JPH0638480U - 植物支持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取りつけ取り外しが簡単で、何度も使用可
能な植物支持具を提供する。 【構成】 支柱保持部（１）を支柱に押し込み固定
し、植物結束部（２）を植物に巻き、通し穴（３）に通
して植物を支持する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、トマト、キュウリ等支柱を必要とする作物等の栽培に使用する支 柱に、植物を固定支持する植物支持具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、ビニール紐等を使用し、支柱と植物を手で縛りつけ固定していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ） 手で一つ一つ縛るのは、煩わしく時間と手数がかかった。 （ロ） 取り外しが困難なため、切断することになり一度しか使えないため無 駄になり、また圃場に残した紐等は腐らぬゴミとなり畑の環境を悪くしていた。 本考案は、これらの欠点を除くためなされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

支柱に支柱保持部（１）を押し込み固定し植物結束部（２）を植物の茎に巻き 通し穴（３）に通して植物を支持することを特徴とした植物支持具である。

【０００５】

【作用】

支柱に支持保持部（１）を押し込み固定し、植物結束部（２）を茎に巻き通し 穴（３）に通し適当に締めつけ植物を支持する。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図４が示すのは、例えば材質が軟質プラスチツク等からなる本考案で、支柱保 持部（１）支柱に押し込むとストッパー爪（５）により、本体はしっかり固定さ れる。次に植物結束部（２）により植物を巻いて突起部（４）を通し穴（３）に 通して固定する場合である。なお、図３に示すように、支柱保持部（１）と通し 穴（３）を同一平面にしたタイプも可能である。いずれの場合も支柱の直径、植 物の茎の太さに対応させるため、支柱保持部（１）の内径の大きさ及び植物結束 部（２）の厚さ、長さについて、数種類のサイズを揃える。

【０００７】

【考案の効果】

ワンタッチで支柱への植物の支持固定ができること、取り外しも簡単で繰り返 し使用できること、そのため圃場を汚さない等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の断面図

【図３】本考案の他の例を示す斜視図

【図４】本考案の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ 支柱保持部 ２ 植物結束部 ３ 通し穴 ４ 突起部 ５ ストッパー爪

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 栽培用支住に支柱保持部（１）て固定
   し、植物結束部（２）を植物の茎に巻き、通し穴（３）
   に通し植物を支持する装置。