JPH0637048Y2 - 安全用標識 - Google Patents

安全用標識

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JPH0637048Y2
JPH0637048Y2 JP1989103371U JP10337189U JPH0637048Y2 JP H0637048 Y2 JPH0637048 Y2 JP H0637048Y2 JP 1989103371 U JP1989103371 U JP 1989103371U JP 10337189 U JP10337189 U JP 10337189U JP H0637048 Y2 JPH0637048 Y2 JP H0637048Y2
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忠泰 竹原
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は道路工事や各種建築工事区域等に設けられて歩
行者や各種作業者等に注意を喚起するのに用いられる安
全用標識に関する。
(従来の技術) 従来、道路工事等に使用される安全用標識としては、例
えば実開昭60-96420号公報所載のものが存在する。
この従来のものは、第12図の如く、砂や水等の錘り40の
上部に正面略コ字状の折り畳み自在なチューブ41が設け
られて、当該チューブ41の内側スペース部位に所望の事
項を表示したシート部42が貼設されたものである。係る
構造では、チューブ41内にエアを封入させることにより
該チューブ41を起立させてシート部42の表示が行える。
又、チューブ41のエアを抜けば全体をコンパクトに折り
畳めるために、未使用時の運搬或いは保管に利便となる
長所がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の標識ではその標識本体部が合
成樹脂製のチューブで形成されているに過ぎないため
に、その表面強度に劣り、鋭利な工具との接触等によっ
て容易に損傷してエア洩れを生じる難点がある。
また従来の重要な問題点として、上記従来のものではチ
ューブが損傷してエア洩れを生じた場合には、チューブ
のみの交換を単独で行うことが到底行えない。従来で
は、チューブ41,シート部42,及び錘り40の各所が一体化
されているために、チューブ41が損傷した場合にはこれ
ら全体を同時に交換せねばならない。よって、従来では
チューブ41が損傷する毎に標識全体を取り替える必要が
生じて、標識交換に要する費用が非常に高価となってい
た。
特に、この種標識は風雨に長期間晒される様なことを考
慮して一定の耐久性を具備させる必要からチューブ41の
素材としては高価な素材が用いられているために、標識
全体をそっくり交換することは経済的な負担が一層大き
くなっていたのである。
それ故、本考案は標識の本体部を構成するチューブを損
傷し難い構造にすると共に、チューブに損傷が生じても
無駄の少ない安価な手段で標識の再使用が行える様にし
て、チューブ式の安全標識の実用性を高めることを、そ
の目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は従来の如く一重の合成樹脂製チューブで標識の
本体部を構成するに止らず、標識の本体部を二重構造に
形成して上記従来の課題を解決せんとするものである。
すなわち、第1に本考案は、エア封入により立体形状に
形成される一又は複数のエア封入用中空体10,10a…と、
可撓性素材にて折り畳み可能に形成された外側カバー体
1とからなり、しかも該外側カバー体1の裏面側には、
エアの封入されたエア封入用中空体10,10a…が外側カバ
ー体1に覆われた状態で外側カバー体1の立体形状を維
持するように、エア封入用中空体10,10a…を着脱自在に
保持するための保持手段2a,2b,2c…が設けられてなる、
安全用標識である。
第2に本考案は、エア封入により立体形状に形成される
一又は複数のエア封入用中空体10A,10Aと、可撓性素材
にて折り畳み可能に形成された外側カバー体1Aとからな
り、該外側カバー体1Aが一又は複数のエア封入用中空体
10A,10Aを収納可能な収容部16を備えた袋状に形成され
てなり、且つ該外側カバー体1Aには、エア封入用中空体
10A,10Aを外側カバー体1A内に出し入れ自在とするため
の開口部17が設けられてなる、安全用標識である。
(作用) 上記前者の第1の構成では、外側カバー体1を折り畳
み、且つエア封入用中空体10,10a…にエアを封入させて
いない状態では全体をコンパクトな状態として携帯や運
搬に供することができる。また使用時には、外側カバー
体1の保持手段2a,2b,2c…を利用して該外側カバー体1
の裏面側にエア封入用中空体10,10a…を装着させてエア
を充填させれば、外側カバー体1を該エア封入用中空体
10,10a…に沿う立体形状の標識として利用できる。
他方、第2の構成に於いても、未使用時に袋状の外側カ
バー体1Aを折り畳んで全体をコンパクトにでき、更に該
袋状の外側カバー体1A内にエア封入用中空体10A,10Aを
収容してエア封入を行うことにより外側カバー体1Aを立
体的な所定形状に形成できて標識として利用できる。
而して、上記何れの場合に於いても、エア封入用中空体
10,10a…(10A,10A)は、その表面側が外側カバー体1
(1A)により覆われてカバーされているために、作業者
その他の物体との接触から保護され、簡単に損傷するこ
とが阻止される。よって、耐久性が向上する。
また、エア封入用中空体10,10a…(10A,10A)は外側カ
バー体1(1A)に対して着脱自在であるから、仮にエア
封入用中空体10,10a…(10A,10A)が損傷して、内部の
エアが抜ける事態を生じても、当該損傷したエア封入用
中空体10,10a…(10A,10A)のみを個別に交換すればよ
い。ここに、エア封入用中空体10,10a…は只単に外側カ
バー体1を所定の立体形状に形成させるべく所定圧のエ
アが封入できる機能を有するものでよいから、その製造
コストは非常に安価にできるものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
〔第1実施例〕 第1図は衝立状の標識として構成した一例を示すもの
で、同図中、1は外側カバー体で、ナイロンターポリン
等の強度に富む合成樹脂製の可撓性素材から形成されて
いる。
該外側カバー体1は、その表面側に「工事中」等の所望
の適当な表示部4が施されているが、未使用時に於ける
初期の形態は第2図の如く矩形の一枚のシート片状に形
成されている。同図中、2a,2b,2c…は本考案の保持手段
を形成する平面略L字状の保持用片で、外側カバー体1
の裏面側(同図では上面側が裏面である)の中心線Aを
挟んだ二つの長方形部位の四隅位置に溶着又は縫着され
て設けられている。各保持用片2a,2b,2c…の両端開口位
置3a,3b,3c…及びその内部側は外側カバー体1に対して
非溶着又は非縫着状態に設定され、各保持用片2a,2b,2c
…と外側カバー体1との両者間には筒状の空隙部が形成
されている。
6a,6b…は各保持用片2a,2b,2c…の相互間の位置に一端
部が溶着又は縫着された矩形状の補助カバー片で、その
他端側には外側カバー体1の裏面に設けられたマジック
テープ片7a…と対をなすマジックテープ片7b…が設けら
れている。9,9aは外側カバー体1の左右二箇所に貫通し
て穿設された風抜き用の孔。12,12aは外側カバー体1の
両端部位置に適宜複数箇所穿設された紐通し用の小孔で
ある。
同図中、10,10a,10b…はエア封入用中空体で、第3図の
如く当該エア封入用中空体10はポリエチレン等の合成樹
脂製シート材を溶断,溶着して所望寸法のチューブ状に
形成されたものである。11,11aはエア封入用中空体10の
略中央位置に装着された合成樹脂製の偏平なチューブ状
のバルブで、一方のバルブ11はエア封入用中空体10内へ
のエア吸気を可能とし、他方のバルブ11aはエア排気を
可能とするものである。尚、係るバルブは公知でありそ
の詳細は省略する。他のエア封入用中空体10a,10b…も
前記第3図のものと同様に構成されている。
本実施例は以上の構成からなり、次にその使用例につい
て説明する。
先ず、上記外側カバー体1及び複数のエア封入用中空体
10,10a…を道路工事等の現場に運搬する場合には、シー
ト状の外側カバー体1を折り畳んでおく。又、エア封入
用中空体10,10a…は内部にエアが封入されていない偏平
な状態のままでよい。従って、これら各構成部品を非常
にコンパクトな状態に収容できて、携帯に便利である。
次に、上記各構成部品を現場で組み立てる場合には、先
ず第2図の如く、外側カバー体1の裏面の保持用片2a,2
bの相互に対面する一対の開口部3a,3c内にエア封入用中
空体10の両端部を挿入させる。エア封入用中空体10は未
だエアが充填されていない柔軟な状態にあり、又その両
端部の挿入は保持用片2a,2bの相互間の位置から行える
からその作業は容易である。その後同様にして、他のエ
ア封入用中空体10a,10b…の両端部を、各保持用片2a,2
b,2c…の開口部3b,3e、開口部3d,3f、…に順次挿入させ
ればよい。
これによって、各エア封入用中空体10,10a…は保持用片
2a,2b,2c…によって保持されて外側カバー体1の裏面側
に装着される。また、各エア封入用中空体10,10a…の中
央部に設けられたエア充填用のバルブ11は各保持用片2
a,2b,2c…間の相互間位置に裸出した状態にあり、当該
バルブ11を介してその内部にエアの充填を行えばよい。
エアが充填された中空体10,10a…はその内圧によって立
体的な円柱状に形成される。尚、係るエア充填作業は、
道路工事に使用される自動車に配備された電源を利用し
てエアポンプを作動させる等して簡易に行える。また、
エア充填後には、第4図の如く補助カバー片6a,6b…で
エア封入用中空体10,10a…の中央部の露出部分を覆い、
マジュックテープ片7a,7bを介して外側カバー体1の裏
面側に接着させておけばよい。
その後、前記外側カバー体1をその中央線Aの位置から
逆V字状に折れば、前記第1図の如く立体的に組み立て
て地上に設置することができる。外側カバー体1の裏面
側には縦横に合計八本のエアが封入されて硬度を増した
エア封入用中空体10,10a…が装着されているために、シ
ート状の外側カバー体1は所望の剛性を具備し立体形状
を維持する。また、係る標識は軽量であるから必要に応
じて錘りを用いたり、或いは当該標識の収容運搬に利用
される収容ボックス13に紐で結び付け、更には該ボック
ス13上に土嚢やブロック等の錘りを載置すればよい。
ここに、道路工事等の現場に上記の如くして安全用標識
を設置した状態時に当該標識に工具や自動車等が接触し
ても、各エア封入用中空体10,10a…は何れもその外面側
が厚手の外側カバー体1で覆われて保護されているため
に、該エア封入用中空体10,10a…は容易に損傷しない。
但し、鋭利な工具等が外側カバー体1を突き抜ければ、
エア封入用中空体10が損傷してエアが抜け、標識が不体
裁となる。しかるに、係る場合には当該損傷したエア封
入用中空体10のみを外側カバー体1から取り外して、こ
れに代えて新たなエア封入用中空体10を再度保持用片2
a,2bを利用して外側カバー体1の裏面の所定位置に装着
させればよい。エア封入用中空体10,10a…が損傷したか
らといって、外側カバー体1を始めとして標識全体を新
たに交換する必要性はない。
また、各エア封入用中空体10,10a…にはエア排気用のバ
ルブ11aが併設されているから、工事終了後には当該バ
ルブ11aからエア排気を行って標識全体を使用前のコン
パクトな状態に設定できる。係る標識はエア封入用中空
体10,10a…にエアを再充填することにより、繰り返し使
用が行えるものである。
尚、上記実施例では、外側カバー体1の裏側に略L字状
の保持用片2a,2b,2c…を溶着する等して、複数本のエア
封入用中空体10,10a…を保持させる様にしたが、本考案
に係る保持手段は決してこれに限定されない。
例えば第5図の様に、外側カバー体1の裏面にバンド状
の保持用片2a,2b,2c…を適宜設けて、当該保持用片2a,2
b,2c…にてチューブ状のエア封入用中空体10,10aを保持
させる様にしてもよい。本考案は保持手段の具体的な形
態は問わず、要はエアが封入されたエア封入用中空体1
0,10a…に沿って外側カバー体1が所望の立体形状に形
成されるべく外側カバー体1に対してエア封入用中空体
10,10a…を着脱自在に保持させ得る機能を有していれば
よい。
また、エア封入用中空体10,10a…は外側カバー体1の裏
側に装着された際にその外面が外側カバー体1にて覆わ
れる必要があるが、必ずしもその全面が覆われる必要は
ない。
〔第2実施例〕 次に、本考案の第2実施例を第6図を参酌して説明す
る。
本実施例に係る外側カバー体1Aは、上下重合された二枚
の矩形のシート片15,15aの周縁部を溶着又は縫製し、且
つシート片シート片15,15aの幅方向に沿って適当な長さ
の溶着部21,21,21a,21aを設けて、各溶着部21,21a間に
収容部16,16を備えた袋状に形成されている。
17は該外側カバー体1Aの一側部に形成された開口部で、
二つの収容部16,16の双方に跨がった状態で形成されて
いる。18,18は該開口部17の周縁に沿って具備された雌
雄一対のファスナーで、金具18aの移動により開口部17
を開閉自在とする。12…は外側カバー体1Aの両端部に穿
設された紐通し用の小孔である。
10A,10Aは前記外側カバー体1Aの各収容部16と略同様な
形状,サイズに形成された二個のエア封入用中空体で、
矩形状の上下合成樹脂製シート片19,19aの周縁部を溶着
して、一側部にエア吸排気用のバルブ11,11aを装着した
ものである。20…は該エア封入用中空体10Aにエアを充
填した際に当該エア封入用中空体10Aが不体裁な球状に
脹らむのを防止するための溶着部である。
上記構成に於いては、同図(ロ)の如く二つのエア封入
用中空体10A,10Aを開口部17から外側カバー体1A内の収
容部16,16内に収容させてその内部にエアを充填させれ
ば、外側カバー体1Aは立体的な板状に形成される。従っ
て、その中心線Bの位置で半折り状態とすれば、前記第
1実施例と同様に逆V字状の立体的な標識として機能さ
せることができる。
係る場合にあっても、内部のエア封入用中空体10A,10A
は袋状の外側カバー体1A内に収容されて保護された状態
にあり損傷し難い。また、エア封入用中空体10A,10Aが
損傷した場合には、当該損傷したエア封入用中空体10A
のみを個別に交換すればよい。エア封入用中空体10A,10
Aの着脱は開口部17を介して容易に行え、又使用時に開
口部17を閉塞することにより外部への脱出が好適に阻止
できて、適正な使用が行える。
尚、上記第2実施例では、袋状の外側カバー体1Aの内部
に二個のエア封入用中空体10A,10Aを挿入させたが、そ
の個数は限定されず、三個以上或いは一個のエア封入用
中空体10Aを挿入させる様にしてもよい。
また、開口部17の具体的な位置や開閉手段等も決して上
記実施例の如く限定されない。
〔他の実施例〕
尚、上記第1及び第2の実施例では、逆V字状の二折り
状体の標識を一例として説明したが、本考案は決してこ
れに限定されず、下記の様な安全用標識にも適用できる
ものである。
第7図は、電柱へ巻付けて使用されるもので、外側カバ
ー体1Bはその内部に収容部16Bを形成し且つ上面部に開
口部17Bを具備する袋状に形成され、その内部には上下
方向に複数の溶着部22Bを備えたエア封入用中空体10Bが
収容可能に形成されている。当該標識は外側カバー体1B
内にエア封入用中空体10Bを挿入して該外側カバー体1B
を脹らんだ立体状に形成させて同図(ロ)の如く電柱26
に巻付け、両端のマジックテープ片23,23aでその固定を
図ればよい。
係る標識では既存の電柱利用によりその設置が容易で且
つ省スペース化が図れる。尚、外側カバー体1Bの上部に
突設された突片24の孔部25を電柱26の鉄棒60に掛止させ
れば、標識の下落が確実に図れ好ましい。
第8図は電柱に巻付けられる外側カバー体1Cの一端部27
側を非袋状に形成して、他端部27a側を袋状に形成し、
該他端部27aの収容部16Cに連通する開口部17Cを適当な
部位に設けたものである。係る手段では、袋状に形成さ
れた他端部27aの収容部16C内にエア封入用中空体10Cを
挿入して当該外側カバー体1cの部位を立体的な形態にで
きる。一端部27側はマジックテープ片28,28aを利用して
電柱26に巻付ければよい。係る手段では、立体的に形成
された外側カバー体1Cの他端部27a側を電柱26から道路
側に突出させて、標識効果を高めることができる。ま
た、係る標識では、電柱に巻付けられる一端部27側も袋
状にしてエア封入用中空体を収容させることも可能であ
る。
第9図は工事現場に停車する車両61等に取付使用する標
識であり、内部にエア封入用中空体10Dを収容する袋状
に形成された外側カバー体1Dに直接又はバンド29…を介
して工事車両のボディに吸着可能な磁石或いは磁気ゴム
30…を設けたものである。
第10図はカラーコーンで、基板31の上部に中空の円錐形
状に形成された外側カバー体1Eを設け、その内部に同形
状に脹らむエア封入用中空体10Eを挿入したものであ
る。
第11図は二つのカラーコーン32,32間に架設されるコー
ンバーで、両端部にリング33,33を備えた円筒状の袋状
に形成された外側カバー体1F内にチューブ状のエア封入
用中空体10Eを挿入したものである。
この様に、本考案は様々な形態の立体的な安全用標識と
して構成できるものであり、その具体的な標識の種類は
問うものではない。道路工事に限らず、ビル家屋等の建
築現場,工場その他の危険区域等への立ち入り禁止用等
の様々な安全用途のものに適用できるものである。
従って、本考案に係る外側カバー体及びエア封入用中空
体の具体的な形状,サイズ,材質,個数等はその用途等
に応じて任意に設計変更自在である。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は折り畳み自在な外側カバー体の裏
面側にエア封入用中空体を着脱自在に保持するための保
持手段を設け、又は外側カバー体を袋状に形成してその
内部にエア封入用中空体を出し入れ自在としたために、
未使用時に於いては外側カバー体を折り畳む等して従来
同様にコンパクトにでき、且つ使用時には外側カバー体
をエア封入されたエア封入用中空体に沿わせて立体形状
にできて、適正な標識として機能させ得ることは勿論の
こと、エア封入用中空体は外側カバー体によって覆われ
て保護されているから、従来の一重のチューブ材からな
るものに比較して、エア封入用中空体が損傷し難く、そ
の耐久性を向上させることができる格別な効果がある。
また、特に重要な効果として、本考案はエア封入用中空
体を外側カバー体から着脱自在として、エア封入用中空
体が損傷した場合には当該損傷したエア封入用中空体の
みを単独で交換すればよいが、係る本考案のエア封入用
中空体はエアが封入されて外側カバー体を単に立体的に
形成する機能を発揮すればよいだけのものであるから、
そのまま標識の主要部を構成する従来の一重のチューブ
に比較して安価に製作できるものである。従って、損傷
したエア封入用中空体の交換のみであれば、その部分交
換に要する費用は非常に安価で済み、標識使用の経済性
を向上させ得るという優れた実益が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案に係る第1実施例を示し、第
1図は使用時の斜視図、第2図は未使用時の状態を示す
斜視図、第3図はエア封入用中空体を示す断面斜視図、
第4図は組み立て時の途中状態を示す要部斜視図。 第5図はエア封入用中空体の保持手段の他の実施例を示
す要部斜視図。 第6図は本考案の第2実施例を示し、同図(イ)は斜視
図、同図(ロ)は同図(イ)のX-X線断面図。 第7図乃至第11図は本考案の他の実施例を示し、第7図
(イ),(ロ),第8図,第9図,及び第11図は斜視
図、第10図は断面図。 第12図は従来例を示し、同図(イ)は正面図、同図
(ロ)は側面断面図。 1,1A,1B……外側カバー体 2a,2b,2c……保持用片(保持手段) 10,10a,10b……エア封入用中空体 10A,10B,10C……エア封入用中空体 17……開口部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エア封入により立体形状に形成される一又
    は複数のエア封入用中空体10,10a…と、可撓性素材にて
    折り畳み可能に形成された外側カバー体1とからなり、
    しかも該外側カバー体1の裏面側には、エアの充填され
    たエア封入用中空体10,10a…が外側カバー体1に覆われ
    た状態で該外側カバー体1の立体形状を維持するよう
    に、該エア封入用中空体10,10a…を着脱自在に保持する
    ための保持手段2a,2b,2c…が設けられてなることを特徴
    とする安全用標識。
  2. 【請求項2】エア封入により立体形状に形成される一又
    は複数のエア封入用中空体10A,10Aと、可撓性素材にて
    折り畳み可能に形成された外側カバー体1Aとからなり、
    該外側カバー体1Aがエア封入用中空体10A,10Aを収納可
    能な収容部16を備えた袋状に形成され、且つ該外側カバ
    ー体1Aには、エア封入用中空体10A,10Aを外側カバー体1
    Aの収容部16内に出し入れ自在とするための開口部17が
    設けられてなることを特徴とする安全用標識。
JP1989103371U 1989-09-01 1989-09-01 安全用標識 Expired - Lifetime JPH0637048Y2 (ja)

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