JPH0637867Y2 - 自動ネジ締め機のキャッチャユニット - Google Patents

自動ネジ締め機のキャッチャユニット

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JPH0637867Y2
JPH0637867Y2 JP12673489U JP12673489U JPH0637867Y2 JP H0637867 Y2 JPH0637867 Y2 JP H0637867Y2 JP 12673489 U JP12673489 U JP 12673489U JP 12673489 U JP12673489 U JP 12673489U JP H0637867 Y2 JPH0637867 Y2 JP H0637867Y2
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JP
Japan
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screw
holding
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suction pipe
catcher unit
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JP12673489U
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JPH0365623U (ja
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隆 河島
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Sharp Corp
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ネジ供給装置から供給されたネジをワークに
螺着する自動ネジ締め機の先端に設けられ、螺着の前に
ネジを保持する自動ネジ締め機のキャッチャユニット、
特に螺着作業に要する時間を短縮することができる自動
ネジ締め機のキャッチャユニットに関する。
〈従来の技術〉 従来の自動ネジ締め機のキャッチャユニットについて、
第9図及び第10図を参照しつつ説明する。
自動ネジ締め機は、第9図に示すようにネジ供給装置20
0から供給されたネジ500をキャッチャユニット100で保
持し、当該ネジ500をドライバビット120に吸着してワー
クWに螺着するように構成されている。なお、図面中30
0はドライバビット120を回転駆動するモータ、400はド
ライバビット120を上下動させるエアシリンダである。
キャッチャユニット100は、本体10と、この本体10に開
閉自在に取り付けられた一対の保持爪20a、20b(ただ
し、図面には20bは示されていない)と、ネジ供給装置2
00から供給されたネジ500を保持爪20a、20bの先端に導
くネジ供給パイプ30とを有しており、全体としてパイプ
(ネジ供給パイプ30)が斜め上に突出した略洗濯鋏状を
呈している(第10図参照)。
本体10には、ガイド孔11が貫通しており、ドライバビッ
ト120を内包した吸着パイプ110はガイド孔11を挿抜自在
になっている。
前記本体10に図示しないピンで開閉自在に取り付けられ
た一対の保持爪20a、20bは、図示しない弾性体によって
先端が閉じる方向に常に弾発付勢されている。一対の保
持爪20a、20bの先端には、供給されたネジ500の脚部510
だけが飛び出すような保持孔25が形成されている。ま
た、本体10には、ネジ供給パイプ30が揺動自在に取り付
けられている。このネジ供給パイプ30は、外力が加えら
れない限り、その終端が前記保持孔25の上方に位置する
ように図示しない弾性体で弾発付勢されている。
次に、上述したような構成のキャッチャユニット100の
動作について説明する。
公知のネジ供給装置200からネジ供給ホース210を介して
ネジ供給パイプ30に圧搾空気で送られたネジ500は、保
持爪20a、20bの先端に設けられた保持孔25に保持される
(第10図(a)参照)。
吸着パイプ110がドライバビット120ごと降下し、前記ネ
ジ供給パイプ30を本体10の外側に押し出してネジ500を
吸着する。すると、ネジ500はドライバビット120の先端
に嵌まり込む(第10図(b)参照)。この状態で、さら
に吸着パイプ110が降下し、保持爪20a、20bを押し広
げ、ネジ500をワークWに螺着する。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述したような従来の自動ネジ締め機の
キャッチャユニットには以下のような問題点がある。
すなわち、ネジの供給に要する時間は、ネジ供給ホース
の長さによっても異なるが、約0.6〜1.4秒を要する。こ
の時間は、螺着するネジを待っているので、螺着作業を
行うことができない。すなわち、螺着作業のスピードは
ネジの供給に要する時間に左右されるのである。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、螺着作業
中に次の螺着作業に用いるネジを供給することによっ
て、螺着作業の高速化を図ることができる自動ネジ締め
