JPH0636461U - 植木鉢装飾カバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、植木鉢の周面を装飾するための植
木鉢装飾カバ−の改良に関する考案である。 【構成】 本考案は、横長に形成された長方形状のカ
バ−材の上部裏面に、植木鉢に形成されているフランジ
を挟着可能な幅に上下に平行に挟着用紐を設けるととも
に、カバ−表面及びカバ−裏面それぞれに止着具を取り
付けたことを特徴とする植木鉢装飾カバ−の構成とし
た。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、植木鉢の周面又は植木鉢用受け皿の周面を装飾するための植木鉢装 飾カバ−の改良に関する考案である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、植木を植木鉢に植えて観賞用に室内又は屋外に置く場合には、植木鉢の 周面が直接見えるような状態で室内に置いていた。

【０００３】 しかしながら、植木鉢自体が直接見られるために、観賞用に形成されていない 植木鉢では見る者に不快感を与えるとの欠点があった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、植木鉢の周面に取り付け、植木鉢又は受け皿の外観を装飾すること により見る者に快感を与えるとともに、安価な植木鉢であっても高価なもののよ うに見せることができる装飾カバ−を安価に提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、横長に形成された長方形状のカバ−材の上部裏面に、植木鉢に形成 されているフランジを挟着可能な幅に上下に平行に挟着用紐を設けるとともに、 カバ−表面及びカバ−裏面それぞれに止着具を取り付けたことを特徴とする植木 鉢装飾カバ−の構成とした。

【０００６】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。 図１は、本考案である装飾カバ−に正面図、図２はその背面図であり、符号１ は本考案である装飾カバ−を示し、本考案はカバ−材２と紐３・３ａと止着具４ ・５から構成されている。カバ−材２は横長の長方形状に形成されていて、前記 カバ−材２の上部には、上紐３及び下紐３ａがほぼ平行に取り付けられていると 共に、図１に示すようにカバ−２の表面の左上部に止着具４が取り付けられ、図 ２に示すようにカバ−２の裏面の左上部に止着具５がが取り付けられている。 図１及び図２に示されているように、上紐３及び下紐３ａの両端は、カバ−材２ の左右両端より突出するように取り付ける。紐３・３ａは、植木鉢の周部に巻き 付け使用する際に脱落しないように用いられるとともに、飾りとして用いられる ものである。

【０００７】 図３及び図４は、本考案である装飾カバ−の他の実施例を示した図であり、本 実施例では、カバ−材２ａの左右両端より上紐３及び下紐３ａが突出しないよう な構成としたものであり、その他の構成は図１及び図２に示した実施例と全く同 一である。カバ−材２・２ａには必要に応じて色彩を施した素材を使用してもよ いし、模様をプリントした素材を使用してもよい。本実施例では、その止着具４ ａを、図３に示すように、円形の止着具としてもよいし、長方形状の止着具とし てもよい。長方形状に形成された止着具とすることにより、植木鉢の大小にとら われず、植木鉢を装飾することができる。

【０００９】 図５及び図６は、本考案である装飾カバ−の他の実施例を示したものであり、 図５は本実施例の正面図、図６はその裏面図である。本実施例では、カバ−材２ ｂの上部にタック６・６・６・・・を形成し、図６に示すように、カバ−材２ｂ 全体に緩み部８・８・８・・・をもたせ、植木鉢に巻き付けるし易くするために 伸縮可能に形成したものであり、カバ−材２ｂの左上部には止着具４ｂが取り付 けられていると共に、裏面の左上部にも、前記止着具４ｂと係合する止着具５ｂ が取り付けられている。符号７ａは折り返し部であり、折り返し部７ａの下方に は段差７ｂが形成されている。

【００１１】 図７は、図３及び図４に示した装飾カバ−１ａを植木鉢１０に巻き付けた状態 の正面図、図８は図７の一部縦断面図を示した図であり、受け皿１１の上に置か れた植木９を植え付けた植木鉢１０の開口縁に形成されているフランジ１０ａを に上紐３と下紐３ａで挟着するように巻き付けながら取り付ける。このように取 り付けることにより植木鉢１０及び受け皿１１が直接見ることができなくなる。

【００１２】 図９は、図５及び図６に示した実施例を植木鉢１０に取り付けた状態の一部縦 の断面図であり、折り返し部７ａの下方に形成されている段差７ｂに植木鉢１０ をのフランジ１０ａに引っ掛けるようにして止着具により締め付ける。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したような構成であるから、植木鉢の周面に取り付けるこ とにより、植木鉢を隠すことができると共に、外観を装飾することにより見る者 に快感を与えるとの効果がある。また、本考案である装飾カバ−を取り付けるこ とにより、安価な植木鉢であっても高価なもののように見せることができるとの 効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案である装飾カバ−の正面図。

【図２】本考案である装飾カバ−の裏面図。

【図３】本考案である装飾カバ−の他の実施例の正面
図。

【図４】本考案である装飾カバ−の他の実施例の裏面
図。

【図５】本考案である装飾カバ−の他の実施例の正面
図。

【図６】本考案である装飾カバ−の他の実施例の裏面
図。

【図７】本考案である装飾カバ−を植木鉢に取り付けた
状態の正面図。

【図８】本考案である装飾カバ−を植木鉢に取り付けた
状態の一部縦断面図。

【図９】本考案である装飾カバ−を植木鉢に取り付けた
状態の一部縦断面図。

【符号の説明】

１〜１ｂ 装飾カバ− ２〜２ｂ カバ−材 ３ 上紐 ３ａ 下紐 ４〜４ｂ 止着具 ５〜５ｂ 止着具 ６ タック ７ 接合部 ７ａ 折り返し部 ７ｂ 段差 ８ 緩み ９ 植木 １０ 植木鉢 １０ａ フランジ １１ 受け皿

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 横長に形成された長方形状のカバ−材の
   上部裏面に、植木鉢に形成されているフランジに挟着可
   能な幅に上下に平行に挟着用紐を設けるとともに、カバ
   −表面及びカバ−裏面それぞれに止着具を取り付けたこ
   とを特徴とする植木鉢装飾カバ−。