JPH0636567A - 半導体メモリ装置 - Google Patents
半導体メモリ装置Info
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- JPH0636567A JPH0636567A JP4215454A JP21545492A JPH0636567A JP H0636567 A JPH0636567 A JP H0636567A JP 4215454 A JP4215454 A JP 4215454A JP 21545492 A JP21545492 A JP 21545492A JP H0636567 A JPH0636567 A JP H0636567A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 大容量になったときでも動作の高速性を維持
し、また消費電力を少なくする。 【構成】 メモリセル部分が複数のブロック2−1〜2
−nに分割され、各ブロック内にはメモリセル部4と、
メモリセル部4内のメモリセルを選択するワードライン
を選択するXデコーダ6と、メモリセル部4内のビット
ラインを選択するYデコーダ8、及び選択されたメモリ
セルのデータをビットラインを通して読み出すセンシン
グ回路を含み読み出されたデータをそのブロックから出
力バッファ回路12へ出力する出力コントロール回路1
0を備えている。1つのブロックのみを選択して動作可
能な状態にするために、Zデコーダ20が設けられてい
る。
し、また消費電力を少なくする。 【構成】 メモリセル部分が複数のブロック2−1〜2
−nに分割され、各ブロック内にはメモリセル部4と、
メモリセル部4内のメモリセルを選択するワードライン
を選択するXデコーダ6と、メモリセル部4内のビット
ラインを選択するYデコーダ8、及び選択されたメモリ
セルのデータをビットラインを通して読み出すセンシン
グ回路を含み読み出されたデータをそのブロックから出
力バッファ回路12へ出力する出力コントロール回路1
0を備えている。1つのブロックのみを選択して動作可
能な状態にするために、Zデコーダ20が設けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はROM(リード・オンリ
・メモリ)などの半導体メモリ装置に関するものであ
る。
・メモリ)などの半導体メモリ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ROMなどの半導体メモリ装置では、メ
モリセルのデータを読み出すために、Xデコーダにより
ワードラインを選択しYデコーダによりビットラインを
選択して、その交差部位に配置されているメモリセルの
データをビットラインを経てセンシング回路で読み出
し、出力バッファ回路を経て出力する。メモリ容量が大
容量になってくると、各ビットラインに接続されるメモ
リセルの数が多くなり、ビットラインの容量が大きくな
って、高速読み出しを行なうことが困難になってくる。
モリセルのデータを読み出すために、Xデコーダにより
ワードラインを選択しYデコーダによりビットラインを
選択して、その交差部位に配置されているメモリセルの
データをビットラインを経てセンシング回路で読み出
し、出力バッファ回路を経て出力する。メモリ容量が大
容量になってくると、各ビットラインに接続されるメモ
リセルの数が多くなり、ビットラインの容量が大きくな
って、高速読み出しを行なうことが困難になってくる。
【0003】そこで、メモリセル部をいくつかのブロッ
クに選択し、各ブロックごとにセンシング回路を設けて
高速読み出しを行なわせる考え方がある。しかし、その
場合でも1つのXデコーダと1つのYデコーダで全体の
メモリセル部から特定のメモリセルを選択している。ま
た、センシング回路について考えると、1チップ内では
全てのセンシング回路が動作状態にあるため、消費電力
が大きくなる問題もある。
クに選択し、各ブロックごとにセンシング回路を設けて
高速読み出しを行なわせる考え方がある。しかし、その
場合でも1つのXデコーダと1つのYデコーダで全体の
メモリセル部から特定のメモリセルを選択している。ま
た、センシング回路について考えると、1チップ内では
全てのセンシング回路が動作状態にあるため、消費電力
が大きくなる問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は大容量になっ
たときでも動作の高速性を維持し、また消費電力を少な
