JPH0636232Y2 - 家具等のシャッタ装置 - Google Patents

家具等のシャッタ装置

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JPH0636232Y2
JPH0636232Y2 JP4497989U JP4497989U JPH0636232Y2 JP H0636232 Y2 JPH0636232 Y2 JP H0636232Y2 JP 4497989 U JP4497989 U JP 4497989U JP 4497989 U JP4497989 U JP 4497989U JP H0636232 Y2 JPH0636232 Y2 JP H0636232Y2
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JP
Japan
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furniture
transparent
small
plate
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JP4497989U
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JPH02137494U (ja
Inventor
文夫 志賀
Original Assignee
株式会社明世
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は家具等の前面に開閉可能に設けられたシャッタ
装置に係り、特に複数枚の透明小板を回動可能に連結し
た家具等のシャッタ装置に関する。
[従来の技術] 戸棚、飾り棚あるいは仏壇などの各種の収納家具におい
て、複数枚のガラスなどからなる透明な短冊状小板を屈
曲可能に連結して、前記家具の収納部の前面を開閉可能
に遮幣するシャッタを有するものが知られている。この
種の家具用透明シャッタとしては実開昭63−19695号公
報に記載された提案が公知である。この提案は家具の収
容部の前面の上下縁に曲線部分を有する1対のレールを
設け、複数枚の透明な小板を屈曲自在に連結してなるシ
ャッタ本体を前記レールに摺動自在に嵌着したものであ
って、上記透明小板の上下端縁を接着テープによって連
結し、小板の中間部を透明としたものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら前記公報に記載された提案によると、各透
明小板の上下縁を接着テープによって貼着して連結する
構造であるため組立作業性が悪く、各小板の間隔がづれ
易いという問題があった。また小板としてガラスなどの
透明板を使用しているため、各小板の上下縁に貼着され
た連結帯が外部から見えることとなるため、前記提案で
はこの接着テープをガラスホルダで被覆しており、その
ための作業も面倒となる等の欠点もあった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、シャッ
タを構成する複数枚の各小板を常に所定間隔で強固にか
つ回動可能に、組立作業性よく連結することができる外
観の優れた家具等のシャッタ装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するための構成を実施例に対応する図
面を参照して説明する。本考案による家具等のシャッタ
装置は、複数枚の短冊状小板の各長手対向縁部どうしが
屈曲自在に連結されてなるシャッタ本体が、家具等の開
口の上下(又は左右)1対のレール1に案内されて移動
する家具等のシャッタ装置において、前記各小板3は透
明、半透明または着色透明の板体により形成され、前記
各小板3の上下(又は左右)の端縁を前後部2枚の板部
材によって挟持固定し、隣接する前後部板部材のうち一
方の板部材7a,7bの対向縁部に互いに嵌合する溝と突起
を形成すると共に、該突起と溝による嵌合部位を枢軸1
1,14によって回動自在に連結したことを特徴としてい
る。
さらに枢軸11,14は連結部材の外側に突出し、該枢軸11,
14の突出端部がレール1内を移動する移動部とされてい
ることが望ましい。
[作用] 上記の構成によると、隣接する小板3は、これらの小板
の上下(又は左右)に挟着された板部材が、枢軸11,14
によって蝶番状に連結され、屈曲自在に動作するので、
小板3の間隔が常に一定となり、組立作業性も良く、強
固にかつ回動可能に連結することができる。また、上記
枢軸11,14の突出端部をレール1内を移動する移動部と
することにより、レール1の幅を狭くすることが出来、
且つ小板3よりシャッタ本体の開閉を円滑に行うことが
出来る。
[実施例] 以下、本考案に係る家具等のシャッタ装置の一実施例を
図面を参照して説明する。
第1図は本考案の家具等のシャッタ装置の正面図、第2
図は同シャッタ装置の一部の分解斜視図、第3図は第1
図の平面図、第4図は第1図のA−A線断面図である。
図示しない家具類の収納部の前面の上下部には所定の形
状のレール1a,1bが対向する位置に設けられている。そ
して該レール1a,1bには、それぞれ凹溝2a,2bが形成され
ており、この凹溝2a,2bに案内されて、複数枚の小板3
の連結よりなるシャッタ本体が移動可能に装着されてい
る。またこの各小板3はガラス又はプラスチックの透
明、半透明又は着色透明の短冊状の板体よりなる。
ここで各小板3の連結構造についてさらに詳述する。小
板3には、後述する一方の板部材としての結合部材4を
接合させるための貫通穴5が上端部、下端部にそれぞれ
2個ずつ設けられている。そして小板3の上側部分、下
側部分の表面には同形状の矩形板よりなる結合部材4が
それぞれ1枚ずつ接合して設けられている。小板3の上
側部分に設けられた結合部材4には、計6ケ所に穴が設
けられており、そのうち下側の2個の穴は小板固定穴6
で、上記小板3の貫通穴5と対応する位置に設けられて
いる。又結合部材4の上側に設けられた4個の穴は、後
述する他方の板部材としての連結部材7との結合用の連
結部材固定穴8である。そして結合部材4に設けられた
小板固定穴6と小板3に設けられた貫通穴をビス20aに
よって結合することによって、小板3と結合部材4が互
いに固定されている。また、小板3の下側に設けられた
結合部材4も上側に設けられた結合部材4と同じように
小板3に固定されている。さらに各結合部材4の小板3
を挟んだ背面には、雄側連結部材7aと雌側連結部材7bと
よりなる連結部材7が取付けられている。一方の連結部
材は第2図に示すように小板3の右上端及び左下端に取
付けられる雄側連結部材7aである。この雄側連結部材7a
はL字形状の部材で、長尺部分に上記結合部材4を取付
けるための取付穴9が連結部材固定穴8と対応した位置
