JP2002361528A - 複合加工機 - Google Patents

複合加工機

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JP2002361528A
JP2002361528A JP2001173041A JP2001173041A JP2002361528A JP 2002361528 A JP2002361528 A JP 2002361528A JP 2001173041 A JP2001173041 A JP 2001173041A JP 2001173041 A JP2001173041 A JP 2001173041A JP 2002361528 A JP2002361528 A JP 2002361528A
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JP
Japan
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tool
turning
shifter
head
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001173041A
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English (en)
Inventor
Tokio Kamata
都喜生 鎌田
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旋削加工とミーリング加工とを同時に行う複合
加工機において、旋削加工を中断することなくミーリン
グ加工位置を変更する。 【解決手段】第2刃物台30に旋回頭33を主軸11の
軸線周りで回転可能に支持し、その内側に工具シフタ3
4をネジ軸35により旋回頭33の半径方向へ位置調節
可能に組み込む。工具シフタ34にホルダ36を主軸軸
線と平行な軸線周りで回転可能に支持し、ホルダ36に
回転工具37を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋削加工とミーリ
ング加工とを同時に行う複合加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、対向主軸台6
0の対向主軸61に工具アタッチメント62を取り付
け、対向主軸61を主軸台70の主軸71と同期回転
し、刃物台80に保持した旋削工具81でワークWの外
周を旋削加工すると同時に、工具アタッチメント62に
保持した回転工具63でワークWの偏心位置にオフセッ
ト穴Hをミーリング加工する複合加工機が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合加工機によると、回転工具63が工具アタッチメン
ト62の定位置に保持されているので、オフセット穴H
の偏心量を変える場合に、ワークWの回転を止めて、工
具アタッチメント62を交換する必要があった。このた
め、旋削加工中にミーリング加工位置を変更できないば
かりでなく、ワークの種類に応じて多数の工具アタッチ
メントを用意しなければならないという問題点があっ
た。そこで本発明は上記の問題点に鑑み、旋削加工中に
ミーリング加工位置を変更できるとともに、アタッチメ
ント交換なしで多種類のワークを加工できる複合加工機
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の発明による複合加工機は、ワークを回転
する主軸を備えた主軸台と、旋削工具によりワークを旋
削加工する第1刃物台と、回転工具によりワークをミー
リング加工する第2刃物台とを装備し、第2刃物台に旋
回頭を主軸軸線周りで回転可能に支持し、旋回頭に工具
シフタを旋回頭の半径方向へ位置調節可能に設け、工具
シフタに回転工具を主軸軸線と平行に保持し、旋回頭を
主軸と同期させて駆動する機構と、工具シフタを駆動す
る機構と、回転工具を駆動する機構とを備えてなること
を特徴とする。
【0005】請求項2の発明による複合加工機は、前記
工具シフタを駆動する機構が、第2刃物台に設置された
モータと、工具シフタを旋回頭の半径方向へ送るネジ軸
と、ネジ軸をモータに連結する歯車列とを含み、歯車列
が旋回頭の旋回中心と同心に設けられた歯車を有するこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面をもとに詳述する。図1に示すように、この複合
加工機1は主軸台10と第1刃物台20と第2刃物台3
0とから構成されている。主軸台10はワークWを回転
する主軸11と、ワークWを把持するチャック12とを
備えている。第1刃物台20は旋削工具21を保持する
タレット22と、主軸軸線方向及びそれと直角方向の送
り機構(図示略)とを備え、旋削工具21によりワーク
Wの外周を旋削加工可能に構成されている。
【0007】第2刃物台30は主軸台10と相対する位
置に配置され、送りモータ31及び送り軸32によって
主軸軸線方向に移動される。第2刃物台30には旋回頭
33が主軸軸線周りで回転可能に支持され、その内側に
工具シフタ34がネジ軸35により旋回頭33の半径方
向へ位置調節可能に組み込まれている。工具シフタ34
にはホルダ36が主軸軸線と平行な軸線周りで回転可能
に支持され、ホルダ36にワークWをミーリング加工す
る回転工具37が保持されている。
【0008】第2刃物台30の後部には、旋回頭33を
主軸11と同期させて駆動する旋回用モータ38と、工
具シフタ34を駆動するシフト用モータ39と、回転工
具37を駆動する回転用モータ40とが設置されてい
る。各モータ38,39,40には位相検出器を備えた
サーボモータが用いられている。旋回用モータ38は歯
車列41−42−43を介して旋回頭33の回転軸33
aに連結される。
【0009】シフト用モータ39は歯車列44−45−
46−47−48を介してネジ軸35に連結される。歯
車列のうち、歯車46は旋回頭33の旋回中心と同心に
設けられている。従って、配線や配管等を要しない簡素
な構成で工具シフタを駆動することができる。回転用モ
ータ40は歯車49−50−51−52−53−54−
55を介してホルダ36に連結される。
【0010】上記の複合加工機1は、図2(a)・
(b)及び図3(a)に示すように、回転工具37を最
初の加工位置に位置決めし、旋回頭33及びワークWを
同期回転し、旋削工具21でワークWを旋削加工すると
同時に、回転工具37でワークWにオフセット穴H1
ミーリング加工する。次に、図2(c)〜(f)及び図
3(b)に示すように、旋削加工の継続状態で、工具シ
フタ34を旋回頭33の半径方向へ移動し、回転工具3
7で次のオフセット穴H2をミーリング加工する。
【0011】こうすれば、旋削加工を中断することな
く、オフセット穴の加工位置を短時間に変更することが
できる。また、ワークの種類が変わった場合でもアタッ
チメントの交換が不要であり、工具シフタ34を位置調
節するだけで多種類のワークを加工することができる。
なお、シフタ駆動系歯車列の歯車52,53は、工具シ
フタ34の可動範囲をカバーできるように、幅広に形成
されている。
【0012】本発明の複合加工機は上記実施の形態に限
定されず、例えば、工具シフタを旋回頭に内蔵した油圧
シリンダで駆動したり、ワークの突出部を工具シフタに
保持した砥石で端面研削したりするなど、本発明の趣旨
を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施す
ることも可能である。
【0013】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明の
複合加工機によれば、工具シフタを旋回頭の半径方向へ
位置調節可能に設けたので、旋削加工中にミーリング加
工位置を変更できるとともに、アタッチメント交換なし
で多種類のワークを加工できる効果がある。
【0014】請求項2の発明によれば、工具シフタを第
2刃物台に設けたモータにより歯車列及びネジ軸を介し
て駆動し、歯車列に旋回頭の旋回中心と同心に歯車を設
けたので、旋回頭に駆動源や配線・配管等を要しない簡
素な構成で、旋回加工中に回転工具をミーリング加工位
置に位置決めできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す複合加工機の構成図
である。
【図2】図1の複合加工機の動作説明図である。
【図3】主軸軸線方向からみた複合加工機の動作説明図
である。
【図4】従来の複合加工機の構成図である。
【符号の説明】
1・・複合加工機、10・・主軸台、11・・主軸、1
2・・チャック、20・・第1刃物台、21・・旋削工
具、30・・第2刃物台、33・・旋回頭、34・・工
具シフタ、35・・ネジ軸、37・・回転工具、38・
・旋回用モータ、39・・シフト用モータ、40・・回
転用モータ、44,45,46,47,48・・歯車
列。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを回転する主軸を備えた主軸台
    と、旋削工具によりワークを旋削加工する第1刃物台
    と、回転工具によりワークをミーリング加工する第2刃
    物台とを装備し、 第2刃物台に旋回頭を主軸軸線周りで回転可能に支持
    し、旋回頭に工具シフタを旋回頭の半径方向へ位置調節
    可能に設け、工具シフタに回転工具を主軸軸線と平行に
    保持し、旋回頭を主軸と同期させて駆動する機構と、工
    具シフタを駆動する機構と、回転工具を駆動する機構と
    を備えてなる複合加工機。
  2. 【請求項2】 工具シフタを駆動する機構が、第2刃物
    台に設置されたモータと、工具シフタを旋回頭の半径方
    向へ送るネジ軸と、ネジ軸をモータに連結する歯車列と
    を含み、歯車列が旋回頭の旋回中心と同心に設けられた
    歯車を有する請求項1に記載の複合加工機。
JP2001173041A 2001-06-07 2001-06-07 複合加工機 Pending JP2002361528A (ja)

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