JPH0638450B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0638450B2
JPH0638450B2 JP23299184A JP23299184A JPH0638450B2 JP H0638450 B2 JPH0638450 B2 JP H0638450B2 JP 23299184 A JP23299184 A JP 23299184A JP 23299184 A JP23299184 A JP 23299184A JP H0638450 B2 JPH0638450 B2 JP H0638450B2
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wiring layer
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淳一 大野
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は層間絶縁膜を介して形成された複数の配線層を
有する、主としてゲートアレー等のカスタムLSIに適
用される半導体装置の製造方法に関する。
〔発明の技術的背景〕 半導体装置においては、集積度の向上に伴ってアルミニ
ウム等の配線層を2層以上有するのが現在は普通となっ
ている。このような多層配線を有するCMOSゲートア
レーを例にとって、従来の半導体装置の製造方法を説明
する。
まず、第10図〜第12図に示すようにnチャネルおよ
びpチャネルMOSトランジスタのソースドレイン層と
なるn拡散層とp拡散層とを所望の領域部分に形成
し、ゲート酸化膜を介してソースドレイン間にポリシリ
コンゲート電極を形成し、さらにこの上に層間絶縁膜を
形成する。
通常は、ここまでの工程を共通プロセスとして構成して
おく。この共通プロセスをベースにして任意のLSI回
路を形成する際には、まず前述した層間絶縁膜の所望の
部分にコンタクトホールを開孔して所望の拡散層間を接
続する第1配線層を層間絶縁膜上に形成する。
この第1配線層によって構成される配線を第1ロジック
配線と称する。次いで、この第1配線層上に再び層間絶
縁膜を付着し、所望の部分に再びコンタクトホールを開
孔して第2配線層を形成する。
この第2配線層によって構成される配線を第2ロジック
配線と称する。このようにして第1ロジック配線と第2
ロジック配線とを接続することにより所望のLSI回路
を構成する。このような技術はマスタスライス方式と称
されている。
第7図〜第9図はゲートアレー等において広く用いられ
るロジック回路を示したもので、第7図はインバータ、
第8図はNANDゲート、第9図はNORゲートを示し
たものである。これらの回路を前述した従来のゲートア
レーの製造方法に従って実現したのが第10図〜第12
図である。
これらの図中にX印で示した部分にコンタクトホールが
開孔され、第1ロジック配線を構成する第1配線層が形
成される。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、このような従来の製造方法では、共通プ
ロセスより後の工程が長いため、カスタムLSI等のよ
うに開発期間が短いことが要求される場合には大きな障
害となる。
さらに通常カスタムLSI等は個数が少なく、極端な場
合には数個だけ作るということも有り得る。この場合、
共通プロセスを施した半導体ウェーハに対して、このカ
スタムLSIの種類ごとにコンタクトおよび第1配線層
用のマスクを個別に作製するようになるため非常に煩雑
であり、原価が高くなってしまうという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は上述した欠点を解消するためになされたもの
で、共通プロセスをなるべく多くすることにより、それ
以降の製造工程を短縮して、任意のロジックの半導体装
置を短期間で製造を可能とする半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的達成のため、本発明にかかる半導体装置の製造
方法においては、半導体基板上に複数の共通回路素子部
分を形成する工程と、前記複数の共通回路素子部分間に
互いに接続する1層以上の共通配線層を形成する工程
と、この共通配線層の最上層の所望部分を切断して第1
の配線を形成する工程と、前記共通配線層の上に層間絶
縁膜を介して形成された個別配線層を形成する工程とを
備えたことを特徴とする。
この方法によれば、共通配線に関しては配線用のマスク
は1種類で済み、かつ共通工程部分が増加する結果、特
に多品種少量生産において低価格化を図ることができ
る。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明による半導体装置の製造方法を適用し
た場合の第1配線層の状態を示した図である。
まず従来の場合と同様にn拡散層1、p拡散層2、
ゲート酸化膜およびポリシリコンゲート3をそれぞれ形
成した後、その上に被着される層間絶縁膜にコンタクト
ホール4を開孔し、素子形成上必要なすべての配線トラ
ック5を接続して第1配線層を形成する。第1図中にX
印で示した部分はコンタクトホール4により第1配線層
と素子部分が接続されていることを示している。
この第1配線層の形成までの工程を共通プロセスとして
おく。
次に、このようにして形成された第1配線層から第1ロ
ジック配線を形成するには、この配線トラックの所望部
分を切断する。
第3図は第1図のB−B線に沿って切断した様子を示す
