JPH0637428U - けらば - Google Patents

けらば

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JPH0637428U
JPH0637428U JP7383692U JP7383692U JPH0637428U JP H0637428 U JPH0637428 U JP H0637428U JP 7383692 U JP7383692 U JP 7383692U JP 7383692 U JP7383692 U JP 7383692U JP H0637428 U JPH0637428 U JP H0637428U
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JP
Japan
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roof
tiles
mark
tile
strip
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Pending
Application number
JP7383692U
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English (en)
Inventor
正吉 松崎
Original Assignee
正吉 松崎
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スレート瓦葺き工事の能率化を画る。 【構成】 家屋の屋根の端に取り付けるけらばに於て、
屋根の傾斜に沿い、屋根の端部の瓦に被さる帯板(2)
に、屋根傾斜方向の瓦の配列間隔に対応して目印(7)を
施している。瓦の横方向の敷並べ方向に際し、けらば
(1)の目印(7)の内、高さの一致する目印(7)を見なが
ら、屋根葺きを行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、家屋の屋根の端に取り付けるけらばに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
スレート瓦の瓦葺き工事に於て、屋根の端にけらばを取り付け、スレート瓦の 端部をけらばの下に差し込むことが行なわれている。
【0003】 スレート瓦には、両端の略中央部に上段瓦の重なり位置を決める印が施されて おり、作業者は、この印を見ながら、下段列から上段列に順に瓦を葺く。このと き、各横列の瓦の下端縁が水平方向に一直線状に延び、且つ下段列と上段列は平 行に揃う様に葺かねばならない。
【0004】 従来は屋根の両けらば間に水平に水糸を張り、これに沿ってスレート瓦を葺い ていたが、水糸を張り、又、水糸を取り外す作業は手間が掛かり、作業能率を低 下させていた。
【0005】 本考案は、けらばに瓦の各横列の水平高さの目安となる目印を施すことによっ て、水糸を省略して能率的に瓦葺きができるけらばを明らかにするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】
本考案は、家屋の屋根の端に取り付けるけらばに於て、屋根の傾斜に沿い、屋 根の端部の瓦に被さる帯板(2)に、屋根傾斜方向の瓦の配列間隔に対応して目印 (7)を施している。
【0007】
【作用及び効果】
瓦を葺く前の屋根の両端に、けらば(1)(1a)を取り付ける。このとき両けらば (1)(1a)の対応する目印(7)(7a)の高さ位置を一致させておく。
【0008】 一方のけらば(1a)の目印(7a)に瓦(8)の下端を合わせて、帯板(2)の下に瓦の 端部を差込む。この時、反対側のけらば(1)の対応する目印(7)を見ながら、瓦 の下端縁の方向を定める。該瓦に横列の次の瓦の一部を被せると共に下縁を揃え る。この時も、瓦の敷並べ方向のけらば(1)の対応する目印(7)を見ながら、該 目印(7)方向に瓦の下端を揃えながら行なう。
【0009】 上記の如く、一方のけらば(1a)の目印(7a)から瓦葺きを開始し、他方のけらば (1)の目印(7)を見通しながら、順次瓦の下端縁の方向を決めることができ、瓦 の横列が斜めになったり、撓んだりすることなく、瓦を水平方向に一直線上に葺 くことができる。 従来の水糸を張り、又、水糸を外す手間が省け、瓦葺きの能率が向上する。
【0010】
【実施例】
図1に示す如く、本考案のけらば(1)は、1枚の金属板を曲げ加工して形成さ れている。 瓦(8)の端部に被さる帯板(2)の長手方向の外側縁に、下向に端板(3)を垂下 させ、端板(3)の下端は内側に屈曲させている。
【0011】 帯板(2)の内側縁から少し端板(3)寄りに帯板(2)に直交して当り板(4)を垂 下させ、当り板(4)の下端縁から帯板(2)と平行に且つ帯板(2)の内縁から突出 する長さに底板(5)を設け、底板(5)の外端縁を内側に屈曲している。 帯板(2)と底板(5)との間に瓦の挿入空間(6)が形成される。
【0012】 帯板(2)には、帯板(2)の長さ方向に等間隔に目印(7)が施されている。 目印(7)(7)の間隔は、屋根の傾斜方向に沿う瓦の配列間隔に対応している。
【0013】 実施例では、金属板を屈曲してけらば(1)を形成する前に、金属板の幅方向に にローラによる線状の溝(71)を施し、帯板(2)上の溝(71)を目印(7)としている が、これに限定されることはなく、帯板(2)に線を書込む等、屋根の一方のけら ば(1a)から他方のけらば(1)を見たとき、目印(7)が判るものであれば、目印( 7)の種類、形成方法は問わない。
【0013】 然して、瓦を葺く前の屋根の両端に、けらば(1)(1a)を取り付ける。このとき 両けらば(1)(1a)の対応する目印(7)の高さ位置を一致させておく。 一方のけらば(1)の目印(7)に瓦の下端を合わせて、瓦の端部をけらばの空間 (6)に挿入する。
【0014】 この時、反対側のけらば(1)の対応する目印(7)を見ながら、瓦の下端縁の方 向を定める。該瓦に横列の次の瓦の一部を被せると共に下縁を揃える。この時も 、敷並べ方向のけらば(1)の対応する目印(7)を見ながら、該目印(7)方向に瓦 の下端を揃えながら行なう。
【0015】 上記の如く、一方のけらば(1a)の目印(7a)から瓦葺きを開始し、他方のけらば (1)の目印(7)を見通しながら、順次瓦の下端縁の方向を決めることができ、瓦 の横列が斜めになったり、撓んだりすることなく、瓦を水平方向に一直線上に葺 くことができる。
【0016】 従来の様に水糸を張り、又、水糸を外す手間が省け、瓦葺きの能率が向上する 。 尚、スレート瓦の縦長さ及び屋根の傾斜方向の瓦の重なり長さは、メーカによ って異なることがあり、けらばの帯板(2)に施す目印(7)の間隔はスレート瓦の サイズ毎に違え、或は1つのけらばに、複数種類のスレート瓦に対応できる様に 、目印を色違い等によって識別することができるのは勿論である。
【0017】 更に本考案は、実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範 囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】けらばの斜面図である。
【図2】屋根の斜面図である。
【符号の簡単な説明】
(1) けらば (2) 帯板 (7) 目印

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋の屋根の端に取り付けるけらばに於
    て、屋根の傾斜に沿い、屋根の端部の瓦(8)に被さる帯
    板(2)に、屋根の傾斜方向の瓦の配列間隔に対応して目
    印(7)を施したけらば。
JP7383692U 1992-10-23 1992-10-23 けらば Pending JPH0637428U (ja)

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JP7383692U JPH0637428U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 けらば

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JP7383692U JPH0637428U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 けらば

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JPH0637428U true JPH0637428U (ja) 1994-05-20

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JP7383692U Pending JPH0637428U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 けらば

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115137U (ja) * 1984-06-30 1986-01-29 保雄 矢野 断熱パネル
JPS6239215U (ja) * 1985-08-27 1987-03-09

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6115137U (ja) * 1984-06-30 1986-01-29 保雄 矢野 断熱パネル
JPS6239215U (ja) * 1985-08-27 1987-03-09

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950117