JPH0637013B2 - 回転用ギブ装置 - Google Patents
回転用ギブ装置Info
- Publication number
- JPH0637013B2 JPH0637013B2 JP61068450A JP6845086A JPH0637013B2 JP H0637013 B2 JPH0637013 B2 JP H0637013B2 JP 61068450 A JP61068450 A JP 61068450A JP 6845086 A JP6845086 A JP 6845086A JP H0637013 B2 JPH0637013 B2 JP H0637013B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gib
- attachment
- fluid
- pressure
- pressure fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
- B23Q1/262—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members with means to adjust the distance between the relatively slidable members
- B23Q1/265—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members with means to adjust the distance between the relatively slidable members between rotating members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は旋回運動の摺動面に用いられる回転用ギブ装置
に関し、大形工作機械の旋回アタッチメント等の摺動部
に用いて好適なものである。
に関し、大形工作機械の旋回アタッチメント等の摺動部
に用いて好適なものである。
<従来の技術> ガントリ形NCフライス盤等では、先端にカッタが装着
されると共にヘッドに旋回自在に支持されるアタッチメ
ントを使用するものがあり、そのアタッチメントの旋回
によって先端のカッタ位置を変化させて多様な加工を可
能としている。
されると共にヘッドに旋回自在に支持されるアタッチメ
ントを使用するものがあり、そのアタッチメントの旋回
によって先端のカッタ位置を変化させて多様な加工を可
能としている。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、そのアタッチメントを旋回自在に支持する旋
回摺動面では、特に垂直面内で旋回するものにおいて、
その軸方向の隙間調節が困難であり、そのためアタッチ
メントの旋回中の剛性を高めることができず、重切削が
できないという問題点があった。また、スイベル機構を
持つアタッチメントにおいても、その摺動部に同様な問
題を有している。
回摺動面では、特に垂直面内で旋回するものにおいて、
その軸方向の隙間調節が困難であり、そのためアタッチ
メントの旋回中の剛性を高めることができず、重切削が
できないという問題点があった。また、スイベル機構を
持つアタッチメントにおいても、その摺動部に同様な問
題を有している。
本発明は、このような旋回運動の摺動面部における従来
の問題点を解決するものであり、旋回摺動面の隙間を容
易に調節することができる回転用ギブ装置を提供するこ
とを目的としている。
の問題点を解決するものであり、旋回摺動面の隙間を容
易に調節することができる回転用ギブ装置を提供するこ
とを目的としている。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するための本発明にかかる回転用ギブ装
置の構成は、相対的に摺動旋回する部材の対向面間に旋
回軸を囲むよう介装し、これらの部材の一方に位置調節
可能に固定すると共に、この一方の部材との対向面には
互いに係合する傾斜面が形成されている円弧状のギブ
と、このギブと前記一方の部材との固定部に介設され、
このギブと前記一方の部材との相対係合位置を調節する
厚み調節されたスペーサと、前記ギブと前記一方の部材
との対向面間に複数個適宜配設され、圧力流体が供給さ
れる流体圧室と、これらの流体圧室に圧力流体を供給す
る圧力流体供給手段とを有することを特徴とする。
置の構成は、相対的に摺動旋回する部材の対向面間に旋
回軸を囲むよう介装し、これらの部材の一方に位置調節
可能に固定すると共に、この一方の部材との対向面には
互いに係合する傾斜面が形成されている円弧状のギブ
と、このギブと前記一方の部材との固定部に介設され、
このギブと前記一方の部材との相対係合位置を調節する
厚み調節されたスペーサと、前記ギブと前記一方の部材
との対向面間に複数個適宜配設され、圧力流体が供給さ
れる流体圧室と、これらの流体圧室に圧力流体を供給す
る圧力流体供給手段とを有することを特徴とする。
<作用> スペーサによりギブの部材に対する固定位置を調節して
ギブと一方の部材の傾斜面の相対係合位置を変えると、
ギブが他方の部材に対して接近離反してギブとこの他の
部材との隙間が容易に調節される。更に圧力流体供給手
段によって流体圧室に圧力流体が供給されるとギブが他
の部材に付勢されるため、前記隙間を更に微妙に調節で
きる。しかも圧力流体室が複数個適宜配設されているた
め、任意の部分でかかる隙間調節が可能である。
ギブと一方の部材の傾斜面の相対係合位置を変えると、
ギブが他方の部材に対して接近離反してギブとこの他の
部材との隙間が容易に調節される。更に圧力流体供給手
段によって流体圧室に圧力流体が供給されるとギブが他
の部材に付勢されるため、前記隙間を更に微妙に調節で
きる。しかも圧力流体室が複数個適宜配設されているた
め、任意の部分でかかる隙間調節が可能である。
<実施例> 以下、本発明の実施例を図面により具体的に説明する。
第1図は本発明の一実施例にかかる回転用ギブ装置を装
着した工作機械の旋回アタッチメントの側面図、第2図
はその縦断面図である。
着した工作機械の旋回アタッチメントの側面図、第2図
はその縦断面図である。
第1図及び第2図において、アタッチメント11はその
先端にカッタ12を駆動回転自在に保持すると共に、中
間部に支軸13が固定され、その支軸13がブラケット
14に回動自在に支持されることでアタッチメント11
は支軸13を中心として旋回運動ができるようになって
いる。アタッチメント11の支軸13外辺の両側面及び
それらと向い合うブラケット14の内側面には旋回運動
の摺動面が形成されており、その一方の対向面間にギブ
15が介装されている。
先端にカッタ12を駆動回転自在に保持すると共に、中
間部に支軸13が固定され、その支軸13がブラケット
14に回動自在に支持されることでアタッチメント11
は支軸13を中心として旋回運動ができるようになって
いる。アタッチメント11の支軸13外辺の両側面及び
それらと向い合うブラケット14の内側面には旋回運動
の摺動面が形成されており、その一方の対向面間にギブ
15が介装されている。
このギブ15は支軸13を中心とする円弧状の形状をし
ており、その外縁の複数箇所に支持片16が突設される
と共に支持片16にはギブ押え板17がボルト18によ
って固定されている。一方、アタッチメント11にはそ
の支持片16の位置に対応して位置決めブロック19が
ボルト20にて固定されており、ギブ押え板17は厚み
調整されたスペーサ21を介してこの位置決めブロック
19にボルト22により固定され、それによりギブ15
がアタッチメント11に固定されるようになっている。
また、ギブ15とアタッチメント11との対向する側面
には互いに係合する傾斜面が形成されていて、前記スペ
ーサ21の厚みを変更することでそれらの相対係合位置
を変えることにより、ギブ15は第2図において左右方
向に微動調節することができ、従って、それによりギブ
15とブラケット14との対向面間の隙間が調節され
る。
ており、その外縁の複数箇所に支持片16が突設される
と共に支持片16にはギブ押え板17がボルト18によ
って固定されている。一方、アタッチメント11にはそ
の支持片16の位置に対応して位置決めブロック19が
ボルト20にて固定されており、ギブ押え板17は厚み
調整されたスペーサ21を介してこの位置決めブロック
19にボルト22により固定され、それによりギブ15
がアタッチメント11に固定されるようになっている。
また、ギブ15とアタッチメント11との対向する側面
には互いに係合する傾斜面が形成されていて、前記スペ
ーサ21の厚みを変更することでそれらの相対係合位置
を変えることにより、ギブ15は第2図において左右方
向に微動調節することができ、従って、それによりギブ
15とブラケット14との対向面間の隙間が調節され
る。
さらに、ギブ15とアタッチメント11が対向する所に
は、アタッチメント11側に円形の流体圧室23が複数
凹設されると共にその周縁にシール用Oリング24が各
々装着されている。これらの流体圧室23にはアタッチ
メント11の内側から配管25が各々連通しており、図
示しない油圧等の圧力源からその配管25を通って各流
体圧室23に圧力流体が供給できるようになっている。
は、アタッチメント11側に円形の流体圧室23が複数
凹設されると共にその周縁にシール用Oリング24が各
々装着されている。これらの流体圧室23にはアタッチ
メント11の内側から配管25が各々連通しており、図
示しない油圧等の圧力源からその配管25を通って各流
体圧室23に圧力流体が供給できるようになっている。
従って、このような構成によれば、スペーサ21の厚み
を調整することで、ギブ15とブラケット14との隙間
を容易に適正なものとすることができる。また、流体圧
室23に圧力流体を供給すると、その圧力によりギブ1
5はブラケット14側へ付勢され、それらの間の隙間を
減少させてアタッチメント11の遊びを除去することが
可能となる。
を調整することで、ギブ15とブラケット14との隙間
を容易に適正なものとすることができる。また、流体圧
室23に圧力流体を供給すると、その圧力によりギブ1
5はブラケット14側へ付勢され、それらの間の隙間を
減少させてアタッチメント11の遊びを除去することが
可能となる。
<発明の効果> 以上、一実施例を挙げて具体的に説明したように本発明
によれば、スペーサによって旋回摺動面の隙間を容易に
調節することができるとともに、圧力流体によって前記
隙間を更に微妙に調節でき、しかも圧力流体室を複数個
適宜設けたため、任意の部分でかかる隙間調節が可能で
ある。その結果全体の隙間を極力少なくして旋回中の剛
性を高めることができる。従って、これを工作機械の旋
回アタッチメントに用いれば、旋回剛性の向上により重
切削が可能となる。
によれば、スペーサによって旋回摺動面の隙間を容易に
調節することができるとともに、圧力流体によって前記
隙間を更に微妙に調節でき、しかも圧力流体室を複数個
適宜設けたため、任意の部分でかかる隙間調節が可能で
ある。その結果全体の隙間を極力少なくして旋回中の剛
性を高めることができる。従って、これを工作機械の旋
回アタッチメントに用いれば、旋回剛性の向上により重
切削が可能となる。
第1図は本発明の一実施例にかかる回転用ギブ装置を装
着した工作機械の旋回アタッチメントの側面図、第2図
はその縦断面図である。 図面中、 11はアタッチメント、 14はブラケット、 15はギブ、 21はスペーサ、 23は流体圧室である。
着した工作機械の旋回アタッチメントの側面図、第2図
はその縦断面図である。 図面中、 11はアタッチメント、 14はブラケット、 15はギブ、 21はスペーサ、 23は流体圧室である。
Claims (1)
- 【請求項1】相対的に摺動旋回する部材の対向面間に旋
回軸を囲むよう介装し、これらの部材の一方に位置調節
可能に固定すると共に、この一方の部材との対向面には
互いに係合する傾斜面が形成されている円弧状のギブ
と、 このギブと前記一方の部材との固定部に介設され、この
ギブと前記一方の部材との相対係合位置を調節する厚み
調節されたスペーサと、 前記ギブと前記一方の部材との対向面間に複数個適宜配
設され、圧力流体が供給される流体圧室と、 これらの流体圧室に圧力流体を供給する圧力流体供給手
段とを有することを特徴とする回転用ギブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61068450A JPH0637013B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 回転用ギブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61068450A JPH0637013B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 回転用ギブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62228339A JPS62228339A (ja) | 1987-10-07 |
JPH0637013B2 true JPH0637013B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=13374051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61068450A Expired - Lifetime JPH0637013B2 (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 回転用ギブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637013B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180078640A (ko) * | 2016-12-30 | 2018-07-10 | 장원석 | Iot플랫폼을 이용한 차량용 충전기 전력배분 제어시스템 및 제어방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2512240Y2 (ja) * | 1991-11-13 | 1996-09-25 | パロマ工業株式会社 | パルス燃焼器の点火プラグ取付構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6097415U (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-03 | 三菱重工業株式会社 | スラスト軸受 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61068450A patent/JPH0637013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180078640A (ko) * | 2016-12-30 | 2018-07-10 | 장원석 | Iot플랫폼을 이용한 차량용 충전기 전력배분 제어시스템 및 제어방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62228339A (ja) | 1987-10-07 |
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