JPH0637633A - 周波数比較回路 - Google Patents

周波数比較回路

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JPH0637633A
JPH0637633A JP4188511A JP18851192A JPH0637633A JP H0637633 A JPH0637633 A JP H0637633A JP 4188511 A JP4188511 A JP 4188511A JP 18851192 A JP18851192 A JP 18851192A JP H0637633 A JPH0637633 A JP H0637633A
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JP
Japan
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frequency
pulse width
counter
output
becomes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4188511A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawanishi
景 川西
Cho Yagishita
超 八木下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】768 ・fsのような高いクロック周波数を使用
しない周波数回路を提供する。 【構成】可変周波数発振器1のクロック周波数に128 n
・fs(1<n<6)を用いて、最小パルス幅を検出す
るプリセット型カウンタ4のクロック入力とし、nの値
によってプリセット値を変化させ同一カウンタで受信信
号のパルス幅をカウントして最小パルス幅を検出する。
また、最大パルス幅を検出するカウンタ3の前には1/
nに分周する分周回路2を設け、周波数が変化しても常
に128 ・fsがカウンタ3のクロック入力となるように
し、最大パルス幅を最小限のカウントで検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLL回路における周
波数比較回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ機器の接続にはディジ
タル・オーディオ・インタフェースを用いるのが一般的
になってきている。このディジタル・オーディオ・イン
タフェースではPLL回路を用いてクロック再生を行う
必要がある。
【0003】ディジタル・オーディオ・インタフェース
におけるバイフェーズ変調信号を入力とするPLL回路
において、従来の周波数比較回路では受信信号のパルス
幅のカウントに用いるカウンタのクロック周波数に768
・fs(fs=サンプリング周波数)を用いていた。以
下その構成について図4を参照しながら説明する。図4
は従来の周波数比較回路のブロック図を示し、14は可変
周波数発振器、15はカウンタ、16はデコーダ、17と18は
タイマー回路、19は選択回路である。
【0004】従来の周波数比較回路は、可変周波数発振
器14の出力信号をクロック入力とし受信信号をリセット
入力とするカウンタ15と、カウンタ15の出力を入力とす
るデコーダ16と、デコーダ16の出力をリセット入力とす
るタイマー回路17と、デコーダ16の出力をクロック入力
とするタイマー回路18と、タイマー回路17の出力信号と
タイマー回路18の出力信号を選択し周波数比較出力とす
る選択回路19とにより構成されている。
【0005】上記構成において、周波数比較回路は可変
周波数発振器14のクロックで受信信号のパルス幅をカウ
ントして実現できる。そのときパルス幅が最大で18カウ
ント、最小で6カウントの範囲であればクロック周波数
は問題がない。
【0006】まず受信信号に比べて可変周波数発振器14
のクロック周波数が高い場合は、カウンタ15がオーバー
カウントする。図5に示すように、クロック周波数768
・fsでカウンタ15が受信信号のパルス幅をカウントし
て19以上になったとき、デコーダ16でエラー信号を出力
し、タイマー回路17を用いて一定時間エラー信号を保持
し、選択回路19から出力される信号により可変周波数発
振器14の周波数を下げる方向に可変周波数発振器14をコ
ントロールする。
【0007】また、受信信号に比べて可変周波数発振器
14のクロック周波数が低い場合は、カウンタ15がアンダ
ーカウントになる。すなわち図6に示すように、クロッ
ク周波数768 ・fsでカウンタ15が受信信号のパルス幅
をカウントして5以下だったときデコーダ16でエラー信
号を出力し、タイマー回路18を用いて一定時間エラー信
号を保持し、選択回路19から出力される信号により可変
周波数発振器14の周波数を上げる方向に可変周波数発振
器14をコントロールする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の周波
数比較回路では受信信号のパルス幅をカウントする可変
周波数発振器14のクロック周波数が768 ・fsと高い周
波数を使用するため、不要輻射やノイズの点で問題があ
った。
【0009】本発明は上記の問題を解決するもので、受
信信号のパルス幅をカウントする可変周波数発振器14の
クロック周波数を128 n・fs(1<n<6:整数)な
る周波数に規定して周波数比較を行う周波数比較回路を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の周波数比較回路は、前記nの値によりクロ
ック周波数が変化するが、プリセット型カウンタを用い
て128 n・fsのnの値に応じてプリセット値を変更す
ることで、クロック周波数の変化に対応して受信信号の
最小パルス幅の判定を行うことができ、また最大パルス
幅を判定するためのカウンタの前に1/nに分周する分
周回路を設け、128 n・fsのクロック周波数を1/n
