JPH0637662A - 受信音響調整回路 - Google Patents

受信音響調整回路

Info

Publication number
JPH0637662A
JPH0637662A JP18781192A JP18781192A JPH0637662A JP H0637662 A JPH0637662 A JP H0637662A JP 18781192 A JP18781192 A JP 18781192A JP 18781192 A JP18781192 A JP 18781192A JP H0637662 A JPH0637662 A JP H0637662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
resistance
point
input
resistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18781192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3036241B2 (ja
Inventor
Shigeru Tazaki
茂 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4187811A priority Critical patent/JP3036241B2/ja
Publication of JPH0637662A publication Critical patent/JPH0637662A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3036241B2 publication Critical patent/JP3036241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Noise Elimination (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通話中の音声周波数特性、雑音の発生状況に
より使用者が開き易く、通話の了解度を向上できる音質
調整器を提供することを目的としている。 【構成】 入力端1に一方の端を接続された入力コンデ
ンサ101と、該入力コンデンサ101の他方の端に一
方の端を他方の端を出力端に接続された直列抵抗102
と、前記入力コンデンサ101と直列抵抗102の接続
部に一方の端を接続された並列抵抗104と、前記出力
端に一方の端を接続された並列コンデンサ105と、前
記並列抵抗104の他方の端に始点端子を前記並列コン
デンサ105の他方の端に終点端子を接続され中点端子
を基準電圧に接続された可変抵抗106とを備えた構成
となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動無線通信における無
線受信機の受信音響調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無線受信機においては、例えば図
4のPM変調受信機の場合のノイズ特性に示すように、
受信する入力信号のレベル401、402、403に応
じて、相対的にノイズレベルの周波数特性の、特に低域
成分が変化する。また、図5の通信回線の特性に示すよ
うに、信号を伝送する線路501、502、503によ
り、信号の損失特性、特に高域成分が変化する。そのた
めこのような環境で、そのまま受信信号を音声信号に変
換すると、品質の良くない音声しか得られなかった。
【0003】一方、近年のオーディオ装置で特に高級な
ものにおいては、図6のようにAF増巾器の低域部や高
域部の周波数特性を別々に調整して、スピーカの置かれ
た環境の中でオーケストラの様な広音域の音響を、使用
者各人の好む音質の周波数特性で聞くことができる。図
6において、実線で示す特性曲線601はピーキングな
しの周波数特性であり、一点鎖線で示す特性曲線604
高域部にピーキングを施した周波数特性である。また、
二点鎖線で示す特性曲線は、低域ピーキング602及び
高域ピーキング603を施した場合の周波数特性であ
る。
【0004】従って、移動無線通信装置における音響特
性についても、上記オーディオ装置と同様な、使用者の
好みに応じて周波数特性を調整するものが望まれてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動無線通信装置では、同周波干渉やスプリットチャネ
ル干渉等により、受信周波数の低域部や高域部に干渉ビ
ートを生じ、これが通信品質を劣化させることが多くな
っている。又、受信入力が低下した場合はPM変調方式
では図4のように低域部に大きなノイズを生じる。又、
無線機を有線電話回線に接続した場合は図5のように高
域部が低下するので音量の増加だけでは通話了解度を改
善し難いものである。
【0006】本発明は、通話中の音声周波数特性、雑音
の発生状況により使用者が開き易く、通話の了解度を向
上できる音質調整器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、入力端に一方の端を接続された入力コンデ
ンサと、該入力コンデンサの他方の端に一方の端を他方
の端を出力端に接続された直列抵抗と、前記入力コンデ
ンサと直列抵抗の接続部に一方の端を接続された並列抵
抗と、前記出力端に一方の端を接続された並列コンデン
サと、前記並列抵抗の他方の端に始点端子を前記並列コ
ンデンサの他方の端に終点端子を接続され中点端子を基
準電圧に接続された可変抵抗とを備えた構成となってい
る。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、同一チャネル干
渉によってビート音が低域部に発生した場合は低域の周
波数特性を低下させ、高域部に生じた場合は高域を低下
減衰させることにより、受信する音声信号の音声品質を
高めて、了解度を確保することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は、本発明による受信音響調整回路の実施例の
回路図を示している。図1において、1,2は受信した
信号を入力する入力端子、3,4は調整した信号を出力
する出力端子、5はアースである。また、101は一方
の端を入力端子1に接続された入力側の入力コンデン
サ、102は入力コンデンサ101の他方の端にその一
方の端を接続(この接続点をaとする)され、他方の端
