JPH0637200Y2 - 門扉の落とし棒の取付け構造 - Google Patents

門扉の落とし棒の取付け構造

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JPH0637200Y2
JPH0637200Y2 JP1984094724U JP9472484U JPH0637200Y2 JP H0637200 Y2 JPH0637200 Y2 JP H0637200Y2 JP 1984094724 U JP1984094724 U JP 1984094724U JP 9472484 U JP9472484 U JP 9472484U JP H0637200 Y2 JPH0637200 Y2 JP H0637200Y2
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JP
Japan
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drop rod
gate
sliding groove
drop
hole
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JP1984094724U
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JPS619499U (ja
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拓司 雑賀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は落とし棒を所定の位置で固定できる門扉の落と
し棒の取付け構造に関する。
[背景技術] 従来にあっては、落とし棒4の受け金具5は、第7図に
示すように半円筒状の摺動部2の前面に縦摺動溝3を設
け、摺動部2の上下に固定片22を延出して形成してお
り、この受け金具5を固定片22を介して門扉7に固定す
ると共に受け金具5の摺動部2の下端開口2aより落とし
棒4を挿入し、縦摺動溝3を通して落とし棒つまみ8を
落とし棒4の取付け穴23に螺入して、落とし棒つまみ8
にて落とし棒4を上下させて門扉7を開閉できるように
しているが、落とし棒4を縦摺動溝3の上端に連続させ
て設けた横摺動溝24には係止できるものの、固定できな
く、従って落とし棒4を簡単に動かすことができ、いた
ずらなどされて門扉7を開けられてしまい、防犯上問題
があった。又この受け金具5の背面側は開口しているた
め、門扉7に固定片22にて取付ける場合には、第6図に
示すように門扉7側に平坦面25を形成して開口を閉塞す
るように取付け、落とし棒4の円滑な摺動を確保してい
るが、この平坦面25のため門扉7がデザイン面で制約を
受けてしまうだけでなく、このように受け金具5を平坦
面25に固定しなければならないので、落とし棒4を受け
金具5の任意の位置に固定できない関係上、施工現場毎
における門扉7と地面Gとの間隔の違いに対応できなか
った。更に落とし棒4は落とし棒つまみ8を介して横摺
動溝24に係止されているだけであるので、門扉7を開け
る時にがたついて落とし棒つまみ8が横摺動溝24より離
脱し、落とし棒4が縦摺動溝3を下方に摺動して落とし
棒4の下端が地面Gに引っ掛かってしまって門扉7を開
らけることができない場合もあった。このため落とし棒
4を横摺動溝24で係止させた状態で落とし棒4の上端が
摺動部2の上端開口2aより突出するようにしているが、
余分な材料が必要な割にはがたつきがなくなるだけで、
落とし棒つまみ8の離脱が防止できず、根本的な解決に
はならなかった。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、落とし棒を固定でき、いたずらなど
により操作されることもなく、防犯上の問題を解消で
き、しかも落とし棒を受け金具の任意の位置に固定で
き、施工現場毎における門扉と地面との間隔の違いに対
応できると共に外力により落とし棒が移動しなく操作性
が良好であり、更に門扉のデザインに制約を与えること
がない門扉の落とし棒の取付け構造を提供することにあ
る。
[考案の開示] 本考案の門扉の落とし棒の取付け構造は、以下のように
構成されている。即ち、固定板1の前面側の上下方向に
筒状の摺動部2を突設し、その摺動部2に縦摺動溝3を
設けて落とし棒4の受け金具5を形成し、門柱6に一側
にて回動自在に取付けた門扉7の他側の下端部の裏面側
