JPH0638484A - モータ - Google Patents

モータ

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JPH0638484A
JPH0638484A JP18908292A JP18908292A JPH0638484A JP H0638484 A JPH0638484 A JP H0638484A JP 18908292 A JP18908292 A JP 18908292A JP 18908292 A JP18908292 A JP 18908292A JP H0638484 A JPH0638484 A JP H0638484A
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JP
Japan
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coil
magnetic pole
magnet
pole
magnetic
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JP18908292A
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English (en)
Inventor
Makoto Miyamoto
誠 宮本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ヘッド装置に使用されるモータにおい
て、任意にFG周波数を上げることができ、かつ位相検
出が可能な優れたモータを提供する。 【構成】 円環状の磁石に第1の磁極と第2の磁極と第
3の磁極とを配設したことにより、磁石の回転により第
2の磁極からの漏洩磁束がFGコイルに鎖交し、FG出
力信号が得られる。また、第3の磁極からの漏洩磁束が
PGコイルに鎖交し、PG出力信号が得られる。従っ
て、第2の磁極数を任意に設定することによってFG周
波数を上げることができ、さらに位相検出も可能な優れ
たモータが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオテープレコーダー
(以下VTRと略す)等に用いられる回転ヘッド装置の
モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器には高性能化、多機
能化等を目的としてモータを多用するようになってきて
いる。とりわけビデオテープレコーダ等に用いられる回
転ヘッド装置は回転ムラを最小限にするために早くから
直接駆動方式のモータが採用されている。さらに、回転
位相制御を行うために回転ヘッド装置の回転速度に比例
した周波数信号を得る周波数発電機を設けたモータが数
多く考案されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の回転ヘッ
ド装置におけるモータについて説明する。図9は、従来
例におけるモータのステータ部の平面図である。図10
は、従来例における磁石の着磁パターンを示す平面図、
図11は、従来例におけるモータを搭載した回転ヘッド
装置の側断面図である。図12は、従来例におけるF
G、及びPGの出力波形図である。図11において、固
定ドラム15には、その中心に軸16が固定されてい
る。回転ドラム19には、その中心に軸16と所定の間
隙をもって回転自在な動圧型流体軸受17aが圧入固定
されている。スラスト軸受20は、軸16の先端部に摺
動自在に当接されて回転ドラム19に締結されている。
回転側,固定側のロータリートランス21a,21b
は、各々所定の空隙(約50〜70μm)をもって回転
ドラム19、固定ドラム15に固定されている。ロータ
部22は、軸方向に複数極(ここでは8対、すなわち1
6極)の第1の磁極2を着磁した円環状の磁石1(図1
0参照)を固着し、回転自在に回転ドラム19に支承さ
れている。磁性材料よりなる回転ヨーク24は、磁石1
の着磁面と軸方向に所定の空隙をもって対向配置され、
ロータ部22に固着されて一体的に回転可能である。な
お磁石1の外周部には図10に示すように1箇所だけ後
述する回転位相検出用の第2の磁極3が形成されてい
る。更に回転ヨーク24と磁石1とで構成される空隙部
には、後述する駆動コイル10を有するステータ部23
が保持部材26を介して固定ドラム15にビス止めされ
ている。このステータ部23は耐熱樹脂製の絶縁基板2
5の両面に、図9(A),(B)に示すようにエッチン
グもしくはメッキによって形成された駆動コイル10が
等ピッチで配設されて構成されている。ここでは駆動コ
イル10は3相よりなり、また絶縁基板25の両面にそ
れぞれ12個配設されている。さらに、ステータ部23
の絶縁基板25の両面の駆動コイル10は、スルーホー
ル(図示せず)によって電気的に接続されている。ま
た、吸引板27は、円環状磁性材料からなり、磁石1の