くするのも容易な半導体メモリ装置を提供することを目
的とするものである。
たときでも動作の高速性を維持し、また消費電力を少な
くするのも容易な半導体メモリ装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、メモリセル
部を複数のブロックに分ける。各ブロックにはメモリセ
ルの他、ワードライン選択用Xデコーダ、ビットライン
選択用Yデコーダ、及びZデコーダ出力により活性化さ
れたときにXデコーダとYデコーダで選択されたメモリ
セルのデータを読み出して出力する出力コントロール回
路を備える。複数のブロック以外に、アドレス信号を入
力し各ブロックのXデコーダに対して共通の信号を供給
するXプリデコーダ、アドレス信号を入力し各ブロック
のYデコーダに対して共通の信号を供給するYプリデコ
ーダ、アドレス信号を入力しいずれかのブロックを選択
して活性化する信号を供給するZデコーダ、及びZデコ
ーダにより選択されたブロックの出力を外部へ出力する
出力バッファ回路をさらに備えている。
部を複数のブロックに分ける。各ブロックにはメモリセ
ルの他、ワードライン選択用Xデコーダ、ビットライン
選択用Yデコーダ、及びZデコーダ出力により活性化さ
れたときにXデコーダとYデコーダで選択されたメモリ
セルのデータを読み出して出力する出力コントロール回
路を備える。複数のブロック以外に、アドレス信号を入
力し各ブロックのXデコーダに対して共通の信号を供給
するXプリデコーダ、アドレス信号を入力し各ブロック
のYデコーダに対して共通の信号を供給するYプリデコ
ーダ、アドレス信号を入力しいずれかのブロックを選択
して活性化する信号を供給するZデコーダ、及びZデコ
ーダにより選択されたブロックの出力を外部へ出力する
出力バッファ回路をさらに備えている。
【0006】好ましい態様では、各ブロックの出力コン
トロール回路からの対応する出力線がワイヤードオア結
合されて出力バッファ回路へ接続され、出力コントロー
ル回路はZデコーダ出力により選択されたときにデータ
を有効に出力し、選択されなかったときに出力線をハイ
インピーダンス状態とするゲート回路を備えている。項
1に記載の半導体メモリ装置。他の好ましい態様では、
出力コントロール回路内で、メモリセルのデータを読み
出すセンシング回路と電源端子との間には、Zデコーダ
出力により選択されたときに導通状態になるスイッチ回
路が設けられている。さらに他の好ましい態様では、各
ブロックは同一の回路構成をしている。
トロール回路からの対応する出力線がワイヤードオア結
合されて出力バッファ回路へ接続され、出力コントロー
ル回路はZデコーダ出力により選択されたときにデータ
を有効に出力し、選択されなかったときに出力線をハイ
インピーダンス状態とするゲート回路を備えている。項
1に記載の半導体メモリ装置。他の好ましい態様では、
出力コントロール回路内で、メモリセルのデータを読み
出すセンシング回路と電源端子との間には、Zデコーダ
出力により選択されたときに導通状態になるスイッチ回
路が設けられている。さらに他の好ましい態様では、各
ブロックは同一の回路構成をしている。
【0007】
【実施例】図1は本発明をROMに適用した一実施例を
表わし、図2は図1における各ブロックの出力コントロ
ール回路内に設けられたセンシング回路部の例であり、
図3は出力コントロール回路内でセンシング回路で読み
出されたデータを出力バッファ回路へ出力するための回
路部分の例である。図1において、チップ14内でメモ
リセル部分が複数のブロック2−1〜2−nに分割さ
れ、各ブロック2−1〜2−nは同じ構成をし、小容量
のメモリを含んでいる。各ブロック2−1〜2−n内に
はメモリセル部4と、メモリセル部4内のメモリセルを
選択するワードラインを選択するXデコーダ6と、メモ
リセル部4内のビットラインを選択するYデコーダ8、
及び選択されたメモリセルのデータをビットラインを通
して読み出すセンシング回路を含み読み出されたデータ
をそのブロックから出力バッファ回路12へ出力する出
力コントロール回路10を備えている。ブロックの数n
は特に規定されるものではなく、任意に設定することが
できる。チップ14には外部から与えられるアドレス信
号により各ブロック2−1〜2−nのXデコーダ6に共
通の信号群αを供給するXプリデコーダ16と、外部か
ら与えられるアドレス信号により各ブロック2−1〜2
−nのYデコーダ8に共通の信号群βを供給するYプリ
デコーダ18も設けられている。信号群α、βはそれぞ
れXプリデコーダ16、Yプリデコーダ18でアドレス
入力信号をデコードした信号である。
表わし、図2は図1における各ブロックの出力コントロ
ール回路内に設けられたセンシング回路部の例であり、
図3は出力コントロール回路内でセンシング回路で読み
出されたデータを出力バッファ回路へ出力するための回
路部分の例である。図1において、チップ14内でメモ
リセル部分が複数のブロック2−1〜2−nに分割さ
れ、各ブロック2−1〜2−nは同じ構成をし、小容量
のメモリを含んでいる。各ブロック2−1〜2−n内に
はメモリセル部4と、メモリセル部4内のメモリセルを
選択するワードラインを選択するXデコーダ6と、メモ
リセル部4内のビットラインを選択するYデコーダ8、
及び選択されたメモリセルのデータをビットラインを通
して読み出すセンシング回路を含み読み出されたデータ
をそのブロックから出力バッファ回路12へ出力する出
力コントロール回路10を備えている。ブロックの数n
は特に規定されるものではなく、任意に設定することが
できる。チップ14には外部から与えられるアドレス信
号により各ブロック2−1〜2−nのXデコーダ6に共
通の信号群αを供給するXプリデコーダ16と、外部か
ら与えられるアドレス信号により各ブロック2−1〜2
−nのYデコーダ8に共通の信号群βを供給するYプリ
デコーダ18も設けられている。信号群α、βはそれぞ
れXプリデコーダ16、Yプリデコーダ18でアドレス
入力信号をデコードした信号である。
【0008】ブロック2−1〜2−nのうちの1つのブ
ロックのみを選択して動作可能な状態にするために、ア
ドレス入力信号を入力して1つのブロックを選択する信
号Z1〜Znを供給するZプリデコーダ及びZデコーダ
(以下、Zデコーダという)20も同じチップ14内に
設けられている。各ブロック2−1〜2−nの出力コン
トロール回路10からのデータ出力信号は対応するデー
タについてワイヤードオア結合されてそれぞれのデータ
の出力線22−1〜22−mとなり、同じチップ14内
に設けられた出力バッファ回路12へ接続されている。
ロックのみを選択して動作可能な状態にするために、ア
ドレス入力信号を入力して1つのブロックを選択する信
号Z1〜Znを供給するZプリデコーダ及びZデコーダ
(以下、Zデコーダという)20も同じチップ14内に
設けられている。各ブロック2−1〜2−nの出力コン
トロール回路10からのデータ出力信号は対応するデー
タについてワイヤードオア結合されてそれぞれのデータ
の出力線22−1〜22−mとなり、同じチップ14内
に設けられた出力バッファ回路12へ接続されている。
【0009】各ブロックの出力コントロール回路10に
は図2に示されるセンシング回路部が設けられている。
Yデコーダ8で選択されたビットラインにつながるセン
シング回路24を動作させるための電源端子Vccとセン
シング回路24との間には、PMOSトランジスタ26
がスイッチ回路として設けられており、そのPMOSト
ランジスタ26のゲート電極にはZデコーダ20からの
Z信号Z1〜Znがブロックごとに1つずつインバータ
28を介して供給される。Z信号がハイレベルのとき、
PMOSトランジスタ26がオンとなってそのブロック
のセンシング回路24が動作状態となる。その選択され
た1つのブロック以外の他のブロックのセンシング回路
24ではZ信号がローレベルであるため、スイッチ回路
のPMOSトランジスタ26がオフとなってセンシング
回路24への電源供給が遮断され、そのセンシング回路
24は非動作状態となる。これにより、選択されないブ
ロックにおける消費電力が抑えられる。
は図2に示されるセンシング回路部が設けられている。
Yデコーダ8で選択されたビットラインにつながるセン
シング回路24を動作させるための電源端子Vccとセン
シング回路24との間には、PMOSトランジスタ26
がスイッチ回路として設けられており、そのPMOSト
ランジスタ26のゲート電極にはZデコーダ20からの
Z信号Z1〜Znがブロックごとに1つずつインバータ
28を介して供給される。Z信号がハイレベルのとき、
PMOSトランジスタ26がオンとなってそのブロック
のセンシング回路24が動作状態となる。その選択され
た1つのブロック以外の他のブロックのセンシング回路
24ではZ信号がローレベルであるため、スイッチ回路
のPMOSトランジスタ26がオフとなってセンシング
回路24への電源供給が遮断され、そのセンシング回路
24は非動作状態となる。これにより、選択されないブ
