JP6625268B1 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

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Abstract

メンテナンス性を向上することが可能なガス絶縁開閉装置(50)を得る。ガス絶縁開閉装置(50)は、絶縁性ガスが気密封止された容器(1、2)の内部に配置された主回路機器(3、4)と、容器(1、2)の外部に配置された操作機構(7、10)と、操作機構(7、10)の駆動力を主回路機器(3、4)に伝達する気密連結軸(11)と、気密連結軸(11)の周囲に配置された第1の気密封止部(16)と、内部に気密封止材(13、14)を有し、気密連結軸(11)の周囲に第1の気密封止部(16)に重ねて配置されると共に容器(1、2)外部の大気中に設けられた第2の気密封止部(17)と、を備えたことを特徴とするものである。

Description

本願は、ガス絶縁開閉装置に関するものである。
ガス絶縁開閉装置は、SFガスなどの絶縁性ガスの優れた絶縁性能によって、遮断器、断路器、接地開閉器などの主回路機器をコンパクト化することで、電気室のスペース縮小化に貢献している。また、ガス絶縁開閉装置は、高電圧が印加される主回路機器を密閉容器内に収納し、密閉容器内に前述の絶縁性能に優れたSFガスを封入することで、主回路機器の配置をコンパクト化している。また近年は、SFガスに代わり、例えばドライエア等の環境面にも優れたガスを代替ガスとして封入する場合もある。
このようなガス絶縁開閉装置では、密閉容器内に配置した遮断器、断路器または接地開閉器などの主回路機器を密閉容器の外側に配置した操作機構によって操作する必要がある。このため、密閉容器の気密を保持したまま操作機構の駆動力を密閉容器内の主回路機器に伝達する気密連結軸が用いられている。
国際公開第2010−134442号公報
前述のとおり、ガス絶縁開閉装置においては密閉容器の気密を保持したまま操作機構の駆動力を密閉容器内の主回路機器に伝達する気密連結軸を用いる必要がある。具体的には、連結軸の周囲に気密封止板を取り付け、気密封止板の内部に気密保持部材を取り付けることで、連結軸が直線駆動または回転駆動した場合に、密閉容器の気密を保持したまま駆動力を伝達できる構造になっている。
しかしながら、一般的な密閉蓋板部に取り付ける気密保持部材は、製品組立時に取り付けて密閉されるのみであるのに対し、気密連結軸の部分は、複数回の摺動による劣化または密閉容器外部の粉塵が気密連結軸の動作時に進入してくることによる気密保持部材の劣化などがあるため、一般的な蓋板などの気密部に対して劣化が早くなる。このため、数十年後のメンテナンス時に交換が必要となってくる場合もある。これに対して特許文献1に開示されたガス絶縁真空遮断器によれば、気密封止板および気密保持部材が密閉容器内部に配置されているため、取替を行うためには密閉容器内の絶縁性ガスを回収して密閉容器内を開放した状態で取替作業を行う必要がある。したがって、メンテナンス時の取替時間が長時間化して、取替作業に過大な負荷がかかるという課題があった。
本願は、上述のような課題を解決するための技術を開示するものであり、メンテナンスの省力化を図ることでメンテナンス時の作業時間の長時間化を抑制し、結果として、メンテナンス性を向上させたガス絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
本願に開示されるガス絶縁開閉装置は、絶縁性ガスが気密封止された容器の内部に配置された主回路機器と、前記容器の外部に配置された操作機構と、前記操作機構の駆動力を前記主回路機器に伝達する気密連結軸と、前記気密連結軸の周囲に配置された第1の気密封止部と、内部に気密封止材を有し、前記気密連結軸の周囲に前記第1の気密封止部に重ねて配置されると共に前記容器外部の大気中に設けられた第2の気密封止部と、を備え、前記第2の気密封止部は、前記第1の気密封止部の表面に接するように重ねて配置されており、前記主回路機器は、前記容器のフランジに取り付けられたことを特徴とするものである。

本願に開示されるガス絶縁開閉装置によれば、メンテナンスの省力化を図ることメンテナンス時の作業時間の長時間化を抑制することができ、結果として、メンテナンス性を向上させたガス絶縁開閉装置を得ることができる。

実施の形態1によるガス絶縁開閉装置を示す側断面図である。 比較例によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸を示す断面図である。 実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸を示す断面図である。 図3に示す気密連結軸の連結部の構造を示す断面図である。 実施の形態2によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸を示す断面図である。
以下、図面に基づいて実施の形態1によるガス絶縁開閉装置について説明する。
なお、各図面中において、同一符号は同一あるいは相当のものであることを示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に示すガス絶縁開閉装置の側断面図である。図1に示すように、ガス絶縁開閉装置50の内部には、密閉容器である遮断器タンク1と母線タンク2が備えられており、母線タンク2は、遮断器タンク1の上部に配置されている。母線タンク2内には、母線5および断路器又は接地開閉器4などの主回路機器が収納されている。また、遮断器タンク1内には、遮断器3を含む複数の主回路機器が収納されている。また、遮断器タンク1内には、断路器又は接地開閉器4も配置されている。
遮断器3は、遮断器タンク1の内部と外部とを仕切る遮断器用フランジ6aに取り付けられた状態で遮断器タンク1に挿入されて気密密閉(封止)されている。また、遮断器用フランジ6aの遮断器タンク1の外部側には遮断器操作機構7が取り付けられている。つまり、遮断器用フランジ6aの紙面右側であるガス絶縁開閉装置50の背面側は遮断器タンク1内であり、SFガスあるいはドライエアなどの絶縁性ガスが密閉された状態である。また、遮断器用フランジ6aの紙面左側であるガス絶縁開閉装置50の前面側は遮断器タンク1の外部であるため、大気中である。実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置50は、大気中にある遮断器操作機構7の駆動力を遮断器タンク1内の遮断器3に伝達するために、遮断器部の気密連結部8を備えている。
また、断路器又は接地開閉器4は、母線タンク2の内部と外部とを仕切る断路器又は接地開閉器用フランジ6bに取り付けられた状態で母線タンク2に挿入されて気密密閉(封止)されている。また断路器又は接地開閉器用フランジ6bの母線タンク2の外部側には断路器又は接地開閉器操作機構10が取り付けられている。つまり、断路器又は接地開閉器用フランジ6bの紙面右側であるガス絶縁開閉装置50の背面側は母線タンク2内であり、SFガスあるいはドライエアなどの絶縁性ガスが密閉された状態である。また、断路器又は接地開閉器用フランジ6bの紙面左側であるガス絶縁開閉装置50の前面側は母線タンク2の外部であるため、大気中である。実施の形態1におけるガス絶縁開閉装置50は、大気中にある断路器又は接地開閉器操作機構10の駆動力を母線タンク2内の断路器又は接地開閉器4に伝達するために、断路器又は接地開閉器部の気密連結部9を備えている。
図2は、比較例によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸を示す断面図である。なお、ここでは断路器又は接地開閉器部を例にして気密連結軸11について説明するが、遮断器部についても同様である。ガス絶縁開閉装置50において、断路器又は接地開閉器用フランジ6bを挟んで紙面右側に図示した母線タンク2の内部に断路器又は接地開閉器4が配置されている。また、ガス絶縁開閉装置50において、断路器又は接地開閉器用フランジ6bの紙面左側に図示した母線タンク2の外側の大気中に断路器又は接地開閉器操作機構10が配置されている。また、断路器又は接地開閉器操作機構10の駆動力を母線タンク2内の断路器又は接地開閉器4に伝達するために、断路器又は接地開閉器操作機構10と断路器又は接地開閉器4は気密連結軸11で接続されている。また、気密連結軸11の周囲を気密密閉(封止)するために、気密連結軸11は気密封止部品12を貫通している。
気密封止部品12の断路器又は接地開閉器用フランジ6bと接する面には溝が形成されており、気密封止部品固定部用の気密封止材13が取り付けられている。なお、気密封止材13は、例えばゴム製のOリングまたはTリングなどのシール材料である。
また、気密封止部品12の中心には、気密連結軸11を挿入するための穴部が設けられている。また、気密封止部品12の中心の気密連結軸11を挿入した穴部にもその周囲に溝が設けられており、気密連結軸摺動用の気密封止材14が配置されている。
図2においては、気密連結軸11の摺動による気密密閉性向上のために、気密封止部品12の内部に気密連結軸摺動用の気密封止材14を2つ配置した事例を示しているが、気密連結軸摺動用の気密封止材14の配置を1つとしても機能は同じである。
この構造により、気密連結軸11および気密封止部品12の部分は、気密封止部品固定部用の気密封止材13および気密連結軸摺動用の気密封止材14により気密密閉(封止)されているため、母線タンク2内の気密を保ったまま気密連結軸11の摺動により断路器又は接地開閉器操作機構10の駆動力を母線タンク2内の断路器又は接地開閉器4に伝達することが可能となる。
なお、気密封止部品12自体は、気密封止部品固定ボルト15により断路器又は接地開閉器用フランジ6bに締結されている。
図3は、実施の形態1に示すガス絶縁開閉装置の気密連結軸の断面図である。
図3に示すように、ガス絶縁開閉装置50において、断路器又は接地開閉器用フランジ6bを挟んで紙面右側に図示した母線タンク2の内部に断路器又は接地開閉器4が配置されている。また、ガス絶縁開閉装置50において、断路器又は接地開閉器用フランジ6bの紙面左側に図示した母線タンク2の外側の大気中に断路器又は接地開閉器操作機構10が配置されている。また、断路器又は接地開閉器操作機構10の駆動力を母線タンク2内の断路器又は接地開閉器4に伝達するために、断路器又は接地開閉器操作機構10と断路器又は接地開閉器4は気密連結軸11で接続されている。気密連結軸11の周囲を気密密閉(封止)するために、気密連結軸11は、第1の気密封止部である第1の気密封止部品16および第2の気密封止部である第2の気密封止部品17を貫通している。
第1の気密封止部品16は、例えば金属で形成されており、第1の気密封止部品16の断路器又は接地開閉器用フランジ6bと接する面には溝が形成され、気密封止部品固定部用の気密封止材13が取り付けられている。なお、気密封止材13は、例えばゴム製のOリングまたはTリングなどのシール材料である。
また、第1の気密封止部品16の中心には、気密連結軸11を挿入するための穴部が設けられている。また、第1の気密封止部品16の中心の気密連結軸11を挿入した穴部にもその周囲に溝が設けられており、気密連結軸摺動用の気密封止材14が配置されている。図2で示した比較例との相違点としては、実施の形態1では、気密連結軸11の摺動による気密密閉性向上のために、第1の気密封止部品16内部には気密連結軸摺動用の気密封止材14が1つだけ配置されていることである。第1の気密封止部品16自体は、断路器又は接地開閉器用フランジ6bに取り付けられ、気密封止部品固定ボルト15により締結されている。
また、第2の気密封止部品17は例えば金属で形成されており、気密連結軸11の周囲に第1の気密封止部品16に重ねるように配置され、第1の気密封止部品16に取り付けられている。第2の気密封止部品17の第1の気密封止部品16の表面と接する面には、溝が形成されており、気密封止部品固定部用の気密封止材13が取り付けられている。なお、気密封止材13は、例えばゴム製のOリングまたはTリングなどのシール材料である。また、第2の気密封止部品17の中心には、気密連結軸11を挿入するための穴部が設けられている。また、第2の気密封止部品17の中心の気密連結軸11を挿入した穴部にもその周囲に溝が設けられており、気密連結軸摺動用の気密封止材14が配置されている。第2の気密封止部品17自体は、気密封止部品固定ボルト15により第1の気密封止部品16に締結されている。
第1の気密封止部品16および第2の気密封止部品17は、密閉容器である母線タンク2の外部の大気中に設けられており、第2の気密封止部品17は、第1の気密封止部品16と同様に気密封止部品固定部用の気密封止材13および気密連結軸摺動用の気密封止材14を備えている。実施の形態1によるガス絶縁開閉装置50によれば、気密連結軸11、第1の気密封止部品16および第2の気密封止部品17の部分は、気密封止部品固定部用の気密封止材13および気密連結軸摺動用の気密封止材14により気密密閉(封止)されているため、母線タンク2内の気密を保ったまま気密連結軸11の摺動により断路器又は接地開閉器操作機構10の駆動力を母線タンク2内の断路器又は接地開閉器4に伝達することが可能となる。
