JPH0637294U - 油圧リフト装置 - Google Patents

油圧リフト装置

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JPH0637294U
JPH0637294U JP079791U JP7979192U JPH0637294U JP H0637294 U JPH0637294 U JP H0637294U JP 079791 U JP079791 U JP 079791U JP 7979192 U JP7979192 U JP 7979192U JP H0637294 U JPH0637294 U JP H0637294U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧リフト装置において、油圧アクチュエー
タの作動圧を検出する圧力検出手段を容易に点検できる
ようにする。 【構成】 本油圧リフト装置は、作業台を昇降移動させ
る油圧アクチュエータ14と、この油圧アクチュエータ
14に圧油を供給する油圧ライン22上に設けられ、油
圧ライン22内の油圧(油圧アクチュエータ14の作動
圧)が所定圧を超えたときに、該油圧によりオン作動し
て作業台の過載状態を検出する油圧検出手段31とを備
える。さらに、油圧ライン22上における油圧アクチュ
エータ14と油圧検出手段31の間に、この部分におけ
る圧油の流通を阻止する流通阻止手段34を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、垂直昇降式高所作業車等に用いられる油圧リフト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
垂直昇降式高所作業車の走行台車には、テレスコープ状に伸縮するポスト式リ フト装置又はパンタグラフ状に伸縮するシザース式リフト装置が取り付けられる 。これら昇降手段の上部には作業台が水平に取り付けられ、この作業台に作業者 が搭乗し、さらに重量物を積み込むことにより、その重量物を作業者とともに任 意の高所に移動させることができる。 ただし、作業中における車体の安定を維持するために、作業台に所定の重量を 超える重量が積載された状態(以下、この状態を過載状態という。)となったと きには、リフト装置の作動による作業台の上昇移動を規制する。
【0003】 ここで、上記各リフト装置は、油圧シリンダ等の油圧アクチュエータによって 駆動されることが多い。このため、作業台の上昇を規制する手段として、油圧ア クチュエータに圧油を供給する油圧ライン上に圧力検出手段を設ける手段が採ら れることが多い。即ち、油圧ライン内の油圧(即ち、油圧アクチュエータの作動 圧)が所定圧(上記所定重量に対応する圧力)を超えたときに、圧力検出手段が 該油圧によってオン作動して検出信号を出力するようにし、この検出信号に基づ いて油圧ラインをオイルタンクに開放する。これにより、油圧アクチュエータに 圧油が供給されなくなり、作業台の上昇移動が確実に規制される
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような作業台の上昇規制手段を採用する従来の油圧リフト 装置では、作業開始前において圧力検出手段が適正にオン作動するか否かを点検 するためには、作業台におもり等を載せて過載状態を作らなければならず、点検 作業が困難であるという問題があった。
【0005】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、容易に圧力検出手段 の作動を点検できる油圧リフト装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の油圧リフト装置は、油圧アクチュエー タに圧油を供給する油圧ライン上における油圧アクチュエータと圧力検出手段と の間に、この部分における圧油の流通を阻止する流通阻止手段を備えて構成され ている。
【0007】
【作用】
このような油圧リフト装置では、流通阻止手段により油圧アクチュエータに対 する圧油の供給を阻止した状態で、油圧ライン内に圧油を供給すれば、油圧アク チュエータを作動させることなく、油圧ライン内の油圧を所定圧を超えるように 上昇させることができる。このため、作業台におもり等を載せなくても、過載状 態における油圧ライン内と同様の高圧状態を作ることができ、圧力検出手段の作 動を点検することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 図1には、本考案に係る油圧リフト装置を備えた垂直昇降式高所作業車10を 示している。この高所作業車10は、走行自在な走行台車11をベースとして構 成されている。走行台車11の上部には、上記油圧リフト装置12が取り付けら れている。この油圧リフト装置12は,パンタグラフ状に伸縮が自在なシザース リンク13と、このシザースリンク13の下部と走行台車11間に取り付けられ た油圧シリンダ14とから構成されている。 シザースリンク13の上端には、作業台15が水平に取り付けられている。こ の作業台15に搭乗した作業者は、作業台15の上部に取り付けられた操作装置 16を通じて、走行台車11の走行制御およびシザースリンク13の伸縮制御を 行い、任意の高所に移動することができる。
【0009】 このように作業台15を昇降移動させるようシザースリンク13を伸縮駆動す る油圧シリンダ14には、図2に示す油圧回路20が接続されている。この油圧 回路20は、走行台車11に搭載された油圧ポンプ21と、この油圧ポンプ21 と油圧シリンダ14のボトム側油室14aとをつなぐ油圧ライン22と、この油 圧ライン22を上記操作装置16における上昇操作に応じて開閉する上昇時操作 バルブ23と、油圧ライン22における上昇時操作バルブ23と油圧シリンダ1 4との間から分岐して延びオイルタンク24につながるドレンライン25と、こ のドレンライン25を上記操作装置16における下降操作に応じて開閉する下降 時操作バルブ26とから構成されている。