に分周し128 ・fsとして受信信号の最大パルス幅を判
定できるように構成したものである。
【0011】
【作用】この構成によって分周回路により1/nに分周
されたクロック周波数128 ・fsで受信信号のパルス幅
のカウントを行い、最大で3カウント、またはクロック
周波数128 n・fsで受信信号のパルス幅のカウントを
プリセット型のカウンタで行い、(5−n)をプリセッ
ト値として最小nカウントを満足すれば、従来のクロッ
ク周波数768 ・fsのときと同等の比較基準となり、問
題はない。
【0012】しかし図7に示すように1/nに分周され
たクロック周波数128 ・fsでカウントしてカウンタ3
が4以上になったときオーバーカウントとして、図8に
示すようにクロック周波数128 n・fsでカウントして
カウンタが(n−1)以下になったときアンダーカウン
トとして、それぞれ選択回路から出力される信号によっ
て可変周波数発振器の周波数をコントロールすることで
周波数比較することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例の周波数比
較回路のブロック図である。図1に示すように、1は可
変周波数発振器、2は分周回路、3は最大パルス幅検出
部としてのカウンタ、4は最小パルス幅検出部としての
プリセット型カウンタ、6と10はタイマー、5と7と8
と9はフリップフロップ、11はインバーター、12はPチ
ャンネルトランジスタ、13はNチャンネルトランジスタ
である。
【0014】その回路構成は以下の通りである。まず可
変周波数発振器1の出力は分周回路2によって1/nに
分周されカウンタ3のクロック入力となり、受信信号I
Nはカウンタ3のリセット入力となる。カウンタ3の出
力はフリップフロップ5のリセット入力となり、このフ
リップフロップ5の出力はタイマー6のnリセット入力
になるとともにPチャンネルトランジスタ12のゲート入
力となる。
【0015】また、可変周波数発振器1の出力は分周回
路2の入力とは別にプリセット型カウンタ4のクロック
入力となり、プリセット型カウンタ4のリセットには受
信信号INが入力される。プリセット型カウンタ4の出
力はフリップフロップ7のクロック入力となる。フリッ
プフロップ7の出力はフリップフロップ8の入力となり
受信信号INがクロック入力となる。フリップフロップ
8の反転出力はフリップフロップ9のリセット入力とな
っている。フリップフロップ9の出力はタイマー10のリ
セット入力になるとともにインバータ11の入力となる。
インバーター11の出力はNチャンネルトランジスタ13の
ゲート入力となる。
【0016】上記構成における周波数比較回路について
動作を図2と図3を用いて説明する。可変周波数発振器
1のクロック周波数である128 n・fsは分周回路2に
よって1/nに分周され、常時128 ・fsでカウンタ3
のクロックとして入力される。
【0017】図2に示すように、受信信号(a) に比べて
可変周波数発振器1のクロック周波数(b) が高い場合、
カウンタ3のリセット入力となっている受信信号(a) の
最大パルス幅をカウントすると、4以上をカウントして
オーバーカウントとなる。そのときのカウンタ3の出力
(c) はHとなる。するとフリップフロップ5はリセット
がHになるので、入力がH固定のため出力(d) はLとな
り、Pチャンネルトランジスタ12はONとなる。このと
きプリセット型カウンタ4は、カウンタ3においてオー
バーカウントしているのでアンダーカウントすることは
なく、最小パルス幅は満たされているのでフリップフロ
ップ7の入力(g) はHとなり、フリップフロップ7はク
ロックがHとなり入力がH固定のため出力(h) はHとな
る。するとフリップフロップ8の入力はHになるので、
クロック入力の受信信号(a) がHになると出力(i) はH
となり、反転出力(j) はLになる。この反転出力(j) は
フリップフロップ9のリセット入力となり入力がH固定
のため出力(k) はHとなり、インバータ11の出力(l) は
LになってNチャンネルトランジスタ13はOFFとな
る。
【0018】Nチャンネルトランジスタ13がOFF、P
チャンネルトランジスタ12がONであることで周波数比
較出力(e) にはHが出力され、これによって可変周波数
発振器1の周波数を下げる方向にコントロールするが、
そのとき修正された可変周波数発振器1のクロック周波
数で受信信号(a) のパルス幅をカウントするまでの間、
タイマー6によってフリップフロップ5の出力(d) は保
持される。一定時間経過すればタイマー6の出力(f) が
フリップフロップ5のクロック入力となり、次のパルス
幅のカウントが可能となる。タイマー6のクロック信号
は外部より入力されるが、もしくは、可変周波数発振器
1の出力を用いることも可能である。
【0019】また、図3に示すように受信信号(a) に比
べて可変周波数発振器1のクロック周波数(b) が低い場
合は、プリセット型カウンタ4のリセット入力となって
いる受信信号(a) の最小パルス幅をカウントすると、
(5−n)をプリセット値と設定するとnがカウントで
きなければアンダーカウントとなる。そのときプリセッ
ト型カウンタ4の出力(g) のLのままとなり、フリップ
フロップ7はクロックがLとなり入力がH固定のため出
力(h) はLとなる。するとフリップフロップ8の入力は
Lになるので、クロック入力の受信信号(a) がHになる
と出力(i) はLとなり、反転出力(j) はHとなる。この
反転出力(j) はフリップフロップ9のリセット入力とな
り入力がH固定のため出力(k) はLとなり、インバータ
11の出力(l) はHになってNチャンネルトランジスタ13
はONとなる。このときカウンタ3は、プリセット型カ
ウンタ4においてアンダーカウントしているのでオーバ
ーカウントすることはなく最大パルス幅は満たされてい
るので、カウンタ3の出力(c) はLである。するとフリ
ップフロップ5はリセットがLとなるので、入力がH固
定のため出力(d) はHとなりPチャンネルトランジスタ
