JPH0624399Y2 - 瓶蓋巻締装置のキヤツピングヘツド - Google Patents

瓶蓋巻締装置のキヤツピングヘツド

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JPH0624399Y2
JPH0624399Y2 JP1986031619U JP3161986U JPH0624399Y2 JP H0624399 Y2 JPH0624399 Y2 JP H0624399Y2 JP 1986031619 U JP1986031619 U JP 1986031619U JP 3161986 U JP3161986 U JP 3161986U JP H0624399 Y2 JPH0624399 Y2 JP H0624399Y2
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bottle
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lid
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正夫 伊木
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正夫 伊木
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、瓶口に、あらかじめ内壁に螺条が形成された
プラスチック製瓶蓋を巻締する瓶蓋巻締装置のキャッピ
ングヘッドに関する。
(ロ)従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 プラスチック製瓶蓋のように、あらかじめ内壁に螺条が
形成された瓶蓋を瓶口に巻締する瓶蓋巻締装置のキャッ
ピングヘッドの従来例として、特開昭53−784号、
特公昭58−13435号、特公昭31−9445号等
があるが、以下のような欠点を有している。
先ず、特開昭53−784号は、キャッピングヘッドの
内壁に設けた斜壁によって瓶蓋頂面の周縁部に係合して
巻き締めるものであるが、斜壁の下方に瓶蓋の周壁を囲
繞する筒状部がないため、瓶蓋の巻締時に、オーバート
ルクが掛かった時、瓶蓋の周壁が変形し、締め過ぎ又は
螺子締め不良を生じ易い欠点を有する。
次に、特公昭58−13435号は、キャッピングヘッ
ドのキャップ保持部から瓶蓋の周壁に係合するキャップ
保持爪を進退させ、これにより回転力を付与することに
よって螺子締めするようにするため、構造が非常に複雑
となり、装置代も高価になる欠点を有する。
更に、特公昭31−9445号は、特開昭53−784
号と同様にキャッピングヘッドに斜壁があるが、その下
方に筒状部がないため、特開昭53−784号と同様の
欠点を有しているのである。
(ハ)問題点を解決するための手段 本考案の瓶蓋巻締装置のキャッピングヘッドは、上記の
ような従来例のキャッピングヘッドの欠点を改良したも
のであり、キャッピングヘッドの内壁が、瓶蓋の頂面の
周縁部と係合する斜壁と、斜壁より下方に延設され瓶蓋
の周壁を囲繞する筒状壁とからなることを特徴とする。
(ニ)作用 プラスチック製瓶蓋の場合、オーバートルクが掛かると
その材質の弾力性により周壁が膨らむ。
本考案の瓶蓋巻締装置のキャッピングヘッドは、上述の
ように、その内壁に斜壁の下方に瓶蓋の周壁を囲繞する
筒状壁が設けられているので、プラスチック製瓶蓋の膨
らみは、キャッピングヘッドの筒状壁により阻止され、
結果として、瓶蓋の締め過ぎ、或は、瓶口と瓶蓋の螺条
の嵌め合いの逸脱が防止される。
(ホ)実施例 以下、図面の実施例に基いて本考案の瓶蓋巻締装置を詳
しく説明する。
第4図は、本考案の瓶蓋巻締装置が適用される瓶蓋取付
装置を示すものであり、装置中、11は瓶蓋仮置装置、
12は瓶蓋巻締装置、13は瓶蓋巻締後の瓶搬出装置で
ある。
瓶蓋仮置装置11は、上板14と下板とからなる瓶移送
用の回転ディスク16(矢印A……回転方向)を有して
おり、上板と下板には瓶胴部と係合する凹部17、1
7、……が等間隔に形成されている。
瓶蓋を取付けられるべき瓶18、18、……はコンベア
ベルト19により運ばれ、仮置装置11の近辺でスパイ
ラル軸20の凹部21と係合する。スパイラル軸20は
その凹部21が回転ディスク16の凹部17と同調する
ように回転しており、瓶は仮置装置11に送込まれ、瓶
胴部は回転ディスク16の凹部17とガイド板22の間
に挟まれる。
48は、上板14の上方に設けられ瓶肩の傾斜部を対向
方向に押圧するウレタン、ナイロン、合成ゴム等からな
る弾性板であり、瓶をガイド板22に押付け、瓶蓋仮置
時に瓶口の位置決め精度を高める。この弾性板をガイド
板22の上方に設けて瓶肩の傾斜部を対向方向に押圧し
てもよく、この場合、瓶は凹部17に押付けられる。
23は、瓶蓋47、47の供給管であり、その下端位置
で瓶蓋は瓶口に仮置される。
瓶蓋が仮置された瓶は、瓶蓋巻締装置12に運ばれる。
瓶蓋巻締装置12は、第5図に示されるように、仮置装
置11の回転ディスク16と同調して回転する回転ディ
スク24(矢印B……回転方向)を有しており、この回
