JPH0638333Y2 - フラットケーブル - Google Patents
フラットケーブルInfo
- Publication number
- JPH0638333Y2 JPH0638333Y2 JP2768589U JP2768589U JPH0638333Y2 JP H0638333 Y2 JPH0638333 Y2 JP H0638333Y2 JP 2768589 U JP2768589 U JP 2768589U JP 2768589 U JP2768589 U JP 2768589U JP H0638333 Y2 JPH0638333 Y2 JP H0638333Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- wire core
- divided
- fusion
- cores
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、間欠的な融着部を有するフラットケーブルの
改良に関し、とくに布線時における線心の飛び出しを防
止し得るスダレタイプのフラットケーブルに関するもの
である。
改良に関し、とくに布線時における線心の飛び出しを防
止し得るスダレタイプのフラットケーブルに関するもの
である。
［従来の技術］ 第１図に示すようにコネクターの装着部となる平行融着
部2,2を適当なピッチをもって間欠的に形成し、該融着
部２以外の線心を非融着部（以下バラ線という）として
なるスダレタイプフラットケーブルの需要が拡大しつつ
ある。
部2,2を適当なピッチをもって間欠的に形成し、該融着
部２以外の線心を非融着部（以下バラ線という）として
なるスダレタイプフラットケーブルの需要が拡大しつつ
ある。
この種のフラットケーブルは、平行融着部２においてコ
ネクターに接続ができ、接続効率を飛躍的に改善できる
ばかりでなく、非融着状態のバラ線部１での端末処理、
接続、分岐などが非常に容易であり、しかも全体的に優
れた可撓性を有しているところから、電子計算機、デー
タ通信機器、各種制御機器や計測機器などの内部配線用
として巾広い分野に多用されている。
ネクターに接続ができ、接続効率を飛躍的に改善できる
ばかりでなく、非融着状態のバラ線部１での端末処理、
接続、分岐などが非常に容易であり、しかも全体的に優
れた可撓性を有しているところから、電子計算機、デー
タ通信機器、各種制御機器や計測機器などの内部配線用
として巾広い分野に多用されている。
上記のようにしてフラットケーブルの両端部をコネクタ
ーによって接続した後は、中途の布線部分を平行バラ線
状態のままにしておくことは線心がバラケたりして好ま
しくないため、通常これに適当な一方向の撚りを与え、
ひも結びやテープ巻を施した状態で布線するのが一般的
である。
ーによって接続した後は、中途の布線部分を平行バラ線
状態のままにしておくことは線心がバラケたりして好ま
しくないため、通常これに適当な一方向の撚りを与え、
ひも結びやテープ巻を施した状態で布線するのが一般的
である。
［考案が解決しようとする課題］ 上記のひも結びやテープ巻は、部分的に結束するもので
あり、曲げられて布線されるような場合には結束されて
いない部分の線心がバラケ易いという問題がある。その
ように結束されていない線心の何本かがバラケて飛び出
した状態になっていると、配線作業中にうっかりそれを
引掛けてしまい、結束群の中からその線心を引き抜いて
しまったりして、障害の原因となるおそれが大きい。
あり、曲げられて布線されるような場合には結束されて
いない部分の線心がバラケ易いという問題がある。その
ように結束されていない線心の何本かがバラケて飛び出
した状態になっていると、配線作業中にうっかりそれを
引掛けてしまい、結束群の中からその線心を引き抜いて
しまったりして、障害の原因となるおそれが大きい。
とくに、ふっ素樹脂を用いた剛性の大きな絶縁線心が使
用されている場合には、曲げて布線したときにその中の
１〜２本がどうしても飛び出しがちとなり、上記引掛り
の原因を作り易い。
用されている場合には、曲げて布線したときにその中の
１〜２本がどうしても飛び出しがちとなり、上記引掛り
の原因を作り易い。
本考案の目的は、上記したような従来技術の問題点を解
消し、布線の際に線心の飛び出しのおそれのない新規な
フラットケーブルを提供しようとするものである。
消し、布線の際に線心の飛び出しのおそれのない新規な
フラットケーブルを提供しようとするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、間欠的な融着部とスダレ状の非融着部を有す
るフラットケーブルの非融着部の線心群を適宜の境界位
置で２分割し、それぞれの分線心群に互いに反対方向と
なるようなヒネリを与えてなるものである。
るフラットケーブルの非融着部の線心群を適宜の境界位
置で２分割し、それぞれの分線心群に互いに反対方向と
なるようなヒネリを与えてなるものである。