に受け金具5を固定板1により固定するものである。
受け金具5は、門扉7の表裏両面に設けられた凹部17,
その凹部17に穿設された貫通孔18に嵌合される凹部17と
略同形状の頂部19aを有する目隠しナット19,固定板1に
穿設されたビス挿通孔10を介して目隠しナット19に螺合
されるビス20などから構成されている。
受け金具5の摺動部2の下端開口2bから落とし棒4を挿
入すると共に、その摺動部2の縦摺動溝3を通して落と
し棒つまみ8の先端の雄ねじ部8aを落とし棒4の雌ねじ
孔9に貫通自在に螺入し、落とし棒つまみ8を縦摺動溝
3に沿って上下移動して、縦摺動溝3の所定位置におい
て受け金具5の固定板1の前面に雄ねじ部8aの先端を圧
接し、その所定位置で落とし棒4を固定するものであ
る。
本考案の門扉の落とし棒の取付け構造は、このような構
成により上記の目的を達成できるのである。
以下本考案を添付の図面に示す実施例に基づいて説明す
る。5は受け金具であり、上下両端にビス挿通孔10を穿
孔した固定板1の前面側の上下方向に上下両端が開口し
た半円筒状の摺動部2を一体的の突設し、摺動部2の前
面に縦摺動溝3を形成すると共に上部と下部とにそれぞ
れ縦摺動溝3と連続する上横摺動溝11と下横摺動溝12と
を形成して構成したものである。7は門扉であり、一側
の表裏両面に上下方向の凹溝13を設けてヒンジ取付け部
14を設けており、このヒンジ取付け部14にてひじ壺15を
介して門扉7を門柱6に回動自在に取付けている。門扉
の他側の略中央部には把手16を取付けており、下端部の
表面側及び裏面側にはそれぞれ上下二箇所で表面側と裏
面側とで相対向する位置に凹部17を設けており、この凹
部17に貫通孔18を穿孔している。この貫通孔18には表面
側より目隠しナット19を嵌め込んでいる。目隠しナット
19の頂部19aは凹部17と略同形状であり、雌ねじ部19bが
貫通孔18に嵌入しており、従って目隠しナット19を嵌め
込むことにより表面側は面一となっている。この門扉7
の他側の下端部の裏面側には受け金具5を、固定板1の
ビス挿通孔10を通してビス20を貫通孔18に挿入し、目隠
しナット19の雌ねじ部19bに螺入することにより固定し
ている。このようにして門扉7に固定した受け金具5の
摺動部2の下端開口2bより落とし棒4を挿入すると共に
摺動部2の縦摺動溝3を通して落とし棒つまみ8の先端
の雄ねじ部8aを落とし棒4の雌ねじ孔9に貫通自在に螺
入している。尚、受け金具5を固定する前に予め受け金
具5に落とし棒4を取付けておいてもよい。従って、門
扉7を開ける時は落とし棒つまみ8を縦摺動溝3の上端
まで移動させ左右どちらかに90°回転させ、落とし棒つ
まみ8を介して落とし棒4を上横摺動溝11に係止させ、
又門扉7を閉じる時は落とし棒つまみ8を縦摺動溝3の
下端にまで移動させ左右どちらかに90°回転させ、落と
し棒つまみ8を介して落とし棒4を下横摺動溝11に係止
させると共に落とし棒4の下端を地面Gに埋め込んだ受
け皿21を嵌入させておく。これらの場合落とし棒つまみ
8の雄ねじ部8aの螺入量を大きくすることにより、雄ね
じ部8aの先端が落とし棒4の雌ねじ孔9を貫通して第3
図に示すように摺動部2の内壁に圧接し、落とし棒つま
み8に外力が加わったとしても回転することがなく、上
乃至下横摺動溝11、12に落とし棒4は固定される。又こ
のように落とし棒つまみ8の先端の雄ねじ部8aを落とし
棒4の雌ねじ孔9に貫通自在に螺入しているので、例え
ば門扉7と地面Gとの間隔が小さくて落とし棒つまみ8
を下横摺動溝12に係止できない場合には、落とし棒4の
下端を受け皿21に嵌め込んだ状態で、縦摺動溝3の所定
位置で8落とし棒つまみ8の雄ねじ部8aの螺入量を大き
くすることにより、雄ねじ部8aの先端が落とし棒4の雌
ねじ孔9を貫通して第4図に示すように固定板1の前面
に圧接し、落とし棒つまみ8に外力が加わったとしても
落とし棒4が摺動することなく固定される。従って施工
現場毎に門扉7と地面Gとの間隔が変わっても受け金具
5の固定位置を変えたり、落とし棒4の長さを変えなく
てもよい。又門扉7を開ける状態にしておく場合にも落
とし棒つまみ8を上横摺動溝11に係止させなくても、落
とし棒4の下端を受け皿21より離脱させた状態で縦摺動
溝3の所定位置で8落とし棒つまみ8の雄ねじ部8aの螺
入量を大きくすることにより、雄ねじ部8aの先端が落と
し棒4の雌ねじ孔9を貫通させて固定板1の前面に圧接
させ、落とし棒4を固定しておけばよい。このように落
とし棒4を固定できるので、門扉7を開ける際に乱暴に
取り扱っても落とし棒4が下方に摺動して、下端が地面
Gに引っ掛かってしまうことがない。このため落とし棒
4を従来のものより短くできる。尚、この門扉7は左側
用であり、ビス20を緩めて受け金具5と目隠しナット19
を取り外し、目隠しナット19を貫通孔18に裏面側より嵌
め込み、表面側に受け金具5を固定することにより、右
側の門柱6に一側にて取付け、右側用とできる。
[考案の効果] 本考案は前記のように構成して成るもので、次のような
効果を奏する。即ち、 縦摺動溝の所定位置で落とし棒つまみの雄ねじ部の螺入
量を大きくすることにより、雄ねじ部の先端が落とし棒
の雌ねじ孔を貫通して固定板の前面に圧接し、落とし棒
つまみに外力が加わったとしても、落とし棒が摺動する
ことなく固定され、いたずらなどにより操作されること
がない利点がある。
しかも、同一の受け金具,同一の門扉を使用して、その
門扉を左側用または右側用のいずれの側にも選択的に使
用することができ、また受け金具と反対側の凹部には、
これと略同形状の目隠しナットの頂部が嵌合されること
により、外観上体裁よく仕上げることができる利点があ
る。
さらに、受け金具の任意の所定位置に、落とし棒を固定
することができるから、受け金具の固定位置を変えなく
てもまた落とし棒の長さを変えなくても、施工現場毎に
おける門扉と地面との間隔の違いに対応することがで
き、さらに門扉を開ける際に乱暴に取り扱っても落とし
棒は下方に摺動して移動しないので、その下端が地面に
引っ掛かるということがないなどの特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図
(a)(b)は同上における受け金具を示す平面図、背
面図、第3図及び第4図は同上の作用を示す説明図、第
5図は同上を採用して構成した門を示す正面図、第6図
は従来例を示す分解斜視図、第7図(a)(b)は同上
における受け金具を示す平面図、背面図であって、1は
固定板、2は摺動部、2bは下端開口、3は縦摺動溝、4
は落とし棒、5は受け金具、6は門柱、7は門扉、8は
落とし棒つまみ、8aは雄ねじ部、9は雌ねじ孔、10はビ
ス挿通孔、17は門扉の表裏両面に設けられた凹部、18は
凹部に穿設された貫通孔、19は目隠しナット、19aは目
隠しナットの頂部、20はビスである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定板の前面側の上下方向に筒状の摺動部
    を突設し、摺動部に縦摺動溝を設けて落とし棒の受け金
    具を形成するもので、その受け金具は、門扉の表裏両面
    に設けられた凹部,その凹部に穿設された貫通孔,その
    貫通孔に嵌合される前記凹部と略同形状の頂部を有する
    目隠しナット,前記固定板に穿設されたビス挿通孔を介
    して前記目隠しナットに螺合されるビスなどから構成さ
    れており、門柱に一側にて回動自在に取付けた門扉の他
    側の下端部の裏面側に、前記受け金具を前記固定板によ
    り固定し、前記受け金具の摺動部の下端開口から前記落
    とし棒を挿入すると共に、前記摺動部の縦摺動溝を通し
    て前記落とし棒つまみの先端の雄ねじ部を、前記落とし
    棒の雌ねじ孔に貫通自在に螺入し、前記落とし棒つまみ
    を縦摺動溝に沿って上下移動して、その縦摺動溝の所定
    位置において前記受け金具の固定板の前面に前記雄ねじ
    部の先端を圧接し、その所定位置で前記落とし棒を固定
    するようにして成る門扉の落とし棒の取付け構造。
JP1984094724U 1984-06-25 1984-06-25 門扉の落とし棒の取付け構造 Expired - Lifetime JPH0637200Y2 (ja)

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JPS619499U JPS619499U (ja) 1986-01-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541486U (ja) * 1978-09-13 1980-03-17
JPH028725U (ja) * 1988-06-30 1990-01-19

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JPS619499U (ja) 1986-01-20

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