【0010】 このような油圧回路20では、上昇時操作バルブ23を開作動させて、油圧ポ ンプ21から吐出された圧油を油圧シリンダ14のボトム側油室14aに供給す れば、油圧シリンダ14を伸長作動させてシザースリンク13を伸長させ、作業 台15を上昇移動させることができる。一方、下降時操作バルブ26を開作動さ せて、油圧シリンダ14のボトム側油室14aからの圧油のオイルタンク24へ の排出を許容すれば、油圧シリンダ14を、作業台15の重量によって縮小動さ せてシザースリンク13を縮小させ、作業台15を下降させることができる。
【0011】 ところで、作業台15には、作業者のほかに作業に必要な重量物を搭載するこ とも可能である。これにより、作業者は、重量物とともに高所に移動することが でき、効率的に作業を行うことができる。 ただし、作業台15に、過大な重量の重量物が搭載されると、作業台15を上 昇させたときに走行台車11の安定を損なうおそれがある。このため、本高所作 業車10には、図2に示す過載時上昇規制装置30が取り付けられている。
【0012】 この過載時上昇規制装置30は、油圧ライン22上における油圧シリンダ14 と上昇時操作バルブ23との間に設けられた圧力スイッチ31と、規制コントロ ーラ32とから構成されている。 圧力スイッチ31は、油圧ライン22内の圧力(即ち、油圧シリンダ14の作 動圧)が所定圧を超えたときに、その油圧によりオン作動し、検出信号(電気信 号)を出力する。 規制コントローラ32は、圧力スイッチ31からの検出信号が入力されたとき に、操作装置16における下降操作の有無にかかわらず、下降時操作バルブ26 を開作動させる。
【0013】 このように構成された過載時上昇規制装置30では、圧力スイッチ31がオン 作動すべき所定圧を、作業台15が過載状態となったときに油圧ライン22(ボ トム側油室14a)内に生ずる圧力と同等に設定しておく。これにより、実際に 作業台15に重量物等が搭載されて、作業台15が過載状態となったときには、 圧力スイッチ31がオン作動し、規制コントローラ32により下降時操作バルブ 26が開作動される。このため、上昇時操作バルブ23が開作動しても、油圧ポ ンプ21から吐出された圧油は、油圧シリンダ14には供給されず、そのままオ イルタンク24にドレンされる。こうして油圧シリンダ14の伸長作動、即ち、 作業台15の上昇が規制され、作業の安全が確保される。
【0014】 しかし、作業中の安全の万全を期すためには、過載時上昇規制装置30、特に 圧力スイッチ31が上記のように適正に作動するか否かを作業開始前に点検する 必要がある。このため、油圧ライン22における油圧シリンダ14と圧力スイッ チ31の取付け部との間に、ストップバルブ(流通阻止手段)34が設けられて いる。このストップバルブ34は、手動操作により、油圧ライン22を開閉する ことができる。 このため、ストップバルブ34を閉止して、油圧シリンダ14と圧力スイッチ 31の取付け部間の圧油の流通を阻止した状態で、上部操作バルブ23を開作動 させれば、下部操作バルブ25が閉作動している限り、油圧ライン22における 圧力スイッチ側の油圧のみを上昇させることができる。そして、油圧ライン22 における圧力スイッチ側の油圧が所定圧を超えると圧力スイッチ31がオン作動 するので、例えば、図に示すように、出力された検出信号によって点灯する点検 ランプ35を設けておけば、これにより圧力スイッチ31が適正に作動するか否 かを確認することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案の油圧リフト装置では、油圧ラインにおける油圧アクチュ エータと圧力検出手段との間に圧油の流通を阻止する流通阻止手段を設け、この 流通阻止手段により油圧アクチュエータへの圧油供給を阻止した状態で、油圧ラ イン内の油圧を上昇させれば、作業台を過載状態にしたときの油圧ラインの圧力 状態と同様の高圧状態を作り出すことができる。このため、この高圧状態により 圧力検出手段がオン作動したか否かを確認すれば、実際に作業台におもり等を載 せて過載状態を作る手間をかけることなく、容易に圧力検出手段の点検を行うこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る油圧リフト装置を備えた高所作業
車の側面図である。
【図2】上記油圧リフト装置の油圧回路図である。
【符号の説明】
12 油圧リフト装置 14 油圧シリンダ 16 操作装置 22 油圧ライン 31 圧力スイッチ 34 ストップバルブ(流通阻止手段) 35 点検ランプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業台を昇降移動させる油圧アクチュエ
    ータと、この油圧アクチュエータに圧油を供給する油圧
    ライン上に設けられ、前記油圧ライン内の油圧が所定圧
    を超えたときに、該油圧によりオン作動して前記作業台
    の過載状態を検出する油圧検出手段とを備えた油圧リフ
    ト装置であって、 前記油圧ライン上における前記油圧アクチュエータと前
    記油圧検出手段の間に、この部分における圧油の流通を
    阻止する流通阻止手段を備えたことを特徴とする油圧リ
    フト装置。
JP7979192U 1992-10-23 1992-10-23 油圧リフト装置 Expired - Lifetime JP2567981Y2 (ja)

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JPH0637294U true JPH0637294U (ja) 1994-05-17
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