JPH0636394U - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0636394U
JPH0636394U JP074460U JP7446092U JPH0636394U JP H0636394 U JPH0636394 U JP H0636394U JP 074460 U JP074460 U JP 074460U JP 7446092 U JP7446092 U JP 7446092U JP H0636394 U JPH0636394 U JP H0636394U
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discharge lamp
inverter circuit
lighting device
capacitor
impedance
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Inventor
尚樹 佐々木
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スミダ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はチョークコイルの巻線数を少なくして
そのインピーダンスを減少させてこの種の放電灯点灯装
置を小型化および軽量化すると共に、同放電灯点灯装置
の電力効率を向上させることを目的とする。 【構成】トランジスタと高圧トランスの一次巻線、帰還
巻線およびコンデンサ等で構成したインバータ回路と、
高圧トランスの二次巻線に接続した放電灯と、前記イン
バータ回路と電流供給源との間に直列に接続したチョー
クコイルとコンデンサの並列回路で構成され、前記並列
回路 のインピーダンスはインバータ回路の発振周波数
に対しては充分に小さく、また、その2倍の周波数に対
する同調インピーダンスよりは低い適当な値に設定して
ある。 【効果】チョークコイルの巻線数を少なくして放電灯点
灯装置を小型化および軽量化すると共に、電力効率を向
上させ、放電灯を安定に点灯するこができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ノート型パソコン、ワープロ等の液晶表示部のバックライトに用い られる放電灯の点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
従来、ノート型パソコン、ワープロ等の液晶表示部のバックライト用光源には 冷陰極放電灯が多く使用されており、その点灯装置としては、例えば、図4のよ うなものが用いられている。 同図について説明すると、Tは一次巻線T1と二次巻線T2および一次巻線T 1に密結合した帰還巻線T3とで構成した高圧トランスで、一次巻線T1は2つ のトランジスタQ1,Q2の各コレクタに接続されており、二次巻線T2はコン デンサC2を介して冷陰極放電灯DLに接続されている。 また、帰還巻線T3はトランジスタQ1,Q2の各ベースに接続されている。 C1はコンデンサで、高圧トランスTの一次巻線T1と並列に接続されている 。 ここで、一次巻線T1,帰還巻線T3, トランジスタQ1,Q2およびコンデ ンサC1はインバータ回路INVを構成しており、その発振周波数はコンデンサ C1,C2の値と高圧トランスTの主インダクタンスで決定される。 Lは一次巻線T1を介してインバータ回路INVに駆動電流を与えるためのチ ョークコイル、R1,R2はトランジスタQ1,Q2のバイアス用抵抗である。 この構成でインバータ回路INVの発振周波数に対するチョークコイルLのイン ピーダンスが大きいほど同回路の発振動作は安定し、冷陰極放電灯DLの点灯動 作も安定してチラツキ等を減少させ得るが、このインピーダンスが大きくなる程 、装置の電力効率は低下し、また、チョークコイルLの巻線数が増加するので、 装置が大型化する等の欠点がある。
【0003】
【考案の目的】 本考案はチョークコイルの巻線数を少なくしてそのインピーダンスを減少させ てこの種の放電灯点灯装置を小型化および軽量化すると共に、同放電灯点灯装置 の電力効率を向上させることを目的とする。
【0004】
【問題を解決する手段】
本考案は上記の欠点を解決するため、インバータ回路に駆動電流を供給するた めのチョークコイルと並列にコンデンサを接続して該並列回路のインピーダンス をインバータ回路の発振周波数に対しては充分小さく、また、前記発振周波数の 2倍の周波数に対する同調インピーダンスよりは低い適当な値に設定したもので ある。
【0005】
【実施例】
