JPH0637178Y2 - 駐車装置 - Google Patents
駐車装置Info
- Publication number
- JPH0637178Y2 JPH0637178Y2 JP1988167174U JP16717488U JPH0637178Y2 JP H0637178 Y2 JPH0637178 Y2 JP H0637178Y2 JP 1988167174 U JP1988167174 U JP 1988167174U JP 16717488 U JP16717488 U JP 16717488U JP H0637178 Y2 JPH0637178 Y2 JP H0637178Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer path
- vehicle
- vertical
- parking
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、駐車装置に関するものである。
（従来の技術） 従来の駐車装置においては、例えば、複列の横移送路と
複列の縦移送路とを同一床面上に交互に接続して箱形の
水平循環駐車路が構成され、この水平循環駐車路の一端
部に入出庫口が設けられている。さらに、水平循環駐車
路には、複数個の自動車積載用パレットが移動可能に並
設されており、この各パレットを入出庫口に対して循環
移動をさせることにより、自動車の入庫および出庫が行
われていた。
複列の縦移送路とを同一床面上に交互に接続して箱形の
水平循環駐車路が構成され、この水平循環駐車路の一端
部に入出庫口が設けられている。さらに、水平循環駐車
路には、複数個の自動車積載用パレットが移動可能に並
設されており、この各パレットを入出庫口に対して循環
移動をさせることにより、自動車の入庫および出庫が行
われていた。
（考案が解決しようとする課題） しかし、上記従来の駐車装置に配置されたパレットは、
すべての車種の自動車が乗降できるように、その大きさ
を大形自動車に合わせて形成している。
すべての車種の自動車が乗降できるように、その大きさ
を大形自動車に合わせて形成している。
したがって、駐車する自動車のなかに車幅の小さい軽自
動車等が入り混ったときは、隣り合った自動車同士の間
隔が大きく開いて、無駄な空所が多くできるために、水
平循環路が有効に利用されないという不都合があった。
動車等が入り混ったときは、隣り合った自動車同士の間
隔が大きく開いて、無駄な空所が多くできるために、水
平循環路が有効に利用されないという不都合があった。
本考案は、かかる従来の上記課題に鑑み、駐車路は拡張
することなく、車幅の異なる各自動車の相互間隔を許容
し得る最小限の大きさまで短縮して入庫自動車の増加を
図った駐車装置を提供するにある。
することなく、車幅の異なる各自動車の相互間隔を許容
し得る最小限の大きさまで短縮して入庫自動車の増加を
図った駐車装置を提供するにある。
（課題を解決するための手段） 本考案の駐車装置は、横移送路と縦移送路とを同一床面
上で接続して自動車を水平循環させる駐車路を構成した
駐車装置であって、横移送路に、複数の自動車が積載さ
れて周回移動する無端帯状体が設けられ、かつ縦移送路
に、自動車を縦方向へ移動させて前記無端帯状体上に移
載するための縦送り手段が設けられたものである。
上で接続して自動車を水平循環させる駐車路を構成した
駐車装置であって、横移送路に、複数の自動車が積載さ
れて周回移動する無端帯状体が設けられ、かつ縦移送路
に、自動車を縦方向へ移動させて前記無端帯状体上に移
載するための縦送り手段が設けられたものである。
（作用） 上記の手段による作用は、車種の異なる自動車が入り混
って入庫しても、自動車積載用の無端帯状体で構成され
た横送り手段の移動距離が無段階に調節されるので、隣
り合った自動車との相互間隔が最小限に短縮される。
って入庫しても、自動車積載用の無端帯状体で構成され
た横送り手段の移動距離が無段階に調節されるので、隣
り合った自動車との相互間隔が最小限に短縮される。
（実施例） 以下、本考案の一実施例につき図面を参照して説明す
る。なお、この説明における方向は第１図において、上
側を前、下側を後と呼ぶ。
る。なお、この説明における方向は第１図において、上
側を前、下側を後と呼ぶ。
本考案に係る駐車装置は、駐車路が自動車Ｖを積載して
移送可能となされた無端帯状体8,8で構成されたもので
ある。
移送可能となされた無端帯状体8,8で構成されたもので
ある。
第１図に示す駐車装置１は、同一床面、例えばピット床
面Ｐ上に前側横移送路２および後側横移送路３が互いに
間隔を保って平行に配置され、かつ該各横移送路の左側
および右側に左側縦移送路４および右側縦移送路５を接
続して箱形の水平循環駐車路６が構成されており、右側
縦移送路５上部の後方には、入出庫口７が設けられてい
る。
面Ｐ上に前側横移送路２および後側横移送路３が互いに
間隔を保って平行に配置され、かつ該各横移送路の左側
および右側に左側縦移送路４および右側縦移送路５を接
続して箱形の水平循環駐車路６が構成されており、右側
縦移送路５上部の後方には、入出庫口７が設けられてい
る。
前記前側横移送路２および後側横移送路３はそれぞれ、
自動車積載用の載置面を有する一対の無端帯状体8,8で
構成されている。
自動車積載用の載置面を有する一対の無端帯状体8,8で
構成されている。
無端帯状体8,8は、前側横送り手段９および後側横送り
手段10により横行（左右方向の移行）可能となされてい
る。前記左側縦移送路４および右側縦移送路５には、そ
れぞれ無端帯状体8,8に載せた自動車Ｖを縦送りするた
めの左側縦送り手段11と右側縦送り手段12とが設けられ
ている。前側横送り手段９と後側横送り手段10、また左
側縦送り手段11と右側縦送り手段12は、互いに反対方向
に動く送り動作で自動車Ｖが、例えば時計回りの循環動
作をするように構成されている。
手段10により横行（左右方向の移行）可能となされてい
る。前記左側縦移送路４および右側縦移送路５には、そ
れぞれ無端帯状体8,8に載せた自動車Ｖを縦送りするた
めの左側縦送り手段11と右側縦送り手段12とが設けられ
ている。前側横送り手段９と後側横送り手段10、また左
側縦送り手段11と右側縦送り手段12は、互いに反対方向
に動く送り動作で自動車Ｖが、例えば時計回りの循環動
作をするように構成されている。
前記前側横送り手段９および後側横送り手段10は、それ
ぞれ制御手段（図示省略）に連係させた減速機付き横送
り用モータ13と、チェーンもしくはＶベルト等による伝
動機構14と、複列の駆動輪15,15を取り付けた駆動軸16
と、複列の従動輪17,17を取り付けて前記駆動軸16と間
隔を保って平行させた従動軸18とで構成され、前記駆動
輪15,15および従動輪17,17にスラットコンベヤ等の対な
る無端帯状体8,8が巻き掛けられている。該無端帯状体
8,8は、小割り板等の板状体Ｓが横方向に並設されたも
ので、その幅および配置間隔は、各車種におけるタイヤ
の輪軸距離のいずれにも適合するようになされている。
自動車前輪が載る無端帯状体８の前縁部に、三角形断面
の車止め部材21が固着されている。なお、該車止め部材
21は必要により自動車の後輪が載る無端帯状体８の後縁
部にも固着される。
ぞれ制御手段（図示省略）に連係させた減速機付き横送
り用モータ13と、チェーンもしくはＶベルト等による伝
動機構14と、複列の駆動輪15,15を取り付けた駆動軸16
と、複列の従動輪17,17を取り付けて前記駆動軸16と間
隔を保って平行させた従動軸18とで構成され、前記駆動
輪15,15および従動輪17,17にスラットコンベヤ等の対な
る無端帯状体8,8が巻き掛けられている。該無端帯状体
8,8は、小割り板等の板状体Ｓが横方向に並設されたも
ので、その幅および配置間隔は、各車種におけるタイヤ
の輪軸距離のいずれにも適合するようになされている。
自動車前輪が載る無端帯状体８の前縁部に、三角形断面
の車止め部材21が固着されている。なお、該車止め部材
21は必要により自動車の後輪が載る無端帯状体８の後縁
部にも固着される。
前記左側縦送り手段11および右側縦送り手段12は、基端
部が建築物の側壁Ｗ等に固設された多段シリンダ22と、
該多段シリンダ22の先端部に設けたローラ付きタイヤ押
し具23とからなっている。該タイヤ押し具のローラ23a
は、第１図に示すように、一対のものを自動車Ｖのタイ
ヤのゲージに適合させてもよく、また、すべての車種の
タイヤに適用できるように長い円筒形のものに代えても
よい。
部が建築物の側壁Ｗ等に固設された多段シリンダ22と、
該多段シリンダ22の先端部に設けたローラ付きタイヤ押
し具23とからなっている。該タイヤ押し具のローラ23a
は、第１図に示すように、一対のものを自動車Ｖのタイ
ヤのゲージに適合させてもよく、また、すべての車種の
タイヤに適用できるように長い円筒形のものに代えても
よい。
前記前側横送り手段９および後側横送り手段10の各始端
部および各終端部には、自動車Ｖの存否を確認するため
の満空席検出手段24,24…が設けられており、該各満空
席検出手段24,24の検出信号は制御手段（図示省略）を
経て前記各横送り手段9,10および前記各縦送り手段11,1
2に入力するように構成されている。
部および各終端部には、自動車Ｖの存否を確認するため
の満空席検出手段24,24…が設けられており、該各満空
席検出手段24,24の検出信号は制御手段（図示省略）を
経て前記各横送り手段9,10および前記各縦送り手段11,1
2に入力するように構成されている。
25,26は縦送り用デッキで、無端帯状体8,8間に設けて自
動車Ｖの縦通路が構成される。27は入出庫用デッキで、
前記縦送り用デッキ25,26を入出庫口７に接続するため
に設けられている。
動車Ｖの縦通路が構成される。27は入出庫用デッキで、
前記縦送り用デッキ25,26を入出庫口７に接続するため
に設けられている。
次に、本実施例の作用について説明する。
水平循環駐車ローラ６の前側横移送路２もしくは後側横
移送路３の任意の位置に自動車Ｖを入庫する場合は、予
め、前側横移送路２の始端部（左端部）と後側横移送路
３の始端部（右端部）とを空席にしておく。後側横移送
路３の始端部に自動車部を積載してその前輪を無端帯状
体8,8の上に載せたのち、自動車Ｖのブレーキを解放す
るとともに、変速機の操作レバーを中立位置にして左側
縦移送路４および右側縦移送路５における自動車Ｖの縦
移動に抵抗が生じないようにしておく。
移送路３の任意の位置に自動車Ｖを入庫する場合は、予
め、前側横移送路２の始端部（左端部）と後側横移送路
３の始端部（右端部）とを空席にしておく。後側横移送
路３の始端部に自動車部を積載してその前輪を無端帯状
体8,8の上に載せたのち、自動車Ｖのブレーキを解放す
るとともに、変速機の操作レバーを中立位置にして左側
縦移送路４および右側縦移送路５における自動車Ｖの縦
移動に抵抗が生じないようにしておく。
まず、後側横移送路３の終端部（左端部）に位置してい
る自動車Ｖを第２図に示すように、左側縦送り手段11の
多段シリンダ22の伸長駆動により前方に縦送りして前側
横移送路２の無端帯状体8,8上に移載する。
る自動車Ｖを第２図に示すように、左側縦送り手段11の
多段シリンダ22の伸長駆動により前方に縦送りして前側
横移送路２の無端帯状体8,8上に移載する。
続いて、後側横送り手段10の駆動により後側横移送路３
の自動車の一輌分を左方へ移行させたのち、前側横移送
路２の終端部（右端部）に位置している自動車Ｖを、右
側縦送り手段12の多段シリンダ22の伸長駆動により、後
方に縦送りして後側横移送路３の無端帯状体8,8上に移
載する。
の自動車の一輌分を左方へ移行させたのち、前側横移送
路２の終端部（右端部）に位置している自動車Ｖを、右
側縦送り手段12の多段シリンダ22の伸長駆動により、後
方に縦送りして後側横移送路３の無端帯状体8,8上に移
載する。
そして、前側横送り手段９の駆動により前側横移送路２
の自動車Ｖの一輌分を右方へ移行させ、各横移送路2,3
の始端部を空席にする。入庫した上記自動車Ｖは、各横
送り手段9,10および各縦送り手段11,12を交互に駆動す
ることによって所望の位置まで移行したのち駐車され
る。
の自動車Ｖの一輌分を右方へ移行させ、各横移送路2,3
の始端部を空席にする。入庫した上記自動車Ｖは、各横
送り手段9,10および各縦送り手段11,12を交互に駆動す
ることによって所望の位置まで移行したのち駐車され
る。
いまもし、車種の異なる自動車Ｖが入り混って入庫する
場合は、その車幅がどのように違っていても、前側横移
送路２および後側横移送路３の各無端帯状体8,8の移動
距離は、各横送り用モータ13を制御することによって無
段階に調節される。したがって、無端帯状体8,8上にお
ける各自動車V,Vの相互間隔Ｄは、第３図に示すよう
に、互いに接触しない程度まで狭くすることができる。
場合は、その車幅がどのように違っていても、前側横移
送路２および後側横移送路３の各無端帯状体8,8の移動
距離は、各横送り用モータ13を制御することによって無
段階に調節される。したがって、無端帯状体8,8上にお
ける各自動車V,Vの相互間隔Ｄは、第３図に示すよう
に、互いに接触しない程度まで狭くすることができる。
また、駐車中の自動車Ｖを出庫させる場合は、上記と同
様の水平循環動作を辿って後側横移送路３の始端部（右
端部）から出庫される。なお、出庫時の前記相互間隔Ｄ
は、後側横移送路３の始端部の空席幅を広くすることに
よって自動車Ｖの扉の開閉を容易に行うことができる。
様の水平循環動作を辿って後側横移送路３の始端部（右
端部）から出庫される。なお、出庫時の前記相互間隔Ｄ
は、後側横移送路３の始端部の空席幅を広くすることに
よって自動車Ｖの扉の開閉を容易に行うことができる。
（考案の効果） 本考案は、駐車路が無端帯状体で構成されたものである
から、パレットが不用であるとともに、無端帯状体の移
動距離が無段階に調節されるので、大形自動車から軽自
動車までの各車種のものが入り混って入庫される場合で
も、隣り合った自動車との交互間隔が許容し得る最小限
の大きさまで短縮され、したがって、自動車の収容量を
著しく増大させることができるという優れた利点があ
る。
から、パレットが不用であるとともに、無端帯状体の移
動距離が無段階に調節されるので、大形自動車から軽自
動車までの各車種のものが入り混って入庫される場合で
も、隣り合った自動車との交互間隔が許容し得る最小限
の大きさまで短縮され、したがって、自動車の収容量を
著しく増大させることができるという優れた利点があ
る。
図面は本考案の実施態様を例示し、第１図は駐車装置の
要部を示す平面図、第２図は第１図のII-II線における
断面図、第３図は自動車の積載状態を示す図である。 １……駐車装置、２……前側横移送路 ３……後側横移送路、４……左側縦移送路 ５……右側縦移送路、６……駐車路 ８……無端帯状体、９……前側横送り手段 10……後側横送り手段、11……左側縦送り手段 12……右側縦送り手段 Ｐ……ピット床面、Ｖ……自動車
要部を示す平面図、第２図は第１図のII-II線における
断面図、第３図は自動車の積載状態を示す図である。 １……駐車装置、２……前側横移送路 ３……後側横移送路、４……左側縦移送路 ５……右側縦移送路、６……駐車路 ８……無端帯状体、９……前側横送り手段 10……後側横送り手段、11……左側縦送り手段 12……右側縦送り手段 Ｐ……ピット床面、Ｖ……自動車
Claims (1)
- 【請求項１】横移送路と縦移送路とを同一床面上で接続
して自動車を水平循環させる駐車路を構成した駐車装置
であって、横移送路に、複数の自動車が積載されて周回
移動する無端帯状体が設けられ、かつ縦移送路に、自動
車を縦方向へ移動させて前記無端帯状体上に移載するた
めの縦送り手段が設けられた駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988167174U JPH0637178Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988167174U JPH0637178Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 駐車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0287876U JPH0287876U (ja) | 1990-07-11 |
| JPH0637178Y2 true JPH0637178Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31455233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988167174U Expired - Lifetime JPH0637178Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637178Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5930873B2 (ja) * | 1977-02-21 | 1984-07-30 | 新明和工業株式会社 | 水平循環式駐車設備におけるパレツト駐車列変更装置 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP1988167174U patent/JPH0637178Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0287876U (ja) | 1990-07-11 |
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