着磁面と軸方向に所定の空隙を介し、ロータ部22と同
軸的にステータ部23に固着され、かつ磁石1との間で
発生する磁気的吸引力によって、ロータ部22は軸方向
の固定ドラム15側に付勢されている。
【0004】ここでモータの回転速度を検出するため
に、周波数発生器(Frequency−Genera
tor:以下FGと略記する)が一般に必要とされる。
ここでは図9(A)に示すように、ステータ部23上の
磁石1に近い面の駆動コイル10の外周側にFGコイル
5が配設してある。このFGコイル5は、磁石1の第1
の磁極2と等ピッチ間隔に放射状に配置した複数個の第
1の発電線素部7を電気的に接続して一つのコイルを形
成している。従ってFGコイル5は、磁石1が回転する
ことで、磁石1の回転速度に比例した周波数の信号を出
力する。また回転ヘッド装置はヘッドの回転位置を検出
するために、モータ1回転につき1回の原点信号を発生
する位置信号発生器(Pulse−Generato
r:以下PGと略記する)を設ける必要がある。ここで
は磁石1には図10に示すように1箇所だけ第1の磁極
2と極性の異なる第2の磁極3を設けている。また、図
9(B)に示すように、ステータ部23上の回転ヨーク
24に近い面に、第2の磁極3の漏洩磁束に鎖交する第
2の発電線素部8と、第2の磁極3の漏洩磁束に鎖交
し、かつ第2の発電線素部8に対して2π・m/n(ラ
ジアン)(ここでは45度)の開き角を有して第2の発
電線素部8と電気的に接続された第3の発電線素部9と
を有するPGコイル6を配設してある。
【0005】以上のように構成された従来例のモータを
搭載した回転ヘッド装置の動作について以下説明する。
【0006】まず、磁石1の回転位相に対応した所定の
相の駆動コイル10に順次通電切り替えをすると、磁石
1は吸引反発力を受け、所定の方向に回転する。磁石1
が回転すると、これに一体的に固着された回転ドラム1
9も回転する。ここで磁石1の回転に伴い第1の磁極2
の漏洩磁束がFGコイル5の第1の発電線素部7に鎖交
し、起電力が発生する。起電力の方向はN極及びS極に
対応して交互に逆向きになるが、各起電力が加算される
ようにFGコイルを構成しているために図12に示すよ
うなFG出力信号11が得られる。同様に、第2の磁極
3の漏洩磁束がPGコイル6の第2,第3の発電線素部
8,9に鎖交し、起電力が発生する。PG出力信号12
は、図12に示すような1回転につき各1回の正負の発
電波形となる。従って、回転ドラム19の回転速度は、
FG出力信号11の周期が所定の値になるように制御回
路(図示せず)によって制御され、またヘッド18の位
相は、映像信号の垂直同期信号に同期して記録するよう
にPG出力信号12をもとに制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成において、制御性を改善するためにFG周波数を上げ
るには第1の磁極数を増やさなければならない。しか
し、第1の磁極は駆動用の磁極としても用いられるため
任意に磁極数を増やすことはできない。つまり、第1の
磁極数を8対(16極)から10対(20極)にすると
それに対応して駆動用コイルの数も増え製造組立工程が
困難になるという問題があった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するも
ので、簡単な構成でFG周波数を上げることができ、か
つ位相検出が可能な制御性に優れたモータを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の第1の実施例のモータは、等ピッチ間隔に2
n個(nは自然数)の第1の磁極を内周側に配設し、か
つ等ピッチ間隔に2n・m個(mは自然数)の第2の磁
極を外周側に配設し、さらに第2の磁極近傍に第3の磁
極を少なくとも1箇所配設した円環状の磁石と、第1の
磁極の漏洩磁束に鎖交し、磁石と所定の空隙を介して対
向配置した複数個の駆動コイルと、磁石と所定の空隙を
介して第2の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ第2の磁極
と等ピッチ間隔に放射状に対向配置した複数個の第1の
発電線素部を電気的に接続して一つのコイルを形成した
FGコイルと、第3の磁極の漏洩磁束に鎖交する第2の
発電線素部と、第3の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ第
2の発電線素部に対して2π・r/n/m(rad)
(rは自然数)だけずらした回転位相に配設した第3の
発電線素部とを電気的に接続して一つのコイルを形成
し、かつ磁石と所定の空隙を介して対向配置したPGコ
イルとで構成されている。
【0010】また、本発明の第2の実施例のモータは、
等ピッチ間隔に2n個(nは自然数)の第1の磁極を内
周側に配設し、かつπ/n/m(rad)(mは自然
数)に等分割した磁極の内、所定の隣接極がN極または