機のキャッチャユニットを提供することを目的としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係るキャッチャユニットは、ネジ供給装置から
供給されたネジをワークに螺着するドライバビットと、
このドライバビットを内包するとともに前記ネジを吸着
する吸着パイプとを有する自動ネジ締め機の先端部に設
けられ、前記ネジを保持する自動ネジ締め機のキャッチ
ャユニットであって、前記ネジ供給装置に連結されたネ
ジ供給パイプと、このネジ供給パイプに揺動自在に取り
付けられるとともに、前記吸着パイプが挿抜可能なガイ
ド孔が開設された本体と、この本体に開閉自在に取り付
けられ、閉時にのみネジを保持する一対の保持爪と、こ
の保持爪がネジ供給パイプの終端部に臨むネジ供給位置
と前記吸着パイプの下方に臨むネジ保持位置との間で前
記本体を揺動させる揺動手段とを備え、螺着作業中に前
記保持爪が前記ネジ供給位置に移動し、螺着作業が終了
すると保持爪がネジ保持位置に移動するように構成され
ている。
〈作用〉 ネジを保持した一対の保持爪は、ネジ保持位置に位置す
る。
吸着パイプがドライバビットとともに降下し、ネジがド
ライバビットの先端に吸着される。さらに、当該ドライ
バビットは吸着パイプとともに降下して保持爪を押し広
げて外部に突出する。
揺動手段が作動し、本体が回動し、本体に取り付けられ
た保持爪はネジ供給位置に回動する。本体の回動によっ
て、吸着パイプが保持爪の間から外れるので、保持爪は
弾性体によって閉じられる。なお、この状態において、
ドライバビットはネジの螺着作業を行っている。
ネジ供給装置は、次のネジをネジ供給パイプを介して保
持爪に供給する。供給された次のネジは、保持爪の先端
の保持孔に保持される。
ネジの螺着作業が終了すると、吸着パイプ及びドライバ
ビットは上昇する。これと同時にプランジャーの圧搾空
気が排気される。吸着パイプが本体の内部にまで上昇す
ると、本体は弾性体によって元の位置に復帰する。従っ
て、本体に取り付けられた保持爪も元の位置、すなわち
ネジ保持位置に復帰する。この保持爪は、次のネジを保
持しているので、直ちに次の螺着作業を行うことができ
る。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案に係る一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係る自動ネジ締め機のキャ
ッチャユニットの断面図、第2図は第1図のA-A線断面
図、第3図は自動ネジ締め機のキャッチャユニットの分
解斜視図、第4図〜第8図は自動ネジ締め機のキャッチ
ャユニットの動作を説明する断面図である。
本考案の一実施例に係る自動ネジ締め機のキャッチャユ
ニット100は、ネジ供給装置200に連結されたネジ供給パ
イプ30と、このネジ供給パイプ30に揺動自在に取り付け
られるとともに、吸着パイプ110が挿抜可能なガイド孔1
1が開設された本体10と、この本体10に開閉自在に取り
付けられ、閉時にのみネジ500を保持する一対の保持爪2
0a、20bと、この保持爪20a、20bがネジ供給パイプ30の
終端部に臨むネジ供給位置と前記吸着パイプ110の下方
に臨むネジ保持位置との間で前記本体10を揺動させる揺
動手段たるプランジャー14とを備えており、螺着作業中
に前記保持爪20a、20bが前記ネジ供給位置に移動し、螺
着作業が終了すると保持爪20a、20bがネジ保持位置に移
動するように構成されている。
第1図及び第3図に示すように、本体10には吸着パイプ
110が挿抜可能な断面略扇状のガイド孔11が上面から下
面にかけて貫通している。また、本体10の対向する側面
には、保持爪20a、20bが取り付けられる溝13a、13bが形
成されている。前記ガイド孔11には、側面から窓部12が
連通されているので、本体10は上面、下面及び一側面に
開口していることになる。また、当該本体10には、プラ
ンジャー14が設けられている。さらに、本体10の上面に
は側面視三角状のヒンジ部15が形成されている。
一対の保持爪20a、20bは洗濯鋏状を呈しており、ピン21
a、21bを回動中心として本体10の溝13a、13bに嵌め込ま
れる。すなわち、この保持爪20a、20bは先端が開閉自在
に本体10に取り付けられているのである。しかも、保持
爪20a、20bの先端にはそれぞれ半円状の切欠が設けられ
ているので、先端が閉じるとネジ500を保持する保持孔2
5が構成されるようになっている。なお、この保持爪20
a、20bは、本体10との間に介在された弾性体22a、22bに
よって先端が閉じる方向に弾発付勢されている。
ネジ供給装置200のネジ供給ホース210が取り付けられる
ネジ供給パイプ30は、ベース31に斜め方向に貫通して取
り付けられている。ベース31には、前記ネジ供給パイプ
30の端部が突出している他に、雄ネジ部311が設けられ
ている。この雄ネジ部311は後述するアングル45を取り
付ける部分である。また、当該ベース31には、開口312
が開設されており、当該開口312には前記ヒンジ部15が
嵌まり込んでピン32で取り付けられる。従って、本体10
はベース31に対して揺動自在に取り付けられることにな
る。なお、本体10とベース31との間には弾性体33が介在
されていて、本体10をネジ保持位置に向かって弾発付勢