転ディスク24は、回転ディスク16と同様に瓶胴部が
係合する凹部25が形成された上板26と下板27とか
らなり、仮置装置11の回転ディスク16の凹部17よ
り瓶蓋が仮置された瓶を載置台45上で受取り、凹部2
5とガイド板28の間で瓶胴部を挟みながら瓶を公転移
送する間に瓶蓋を巻締する。51は、載置台45上に装
着された高摩擦性弾性板であり、瓶の回り止め機能を有
している。
回転ディスク24の各凹部25、25……には瓶をガイ
ド板28方向に押圧するゴム等の高摩擦性弾性帯29が
張設されている。詳しくは、この弾性帯29は、回転デ
ィスク24の上板26と下板27のピン孔46に装着さ
れたピン30により支持されており(第3図)、瓶胴部
をガイド板28に押付け瓶蓋巻締時の回転トルクにより
瓶本体が回転することを防止する。ピン30を装着する
ピン孔46を凹部25の先端の複数箇所に設け、弾性帯
29のテンションを可変にしてもよく、又、弾性帯29
は、図面の如く各凹部に設けたそれぞれ異なる弾性帯で
あっても、回転ディスクを囲繞するリング状物であって
もよい。
31は、瓶蓋巻締用のキャッピングヘッドであり、回転
ディスク26の各凹部25の上方に設けた回転シャフト
32の下端に、スプリング33で下方に押圧されながら
装着されている。
34は、モータ35により回転ディスク24と共に回転
する回転胴であり、この回転胴34のフランジ35の孔
36に回転シャフト32は遊嵌されている。
回転シャフト32は、その上端のピン40が固定フレー
ム37の円筒壁38に刻設された円周溝と斜溝からなる
カム39に係合しており、その公転とともに上下に移動
する。又、この回転シャフト32は、周囲に設けられた
ギヤー41が固定フレーム37のギヤー42と噛合い、
その公転とともに自転する。43は回転シャフト32の
ガイド用の環状孔である。
従って、キャッピングヘッド31は回転軸44の回りを
公転するにつれ、自転しながら、瓶口位置まで下がりス
プリング33の力を借りながら瓶蓋を巻締する。
瓶蓋が巻締された瓶は、搬出装置13の回転ディスク4
5(矢印C……回転方向)によりベルトコンベア19ま
で運ばれ、搬出される。
第1図乃至第3図は、本考案の瓶蓋巻締装置のキャッピ
ングヘッド31の実施例を示すものであり、その内壁
は、瓶蓋61の頂面62の周縁部と係合する斜壁63
と、斜壁63より下方に延設され瓶蓋61の周壁を囲繞
する円筒状の筒状壁64とから構成されている。図中、
65は瓶蓋61に装着されたライナーである。
斜壁63には、瓶蓋61の頂面62と係合し易いように
ローレットが形成されており、その傾斜角αは、鉛直線
に対して10°〜45°が好ましい。
筒状壁64の鉛直線に対する傾斜角βは、図面の例では
0°であるが、キャッピングヘッドに瓶蓋61が嵌合し
易いように幾分末広がり状に傾斜させてもよく、0°〜
10°が最も好ましい。
(ヘ)効果 本考案の瓶蓋巻締装置のキャッピングヘッドは、上述の
ように、キャッピングヘッドの内壁が、瓶蓋の頂面の周
縁部と係合する斜壁と、斜壁より下方に延設され瓶蓋の
周壁を囲繞する筒状壁とからなることを特徴としている
ので、キャッピングヘッド内壁に設けた斜壁が瓶蓋頂面
の周縁部に係合し、回転力を付与することにより、螺子
締めするので、極めて簡単な構造で安価にこれを行うこ
とができる。
更に、本考案のキャッピングヘッドは、上記のような構
造を有しているので、瓶蓋の周壁を囲繞する筒状壁によ
り、プラスック製瓶蓋にオーバートルクが掛かっても、
その瓶蓋周壁の変形又は脹らみが防止され、その結果と
して瓶蓋の締め過ぎ又は螺子部の螺合状態の逸脱を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の瓶蓋巻締装置のキャッピングヘッドの
拡大一部断面図、第2図はキャッピングヘッドの説明
図、第3図は瓶載置台の拡大説明図、第4図は本考案の
瓶蓋巻締装置が組込まれた瓶蓋取付装置の平面説明図、
第5図は瓶蓋巻締装置の巻締機構の断面説明図である。 12……瓶蓋巻締装置、31……キャッピングヘッド、
61……瓶蓋、62……頂面、63……斜壁、64……
筒状壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】瓶口に、あらかじめ内壁に螺条が形成され
    たプラスチック製瓶蓋を巻締する瓶蓋巻締装置のキャッ
    ピングヘッドに於いて、キャッピングヘッドの内壁が、
    瓶蓋の頂面の周縁部と係合する斜壁と、斜壁より下方に
    延設され瓶蓋の周壁を囲繞する筒状壁とからなることを
    特徴とするキャッピングヘッド。
JP1986031619U 1986-03-04 1986-03-04 瓶蓋巻締装置のキヤツピングヘツド Expired - Lifetime JPH0624399Y2 (ja)

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JPS62143697U (ja) 1987-09-10

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