S極に連続する領域を少なくとも1箇所設けた第2の磁
極を外周側に配設した円環状の磁石と、第1の磁極の漏
洩磁束に鎖交し、磁石と所定の空隙を介して対向配置し
た複数個の駆動コイルと、磁石と所定の空隙を介して第
2の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ第2の磁極と等ピッ
チ間隔に放射状に対向配置した複数個の第1の発電線素
部を電気的に接続して一つのコイルを形成したFGコイ
ルと、第2の磁極の漏洩磁束に鎖交する第2の発電線素
部と、第2の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ第2の発電
線素部に対して2π・r/n/m(rad)(rは自然
数)だけずらした回転位相に配設した第3の発電線素部
とを電気的に接続して一つのコイルを形成し、かつ磁石
と所定の空隙を介して対向配置したPGコイルとで構成
されている。
【0011】
【作用】上記第1の実施例の構成によって、磁石の回転
により第2の磁極からの漏洩磁束がFGコイルの第1の
発電線素部に鎖交し、起電力が発生する。複数個の第1
の発電線素部に発生する各起電力は加算されてFG出力
信号が得られる。同様に、第3の磁極からの漏洩磁束が
PGコイルの第2の発電線素部及び第3の発電線素部に
鎖交し、起電力が発生する。従って、1回転に各1回の
正負のPG出力信号が得られる。
【0012】また、上記第2の実施例の構成によって、
磁石の回転により第2の磁極からの漏洩磁束がFGコイ
ルの第1の発電線素部に鎖交し、起電力が発生する。複
数個の第1の発電線素部に発生する各起電力は加算され
てFG出力信号が得られる。同様に、第2の磁極からの
漏洩磁束がPGコイルの第2の発電線素部及び第3の発
電線素部に鎖交し、起電力が発生する。従って、1回転
に各1回の正負のPG出力信号が得られる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の第1の実施
例を説明する。図1は、第1の実施例における磁石の着
磁パターンを示す平面図である。図2は、本発明の実施
例におけるFG、及びPGの導体パターンを示すステー
タの平面図である。図3は、第1の実施例におけるF
G、及びPGの出力波形図である。図4は、本発明の実
施例におけるモータを搭載した回転ヘッド装置の側断面
図である。図4において、固定ドラム15には、その中
心に軸16が固定されている。ディスク17には、その
中心に軸16と所定の間隙をもって回転自在な動圧型流
体軸受17aが構成されている。複数個のヘッド18を
担持した回転ドラム19は、ディスク17と同軸的に固
定されて回転自在である。スラスト軸受20は、軸16
の先端部に摺動自在に当接されてディスク17に締結さ
れている。回転側、固定側のロータリートランス21
a,21bは、各々所定の空隙(約50〜70μm)を
もってディスク17、固定ドラム15に接着固定されて
いる。バックヨーク22は、円環状の磁石1を固着し、
ディスク17に支承されて回転自在である。磁石1には
駆動用の複数極(ここでは6対、すなわち12極)の第
1の磁極2が内周側に、かつ回転速度検出用の複数極
(ここでは12対、すなわち24極)の第2の磁極3が
外周側に、さらに第2の磁極3の近傍に第2の磁極3と
は極性の異なる回転位相検出用の第3の磁極4が少なく
とも1箇所、いずれも軸方向に着磁して配設されている
(図1参照)。エッチングもしくはメッキ等により形成
されたFGコイル5、及びPGコイル6は、それぞれが
第2の磁極3及び第3の磁極4の漏洩磁束に鎖交すべく
軸方向に所定の空隙を介して対向配置され、さらに固定
ドラム15にビス止めされた磁性材料性ステータ23上
に絶縁層(図示せず)を介して構成されている。なおF
Gコイル5は、第2の磁極3と等ピッチ間隔に放射状に
配置した複数個の第1の発電線素部7を電気的に接続し
て一つのコイルを形成している。またPGコイル6は、
第3の磁極4の漏洩磁束に鎖交する第2の発電線素部8
と、第3の磁極4の漏洩磁束に鎖交し、かつ第2の発電
線素部8に対して2π・r/n/m(rad)(ここで
は30度)の開き角を有した第3の発電線素部9とを電
気的に接続して一つのコイルを形成している(図2参
照)。駆動コイル10は、第1の磁極2の漏洩磁束に鎖
交すべく磁石1と軸方向に所定の空隙を介して等ピッチ
で対向配置され、かつステータ23上に絶縁層(図示せ
ず)を介して接着固定されている。ここでは駆動コイル
10は3相よりなり、それぞれ9個配設されている(図
示せず)。
【0014】以上のように構成された本実施例のモータ
を搭載した回転ヘッド装置の動作について以下説明す
る。
【0015】まず、磁石1の回転位相に対応した所定の
相の駆動コイル10に順次通電切り替えをすると、磁石
1は吸引反発力を受け、所定の方向に回転する。磁石1
が回転すると、これに一体的に固着された回転ドラム1
