JPH0636175U - ガス絶縁開閉装置用開閉器の操作機構 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用開閉器の操作機構

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Publication number
JPH0636175U
JPH0636175U JP7198592U JP7198592U JPH0636175U JP H0636175 U JPH0636175 U JP H0636175U JP 7198592 U JP7198592 U JP 7198592U JP 7198592 U JP7198592 U JP 7198592U JP H0636175 U JPH0636175 U JP H0636175U
Authority
JP
Japan
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container
solenoid
operating mechanism
plunger
switch
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Application number
JP7198592U
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Inventor
俊夫 柴田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス絶縁開閉装置用開閉器の操作機構におい
て、可動部分が容器から引き出されることのない簡単な
構造の操作機構を提供する 【構成】 操作機構の駆動源をプランジャーとソレノイ
ドにより構成し、前記容器の一部を構成する非磁性体部
分で前記プランジャーと前記ソレノイドを分離し、前記
ソレノイドを容器外部に配置し、前記プランジャーを容
器内に配置して開閉器の可動接触子と機械的に結合す
る。可動部分は容器外部のソレノイドにより非接触で駆
動することができるので、容器を貫通する機構部分がな
くなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ガス絶縁開閉装置(以下「GIS」という)の容器内に収納された 開閉器を操作する操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
GISは容器中にSF6 ガスと共に電気機器を収納している。そして、この収 納される電気機器には、遮断器、断路器、接地開閉器等の開閉器と、その開閉器 を操作する操作機構が含まれる。従来の開閉器の操作機構として、その駆動エネ ルギーの発生の方法として、圧縮空気駆動、電動機駆動、電動ばね駆動の3種類 が提案されている。 しかしながら、これら操作機構は、複雑な機構を有しており、またその構造上 、他の機器に比べて金属ゴミを出しやすい。これら複雑な機構を有し、金属ゴミ を出す恐れのあるものをGISの容器内に収納することは、保守点検上および電 気絶縁上の問題から好ましいことではない。
【0003】 したがって、従来は図2に示すように、圧縮空気駆動、電動機駆動、電動ばね 駆動のいずれの操作機構を採用する場合でも、開閉器をGIS容器1中に収納し 操作機構23を容器外部に配置している。このため、開閉器と操作機構を機械的 に結合するには、容器中のSF6 ガスと容器外の大気とをシールドすることので きる回転気密軸24を使用しなければならなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこの回転気密軸24は、図3に示すように、回転軸27に対して 軸受28、Oリング29、Uパッキング30等を配置する複雑な構造を有するも のであり、GISに使用される開閉器にこのような回転気密軸24を使用するこ とは、コストアップの原因となっていた。 本考案は、GIS用開閉器の操作機構において、可動部分が容器から引き出さ れることのない、簡単な構造の操作機構を提供することを目的とするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ガス絶縁開閉装置の容器中に収納される開閉器において、その操作 機構の駆動源をプランジャーとソレノイドにより構成し、前記容器の一部を構成 する非磁性体部分で前記プランジャーと前記ソレノイドを分離し、前記ソレノイ ドを容器外部に配置し、前記プランジャーを容器内に配置して開閉器の可動接触 子と機械的に結合する。
【0006】
【作用】
上記手段の操作機構の可動部分は金属ゴミを発生しないから、可動部分を容器 中に収納しても電気絶縁上の悪影響が生じることがない。そして、この可動部分 は容器外部のソレノイドにより非接触で駆動することができるので、可動部分を 全て容器中に収納しても容器を貫通する機構部分が不要であり、回転気密軸のよ うな複雑な構造のガスシールドを省略することができる。
【0007】
【実施例】
本考案をGISの断路器の操作機構に適用した実施例を、図1を用いて説明す る。 1は、断路器2をSF6 ガスと共に収納し、GISの一部を構成する容器であ る。この容器1と隣接する容器3,4との間は絶縁スペーサ5,6により区切ら れ、これら絶縁スペーサ5,6により母線7,8が保持される。 断路器2は、母線7,8に固定された固定接触子9と摺動接触子10、可動接 触子11および可動接触子11に操作力を伝達する絶縁操作棒12を有している 。前記可動接触子11は、摺動接触子10と常に接触し、固定接触子9とは操作 機構の動作により接触開離をする。