断面図である。これによればn型半導体基板10上に、
厚い素子分離用酸化膜11で分離された領域内に素子部
分となるn拡散層1、p拡散層2が形成されてい
る。これらの上には約1μm厚の層間絶縁膜13が形成
されてその上に第1配線層5aが形成されている。この
第1配線層5aを形成後、第3図(b)に参照番号6で
示されるように、例えばレーザ光により切断し、その上
に約1.5μm厚の層間絶縁膜14を形成し、所定箇所
にコンタクト光4を形成し、その上に第2配線層5bを
形成している。
第2図はこのようにしてできた半導体装置の第1図にお
けるA−A線に沿って切断した様子を示すものであっ
て、半導体基板上にゲート酸化膜12を介してポリシリ
コンゲート3が形成されており、その両側の基板10中
にはp拡散領域が形成されている様子が示されてい
る。
第4図〜第6図は第7図〜第9図に示すインバータ、N
ANDゲート、NORゲートを形成する場合にどのよう
な切断を行うかを示した図である。図中にあるV印の箇
所をレーザ等によって切断することにより第1ロジック
配線が形成される。なお、第1ロジック配線を形成する
に際して第1配線層を切断するにはレーザ光や電子ビー
ムによる溶断だけではなく、エッチング等の溶解による
手段やその他のいかなる機械的な手法を用いてもよい。
このようにして第1ロジック配線を構成した後、従来と
同様に、この上に形成される間絶縁膜に第1配線層との
接続孔を設け、層間絶縁膜上に形成された第2配線層に
よって構成される第2ロジック配線によりいくつかの第
1ロジック配線を接続して所望のLSI回路を形成す
る。
この実施例では、開発期間を約1/2に短縮することが
可能となった。
また、従来の方法ではコンタクト、第1配線層、層間絶
縁膜、第2配線層およびパッドの形成のために少なくと
も5枚の個別のマスクが必要であったのに対し、本実施
例によれば層間絶縁膜、第2配線層およびパッドの形成
のための3枚の個別マスクを用意するのみで所望のLS
I回路を構成することが可能となった。
以上の実施例においては配線層が2層であったが、3層
以上の配線層を有する半導体装置にも同様に適用するこ
とができる。この場合、共通配線層が多層構造をなして
いても良く、その場合、切断が行われるのは最上層とな
る。
〔発明の効果〕
以上、実施例にもとづいて詳細に説明したように、本発
明によれば、共通プロセスとして形成した共通配線層の
うちの所望の配線トラックを切断して第1ロジック配線
を形成するようにしたため、従来の製造方法に比べ開発
期間を著しく短縮することが可能となる。
また、共通配線層に対する半導体装置毎の個別マスクの
作成が不要となるため、安価にゲートアレー等を製造す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による製造方法を用いて第1配線層を構
成した半導体装置の平面図、第2図および第3図は本発
明にかかる半導体装置の製造方法を説明する断面図、第
4図〜第6図はこの発明による製造方法を用いてインバ
ータ、NANDゲートおよびNORゲートをそれぞれ構
成した場合の半導体装置のパターン図、第7図、第8図
および第9図はそれぞれインバータ、NANDゲートお
よびNORゲートの回路図、第10図〜第12図は従来
の製造方法によりインバータ、NANDゲートおよびN
ORゲートを構成した場合のパターン図である。 1……n拡散層、2……p拡散層、3……ポリシリ
コンゲート、4……コンタクト孔、5……アルミニウム
配線、6……切断部、13,14……層間絶縁膜。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に複数の共通回路素子部分を
    形成する工程と、 前記複数の共通回路素子部分間に互いに接続する1層以
    上の共通配線層を形成する工程と、 この共通配線層の最上層の所望部分を切断して第1の配
    線を形成する工程と、 前記共通配線層の上に層間絶縁膜を介して形成された個
    別配線層を形成する工程とを備えた半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】配線層の切断をレーザビームにより行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】配線層の切断をエッチングにより行なうこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】配線層の切断を機械的に行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】共通配線層がすべての回路素子部分間を結
    合する配線トラックからなる第1ロジック配線であり、
    個別配線層が半導体装置の論理状態に応じた配線トラッ
    クからなる第2ロジック配線であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の半導体装置の製造方法。
JP23299184A 1984-11-05 1984-11-05 半導体装置の製造方法 Expired - Lifetime JPH0638450B2 (ja)

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JPS61111564A JPS61111564A (ja) 1986-05-29
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