9も回転する。ここで磁石1の回転に伴い第2の磁極3
の漏洩磁束がFGコイル5の第1の発電線素部7に鎖交
し、起電力が発生する。起電力の方向はN極及びS極に
対応して交互に逆向きになるが、各起電力が加算される
ようにFGコイル5を構成しているために図3に示すF
G出力信号11が得られる。同様に、第3の磁極4の漏
洩磁束がPGコイル6の第2,第3の発電線素部8,9
に鎖交し、起電力が発生する。PG出力信号12は、図
3に示すように1回転につき各1回の正負の発電波形と
なる。なお、第2の磁極3の1回転につきn・m周期発
生する磁束成分については、PGコイル6の第2,第3
の発電線素部8,9が第2の磁極3の2極分の開き角
(30度)を有するために、お互いにキャンセルされ、
PGコイル6の出力信号に重畳することはない。従っ
て、回転ドラム19の回転速度は、FG出力信号11の
周期が所定の値になるように制御回路(図示せず)によ
って制御され、またヘッド18の位相は、映像信号の垂
直同期信号に同期して記録するようにPG出力信号12
をもとに制御されることになる。
【0016】以上のように本実施例によれば、部品点数
を増やすことなく磁石の着磁パターンを改良するだけの
簡単な構成でFG周波数を上げることができ、かつ位相
検出が可能なモータを実現できる。
【0017】以下本発明の第2の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図5は本発明の第2の実施例
における磁石の着磁パターンを示す平面図である。図6
は第2の実施例におけるFG、及びPGの出力波形図で
ある。図5において磁石1の第1の磁極2は図1の構成
と同様なものである。図1と異なる点は、第2の磁極3
の構成であり、π/n/m(rad)に等分割した磁極
の内、所定の隣接極がN極またはS極に連続する領域A
を1箇所設けて磁石1の外周側に配設した点である。ま
た、FGコイル5及びPGコイル6の形状は第1の実施
例と同様なものであるが、各々第2の磁極3の漏洩磁束
に鎖交すべく対向配置されている。
【0018】以上のように構成された本実施例のモータ
を搭載した回転ヘッド装置(図4参照)の動作について
以下説明する。
【0019】まず、磁石1の回転位相に対応した所定の
相の駆動コイル10に順次通電切り替えをすると、磁石
1は吸引反発力を受け、所定の方向に回転する。磁石1
が回転すると、これに一体的に固着された回転ドラム1
9も回転する。ここで磁石1の回転に伴い第2の磁極3
の漏洩磁束がFGコイル5の第1の発電線素部7に鎖交
し、起電力が発生する。起電力の方向はN極及びS極に
対応して交互に逆向きになるが、各起電力が加算される
ようにFGコイルを構成しているために図6に示すFG
出力信号11が得られる。同様に、第2の磁極3の漏洩
磁束がPGコイル6の第2,第3の発電線素部8,9に
鎖交し、起電力が発生する。PG出力信号12は、図6
に示すように1回転につき各1回の正負の発電波形とな
る。なお、第2の磁極3の1回転につきn・m周期発生
する磁束成分については、PGコイル6の第1の発電線
素部8及び第2の発電線素部9が第2の磁極3の2極分
の開き角(30度)を有するために、お互いにキャンセ
ルされ、PGコイルの出力信号12に重畳することはな
い。従って、回転ドラム19の回転速度は、FG出力信
号11の周期が所定の値になるように制御回路(図示せ
ず)によって制御され、またヘッド18の位相は、映像
信号の垂直同期信号に同期して記録するようにPG出力
信号12をもとに制御される。
【0020】以上のように本実施例によれば、部品点数
を増やすことなく磁石の着磁パターンを改良するだけの
簡単な構成でFG周波数を上げることができ、かつ位相
検出が可能なモータを実現できる。また、磁石の着磁工
程が2回で済むために組立工程が簡略化できる。さら
に、回転位相検出用に用いる第2の磁極の磁極幅を比較
的確保しやすいために安定したPG出力を得ることがで
きる。
【0021】なお、本実施例において駆動コイル10は
絶縁層(図示せず)を介してステータ23に接着固定し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、エッチングやメッキ等により駆動コイルを形成して
もよい(図示せず)。また、本実施例においてFGコイ
ル5とPGコイル6は、ステータ23上に構成したが駆
動コイル10の端面と磁石1との空隙部にFG,PG基
板13(図7参照)を配設してもよい(図8参照)。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のモータは部品点数
を増やすことなく磁石の着磁パターンを改良するだけの
簡単な構成でFG周波数を上げることができ、かつ位相
検出が可能なモータを実現することができる。
【0023】また、磁石の着磁工程が2回で済むために
組立工程が簡略化できる。さらに、回転位相検出用に用
いる第2の磁極の磁極幅を比較的確保しやすいために安
