネル状に張架するマルチ装置であり、該マルチ装置78は左右のサイドフレ ーム6,6の後端に着脱固定自在に接続されている。
【0028】 上記尾輪77は左右のサイドフレーム6の後端下方に一体的に固設されたスク エアな形状の尾輪フレーム86に昇降調節セットが可能な如くステー87によっ て軸支されており、該ステー87は尾軸フレーム86の縦パイプ86a内に挿入 セットされる。 そして前述したループフレーム10の下端は、上記縦パイプ86aの内面側に ブラケット89を介して着脱自在に固定されており、この構成により機体フレー ムA’の後端部が補強されて剛性が高められ、機体の走行安定性がよくなるとと もに、走行時における機体フレームA’の歪みの発生が防止され、フィルム支柱 Sの供給や打ち込みの正確さや円滑さが確保される。
【0029】 フィルム支柱Sを支柱搬送部材12の鞍状フレーム38に充填し、走行機体T を前進させ油圧シリンダ17の駆動を開始する。図示しないが、複動式の油圧シ リンダ17は走行機体T側に装備した電磁バルブの電源をOFF状態からON状 態にスイッチ操作するだけで、該電磁バルブが自動的に回路切換され油圧ピスト ン18の駆動昇降は一定タイミングで自動的に行える。また、上昇時の待機時間 をタイマー調整することで下降ピッチを変化させることができフィルム支柱Sの 打込間隔を調整することができるように構成されている。従って、走行機体Tを 連続走行させた状態で油圧ビストンが昇降しこれに連結された支柱打込部材12 が一定タイミングで駆動昇降される。
【0030】 支柱打込部材12が押圧部材12A並びに落下防止部材12Bでフィルム支柱 Sを保持して下降し、さらに圃場打込時に該支柱打込部材12の後壁面とガイド 板43との間でフィルム支柱Sを前後方向に倒れないようガイドして直立状に打 込みする。そして圃場への打込み操作が完了して該支柱打込部材12が上昇復帰 すると、次のフィルム支柱Sが各押動部材54,65,65に押動されて支柱打 込部材12の昇降経路内に繰り出される。
【0031】 支柱Sはこの繰り出し途中において頂部位置が左右いずれかにずれていること があるが、頂部には支柱打込部材12の押圧部材12A,12Aは存在していな いので、昇降経路内へ円滑に供給することができる。そして、繰り出されたフィ ルム支柱Sは押圧部材12A並びに落下防止部材12Bで保持され、且つ絞りプ レート21により確実に一定幅に絞られて圃場に打ち込まれる。この支柱Sの打 ち込み時には、たとえ逆U字状の頂部が多少左右に偏っていたとしても、所定間 隔で支柱Sの左右中心線を挟んだ上部両側に振り分けた少なくとも2カ所の押圧 部材12A,12Aにより押圧できるので、支柱Sを変形させることなく確実に 打ち込むことができる。
【0032】
以上の如く構成される本考案によれば、作業機体や多量の支柱からなる大きい 荷重のかかる尾輪フレームがループフレームによって剛性及び強度を高め、作業 中の走行の安定性を維持し且つフィルム支柱の打ち込みも正確に行われるという 効果がある。
【図1】本考案フィルム支柱の打込装置の全体側面図で
ある。
ある。
【図2】支柱打込部材と支柱搬送部材とを示す要部の概
略側面図である。
略側面図である。
【図3】支柱打込部材と支柱下部案内部材の一部とを示
す要部の概略背面図である。
す要部の概略背面図である。
【図4】支柱打込部材と支柱搬送部材とを示す要部の概
略背面図である。
略背面図である。
【図5】巻き取りドラムの駆動部を示す要部の概略背面
図である。
図である。
【図6】巻き取りドラムの駆動部を示す要部の概略斜視
図である。
図である。
【図7】支柱搬送部材を示す要部の概略斜視図である。
【図8】図2後方の上部ワイヤー連結部材の拡大要部断
面図2である。
面図2である。
【図9】図2後方の下部ワイヤー連結部材の拡大要部断
面図2である。
面図2である。
【図10】図3の支柱下部案内部材と絞りプレートとの
拡大要部平面図である。
拡大要部平面図である。
【図11】押えガイドのストッパー機構側面図である。
【図12】押えガイドの作業位置におけるセット状態平
面図である。
面図である。
【図13】押えガイドの非作業位置におけるセット状態
平面図である。
平面図である。
5:マストフレーム 6:サイドフレーム 10:ループフレーム 12:打込部材 17:支持棒 44:押えガイド 77:尾輪 A’:機体フレーム S: フィルム支柱
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 フィルム支柱立て機の尾輪支持構造
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案フィルム支柱の打込装置の全体側面図で
ある。
ある。
【図2】支柱打込部材と支柱搬送部材とを示す要部の概
略側面図である。
略側面図である。
【図3】支柱打込部材と支柱下部案内部材の一部とを示
す要部の概略背面図である。
す要部の概略背面図である。
【図4】支柱打込部材と支柱搬送部材とを示す要部の概
略背面図である。
略背面図である。
【図5】巻き取りドラムの駆動部を示す要部の概略背面
図である。
図である。
【図6】巻き取りドラムの駆動部を示す要部の概略斜視
図である。
図である。
【図7】支柱搬送部材を示す要部の概略斜視図である。
【図8】図2後方の上部ワイヤー連結部材の拡大要部断
面図2である。
面図2である。
【図9】図2後方の下部ワイヤー連結部材の拡大要部断
面図2である。
面図2である。
【図10】図3の支柱下部案内部材と絞りプレートとの
拡大要部平面図である。
拡大要部平面図である。
【図11】押えガイドのストッパー機構側面図である。
【図12】押えガイドの作業位置におけるセット状態平
面図である。
面図である。
【図13】押えガイドの非作業位置におけるセット状態
平面図である。
平面図である。
【符号の説明】 5 マストフレーム 6 サイドフレーム 10 ループフレーム 12 打込部材 17 支持棒 44 押えガイド 77 尾輪 A’ 機体フレーム S フィルム支柱
Claims (1)
- 【請求項1】 機体フレームの前端部を構成するマスト
フレームと、該マストフレームの左右両側より後方に向
かって延設されたサイドフレームと、該サイドフレーム
の後方に尾輪フレームを介して軸支した尾輪とを備えた
ものにおいて、上記左右の尾輪フレームにゲート状に形
成されたループフレームの下端を固定して取り付けてな
るフィルム支柱立て機の尾輪支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8070292U JPH0638490U (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | フィルム支柱立て機の尾輪支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8070292U JPH0638490U (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | フィルム支柱立て機の尾輪支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0638490U true JPH0638490U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13725668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8070292U Pending JPH0638490U (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | フィルム支柱立て機の尾輪支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638490U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02219521A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-03 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | フイルム支柱打込装置 |
JPH04197115A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | トンネル状フイルム張架装置 |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP8070292U patent/JPH0638490U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02219521A (ja) * | 1989-02-21 | 1990-09-03 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | フイルム支柱打込装置 |
JPH04197115A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-16 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | トンネル状フイルム張架装置 |
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