ロックにおける消費電力が抑えられる。
【0010】出力コントロール回路10におけるデータ
を出力バッファ回路12へ出力するためのコントロール
部として、出力コントロール回路10には図3に示され
る回路が設けられている。センシング回路24からのデ
ータ信号はCMOS構造のトランスファゲート30へ入
力される。トランスファゲート30の開閉を制御するた
めに、各ブロックに対応したZ信号Z1〜Znがそのト
ランスファゲートのNMOSトランジスタ30nのゲー
ト電極に供給され、Z信号のインバータを介した反転信
号がそのトランスファゲートのPMOSトランジスタ3
0pのゲート電極に供給されている。NAND回路32
の他方の入力端子にはZ信号が入力されている。トラン
スファゲート30の出力はNAND回路32を経てPM
OSトランジスタ34pとNMOSトランジスタ34n
からなるインバータ34に接続され、インバータ36を
経てPMOSトランジスタ38pとNMOSトランジス
タ38nからなる他方の出力インバータ38に接続され
ている。
を出力バッファ回路12へ出力するためのコントロール
部として、出力コントロール回路10には図3に示され
る回路が設けられている。センシング回路24からのデ
ータ信号はCMOS構造のトランスファゲート30へ入
力される。トランスファゲート30の開閉を制御するた
めに、各ブロックに対応したZ信号Z1〜Znがそのト
ランスファゲートのNMOSトランジスタ30nのゲー
ト電極に供給され、Z信号のインバータを介した反転信
号がそのトランスファゲートのPMOSトランジスタ3
0pのゲート電極に供給されている。NAND回路32
の他方の入力端子にはZ信号が入力されている。トラン
スファゲート30の出力はNAND回路32を経てPM
OSトランジスタ34pとNMOSトランジスタ34n
からなるインバータ34に接続され、インバータ36を
経てPMOSトランジスタ38pとNMOSトランジス
タ38nからなる他方の出力インバータ38に接続され
ている。
【0011】Z信号により選択されたブロックのみデー
タを有効とし、選択されなかったブロックの出力をハイ
インピーダンス状態とするために、インバータ34のP
MOSトランジスタ34pとNMOSトランジスタ34
nの間にはNMOSトランジスタ40が配置され、その
NMOSトランジスタ40のゲート電極にはZ信号が供
給される。また、インバータ38のPMOSトランジス
タ38pとNMOSトランジスタ38nの間にはPMO
Sトランジスタ42が配置され、そのPMOSトランジ
スタ42のゲート電極にはZ信号がインバータ36で反
転されて供給される。
タを有効とし、選択されなかったブロックの出力をハイ
インピーダンス状態とするために、インバータ34のP
MOSトランジスタ34pとNMOSトランジスタ34
nの間にはNMOSトランジスタ40が配置され、その
NMOSトランジスタ40のゲート電極にはZ信号が供
給される。また、インバータ38のPMOSトランジス
タ38pとNMOSトランジスタ38nの間にはPMO
Sトランジスタ42が配置され、そのPMOSトランジ
スタ42のゲート電極にはZ信号がインバータ36で反
転されて供給される。
【0012】選択されなかったブロックでトランスファ
ゲート30の出力をハイレベルに固定するために、トラ
ンスファゲート30の出力端子と電源端子Vccとの間に
PMOSトランジスタ44が設けられ、そのPMOSト
ランジスタ44のゲート電極にはZ信号が供給される。
各ブロックで対応するデータについて出力コントロール
用の回路が設けられ、それぞれの出力ラインはP側どお
しとN側どおしがそれぞれワイヤードオアで結合され
て、出力バッファ回路12の対応する出力トランジスタ
のPMOSトランジスタ46とNMOSトランジスタ4
8のゲート電極にそれぞれ接続されている。
ゲート30の出力をハイレベルに固定するために、トラ
ンスファゲート30の出力端子と電源端子Vccとの間に
PMOSトランジスタ44が設けられ、そのPMOSト
ランジスタ44のゲート電極にはZ信号が供給される。
各ブロックで対応するデータについて出力コントロール
用の回路が設けられ、それぞれの出力ラインはP側どお
しとN側どおしがそれぞれワイヤードオアで結合され
て、出力バッファ回路12の対応する出力トランジスタ
のPMOSトランジスタ46とNMOSトランジスタ4
8のゲート電極にそれぞれ接続されている。
【0013】次に、この実施例の動作について説明す
る。例としてブロック2−1からの出力をデータ出力D
