JPH0637004Y2 - 貨客兼用自動車の荷台構造 - Google Patents
貨客兼用自動車の荷台構造Info
- Publication number
- JPH0637004Y2 JPH0637004Y2 JP1987198210U JP19821087U JPH0637004Y2 JP H0637004 Y2 JPH0637004 Y2 JP H0637004Y2 JP 1987198210 U JP1987198210 U JP 1987198210U JP 19821087 U JP19821087 U JP 19821087U JP H0637004 Y2 JPH0637004 Y2 JP H0637004Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- floor
- floor panel
- cargo
- backrest
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は貨客兼用自動車の荷台構造に関するものであ
る。
る。
従来例(実開昭50-20322号)を第2図に示す。図におい
て前部座席(1)は座部(11)と該座部(11)上に折畳
み可能にされている背もたれ部(12)とからなり、該前
部座席(1)の後方には荷物室(3)が形成され、該荷
物室(3)には荷台フロア(4)が設置され、該荷台フ
ロア(4)の前端にはフロアパネル(5)が回転可能に
取付けられ、該フロアパネル(5)の裏面には座部(2
1)と該座部(21)上に折畳み可能にされている背もた
れ部(22)とからなる後部座席(2)が設置されてい
る。そして該フロアパネル(5)は荷物室(3)の前壁
(6)に取付けられているアングル(7)に支持されて
いる。
て前部座席(1)は座部(11)と該座部(11)上に折畳
み可能にされている背もたれ部(12)とからなり、該前
部座席(1)の後方には荷物室(3)が形成され、該荷
物室(3)には荷台フロア(4)が設置され、該荷台フ
ロア(4)の前端にはフロアパネル(5)が回転可能に
取付けられ、該フロアパネル(5)の裏面には座部(2
1)と該座部(21)上に折畳み可能にされている背もた
れ部(22)とからなる後部座席(2)が設置されてい
る。そして該フロアパネル(5)は荷物室(3)の前壁
(6)に取付けられているアングル(7)に支持されて
いる。
上記構成において、後部座席(2)不使用状態では背も
たれ部(22)を座部(21)上に折畳み、フロアパネル
(5)を回動させて前壁(6)のアングル(7)に該フ
ロアパネル(5)の前端を支持せしめ、該折畳み状態の
後部座席(2)を該フロアパネル(5)下方に形成され
ている収納部(8)に収納する。この状態では荷台フロ
ア(4)はフロアパネル(5)まで延長されることにな
る。後部座席(2)使用状態ではフロアパネル(5)を
逆回転させて荷台フロア(4)前部上に折畳み、後部座
席(2)の背もたれ部(22)を起立させる。上記後部座
席(2)の不使用状態は第2図において点線で示され、
使用状態は実線で示されている。
たれ部(22)を座部(21)上に折畳み、フロアパネル
(5)を回動させて前壁(6)のアングル(7)に該フ
ロアパネル(5)の前端を支持せしめ、該折畳み状態の
後部座席(2)を該フロアパネル(5)下方に形成され
ている収納部(8)に収納する。この状態では荷台フロ
ア(4)はフロアパネル(5)まで延長されることにな
る。後部座席(2)使用状態ではフロアパネル(5)を
逆回転させて荷台フロア(4)前部上に折畳み、後部座
席(2)の背もたれ部(22)を起立させる。上記後部座
席(2)の不使用状態は第2図において点線で示され、
使用状態は実線で示されている。
上記従来技術にあっては後部座席(2)不使用状態では
フロアパネル(5)を荷物室(3)の前壁(6)のアン
グル(7)によって支持しているので、後部座席(2)
使用状態でアングル(7)が荷物室(3)前壁(6)か
ら突出し、後部座席(2)の使用者の邪魔になるし、ま
た該使用者の足等に当ってこれを傷つけるという危険性
もある。
フロアパネル(5)を荷物室(3)の前壁(6)のアン
グル(7)によって支持しているので、後部座席(2)
使用状態でアングル(7)が荷物室(3)前壁(6)か
ら突出し、後部座席(2)の使用者の邪魔になるし、ま
た該使用者の足等に当ってこれを傷つけるという危険性
もある。
本考案は上記従来の問題点を解決する手段として、貨客
兼用自動車の荷物室(3)に荷台フロア(4)を設置
し、該荷台フロア(4)の前方に座席(2)収納部
(8)を形成し、該荷台フロア(4)の前端にフロアパ
ネルを(5)回転可能に取付け、該フロアパネル(5)
裏面には座部(21)と該座部(21)上に折畳み可能にさ
れている背もたれ部(22)とからなる座席(2)を設置
し、該座席(2)背もたれ部(22)背面からは支持片
(22)Aを差出し、該座席(2)の不使用状態では該座
席(2)を折畳むとともにフロアパネル(5)を前方に
回転させて該座席(2)収納部(8)に該折畳み状態の
座席(2)を収納して該支持片(22)Aを該収納部
(8)の床面(8)Aに当接させることによって支持し
た貨客兼用自動車の荷台構造を提供するものである。
兼用自動車の荷物室(3)に荷台フロア(4)を設置
し、該荷台フロア(4)の前方に座席(2)収納部
(8)を形成し、該荷台フロア(4)の前端にフロアパ
ネルを(5)回転可能に取付け、該フロアパネル(5)
裏面には座部(21)と該座部(21)上に折畳み可能にさ
れている背もたれ部(22)とからなる座席(2)を設置
し、該座席(2)背もたれ部(22)背面からは支持片
(22)Aを差出し、該座席(2)の不使用状態では該座
席(2)を折畳むとともにフロアパネル(5)を前方に
回転させて該座席(2)収納部(8)に該折畳み状態の
座席(2)を収納して該支持片(22)Aを該収納部
(8)の床面(8)Aに当接させることによって支持し
た貨客兼用自動車の荷台構造を提供するものである。
後部座席(2)使用状態ではフロアパネル(5)を荷台
フロア(4)上に裏返した状態で載置し、座席(2)の
背もたれ部(22)を座部(21)から起立させる。後部座
席(2)の不使用状態では背もたれ部(22)を座部(2
1)上に折畳んだ上で、フロアパネル(5)を前方に回
動させる。このようにしてフロアパネル(5)は該座席
(2)の背もたれ部(22)の背面から差出された支持片
(22)Aが収納部(8)の床面(8)Aに当接すること
によって荷台フロア(4)と面一に支持され荷台フロア
となる。該支持片(22)Aは上記したように座席(2)
の背もたれ部(22)の背面から差出されているから、座
席(2)の使用者には全く干渉しない。
フロア(4)上に裏返した状態で載置し、座席(2)の
背もたれ部(22)を座部(21)から起立させる。後部座
席(2)の不使用状態では背もたれ部(22)を座部(2
1)上に折畳んだ上で、フロアパネル(5)を前方に回
動させる。このようにしてフロアパネル(5)は該座席
(2)の背もたれ部(22)の背面から差出された支持片
(22)Aが収納部(8)の床面(8)Aに当接すること
によって荷台フロア(4)と面一に支持され荷台フロア
となる。該支持片(22)Aは上記したように座席(2)
の背もたれ部(22)の背面から差出されているから、座
席(2)の使用者には全く干渉しない。
したがって本考案によれば、後部座席の使用時にあって
は、使用者の足元にはアングル等の邪魔物がなく安全で
あり、また前部座席と後部座席との間に広いスペースを
とる必要もない。
は、使用者の足元にはアングル等の邪魔物がなく安全で
あり、また前部座席と後部座席との間に広いスペースを
とる必要もない。
本考案を第1図に示す一実施例によって説明すれば、図
において前部座席(1)は座部(11)と該座部(11)上
に折畳み可能にされている背もたれ部(12)とからな
り、該前部座席(1)の後方には荷物室(3)が形成せ
られ、該荷物室(3)には荷台フロア(4)が設置さ
れ、該荷台フロア(4)の前端にはフロアパネル(5)
が回転可能に取付けられ、該フロアパネル(5)の裏面
には座部(21)と該座部(21)上にヒンジ(21)Aを介
して折畳み可能とされている背もたれ部(22)とからな
る後部座席(2)が設置されており、該背もたれ部(2
2)の背面下部には該背もたれ部(22)のフレーム(2
2)Bから支持片(22)Aが差出されている。
において前部座席(1)は座部(11)と該座部(11)上
に折畳み可能にされている背もたれ部(12)とからな
り、該前部座席(1)の後方には荷物室(3)が形成せ
られ、該荷物室(3)には荷台フロア(4)が設置さ
れ、該荷台フロア(4)の前端にはフロアパネル(5)
が回転可能に取付けられ、該フロアパネル(5)の裏面
には座部(21)と該座部(21)上にヒンジ(21)Aを介
して折畳み可能とされている背もたれ部(22)とからな
る後部座席(2)が設置されており、該背もたれ部(2
2)の背面下部には該背もたれ部(22)のフレーム(2
2)Bから支持片(22)Aが差出されている。
上記構成において、第1図点線で示す後部座席(2)の
不使用状態では背もたれ部(22)をヒンジ(21)Aを介
して座部(21)上に折畳み、フロアパネル(5)を回転
させて該折畳み状態の後部座席(2)を該フロアパネル
(5)下方に形成されている収納部(8)に収納する。
このとき該後部座席(2)の背もたれ部(22)背面下部
から差出された支持片(22)Aは該収納部(8)の床面
(8)Aに当接してフロアパネル(5)を荷台フロア
(4)と面一状態で支持する。この状態では荷台フロア
(4)はフロアパネル(5)まで延長されることにな
る。後部座席(2)使用状態ではフロアパネル(5)を
逆回転させて荷台フロア(4)前部上に折畳み、後部座
席(2)の背もたれ部(22)を起立させて、第1図実線
に示す状態とする。
不使用状態では背もたれ部(22)をヒンジ(21)Aを介
して座部(21)上に折畳み、フロアパネル(5)を回転
させて該折畳み状態の後部座席(2)を該フロアパネル
(5)下方に形成されている収納部(8)に収納する。
このとき該後部座席(2)の背もたれ部(22)背面下部
から差出された支持片(22)Aは該収納部(8)の床面
(8)Aに当接してフロアパネル(5)を荷台フロア
(4)と面一状態で支持する。この状態では荷台フロア
(4)はフロアパネル(5)まで延長されることにな
る。後部座席(2)使用状態ではフロアパネル(5)を
逆回転させて荷台フロア(4)前部上に折畳み、後部座
席(2)の背もたれ部(22)を起立させて、第1図実線
に示す状態とする。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
例の断面図である。 図中、(2)……後部座席、(3)……荷物室、 (4)……荷室フロア、(5)……フロアパネル、 (8)……収納部、(8)A……床面、 (21)……座部、(22)……背もたれ部、 (22)A……支持片
例の断面図である。 図中、(2)……後部座席、(3)……荷物室、 (4)……荷室フロア、(5)……フロアパネル、 (8)……収納部、(8)A……床面、 (21)……座部、(22)……背もたれ部、 (22)A……支持片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−24328(JP,U) 実願 昭60−64416号(実開 昭61− 179132号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭60−108633号(実開 昭62− 16527号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (1)
- 【請求項1】貨客兼用自動車の荷物室に荷台フロアを設
置し、該荷台フロアの前方に座席収納部を形成し、該荷
台フロアの前端にフロアパネルを回転可能に取付け、該
フロアパネル裏面には座部と該座部上に折畳み可能にさ
れている背もたれ部とからなる座席を設置し、該座席背
もたれ部背面からは支持片を差出し、該座席の不使用状
態では該座席を折畳むとともにフロアパネルを前方に回
転させて該座席収納部に該折畳み状態の座席を収納して
該支持片を該収納部の床面に当接させることによって支
持したことを特徴とする貨客兼用自動車の荷台構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198210U JPH0637004Y2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 貨客兼用自動車の荷台構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987198210U JPH0637004Y2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 貨客兼用自動車の荷台構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101934U JPH01101934U (ja) | 1989-07-10 |
JPH0637004Y2 true JPH0637004Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31488731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987198210U Expired - Lifetime JPH0637004Y2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 貨客兼用自動車の荷台構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637004Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124328U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-13 | 愛知機械工業株式会社 | 車輛の座席 |
JPH0349938Y2 (ja) * | 1985-04-30 | 1991-10-24 | ||
JPH0331618Y2 (ja) * | 1985-07-16 | 1991-07-04 |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP1987198210U patent/JPH0637004Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01101934U (ja) | 1989-07-10 |
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