を出力端子3に接続(この接続点をbとする)された直
列抵抗、103は出力端子3、4に並列に接続された負
荷抵抗、104は接続点aに一方の端を接続された並列
抵抗、105は接続点bに一方の端を接続された並列コ
ンデンサである。また、106は始点及び終点の2つの
端子と、始点から終点まで摺動自在な可動接点である中
点の端子を有する可変抵抗器であり、その中点端子はア
ースに接続され(この接続点をcとする)、始点端子は
並列抵抗器104の他方の端に接続され(この接続点を
dとする)、終点端子を並列コンデンサ105の他方の
端に接続されている(この接続点をeとする)。
【0010】なお、この場合において、中点すなわち可
動接点の摺動方向がe点の方向であるとき、いわゆる時
計方向(CW)とし、摺動方向がd点の方向であると
き、いわゆる反時計方向とする。
【0011】図2は上記本発明の受信音響調整回路を用
いた無線受信機のブロック図であり、201は到来する
高周波信号の電波を受けるアンテナ、202は受信した
高周波信号に所定の信号処理を施して受信信号を出力す
る無線部、203は図1の受信音質調整回路、204は
低周波信号を増幅するAF増巾器、205はAF増幅器
204からの出力信号に応じて音声を出力するスピー
カ、206は出力信号のレベルを調整する出力調整器で
ある。
【0012】次に、図2の構成における受信音響調整回
路の動作について、図1を参照して説明する。
【0013】[1]まず、可変抵抗106の中点を始点
と終点の中央にセットしたときの音声帯域の周波数特性
は、図3の特性曲線301のように、音声帯域はほぼ平
坦であり、低域および高域において僅かにレベル低下を
生じている。
【0014】[2]次に、可変抵抗106の中点を時計
方向に一ぱいに廻したときには、e点がアースされ、コ
ンデンサ101、抵抗104及び可変抵抗106によ
り、高域成分を減衰させる第1のCR結合回路を形成す
る。さらに、抵抗102及びコンデンサ105により、
高域成分を減衰させる第2のCR結合回路を形成する。
これら2段のCR結合回路により、出力端子3には、図
3の303に見られるような高域部が低下した信号が生
じることになる。
【0015】[3]これに対し、可変抵抗器106の中
点を反時計方向にいっぱいに回転すると、d点がアース
され、コンデンサ101及び抵抗104により、[2]
の場合に比べ時定数の小さい(この場合、1/2πCR≦
1kHzに設定)第1のCR結合回路を形成し、音声帯
域より高い高周波成分を減衰する。また、抵抗102、
コンデンサ105及び可変抵抗106により、低域成分
を減衰する第2のCR結合回路を形成する。これら2段
のCR結合回路により、出力端子3には、図3の302
に見られるような低域部が低下した信号が生じることに
なる。
【0016】この特性を利用して低域部に生じる同周波
干渉、高域部に生じるスプリットチャネルによる干渉の
ビート妨害を軽減させる。又基地局が電話回線に接続さ
れ回線損失が大きいときは音声周波数の高域部が低下す
るので低域部を低下させることで高域部を強調すること
により、通話品質を改善できる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなように
以下のような効果がある。
【0018】1.3個の抵抗と、1個の可変抵抗と、2
個のコンデンサを接続点間に挿入したものであるから小
形無線機に用いて容積の増加が少なく、またコスト増加
も少ない。
【0019】2.1個の可変抵抗の操作によって音声周
波数の高域部又は低域部を低下して同周波数やインタリ
ーブチャネルによるビート妨害を減らすことができる。
【0020】3.相手方が電話回線に結合されていて線
路損失が大きな場合に音声高域部が低下するのを本発明
の音質調整器により音質の補償ができる等の効果があ
る。
【0021】4.受信入力が低下した場合は音声周波数
の低域部に大きなノイズを生じるが、低域部の低下によ
ってノイズ妨害を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音響調整回路の実施例の回路図
【図2】本発明の音響調整回路を用いた無線受信機のブ
ロック図
【図3】図1の回路の周波数特性
【図4】PM変調受信機のノイズ特性
【図5】電話回線の周波数特性
【図6】オーディオ音響機器の周波数特性
【符号の説明】
1,2 受信入力端 3,4 信号出力端 101 入力コンデンサ 102 直列抵抗 103 負荷抵抗 104 並列抵抗 105 並列コンデンサ 106 可変抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号で変調された高周波信号を受信
    する無線機の前記高周波信号から前記音声信号を抽出す
    る無線部の出力端に入力端を、前記音声信号を増幅する
    増幅部の入力端に出力端を接続される音響調整回路であ
    って、 入力端に一方の端を接続された入力コンデンサと、該入
    力コンデンサの他方の端に一方の端を他方の端を出力端
    に接続された直列抵抗と、前記入力コンデンサと直列抵
    抗の接続部に一方の端を接続された並列抵抗と、前記出
    力端に一方の端を接続された並列コンデンサと、前記並
    列抵抗の他方の端に始点端子を前記並列コンデンサの他
    方の端に終点端子を接続され中点端子を基準電圧に接続
    された可変抵抗とを備えたことを特徴とする受信音響調
    整回路。
JP4187811A 1992-07-15 1992-07-15 受信音響調整回路 Expired - Fee Related JP3036241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4187811A JP3036241B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 受信音響調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4187811A JP3036241B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 受信音響調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0637662A true JPH0637662A (ja) 1994-02-10
JP3036241B2 JP3036241B2 (ja) 2000-04-24