1〜Dmへ出力する場合を説明する。まず、Xプリデコ
ーダ16とYプリデコーダ18によりブロック2−1内
のメモリセルが選択される。それと同時にブロック2−
2〜2−nの対応するメモリセルも選択されるが、セン
シング回路が動作しているのはブロック2−1のみであ
り、このブロック2−1のみが動作電流を消費し、その
他のブロック2−2〜2−nはスタンバイ状態となって
いる。ブロックの選択はZデコーダ20により行ない、
Z信号Z1のみがハイレベルとなり、Z2〜Znはローレ
ベルとなる。このZ信号Z1〜Znによって出力コント
ロール回路10の制御も行なわれ、出力バッファ回路1
2のMOSトランジスタ46,48のゲート電極にはブ
ロック2−1から出力された信号のみが入力され、その
他のブロックの出力線はハイインピーダンス状態とな
る。その結果データ出力D1〜Dmとしてはブロック1
の信号が出力される。ブロック2−1以外のブロック2
−2〜2−nを選択する場合も上記と同様に、Zデコー
ダ20から出力されている信号Z2〜Znのうちの選択
しようとするブロックに入力されているZ信号のみをハ
イレベルとし、その他のZ信号をローレベルとする。
る。例としてブロック2−1からの出力をデータ出力D
1〜Dmへ出力する場合を説明する。まず、Xプリデコ
ーダ16とYプリデコーダ18によりブロック2−1内
のメモリセルが選択される。それと同時にブロック2−
2〜2−nの対応するメモリセルも選択されるが、セン
シング回路が動作しているのはブロック2−1のみであ
り、このブロック2−1のみが動作電流を消費し、その
他のブロック2−2〜2−nはスタンバイ状態となって
いる。ブロックの選択はZデコーダ20により行ない、
Z信号Z1のみがハイレベルとなり、Z2〜Znはローレ
ベルとなる。このZ信号Z1〜Znによって出力コント
ロール回路10の制御も行なわれ、出力バッファ回路1
2のMOSトランジスタ46,48のゲート電極にはブ
ロック2−1から出力された信号のみが入力され、その
他のブロックの出力線はハイインピーダンス状態とな
る。その結果データ出力D1〜Dmとしてはブロック1
の信号が出力される。ブロック2−1以外のブロック2
−2〜2−nを選択する場合も上記と同様に、Zデコー
ダ20から出力されている信号Z2〜Znのうちの選択
しようとするブロックに入力されているZ信号のみをハ
イレベルとし、その他のZ信号をローレベルとする。
【0014】
【発明の効果】請求項1ではメモリセル部を複数のブロ
ックに分割し、XデコーダとYデコーダにより各ブロッ
クの対応するメモリセルを共通に選択するとともに、Z
デコーダを新たに設けて1つのブロックのみを選択して
活性化するようにしたので、小容量メモリブロックの高
速性を損なうことなく、メモリセルの大容量化に対して
はブロックの数を増やすことにより対応することができ
る。請求項2では小容量メモリブロックの数が増加した
ときに、出力信号配線の増加に対してワイヤードオアで
あればチップサイズの増大を回避することができる。請
求項3では小容量メモリブロック数が増加しても消費電
流の増加を回避することができる。請求項4では小容量
メモリブロック間でのアクセススピードに差が生じない
ため、高速化メモリに適する。
ックに分割し、XデコーダとYデコーダにより各ブロッ
クの対応するメモリセルを共通に選択するとともに、Z
デコーダを新たに設けて1つのブロックのみを選択して
活性化するようにしたので、小容量メモリブロックの高
速性を損なうことなく、メモリセルの大容量化に対して
はブロックの数を増やすことにより対応することができ
る。請求項2では小容量メモリブロックの数が増加した
ときに、出力信号配線の増加に対してワイヤードオアで
あればチップサイズの増大を回避することができる。請
求項3では小容量メモリブロック数が増加しても消費電
流の増加を回避することができる。請求項4では小容量
メモリブロック間でのアクセススピードに差が生じない
ため、高速化メモリに適する。
【図1】一実施例を示すブロック図である。
【図2】同実施例におけるセンシング回路部を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】同実施例におけるコントロール回路の出力部を
示す回路図である。
示す回路図である。
2−1〜2−n ブロック 4 メモリセル部 6 Xデコーダ 8 Yデコーダ 10 出力コントロール回路 12 出力バッファ回路 14 チップ 16 Xプリデコーダ 18 Yプリデコーダ 20 Zプリデコーダ及びZデコーダ 24 センシング回路