している。
本体10を揺動させる揺動手段としてのプランジャー14
は、ホース142で図外のポンプ等に連結されており、ポ
ンプからの圧搾空気によって作動するようになってい
る。
このように構成されたキャッチャユニット100は、自動
ネジ締め機のアングル45に取り付けられる。すなわち、
アングル45の先端の円孔451に雄ネジ部311を下方から挿
入し、ナット46で固定される。
プランジャー14が突出すると、アングル45の下面にに当
接するので、本体10は第1図に示す矢印B方向に回動す
る。この本体の回動に伴って本体10に取り付けられた保
持爪20a、20bは、ネジ保持位置からネジ供給位置に移動
する。
次に、このキャッチャユニット100の動作について説明
する。なお、以下の説明において、1回目に螺着される
ネジを500a、2回目に螺着されるネジを500bとする。
ネジ500aは保持爪20a、20bに保持されて吸着パイプ110
の下方、すなわちネジ保持位置に位置する(第4図参
照)。
吸着パイプ110がドライバビット120とともに降下し、ネ
ジ500aをドライバビット120の先端に吸着する。さら
に、当該ドライバビット120は吸着パイプ110とともに降
下し、保持爪20a、20bを押し広げて外部に突出する(第
5図参照)。
プランジャー14が作動し、本体10がピン32を中心として
回動し、本体10に取り付けられた保持爪20a、20bはネジ
供給パイプ30の終端部、すなわちネジ供給位置に移動す
る。本体10の回動によって、吸着パイプ110が保持爪20
a、20bの間から外れるので、保持爪20a、20bは弾性体22
a、22bによって閉じられる。なお、この状態において、
ドライバビット120はネジ500aの螺着作業を行っている
(第6図参照)。
ネジ供給装置は、次のネジ500bをネジ供給パイプ30を介
して保持爪20a、20bに供給する。供給されたネジ500b
は、保持爪20a、20bの先端の保持孔25に保持される(第
7図参照)。
ネジ500aの螺着作業が終了すると、吸着パイプ110及び
ドライバビット120は上昇する。これと同時にプランジ
ャー14の圧搾空気が排気される。吸着パイプ110が本体1
0の内部にまで上昇すると、本体10は弾性体33によって
元の位置に復帰する。従って、本体10に取り付けられた
保持爪20a、20bも元の位置、すなわちネジ保持位置に復
帰する。この保持爪20a、20bは、次のネジ500bを保持し
ているので、直ちに次の螺着作業を行うことができる。
〈考案の効果〉 本考案に係る自動ネジ締め機のキャッチャユニットによ
ると、一対の保持爪がネジ保持位置とネジ供給位置との
間で揺動自在になり、しかも螺着作業中にネジ供給位置
に移動して次の螺着作業に用いるネジを保持することが
できるので、螺着作業が終了してから次の螺着作業に用
いるネジを保持爪に保持させる従来の自動ネジ締め機の
キャッチャユニットより素早い螺着作業を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る自動ネジ締め機のキャ
ッチャユニットの断面図、第2図は第1図のA-A線断面
図、第3図は自動ネジ締め機のキャッチャユニットの分
解斜視図、第4図〜第8図は自動ネジ締め機のキャッチ
ャユニットの動作を説明する断面図、第9図は従来の自
動ネジ締め機の概略的構成図、第10図はキャッチャユニ
ットの断面図である。 100……キャッチャユニット、10……本体、11……ガイ
ド孔、20a、20b……保持爪、30……ネジ供給パイプ、11
0……吸着パイプ、120……ドライバビット、200……ネ
ジ供給装置、500……ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジ供給装置から供給されたネジをワーク
    に螺着するドライバビットと、このドライバビットを内
    包するとともに前記ネジを吸着する吸着パイプとを有す
    る自動ネジ締め機の先端部に設けられ、前記ネジを保持
    する自動ネジ締め機のキャッチャユニットにおいて、前
    記ネジ供給装置に連結されたネジ供給パイプと、このネ
    ジ供給パイプに揺動自在に取り付けられるとともに、前
    記吸着パイプが挿抜可能なガイド孔が開設された本体
    と、この本体に開閉自在に取り付けられ、閉時にのみネ
    ジを保持する一対の保持爪と、この保持爪がネジ供給パ
    イプの終端部に臨むネジ供給位置と前記吸着パイプの下
    方に臨むネジ保持位置との間で前記本体を揺動させる揺
    動手段とを具備しており、螺着作業中に、前記保持爪が
    前記ネジ供給位置に移動し、前記作業が終了すると保持
    爪がネジ保持位置に移動することを特徴とする自動ネジ
    締め機のキャッチャユニット。
JP12673489U 1989-10-30 1989-10-30 自動ネジ締め機のキャッチャユニット Expired - Lifetime JPH0637867Y2 (ja)

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JPH0365623U JPH0365623U (ja) 1991-06-26
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