定したPG出力を得ることができる優れたモータを実現
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における磁石の着磁パタ
ーンを示す平面図
【図2】本発明の実施例におけるFG及びPGの導体パ
ターンを示すステータの平面図
【図3】本発明の第1の実施例におけるFG及びPGの
出力波形図
【図4】本発明の実施例におけるモータを搭載した回転
ヘッド装置の側断面図
【図5】本発明の第2の実施例における磁石の着磁パタ
ーンを示す平面図
【図6】本発明の第2の実施例におけるFG及びPGの
出力波形図
【図7】本発明の第3の実施例におけるFG及びPGの
導体パターンを示すFG,PG基板の平面図
【図8】本発明の第3の実施例におけるモータを搭載し
た回転ヘッド装置の側断面図
【図9】従来例におけるステータ部の平面図
【図10】従来例における磁石の着磁パターンを示す平
面図
【図11】従来例におけるモータを搭載した回転ヘッド
装置の側断面図
【図12】従来例におけるFG及びPGの出力波形図
【符号の説明】
1 磁石 2 第1の磁極 3 第2の磁極 4 第3の磁極 5 FGコイル 6 PGコイル 7 第1の発電線素部 8 第2の発電線素部 9 第3の発電線素部 10 駆動コイル 11 FG出力信号 12 PG出力信号 13 FG,PG基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等ピッチ間隔に2n個(nは自然数)の
    第1の磁極を内周側に配設し、かつ等ピッチ間隔に2n
    ・m個(mは自然数)の第2の磁極を外周側に配設し、
    さらに前記第2の磁極近傍に第3の磁極を少なくとも1
    箇所配設した円環状の磁石と、 前記第1の磁極の漏洩磁束に鎖交し、前記磁石と所定の
    空隙を介して対向配置した複数個の駆動コイルと、 前記磁石と所定の空隙を介して前記第2の磁極の漏洩磁
    束に鎖交し、かつ前記第2の磁極と等ピッチ間隔に放射
    状に対向配置した複数個の第1の発電線素部を電気的に
    接続して一つのコイルを形成したFGコイルと、 前記第3の磁極の漏洩磁束に鎖交する第2の発電線素部
    と、前記第3の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ前記第2
    の発電線素部に対して2π・r/n/m(rad)(r
    は自然数)だけずらした回転位相に配設した第3の発電
    線素部とを電気的に接続して一つのコイルを形成し、か
    つ前記磁石と所定の空隙を介して対向配置したPGコイ
    ルとを具備したモータ。
  2. 【請求項2】 等ピッチ間隔に2n個(nは自然数)の
    第1の磁極を内周側に配設し、かつπ/n/m(ra
    d)(mは自然数)に等分割した磁極の内、所定の隣接
    極がN極またはS極に連続する領域を少なくとも1箇所
    設けた第2の磁極を外周側に配設した円環状の磁石と、 前記第1の磁極の漏洩磁束に鎖交し、前記磁石と所定の
    空隙を介して対向配置した複数個の駆動コイルと、 前記磁石と所定の空隙を介して前記第2の磁極の漏洩磁
    束に鎖交し、かつ前記第2の磁極と等ピッチ間隔に放射
    状に対向配置した複数個の第1の発電線素部を電気的に
    接続して一つのコイルを形成したFGコイルと、 前記第2の磁極の漏洩磁束に鎖交する第2の発電線素部
    と、前記第2の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ前記第2
    の発電線素部に対して2π・r/n/m(rad)(r
    は自然数)だけずらした回転位相に配設した第3の発電
    線素部とを電気的に接続して一つのコイルを形成し、か
    つ前記磁石と所定の空隙を介して対向配置したPGコイ
    ルとを具備したモータ。
  3. 【請求項3】 前記FGコイルと前記PGコイルとを同
    一平面上に構成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載のモータ。
  4. 【請求項4】 前記FGコイルと前記PGコイルは、半
    径方向の略略同一位置に配置したことを特徴とする請求
    項3記載のモータ。
  5. 【請求項5】 前記第1の磁極、前記第2の磁極、及び
    第3の磁極は、軸方向に着磁されていることを特徴とす
    る請求項1記載のモータ。
  6. 【請求項6】 前記第1の磁極と前記第2の磁極は、軸
    方向に着磁されていることを特徴とする請求項2記載の
    モータ。
JP18908292A 1992-07-16 1992-07-16 モータ Pending JPH0638484A (ja)

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