JPH063833Y2 - 瓶蓋巻締装置 - Google Patents

瓶蓋巻締装置

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JPH063833Y2
JPH063833Y2 JP1986031618U JP3161886U JPH063833Y2 JP H063833 Y2 JPH063833 Y2 JP H063833Y2 JP 1986031618 U JP1986031618 U JP 1986031618U JP 3161886 U JP3161886 U JP 3161886U JP H063833 Y2 JPH063833 Y2 JP H063833Y2
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JP
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bottle
bottle lid
lid
winding device
elastic band
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JP1986031618U
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JPS62143696U (ja
Inventor
正夫 伊木
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正夫 伊木
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、瓶口にあらかじめ内壁に螺条が形成された瓶
蓋を巻締する瓶蓋巻締装置に関する。
(ロ)従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 プラスチック製瓶蓋のように、あらかじめ内壁に螺条が
形成された瓶蓋を瓶口に巻締する場合、瓶蓋に回転トル
クを掛けて巻締するが、この時、瓶本体にも回転トルク
が掛かり、瓶本体も回転し瓶蓋を完全に巻締できないこ
とがある。
このような瓶蓋の巻締時の瓶本体の回り止め方法の従来
例として、実開昭57−55792号のように、凹部に
高弾性摩擦係数の保持板を設け、この保持板で瓶をガイ
ド方向に押さえる方法があるが、瓶径の大きさ或は回転
トルクの大きさに応じて、保持板を適宜交換する必要が
あり、それぞれの瓶径に応じた保持板を常備しておくと
共にその都度交換しなければならなく、コスト高であ
り、且つ手間もかかる。
このような瓶蓋の巻締時の瓶本体の回り止め方法の他の
従来例として、第6図に示されるものがある。
この従来装置では、瓶蓋巻締装置61の瓶62の胴部と
係合する凹部63が等間隔に形成された瓶移送用回転デ
ィスク64を囲繞するガイド板65のうち、瓶蓋巻締時
に回転トルクが掛かる部分を切欠し、スプリング66又
はエアーシリンダでテンションを掛けられたエンドレス
ベルトで瓶胴部を押圧し、瓶本体の回り止めをおこなっ
ている。
しかしながら、上記回り止め機構は複雑であるばかりで
はなく、プーリー68,68で支持されたベルト67が
多数の瓶胴部を押圧するため、各瓶胴部に均等の押圧力
を与えることができない。又、ベルト67部分の始端と
終端に於ける瓶胴部のベルト67との接触と乖離は断続
的であるため、ベルト67で押圧される瓶胴部の個数は
常に変化し、変化に応じてベルト67のテンションも変
化するので、同一のテンションを維持するためにスプリ
ング66又はエアーシリンダの伸長力も変化するがその
追随はどうしても遅れる。
上記第6図のような押圧方法は、実開昭60−1233
98号でも同様であり、複数個の瓶を一度に押圧するた
め、各瓶に均等な圧力を与えることが難しいこと及びベ
ルトで押圧するためベルト緊張装置が必要となる等の欠
点がある。
本考案の瓶蓋巻締装置は、きわめて簡単な構造で上記の
ような欠点がなく且つ秀れた回り止め効果を得るために
開発されたものである。
(ハ)問題点を解決するための手段 本考案の瓶蓋巻締装置は、瓶胴部と係合する凹部が等間
隔に形成された瓶移送用回転ディスクの前記凹部とガイ
ド板の間に瓶胴部を挟持し、瓶を移送しながら、あらか
じめ内壁に螺条が形成された瓶蓋を瓶口に巻締する瓶蓋
巻締装置に於いて、前記凹部に瓶をガイド板方向に押圧
する高摩擦性弾性帯を、装着位置の可変なピンで、張設
したことを特徴とする。
(ニ)作用及び効果 本考案の瓶蓋巻締装置は、回転ディスクの凹部に瓶をガ
イド板方向に押圧する高摩擦性弾性帯を、装着位置の可
変なピンで、張設しているので、瓶径の大きさ或は回転
トルクの大きさに応じてピンの装着位置を適宜変えて弾
性帯の張設状態を簡単に変えることができると共に各瓶
に均等な押圧力を与えることができるとので、簡単な装
置で大きな作用効果を奏効することができる。。
(ホ)実施例 以下、図面の実施例に基いて本考案の瓶蓋巻締装置を詳
しく説明する。
第4図は、本考案の瓶蓋巻締装置が適用される瓶蓋取付
装置を示すものであり、装置中、11は瓶蓋仮置装置、
12は瓶蓋巻締装置、13は瓶蓋巻締後の瓶搬出装置で
ある。
瓶蓋仮置装置11は、上板14と下板とからなる瓶移送
用の回転ディスク16(矢印A……回転方向)を有して
おり、上板と下板には瓶胴部と係合する凹部17,1
7,……が等間隔に形成されている。
瓶蓋を取付けられるべき瓶18,18,……はコンベア
ベルト19により運ばれ、仮置装置11の近辺でスパイ
ラル軸20の凹部21と係合する。スパイラル軸20は
その凹部21が回転ディスク16の凹部17と同調する
ように回転しており、瓶は仮置装置11に送込まれ、瓶
胴部は回転ディスク16の凹部17とガイド板22の間
に挟まれる。
48は、上板14の上方に設けられ瓶肩の傾斜部を対向
方向に押圧するウレタン、ナイロン、合成ゴム等からな
る弾性板であり、瓶をガイド板22に押付け、瓶蓋仮置
時に瓶口の位置決め精度を高める。この弾性板をガイド
板22の上方に設けて瓶肩の傾斜部を対向方向に押圧し
てもよく、この場合、瓶は凹部17に押付けられる。
23は、瓶蓋47,47の供給管であり、その下端位置
で瓶蓋は瓶口に仮置される。
瓶蓋が仮置された瓶は、瓶蓋巻締装置12に運ばれる。
瓶蓋巻締装置12は、第5図に示されるように、仮置装
置11の回転ディスク16との同調して回転する回転デ
ィスク24(矢印B……回転方向)を有しており、この
回転ディスク24は、回転ディスク16と同様に瓶胴部
が係合する凹部25が形成された上板26と下板27と
からなり、仮置装置11の回転ディスク16の凹部17
より瓶蓋が仮置された瓶を載置台45上で受取り、凹部
25とガイド板28の間で瓶胴部を挟みながら瓶を公転
移送する間に瓶蓋を巻締する。51は載置台45上に装
着された高摩擦性弾性板であり、瓶の回り止め機構を有
している。
31は、瓶蓋巻締用のキャッピングヘッドであり、回転
ディスク26の各凹部25の上方に設けた回転シャフト
32の下端に、スプリング33で下方に押圧されながら
装着されており、その内壁は、瓶蓋の頂面の周縁部と係
合するローレットの刻まれた斜壁49と、オーバトルク
が加えられても瓶蓋の周壁がふくらまないように、従っ
て、巻締が過剰にならないように構成された瓶蓋の周壁
を囲繞する筒状壁50とからなる(第2図)。
34は、モータ35により回転ディスク24と共に回転
する回転胴であり、この回転胴34のフランジ35の孔
36に回転シャフト32は遊嵌されている。
回転シャフト32は、その上端のピン40が固定フレー
ム37の円筒壁38に刻設された円周溝と斜溝からなる
カム39に係合しており、その公転とともに上下に移動
する。又、この回転シャフト32は、周囲に設けられた
ギヤー41が固定フレーム37のギヤー42と噛合い、
その公転とともに自転する。43は回転シャフト32の
ガイド用の環状孔である。
従って、キャッピングヘッド31は回転軸44の回りを
公転するにつれ、自転しながら、瓶口位置まで下がりス
プリング33の力を借りながら瓶蓋を巻締する。
瓶蓋が巻締された瓶は、搬出装置13の回転ディスク4
5(矢印C……回転方向)によりベルトコンベア19ま
で運ばれ、搬出される。
第1図及び第2図は、本考案の瓶蓋巻締装置の要部を示
すものであり、回転ディスク24の各凹部25,25…
…には瓶をガイド板28方向に押圧するゴム等の高摩擦
性弾性帯29が張設されている。詳しくは、この弾性帯
29は、回転ディスク24の上板26と下板27のピン
孔46に装着されたピン30により支持されており、載
置台45上の瓶の胴部をガイド板28に押付け、瓶蓋巻