【0008】 この断路器の操作機構は、プランジャーとソレノイドにより構成される。 容器1に開口が設けられ、気密容器の一部を兼ねるプランジャーケース13に より塞がれる。このプランジャーケース13は、非磁性体の材料で形成され、円 筒部分14と容器1に取り付けられるフランジ15とを有する。 この円筒部分14の外周には、投入用ソレノイド16と遮断用ソレノイド17 の2つのソレノイドが軸方向に間隔を置いて配置される。 また、円筒部分14の内側には、プランジャー18が収納され、プランジャー 18と断路器2の絶縁操作棒12の間が操作棒19により機械的に結合される。 さらにこの操作棒19と容器1の間に圧縮バネからなるトグルバネ20が設けら れる。これら操作機構の可動部は全て容器1中に収納され、操作機構の可動部を 容器1から引き出す部分は存在しない。
【0009】 図示の状態は、トグルバネ20が可動部に対して図示左側の方向にバネ力を加 えていて、可動接触子11が固定接触子9と摺動接触子10間を電気的に接続し 、断路器2が閉となっている状態である。 断路器2の遮断動作は、遮断用ソレノイド17を励磁することにより行われる 。遮断用ソレノイド17の励磁によりプランジャー18が吸引され、可動部は図 示右方向に移動をする。この可動部の移動により可動接触子11が固定接触子9 から開離し、固定接触子9と摺動接触子10間の電気的接続が断たれ、断路器2 が開となる。トグルバネ20は、可動部の移動途中にそのデッドポイントを越え ると破線で示す位置に反転し、可動部に対して遮断側に押すバネ力を与え、遮断 用ソレノイド17の励磁が解かれてもプランジャー18を破線の位置に保持し、 断路器2の開状態を保持する。
【0010】 断路器2の投入動作は、投入用ソレノイド16を励磁することにより行われる 。投入用ソレノイド16の励磁によりプランジャー18が吸引され、可動部は図 示左方向に移動をする。この可動部の移動により可動接触子11が固定接触子9 に接触し、固定接触子9と摺動接触子10間が電気的に接続され、断路器2が閉 となる。トグルバネ20は、可動部の移動途中にそのデッドポイントを越えると 実線で示す位置に反転し、可動部に対して投入側に押すバネ力を与え、投入用ソ レノイド16の励磁が解かれてもプランジャー18を実線の位置に保持し、断路 器2の閉状態を保持する。
【0011】 以上説明したGISの開閉器の操作機構は、断路器とその操作機構の可動部を 全て容器中に収納しているが、可動部は金属ゴミを発生しない構造となっている から、GISに悪影響を与えることはない。そして、その可動部分は容器外部の ソレノイドにより非接触で駆動することができるので、容器を貫通する機構部分 がなくなり、回転気密軸のような複雑な構造のガスシールドを省略することがで きる。
【0012】
【考案の効果】
本考案のGIS用開閉器の操作機構によれば、開閉器および操作機構の可動部 を全て容器中に収納できる構造としたため、可動部分を容器から引き出す部分が なくなる。したがって、容器の引き出し部分に対するガスシールドが不要となり 、GIS用操作機構の構造を簡単なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のGISの断路器の側面断面
図。
【図2】従来のGISの断路器の平面図。
【図3】図2における回転気密軸の断面図。
【符号の説明】
1,3,4…容器 2…断路器 5,6…絶縁スペーサ 7,8…母線 9…固定接触子 10…摺動接触子 11…可動接触子 12…絶縁操作棒 13…プランジャーケース 14…円筒部分 15…フランジ 16…投入用ソレノイド 17…遮断用ソレノイド 18…プランジャー 19…操作棒 20…トグルバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス絶縁開閉装置用開閉器の操作機構に
    おいて、その操作機構の駆動源をプランジャーとソレノ
    イドにより構成し、ガス絶縁開閉装置の容器の一部を構
    成する非磁性体部分で前記プランジャーと前記ソレノイ
    ドを分離し、前記ソレノイドを容器外部に配置し、前記
    プランジャーを容器内に配置して開閉器の可動接触子と
    機械的に結合したことを特徴とするガス絶縁開閉装置用
    開閉器の操作機構。
JP7198592U 1992-10-15 1992-10-15 ガス絶縁開閉装置用開閉器の操作機構 Pending JPH0636175U (ja)

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JPH0636175U true JPH0636175U (ja) 1994-05-13

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ID=13476271

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JP7198592U Pending JPH0636175U (ja) 1992-10-15 1992-10-15 ガス絶縁開閉装置用開閉器の操作機構

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JP (1) JPH0636175U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2932507A4 (en) * 2012-12-12 2016-12-14 Southern States Llc MAGNETICALLY HIGH VOLTAGE SWITCH WITH SEALED SOLENOID
JP6625268B1 (ja) * 2018-10-09 2019-12-25 三菱電機株式会社 ガス絶縁開閉装置

Cited By (3)

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