Claims (4)
- 【請求項1】 メモリセル、ワードライン選択用Xデコ
ーダ、ビットライン選択用Yデコーダ、及び後記Zデコ
ーダ出力により活性化されたときにXデコーダとYデコ
ーダで選択されたメモリセルのデータを読み出して出力
する出力コントロール回路を備えた複数のブロックと、
アドレス信号を入力し前記各ブロックのXデコーダに対
して共通の信号を供給するXプリデコーダと、アドレス
信号を入力し前記各ブロックのYデコーダに対して共通
の信号を供給するYプリデコーダと、アドレス信号を入
力し前記ブロックのいずれかを選択して活性化する信号
を供給するZデコーダと、Zデコーダにより選択された
ブロックの出力を外部へ出力する出力バッファ回路とを
備えたことを特徴とする半導体メモリ装置。 - 【請求項2】 前記各ブロックの出力コントロール回路
からの対応する出力線がワイヤードオア結合されて前記
出力バッファ回路へ接続され、前記出力コントロール回
路は前記Zデコーダ出力により選択されたときにデータ
を有効に出力し、選択されなかったときに出力線をハイ
インピーダンス状態とするゲート回路を備えている請求
項1に記載の半導体メモリ装置。 - 【請求項3】 前記出力コントロール回路内で、メモリ
セルのデータを読み出すセンシング回路と電源端子との
間には、Zデコーダ出力により選択されたときに導通状
態になるスイッチ回路が設けられている請求項1に記載
の半導体メモリ装置。 - 【請求項4】 前記各ブロックは同一の回路構成をして
いる請求項1に記載の半導体メモリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215454A JPH0636567A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 半導体メモリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4215454A JPH0636567A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 半導体メモリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636567A true JPH0636567A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16672640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4215454A Pending JPH0636567A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 半導体メモリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636567A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058071A1 (fr) * | 2000-02-03 | 2001-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit de memoire, et circuit de detection synchrone |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4215454A patent/JPH0636567A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001058071A1 (fr) * | 2000-02-03 | 2001-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Circuit de memoire, et circuit de detection synchrone |
US6985468B2 (en) | 2000-02-03 | 2006-01-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Memory circuit and coherent detection circuit |
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