締時の回転トルクにより瓶本体が回転することを防止す
る。又、ピン30は各凹部25の先端に設けられている
ので、凹部毎の弾性帯のテンションは一定になり、挟持
された各瓶胴部には常に所定の押圧力が与えられる。
第1図の例では、ピン30のピン孔46,46……を各
凹部25の先端の複数箇所に設けているので、瓶径の大
きさ或は回転トルクの大きさに応じてピン30の装着位
置に変えて弾性帯29の張設状態を変えることができ
る。
又、弾性帯29は、第3図の例(この例では弾性帯71
の形状以外は第1図の例と全く同じである。)のよう
に、ピン70に係合しながら回転ディスクを囲繞するリ
ング状弾性帯71であってもよいが、第1図に示される
ように各凹部25にそれぞれ異なる弾性帯を装着し、ピ
ン30位置を変えることができるように構成した方が、
回転ディスクの凹部25の成型上の公差等に応じて、弾
性帯のテンションを変えることができるので好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の瓶蓋巻締装置の要部の平面説明図、第
2図は本考案の瓶蓋巻締装置の要部の断面説明図、第3
図は本考案の瓶蓋巻締装置の他の例の要部の平面説明
図、第4図は本考案の瓶蓋巻締装置が組込まれた瓶蓋取
付装置の平面説明図、第5図は瓶蓋巻締装置の巻締機構
の断面説明図、第6図は従来の瓶蓋巻締装置が組込まれ
た瓶蓋取付装置の平面説明図である。 12……瓶蓋巻締装置、24……回転ディスク、25…
…凹部、28……ガイド板、29,71……弾性帯。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】瓶胴部と係合する凹部が等間隔に形成され
    た瓶移送用回転ディスクの前記凹部とガイド板の間に瓶
    胴部を挟持し、瓶を移送しながら、あらかじめ内壁に螺
    条が形成された瓶蓋を瓶口に巻締する瓶蓋巻締装置に於
    いて、前記凹部に瓶をガイド板方向に押圧する高摩擦性
    弾性帯を、装着位置の可変なピンで、張設したことを特
    徴とする瓶蓋巻締装置。
  2. 【請求項2】弾性帯が回転ディスクを囲繞するリング状
    物である実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の瓶
    蓋巻締装置。
  3. 【請求項3】各凹部にそれぞれ異なる弾性帯が張設され
    た実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の瓶蓋巻締
    装置。
JP1986031618U 1986-03-04 1986-03-04 瓶蓋巻締装置 Expired - Lifetime JPH063833Y2 (ja)

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JP1986031618U JPH063833Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04 瓶蓋巻締装置

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JP1986031618U JPH063833Y2 (ja) 1986-03-04 1986-03-04 瓶蓋巻締装置

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JPS62143696U JPS62143696U (ja) 1987-09-10
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JPS5824872Y2 (ja) * 1980-09-18 1983-05-27 東洋食品機械株式会社 キヤツピング装置におけるタ−レツト
JPS60123398U (ja) * 1984-01-30 1985-08-20 株式会社 柴崎製作所 キヤツピングマシン

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JPS62143696U (ja) 1987-09-10

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