12はOFFとなる。
【0020】Pチャンネルトランジスタ12がOFF、N
チャンネルトランジスタ13がONすることで周波数比較
出力(e) にはLが出力され、これによって可変周波数発
振器1の周波数を上げる方向にコントロールするが、そ
のとき修正された可変周波数発振器1のクロック周波数
で受信信号(a) のパルス幅をカウントするまでの間、タ
イマー10によりフリップフロップ9の出力(k) は保持さ
れる。一定時間経過すればタイマー10の出力(m) がフリ
ップフロップ19のクロック入力となり、次のパルス幅の
カウントが可能となる。タイマー10のクロック信号は外
部より入力されるか、もしくは、可変周波数発振器1の
出力を用いることも可能である。ただし、タイマー6と
同じクロック信号にする。
【0021】本実施例ではプリセット型カウンタ4のプ
リセット値を可変周波数発振器1のクロック周波数128
n・fsのnに対応させるためにnを2から5まで変化
させると、プリセット値を3から0まで変化させて対応
させる。
【0022】以上のように本実施例の周波数比較回路に
よれば、プリセット型カウンタ4を用いることで、入力
と非同期でありながらカウントできることとプリセット
値を変えることにより、可変周波数発振器1のクロック
周波数の変化に対応することが可能となる。
【0023】また、1/nの分周回路2を用いることで
受信信号の最大パルス幅をカウントするカウンタ3のク
ロック周波数が常に128 ・fsとなり、従来より少ない
カウント数で最大パルス幅を検出することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、プリセ
ット型カウンタと分周回路を設けることにより、可変周
波数発振器のクロック周波数128 n・fs(1<n<
6)におけるnの変化を、プリセット値を変えるだけで
同一カウンタで対応でき、768 ・fsのような高い周波
数を使用しないため不要輻射の点で優れた周波数比較回
路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の周波数比較回路の回路構成
を示すブロック図である。
【図2】図1において最大パルス幅でオーバーカウント
したときのタイミングチャートである。
【図3】図1において最小パルス幅でアンダーカウント
したときのタイミングチャートである。
【図4】従来の周波数比較回路のブロック図である。
【図5】周波数768 ・fsでオーバーカウントしたとき
のタイミングチャートである。
【図6】周波数768 ・fsでアンダーカウントしたとき
のタイミングチャートである。
【図7】周波数128 ・fsでオーバーカウントしたとき
のタイミングチャートである。
【図8】周波数128 n・fsでアンダーカウントしたと
きのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 可変周波数発振器 2 分周器 3 カウンタ 4 プリセット型カウンタ 6,10 タイマー 5,7〜9 フリップフロップ 12 Pチャンネルトランジスタ 13 Nチャンネルトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号のパルス幅検出部を最大パルス
    幅検出部と最小パルス幅検出部に分け、前記最大パルス
    幅検出部には、カウンタの前に、1/nに分周すること
    でカウンタのクロック周波数に常時128 ・fsが入力さ
    れ、最大パルス幅を検出できる分周回路を設け、前記最
    小パルス幅検出部には、プリセット値を変化させること
    によりクロック周波数の変化に対応して最小パルス幅を
    検出できるプリセット型カウンタを設けたことを特徴と
    する周波数比較回路。
JP4188511A 1992-07-16 1992-07-16 周波数比較回路 Pending JPH0637633A (ja)

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JP4188511A JPH0637633A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 周波数比較回路

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JP4188511A JPH0637633A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 周波数比較回路

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JPH0637633A true JPH0637633A (ja) 1994-02-10

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ID=16225005

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JP4188511A Pending JPH0637633A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 周波数比較回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012156676A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Hitachi Ltd 周波数判定回路および半導体装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012156676A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Hitachi Ltd 周波数判定回路および半導体装置

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