［作用］ 線心群を２分割しそれぞれに反対方向のヒネリを与えて
やれば、お互いの抗力がバランスし合い、与えたヒネリ
を安定した状態に保持させることができ、線心が飛び出
すおそれは解消される。
やれば、お互いの抗力がバランスし合い、与えたヒネリ
を安定した状態に保持させることができ、線心が飛び出
すおそれは解消される。
［実施例］ 以下に、本考案について実施例を参照し説明する。
本考案においては、第１図に示す融着部2,2間のバラ線
部１を第２図に示すように適当な境界において分割バラ
線部1Aと1Bに２分割する。
部１を第２図に示すように適当な境界において分割バラ
線部1Aと1Bに２分割する。
上記２分割したら、分割バラ線部1Aおよび1Bに第３図に
示すようにそれぞれ反対方向に同じだけのヒネリ3,3を
与えるのである。
示すようにそれぞれ反対方向に同じだけのヒネリ3,3を
与えるのである。
この後は、与えたヒネリ3,3が戻らないように必要に応
じてひも結びあるいはテープ巻などの適当な保持手段に
より当該ヒネリ状態を保持せしめる。
じてひも結びあるいはテープ巻などの適当な保持手段に
より当該ヒネリ状態を保持せしめる。
上記のように構成すれば、分割バラ線部1Aおよび1Bの戻
り抗力が相互にバランスし合い、安定した結束状態を保
持することが可能となって、曲り布線を行なっても前述
した従来例におけるような線心の飛び出しが生ずるおそ
れは解消される。
り抗力が相互にバランスし合い、安定した結束状態を保
持することが可能となって、曲り布線を行なっても前述
した従来例におけるような線心の飛び出しが生ずるおそ
れは解消される。
本考案においては、その外周にさらに形状維持のための
可撓性第三部材を被覆しても差支えはない。
可撓性第三部材を被覆しても差支えはない。
［考案の効果］ 以上の通り、本考案に係るフラットケーブルによれば、
配線が曲り布線になるような場合でも線心の飛び出しは
生じないから、それによって従来散見された線心の引掛
りのおそれが解消され、配線作業における信頼性を格段
に向上させることができる。
配線が曲り布線になるような場合でも線心の飛び出しは
生じないから、それによって従来散見された線心の引掛
りのおそれが解消され、配線作業における信頼性を格段
に向上させることができる。
第１図は、スダレ型フラットケーブルの構成を示す平面
図、第２図および３図は本考案に係るフラットケーブル
の形成状況を示す説明見取図である。 1:非融着部（バラ線部）、 2:融着部、 3:ヒネリ部。
図、第２図および３図は本考案に係るフラットケーブル
の形成状況を示す説明見取図である。 1:非融着部（バラ線部）、 2:融着部、 3:ヒネリ部。
Claims (1)
- 【請求項１】間欠的な融着部とスダレ状の非融着部を有
するフラットケーブルにおいて、非融着部の線心群を適
宜の境界位置で２分割し、それぞれの分割線心群に互い
に反対方向となるようなヒネリを与えてなるフラットケ
ーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2768589U JPH0638333Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | フラットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2768589U JPH0638333Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | フラットケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119312U JPH02119312U (ja) | 1990-09-26 |
| JPH0638333Y2 true JPH0638333Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31250390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2768589U Expired - Fee Related JPH0638333Y2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | フラットケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638333Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP2768589U patent/JPH0638333Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119312U (ja) | 1990-09-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |