JPH0637196U - 輸送用トレー - Google Patents

輸送用トレー

Info

Publication number
JPH0637196U
JPH0637196U JP7861892U JP7861892U JPH0637196U JP H0637196 U JPH0637196 U JP H0637196U JP 7861892 U JP7861892 U JP 7861892U JP 7861892 U JP7861892 U JP 7861892U JP H0637196 U JPH0637196 U JP H0637196U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
ribs
protruding
rib
center line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7861892U
Other languages
English (en)
Inventor
隆義 杉本
真澄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP7861892U priority Critical patent/JPH0637196U/ja
Publication of JPH0637196U publication Critical patent/JPH0637196U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stackable Containers (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、例えば車両のウィンドモールを収
納して段積み状態にして運送するための輸送用トレーに
関する。 【構成】 矩形状のトレー1の周縁に沿って複数の突設
リブ3と凹部5を交互に設け、トレー1の内部に設けた
溝状のウィンドモールWの収納部2の内側に複数の落し
込みリブ6を設ける。そして突設リブ3と落し込みリブ
6のリブ突出方向を、トレーの長辺の中央を貫く中心線
yに対して左右対称形にする一方、これと直交する中心
線xに対して喰違い状の非対称形にする。又、トレー1
の長辺側の二辺と短辺側の一辺には、所定箇所に凹部5
の内側からトレー1の裏側に向けて突出するストッパリ
ブ10を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば車両のウィンドモールを収納して段積み状態にして運送する ための輸送用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば車両のウィンドガラスの周縁に装着されるウィンドモールドを輸 送するような際、一時に多数を輸送するため例えばダンボールシート等の上にウ ィンドモールを載せて仮止めし、このダンボールシート等の上に所定の高さを有 する高さ保持部材を配設してその上に別のダンボールシート等を重ね、このダン ボールシート等の上に更に別のウィンドモールを仮止めするといった操作を繰り 返して、ある程度段積みして輸送していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような輸送方法は高さ保持部材を取り付けたり、ウィンド モールを仮付けするといった余分な付帯作業が多く、しかも、ダンボールシート 等を多量に必要とすることからコスト高になるという問題があった。 又、ダンボールシート等に仮付けしただけのウィンドシールドは収納保管中に たるんだり、歪んだり、傷がついたりする等の不具合が生起しやすいといった問 題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案は、矩形状のトレーの周縁に沿って複数の 突設リブを設けるとともにトレー内部に複数の落し込みリブを設け、この突設リ ブと落し込みリブのリブ突出方向を、トレーの一辺の中央を貫く中心線に対して 左右対称形にするとともに、これと直交する中心線に対して喰違い状の非対称形 にした。 又、トレーの周縁部の適所には、突設リブと突設リブの中間部内側からトレー の裏側に向けて突出するストッパリブを設けた。
【0005】
【作用】
トレーの周縁に沿って設けた複数の突設リブによってトレー内部にワークの収 納空間を確保し、又、内部に設けた落し込みリブによって、段積みにした際の強 度を確保する。又、突設リブと落し込みリブの突出方向をトレーのいずれかの方 向の中心線に対して左右対称形にし、これと直交する中心線に対して喰違い状の 非対称形にすることで、例えばトレーを重ね合わせる際に180度づつ姿勢を変 更すれば、段積みした際に凸部と凹部が互い違いに組み合わされ強度が確保され る。 又、ストッパリブを突設リブと突設リブの中間部内側に設ければ、180度姿 勢を変換して積み重ねた際にストッパリブと突設リブとが係合し合って位置決め がなされる。
【0006】
【実施例】
本考案の輸送用トレーの実施例について添付した図面に基づき説明する。 図1は本考案の輸送用トレーの平面図、図2はトレーの長辺側の側面図、図3 は短辺側の側面図、図4は図1のA―A線断面図である。
【0007】 本考案の輸送用トレーは例えば車両の左右一対のリアウィンドモールを一つの トレーに収納し、段積みして同時に輸送するようなトレーとして例えばプラスチ ック等の軽量素材から一体構成され、図1に示すように長方形状に成形されたト レー1内部に2本のリアウィンドモールドを収納し得る収納部2を備えている。
【0008】 すなわちこの収納部2は、ウィンドモールの形状に合せてトレー1の一方側の 短辺に沿った一辺を有し、この一辺の両端から夫々長辺に沿って斜めに延出して 先細り状の長円形状の溝部として構成される下段収納部2aと、他方側の短辺に 沿う辺を一辺とし、下段収納部2aと対称形の先細り状の長円形状の溝部として 構成される上段収納部2bからなり、後述するように2本の収納部2a、2bに は段差を設けている。
【0009】 そして、かかる1つのトレー1の収納部2に一対のリアウィンドモールを収納 し、収納したトレー1を180度づつ向きを変えながら所定数だけ段積みし、所 定数に達したところで一括して輸送する。
【0010】 それでは、トレー1の細部について詳述する。
【0011】 このトレー1は周縁部に沿って複数の突設リブ3を備えている。すなわち、こ の突設リブ3は、トレー1の基準面M(図2)から上方に所定量だけ突出してお り、各コーナにはコーナリブ4a、4bを設けるとともに、各突設リブ3間、又 は突設リブ3とコーナリブ4a(4b)間を凹部5として構成している。 そして、この凹部5の底面は、図2に示すトレー1の最下面Bより僅かに高い 位置としている。
【0012】 又、この突設リブ3と凹部5の配列は、トレー1の短辺側ではお互いに向き合 う同士が同形状、つまり一方側の突設リブ3が他方側の突設リブ3に向き合い、 一方側の凹部5が他方側の凹部5に向き合って構成されるとともに、トレー1の 長辺側ではお互いに向き合う同士が互い違いの形状、つまり、一方側の突設リブ 3が他方側の凹部5に向き合い、一方側の凹部5が他方側の突設リブ3に向き合 って構成されている。
【0013】 又、長辺側の突設リブ3と凹部5の配列は、図1に示すように、長辺を等分に 貫く中心線yに対して左右対称形とされる一方、短辺側の突設リブ3と凹部5の 配列は、短辺側を貫く中心線xに対して互い違いの非対称、つまり中心線xから 所定の距離にある一方側の凹部5に対し、等距離にある他方側には突設リブ3が 臨むべく設けられている。
【0014】 つまり、この突設リブ3と凹部5の配列は、長辺、短辺ともに中心線yに対し ては左右対称形に、中心線xに対しては互い違いの左右非対称に構成されている ことになる。
【0015】 ところで、前記基準面Mは突設リブ3、凹部5によって囲まれる内側の大部分 の区域の高さ面であり、前記収納部2はこの基準面Mからトレー1の裏面側に向 けてU字状に張り出す溝状に形成されるとともに、下段収納部2aの底面はトレ ー1の最下面Bに達している。
【0016】 又、上段収納部2bはトレー1の最下面Bまで達しない中間溝として構成され 、両者の段差はウィンドモールの厚み以上としている。 又、この上段収納部2bの経路のうち凹部5に接する2ヶ所にはトレー1の最 下面Bに達する深溝のワーク押えリブ8が設けられ、段積みした状態で下方のト レー1のウィンドモールの上部を塞ぐようにしている。
【0017】 又、この収納部2の更に内側には、基準面Mからトレー1の裏側に向けて突出 する複数の落し込みリブ6が設けられ、この落し込みリブ6は収納部2の溝に沿 って略楕円状に所定間隔で配列されるとともに、その底面はトレー1の最下面B に達している。
【0018】 そして、これら落し込みリブ6の配列は、中心線yに対しては左右対称形とし 、中心線xに対しては互い違いの非対称となるようにしている。 すなわち、中心線xから所定位置の落し込みリブ6に対して、反対側の同位置 には落し込みリブ6を設けず、2つのの落し込みリブ6の中間に位置させるよう にしている。
【0019】 又、この落し込みリブ6の内側には、図4に示すように、基準面Mからトレー 1の裏側に向けて浅く張り出す2列の補強リブ7が設けられ、この補強リブ7は トレー1の長手方向に沿ってライン状に設けられている。
【0020】 ところで、長辺の中央寄りの凹部5の内側には、基準面Mからトレー1の裏側 に向けて突出するストッパリブ10を設けるとともに、短辺の一辺側にも凹部5 の内側に同様なストッパリブ10を設け、これらストッパリブ10の底面をトレ ー1の最下面Bにまで突出させている。 そして実施例に場合、長辺には両方とも各2ヶ所、短辺には一辺側にのみ4ヶ 所のストッパリブ10を設けている。
【0021】 因みに、短辺側のストッパリブ10とストッパリブ10の間で突設リブ3と上 段収納部2bで挟まれる中間区域11は、凹部5の底面より高く上段収納部2b 底面より低くしている。
【0022】 このように構成した輸送用トレー1の作用効果について、図5をも参照して説 明する。 尚、図5は図1のB―B線を断面とした2つのトレーを段積み状態とした状態 図である。
【0023】 図5に示すように、トレー1の下段収納部2aの溝内にほぼ同形状の1本のウ ィンドモールWaを収納した後、反対向きのもう1本のウィンドモールWbを上 段収納部2bに収納する。
【0024】 この際、図1の中央線y附近で交差する下段収納部2aと上段収納部2bとの 間にはウィンドモールWの厚み以上の段差があるため、下段のウィンドモールW aが上段のウィンドモールWbによって押え付けられて変形するような不具合が なく、収納状態は良好である。
【0025】 そして、複数のトレー1に対して各一対のウィンドモールWa、Wbが収納さ れると、各トレー1は180度づつ姿勢を変えながら段積みされる。
【0026】 このため、一方側のトレー1周縁の突設リブ3は、他方側のトレー1の凹部5 の位置に臨むことになり、重ね合わせた状態で上方或いは下方に折れ曲がりにく い構造とされるとともに、更に内部の落し込みリブ6も、例えば図1の中心線y 上の落し込みリブ6は一点鎖線で示す位置になる等、夫々反対側の落し込みリブ 6の間に位置する状態となって、重ね合わせた状態で上段のトレー1の落し込み リブ6の底面が下段のトレー1の基準面Mに支えられることとなって剛性が確保 出来る。 つまり、強度的に強い荷姿となる。
【0027】 一方、ストッパリブ10は、図1の一点鎖線に示すように、夫々対向する辺の 突設リブ3に係合し合うことになり確実に位置決めされる。
【0028】 すなわち、中心線xに対して互い違いの非対称とされているため、180度姿 勢を変換すれば下方のトレー1の突設リブ3の位置に上方のトレー1の凹部5が 臨むこととなり、ストッパリブ10はこの凹部5の内側に設けられていることか ら、突設リブ3の内側に位置するからである。
【0029】 そして、長辺側の二辺に設けたストッパリブ10はお互いに対向辺の突設リブ 3の内側に入り込むためガタつきはなく、又、短辺側の場合は、ストッパリブ1 0が対向辺の突設リブ3に係合してガタつきを規制する。
【0030】 そしてかかるトレー1を複数段積んだ後、例えばダンボールシートでトレー上 を覆い、端部をテープ等で止めてコンテナで輸送する。
【0031】 尚、実施例ではウィンドモールに適用した例を示したが、勿論かかるワークは ウィンドモールに限られるものではない。
【0032】
【考案の効果】
以上のように本考案の輸送トレーは、ワークを収納したトレーを積み重ねて輸 送するに際し、千鳥状に配列した突設リブと落し込みリブを一方の中心線に対し て対称形にする一方、他方の中心線に対して互い違い状の非対称形状とし、18 0度づつ姿勢を変換して積み重ねた場合に凸部と凹部を組み合わせることが出来 るようにしたため、段積みした状態で強度的に優れたトレーとすることが出来る 。 又、トレーが変形等を起こさないため、収納したワークの状態も品質良好に保 管出来るのみならず、段積み状態であるため保管スペースも要さない。 更に例えばプラスチック等の軽量素材から一体成形すれば成形容易で且つ安価 であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送用トレーの平面図
【図2】同トレーの長辺側の側面図
【図3】同トレーの短辺側の側面図
【図4】図1のA―A線断面図
【図5】段積み状態の2つのトレーを図1のB―B線で
断面とした状態図
【符号の説明】
1 トレー 3 突設リブ 6 落し込みリブ 10 ストッパリブ Wa、Wb ワーク x、y 中心線

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを収納して段積み状に積載するよ
    うにした輸送用トレーにおいて、矩形状のトレーの周縁
    に沿って複数の突設リブを設けるとともにトレー内部に
    複数の落し込みリブを設け、この突設リブと落し込みリ
    ブのリブ突出方向を、トレーの一辺の中央を貫く中心線
    に対して左右対称形にするとともに、これと直交する辺
    の中央を貫く中心線に対して喰違い状の非対称形にした
    ことを特徴とする輸送用トレー。
  2. 【請求項2】 前記トレーの周縁部の適所には、突設リ
    ブと突設リブの中間部内側からトレーの裏側に向けて突
    出するストッパリブが設けられたことを特徴とする請求
    項1に記載の輸送用トレー。
JP7861892U 1992-10-16 1992-10-16 輸送用トレー Withdrawn JPH0637196U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7861892U JPH0637196U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 輸送用トレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7861892U JPH0637196U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 輸送用トレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637196U true JPH0637196U (ja) 1994-05-17

Family

ID=13666884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7861892U Withdrawn JPH0637196U (ja) 1992-10-16 1992-10-16 輸送用トレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0637196U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063300A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Sekisui Plastics Co Ltd 左右形状が対称な一対の部材の梱包材ユニット及び該梱包材ユニットを構成する梱包材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011063300A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Sekisui Plastics Co Ltd 左右形状が対称な一対の部材の梱包材ユニット及び該梱包材ユニットを構成する梱包材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0139920B1 (ko) 권취롤용 단부벽
KR20120070505A (ko) 수납 트레이
JP5503258B2 (ja) 梱包体およびその組立方法
JPH0637196U (ja) 輸送用トレー
WO2009015448A1 (en) Wheel packaging device
JP6870840B2 (ja) パレット
JP6922894B2 (ja) 梱包体および梱包体の製造方法
JP2004042964A (ja) ハニカム状構造体用梱包容器及びハニカム状構造体の輸送方法
JPH0720019Y2 (ja) 面積可変パレット
JP3187875U (ja) 梱包材
JPH0637197U (ja) モール用トレー
JPH1143149A (ja) 運搬用容器
JPH061335A (ja) 梱包用保持パネル及び梱包用装置
JP3256203B2 (ja) 物品搬送容器
JP4168703B2 (ja) モジュール化したハンモック包装容器
JP7297237B2 (ja) モータ受容トレー及び搬送セット
JP2545002Y2 (ja) ブラウン管パネル収納トレー
JP5139233B2 (ja) 薄板状部材を立ち姿勢で上下2段に梱包するための梱包資材および該梱包資材を用いた梱包体
JP3178905U (ja) 仕切体及び仕切体付箱
JP2003292049A (ja) 包装材
EP4194352A1 (en) Improved packaging for packing two or more vehicle battery covers
JPH0338093Y2 (ja)
JP3632039B2 (ja) 包装袋の仕切板
JPS621108Y2 (ja)
JP3175035U (ja) 平板状部品の隅部を支持する梱包体

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306