Family

ID=16212658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4187811A Expired - Fee Related JP3036241B2 (ja) 1992-07-15 1992-07-15 受信音響調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3036241B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3036241B2 (ja) 2000-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7492909B2 (en) Method for acoustic transducer calibration
EP0763888B1 (en) Method and circuit arrangement for processing audio signal
GB2398216A (en) User selectable sound enhancement feature
US6959170B2 (en) Communications receivers and methods therefor
JPH08204619A (ja) エコーサプレッサ
JP3036241B2 (ja) 受信音響調整回路
KR20010030739A (ko) 통신 단말기
JP2880955B2 (ja) 携帯電話装置
JPS5975744A (ja) 音声スイッチ
JP2586845B2 (ja) 電話機及びその周波数特性制御方法
KR100698137B1 (ko) 이동통신단말기의 수신 잡음 감쇠장치
JP3014394B2 (ja) 電話機
JP3310070B2 (ja) エコーキャンセラを備えた音声通信装置
JPH0537409A (ja) 移動通信装置
JP2933545B2 (ja) 携帯電話機
JPH0630090A (ja) 音量制御機能付き電話機
JPS60103743A (ja) 無線受信装置
JPH05347661A (ja) 電話装置
KR100255935B1 (ko) 통신단말기의 음성필터링장치
KR200173900Y1 (ko) 수신 특성을 향상시킨 이동 단말기
KR100468953B1 (ko) 휴대용 단말기 벨음질 향상 장치
JP2827364B2 (ja) 拡声電話装置
JPH03151746A (ja) 高齢者用電話機
JP2001189988A (ja) マイクロホン装置及びそのマイクロホン装置を有する無線装置
KR19990017779A (ko) 통신단말기의 음성필터링장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees