JPH0636622Y2 - 機器の積載取付構造 - Google Patents

機器の積載取付構造

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JPH0636622Y2
JPH0636622Y2 JP1988143400U JP14340088U JPH0636622Y2 JP H0636622 Y2 JPH0636622 Y2 JP H0636622Y2 JP 1988143400 U JP1988143400 U JP 1988143400U JP 14340088 U JP14340088 U JP 14340088U JP H0636622 Y2 JPH0636622 Y2 JP H0636622Y2
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JP
Japan
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mounting
devices
mounting bracket
stacked
shaped groove
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JP1988143400U
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JPH0265386U (ja
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孝明 三浦
博之 郡司
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は横幅寸法の略同じ複数の機器を積み重ねて取
り付ける積載取付構造に係り、特に機器を簡単に取り付
けるのに好適な取付金具の構造に関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来から、機器を積載して取り付ける構造は第3図に示
す構造のものが多く提供されていた。
第3図は2台の機器を積載して組み立てる従来例を示し
た斜視図で、図において、1及び2は例えば小型電子機
器で筐体寸法、特に横幅寸法が同じになっている。6は
取付ネジ、10は機器の側面を取付ネジ6で締め付けて、
機器1,2を積載構造に取り付ける取付金具である。
機器1,2の左右両側面には、所定の位置に取り付け用穴
(例えば、タップネジ穴)が設けられている。取付金具
10の上側の取り付け穴に取付ネジ6を挿入し、図のよう
に機器1の側面に取付ネジ6を締め付けて取り付ける。
左右側面は対称に取付金具10を取り付ける。
機器1を機器2の上に積み重ね、機器2の側面取り付け
穴に取付金具10の下側の取り付け穴を合わせ、図のよう
に取付ネジ6で締め付けて取り付ける。
このようにして2台の機器1,2は積載構造に取り付ける
ことができる。しかし、上記した従来の積載取付構造は
機器1を保持しながら、機器1に取り付けられた取付金
具10の取り付け穴と、機器2の取り付け穴を合わせ、更
にネジ留めしなければいけないため、取り付けが非常に
困難であるという欠点があった。
更に、機器を3台,4台と積載する場合、取付金具10が平
板であるため、機器の側面取り付け部が重なり段違いに
なったり、また更に取り付け穴を増加しなければいけな
いという欠点があった。
この考案は、上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、取付金
具を曲げて段を作り、更に取り付け穴を略クランク状及
び略U字状の溝にして、簡単に組み立て、取り付けるこ
とのできる積載取付構造を提供するところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案の機器の積載取付構造は横幅が略同寸法の複数
の機器を積み重ね、両側面を取付金具で固定する機器の
積載取付構造において、 積み重ねられ隣接した2台の機器を固定する取付金具
(4)と、前記取付金具(4)の板厚と同じ板厚で機器
の取付面に合わせた当て板(6)とで構成し、 前記取付金具(4)は積み重なった一方の機器の取付面
に対し他方の機器への取付面に前記取付金具(4)の板
厚分の段差と、前記取付金具(4)の取付面の一方の側
の取り付けネジ締めつけ部分に略クランク状溝(4a)と
略U字状溝(4b)を設け、積み重ねられた機器の最上段
または最下段の機器の取り付けには前記取付金具(4)
の段差を設けた取付面に前記当て板(6)を介して固定
し、積み重ねられたその他の機器は前記取付金具(4)
の段差を設けた取付面を積み重ねたい他の機器の前記固
定金具(4)取付面に重ねて固定するように構成したも
のである。
(ニ)作用 積み重ねられる機器の最上段または最下段の基準となる
機器の両側の取付面に当て板(6)を取り付けネジで仮
止めする。次に積み重ねる他の機器の両側の取付面に取
付金具(4)の直接取り付く側を取り付けネジで固定す
る。この時取付金具(4)の略クランク状溝(4a)およ
び略U字状溝(4b)のある側は、取付金具(4)の段差
のため取付金具(4)の板厚分だけ外側に広がって取り
付けられる。
先に基準となる機器の両側の取付面に仮止めしておいた
当て板(6)が内側となるように、この略クランク状溝
(4a)および略U字状溝(4b)の開口端を仮止めした取
り付けネジに挿入し、奥まで完全に入ったところで取り
付けネジを締めつけることによって、2台の機器は容易
に結合し積み重ねられる。
3台目以上の機器は先に積み重ねられた機器の取付金具
(4)の上から同じ方法によって取り付けることができ
る。この場合は先に積み重ねられた機器の取付金具
(4)の一端が当て板(6)の代わりとなる。
(ホ)実施例 この考案に係る機器の積載取付構造の実施例を第1図及
び第2図に基づいて説明する。
第1図は2台の機器を積載して組み立てる実施例を示し
た斜視図、第2図は3台の機器を積載して組み立てた時
の正面図である。
図において、1,2,3は例えば小型電子機器で筐体寸法、
特に横幅寸法が同じになっている。4,5は取付金具、4a
は取付金具4の下側に設けられた略クランク状の溝、4b
は略U字状の溝、6は当て板、7,8,9は取り付けネジで
ある。
取付金具4は機器1の側面にネジ2本で取り付けられ
る。この取付金具は機器1の取り付け部分の下側で、図
のように外側に向けて折り曲げられている。これは第2
図のように機器2に別の取付金具5が取り付けられ、上
記取付金具4と取付金具5を共締めできるよう、取付金
具の板厚分、折り曲げて加工されている。
取付金具の下側の取り付け面には略クランク状の溝4a
と、略U字状の溝4bが設けられている。
今、第1図のように2台の機器1,2を積載して取り付け
る時、機器1には取付金具4をネジ7で取り付け、機器
2の側面に当て板6を取り付けネジ8,9で仮止めする。
取付金具4は機器1の左右両側面に取り付け、左右対称
になるよう2個、1組になっている。
機器2に当て板6と共に仮止めされた2本のネジ8,9
は、取付金具4の略クランク状の溝4a及び略U字状の溝
4bに嵌め込まれる。まず最初に、機器1を傾斜させた状
態でネジ8に、略クランク溝4aを嵌め込んで取付金具4
をスライドさせる。
略クランク状の溝4aの第1のコーナA点までネジ8がス
ライドした時点で、略U字状の溝4bにネジ9が嵌め込ま
れ、ネジ8,9は上記2本の溝4a,4bに沿って移動し、ネジ
8,9が溝4a,4bの終点に達した状態で、ネジ8,9を締め付
けて機器1,2は積載した状態で取り付けられる。
第2図は3台の機器1,2,3を前述の取付手順で、順次取
り付けた時の正面図である。取付金具4と5は機器2の
両側面で4本のネジ(左右、前後)で共締めして取り付
けられる。
3台目の機器3は当て板6と取付金具5が共締めして取
り付けられる。
以上、2台及び3台の例を説明したが、更に積載台数を
増加して、同じように取り付けることができる。
(ヘ)考案の効果 この考案に係る機器の積載取付構造は取付金具を重ねて
組み立て、仮止めのネジを嵌め込んでスライドすること
によって取り付けることができるので、取り付けが簡単
である。
更に、取り付けるための嵌め込み溝が略クランク状の溝
と略U字状の溝を形成しているので、ネジを嵌め込むこ
とも簡単にでき、溝とネジの嵌合が機器に対し、上下の
溝(略クランク溝)と左右の溝(略U字状の溝)を組み
合わせて、取り付けガタを少なくすることができるとい
う効果がある。
また後から機器を増設する時や、機器の配置を入れ替え
る時など、取り付けネジをゆるめるだけで容易にできる
効果もある。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成するこ
とができるため実施も容易であるなどの優れた特長を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案に係る機器の積載取付構造
の実施例を示し、第1図は2台の機器を積載して組み立
てた斜視図、第2図は3台の機器を積載して組み立てた
時の正面図である。 第3図は従来例を示し、2台の機器を積載して組み立て
た斜視図である。 主な符号の説明 1,2,3:積載する機器 4,5:取付金具 6:当て板 7,8.9:取り付けネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】横幅が略同寸法の複数の機器を積み重ね、
    両側面を取付金具で固定する機器の積載取付構造におい
    て、 積み重ねられ隣接した2台の機器を固定する取付金具
    (4)と、 前記取付金具(4)の板厚と同じ板厚で機器の取付面に
    合わせた当て板(6)とで構成し、 前記取付金具(4)は積み重なった一方の機器の取付面
    に対し他方の機器への取付面に前記取付金具(4)の板
    厚分の段差と、前記取付金具(4)の取付面の一方の側
    の取り付けネジ締めつけ部分に略クランク状溝(4a)と
    略U字状溝(4b)を設け、 積み重ねられた機器の最上段または最下段の機器の取り
    付けには前記取付金具(4)の段差を設けた取付面に前
    記当て板(6)を介して固定し、積み重ねられたその他
    の機器は前記取付金具(4)の段差を設けた取付面を積
    み重ねたい他の機器の前記固定金具(4)取付面に重ね
    て固定するように構成したことを特徴とする機器の積載
    取付構造。
JP1988143400U 1988-11-04 1988-11-04 機器の積載取付構造 Expired - Lifetime JPH0636622Y2 (ja)

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JP1988143400U JPH0636622Y2 (ja) 1988-11-04 1988-11-04 機器の積載取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0265386U JPH0265386U (ja) 1990-05-16
JPH0636622Y2 true JPH0636622Y2 (ja) 1994-09-21

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4806036B2 (ja) * 2009-01-09 2011-11-02 株式会社東芝 電子機器収納ケース
JP7201324B2 (ja) * 2018-01-31 2023-01-10 フクダ電子株式会社 生体情報処理装置及び生体情報処理設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0265386U (ja) 1990-05-16

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