に2個設けられ、また短尺部分の端部に軸筒10aが1個
突設されたものである。他方の連結部材は、小板3の左
上端及び右下端に取付けられる雌側連結部材7bである。
この雌側連結部材7bは隣接する雄側連結部材7aの軸筒10
aと嵌合する上下位置に2個の軸筒10bが突設されてい
る。軸筒1aが突起側であり軸筒10bが溝側となる。しか
して、小板3の上下部に固定された結合部材4には、左
上端及び右下端に雌側連結部材7bが設けられ、右上端及
び左下端に雄側連結部材7aが設けられ、これら結合部材
4と連結部材7はねじ20bによって固定されるようにな
っている。これにより連結部材7は、結合部材4を介し
て小板3の背面に固定されるようになっている。小板3
の右側端に取付けられた雄側連結部材7aの軸筒10a及び
雌側連結部材7bの軸筒10bは、隣接した小板3に設けら
れた連結部材7の軸筒と嵌合し、この嵌合した部分に枢
軸11,14が圧入されている。又小板3の左側端も同様に
枢軸11,14が圧入されている。これによって、小板3が
複数枚連結され、シャッタ本体を構成している。
上記枢軸11,14のうち、下部の連結部材7に設けられた
軸筒に圧入される枢軸11の下端は連結部材7の下端より
突出し、拡径されて下部移動部11aとされている。この
下部移動部11aの下端面には第4図に示すように同心状
に開口した開口部を有し、鋼球13が回転自在に設けられ
ている。一方、上部の連結部材に設けられた軸筒に圧入
している枢軸14は上端が連結部材7から突出している。
その突出した部分はダボ状に拡径された上部移動部14a
とされており、さらにこの上部移動部14aの先端はほぼ
球面上になっている。そして下部移動部11aと上部移動
部14aがそれぞれレールの凹溝2a,2bに係合し、小板3の
走行を案内している。
尚シャッタ本体における側端部の上下部の連結部材7に
は上述したような軸筒10は存在していない。
次に本実施例の作用を説明する。各小板3は、その上下
部の前後面に結合部材4を介して連結部材7が取り付け
られており、かつ連結部材7は隣接する小板3の連結部
材7と嵌合し、枢軸11,14を介して回動自在に連結され
ていることから、隣接する各小板3間の位置決め精度に
バラツキが生じることなく、正確に、且つ組立作業性よ
く強固に連結することができる。しかも枢軸11,14の延
長端部を移動部としてレール1a,1bに走行自在に案内し
ており、シャッタの走行時に余計な負荷がかかることが
ない。さらに又小板3に透明部材を用いていることから
収納状態を視認できるシャッタを構成することができ、
また半透明又は着色透明の部材を用いると、収納状態を
見せないようなシャッタを構成することができるという
ように、用途に対応したシャッタを作ることができる。
さらに、結合部材4のサイズを変えることにより、各小
板3の幅を変えることに対応することが出来る。
ところで、上記実施例では左上端及び右下端の連結部材
7に雌側連結部材7b、右上端及び左下端の連結部材に雄
側連結部材7aをそれぞれ用いた場合について説明した
が、隣接する小板3と連結可能であれば、2種類の連結
部材7をどのように組合わせて設置してもさしつかえな
い。又上記実施例では小板3が横方向に移動する場合に
ついて説明したが、この小板3が上下方向に移動する場
合についても応用することができ、同様の効果を得るこ
とができる。また各部の構造は本考案の趣旨を逸脱しな
い範囲で設計変更してもよい。
[考案の効果] 上述したように本考案によれば、シャッタを構成する各
透明小板を、各小板に挟着された板部材を介して蝶番状
に回動可能に連結したので、各小板の間隔を一定にして
組立作業性よく強固に連結することができ、またその組
付連結作業も容易となり、この種のシャッタ装置の外観
性と組立作業性を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るシャッタ装置の一実施例を示す正
面図、第2図はシャッタ本体の1単位を示す一部分解斜
視図、第3図は第1図の平面図、第4図は第1図のA−
A線断面図である。 1…レール、3…小板、4…板部材としての結合部材、
7…板部材としての連結部材、11,14…枢軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の短冊状小板の各長手対向縁部どう
    しが屈曲自在に連結されてなるシャッタ本体が、家具等
    の開口の上下(又は左右)1対のレールに案内されて移
    動する家具等のシャッタ装置において、前記各小板は透
    明、半透明または着色透明の板体により形成され、前記
    各小板の上下(又は左右)の端縁を前後部2枚の板部材
    によって挟持固定し、隣接する前後部板部材のうち一方
    の板部材の対向縁部に互いに嵌合する溝と突起を形成す
    ると共に、該突起と溝による嵌合部位を枢軸によって回
    動自在に連結したことを特徴とする家具等のシャッタ装
    置。
JP4497989U 1989-04-19 1989-04-19 家具等のシャッタ装置 Expired - Lifetime JPH0636232Y2 (ja)

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JP4497989U JPH0636232Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 家具等のシャッタ装置

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JP4497989U JPH0636232Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 家具等のシャッタ装置

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JPH02137494U JPH02137494U (ja) 1990-11-16
JPH0636232Y2 true JPH0636232Y2 (ja) 1994-09-21

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JP4497989U Expired - Lifetime JPH0636232Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 家具等のシャッタ装置

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JP5601526B2 (ja) * 2011-02-23 2014-10-08 東工シャッター株式会社 折畳み式横引きシャッター装置

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