本考案の実施例について説明すると、図1において、Tは一次巻線T1と二次 巻線T2および帰還巻線T3とで構成した高圧トランスで、帰還巻線T3は一次 巻線T1に密結合されており、その各端子はトランジスタQ1,Q2の各ベース に接続されている。また、一次巻線T1は2つのトランジスタQ1,Q2の各コ レクタに接続されている。 DLは冷陰極放電灯でコンデンサC2を介して二次巻線T2に接続されている。 C1はコンデンサで、高圧トランスTの一次巻線T1と並列に接続されている 。 INVは一次巻線T1,帰還巻線T3,トランジスタQ1,Q2およびコンデン サC1で構成されたインバータ回路、 Re はチョークコイルLとコンデンサC 3とで構成した並列回路で、インバータ回路INVと直流電圧源Eとの間に直列 に接続してある。 r1,r2はトランジスタQ1,Q2のバイアス用抵抗である。 この構成で、前記並列回路Re の入力インピーダンスはインバータ回路INVの 発振周波数の2倍の周波数に対する同調インピーダンスより低い適当な値に設定 してある。
【0006】
【作用】
以上の構成において、端子a−b間に直流電圧が加えられ、インバータ回路IN Vに駆動電流が供給されると、例えば、一方のトランジスタQ1はオン状態とな り、他方のトランジスタQ2はオフ状態となる。 この状態はインバータ回路INVの発振周期の1/2だけ持続し、次の1/2 周期でトランジスタQ1とQ2のオン、オフ状態は反転する。 トランジスタQ1とQ2の反転動作は交互に行われ、高圧トランスTの一次巻 線T1にはインバータ回路INVの発振周波数を持つ高周波電圧が発生する。 この高周波電圧は高圧トランスTの二次巻線T2で昇圧され、放電灯DLはこの 昇圧された高周波電圧によって点灯する。 本点灯装置の各部の電圧および電流波形を図2に示す。 同図/において、VCEはトランジスタQ2のコレクタとエミッタ間の電圧、Ic は同コレクタに流れる電流、VT は端子a−b間に現われる端子間電圧、IINは コンデンサC3とチョークコイルLとの並列回路Reに流れる入力電流、Vd は 放電灯DLの端子電圧の各波形を示している。この図から明らかなように、入力 電流IINは放電灯DLの端子電圧Vd 、つまり、出力電圧の1/2倍の周期を持 っている。
【0007】
【考案の効果】
図3は一般的なインダクタンスとコンデンサとの並列回路の周波数fとインピ ーダンスZの関係を示す特性図であるが、インピーダンスZは周波数fの上昇と ともに高くなって行きその共振周波数fr において最大となる。 そこで、本考案においてはコンデンサC3とチョークコイルLとの並列回路Re のインピーダンスZR をインバータ回路INVの発振周波数fi に対しては充分 に小さく、また、入力電流IINの周波数、即ち、発振周波数fi の2倍の周波数 (2fi )に対しては適当な大きさとなるように設定してあるので、チョークコ イルLの巻線数を減少させて放電灯点灯装置の小型化、軽量化をはかることがで き、同時に同点灯装置の電力効率を高めることができる等の効果がある。 図5は、本考案の放電灯点灯装置と従来の放電灯点灯装置において、チョーク コイルのインダクタンスを変化させたときの電力効率の変化を比較したものであ る。 この図からも解るように、本考案は従来のものに比べて、同じチョークコイル のインダクタンスに対して高い電力効率が得られ、また、放電灯が安定に点灯す る範囲をチョークコイルのインダクタンスの小さい領域にまで拡大することがで きる等の利点がある。
【0008】
【図面の簡単な説明】
図1は本考案放電灯点灯装置の実施例。図2は本点灯装
置の各部の電圧および電流波形を示す。図3は一般的な
インダクタンスとコンデンサとの並列回路の周波数とイ
ンピーダンスの関係を示す特性図。図4は放電灯点灯装
置の従来例。図5は、本考案と従来の放電灯点灯装置に
おけるチョークコイルのインダクタンスの変化に対する
電力効率の変化の比較図ある。
【0009】
【符号の説明】
C1,C2,C3・・・コンデンサ、L・・・チョーク
コイル、DL・・・放電灯、Re ・・・並列回路、IN
V・・・インバータ回路、E・・・直流電圧源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2個のトランジスタと、それらのコレクタ
    間に接続した高圧トランスの1次巻線と、前記1次巻線
    と並列に接続したコンデンサと、前記1次巻線に密結合
    し、各々のトランジスタのベースに接続された帰還巻線
    とでインバータ回路を形成するとともに高圧トランスの
    2次巻線に放電灯を接続し、また、電流供給源とインバ
    ータ回路との間に直列にチョークコイルとコンデンサの
    並列回路を接続し、前記並列回路のインピーダンスをイ
    ンバータ回路の発振周波数に対しては充分に小さく、ま
    た、前記インバータ回路の発振周波数の2倍の周波数に
    対する同調インピーダンスよりは低い適当な値に設定し
    たことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP1992074460U 1992-10-02 1992-10-02 放電灯点灯装置 Expired - Fee Related JP2550174Y2 (ja)

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