また、図3に示すように実施の形態1においては、気密連結軸11の摺動による気密密閉性向上のために、第2の気密封止部品17の内部に気密連結軸摺動用の気密封止材14を複数個配置した事例を示しているが、第2の気密封止部品17の内部の気密連結軸摺動用の気密封止材14が1つでも機能は同じである。
図4は実施の形態1に示すガス絶縁開閉装置の気密連結軸の連結部構造を示す断面図である。気密連結軸11は大気中側の先端に気密連結軸の連結部11aを有しており、また断路器又は接地開閉器操作機構10は断路器又は接地開閉器操作機構の連結部10aを有しており、それぞれの連結部を連結部品18によって連結する構造となっている。なお連結部品18は、ピンあるいはボルトであり、断路器又は接地開閉器操作機構の連結部10aと気密連結軸の連結部11aとはピン締結あるいはボルト締結されている。
図2の比較例によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸では、気密連結軸11の周囲に気密封止部品12が1つ取り付けられた構造であるので、気密封止部品12内の気密封止材14が劣化して交換が必要になった際には、気密封止材14を交換するために、母線タンク2内の絶縁性ガスを回収して母線タンク2内を大気の状態とした後で気密封止部品12を取り外し、気密封止材14を交換する必要があった。その理由としては、気密封止部品12を取り外すとガス漏れが発生する可能性があるためである。
これに対して、図3に示す実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸では、気密連結軸11の周囲に第1の気密封止部品16と第2の気密封止部品17が配置されており、第1の気密封止部品16は、気密封止部品固定ボルト15により断路器又は接地開閉器用フランジ6bに取り付けられ固定されている。第2の気密封止部品17は、気密連結軸11の周囲に第1の気密封止部品16に重ねるように配置され、第1の気密封止部品16に取り付けられており、気密封止部品固定ボルト15により第1の気密封止部品16に締結されている。第2の気密封止部品17は、第1の気密封止部品16と同様に気密封止部品固定部用の気密封止材13および気密連結軸摺動用の気密封止材14を有している。
実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸11において、気密連結軸摺動用の気密封止材14を交換する際は、断路器又は接地開閉器操作機構10と気密連結軸11との連結部品18を取り外して、断路器又は接地開閉器操作機構10を取り外し、第2の気密封止部品17を固定している気密封止部品固定ボルト15を取り外して第2の気密封止部品17を取り外す。第2の気密封止部品17を取り外しても第1の気密封止部品16があるため絶縁性ガスの漏れを防止することができる。このため、密閉容器である母線タンク2内の絶縁性ガスを回収することなく、第2の気密封止部品17を取り外し気密連結軸摺動用の気密封止材14の交換が可能となる。また、気密封止部品固定部用の気密封止材13についても交換することができる。
実施の形態1によれば、第2の気密封止部品17の気密封止材14は、大気中の空気または粉塵によって劣化が早いが、第1の気密封止部品16の気密封止材14は、大気中の空気または粉塵に触れないため劣化を抑制できる。このため、第2の気密封止部品17を容易に交換できるようにしておけば、メンテナンス性を向上させたガス絶縁開閉装置50を提供するという目的は果たされる。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2によるガス絶縁開閉装置の気密連結軸を示す断面図である。実施の形態1においては、断路器又は接地開閉器用フランジ6bに第1の気密封止部品16と第2の気密封止部品17とを重ねて配置した構造を示したが、実施の形態2では、密閉容器である母線タンク2の断路器又は接地開閉器用フランジ6bの内部が実施の形態1の第1の気密封止部品16として機能する。具体的には、金属から形成された断路器又は接地開閉器用フランジ6bの内部に溝を形成して、その溝に気密連結軸摺動用の気密封止材14を配置する。気密封止材14を有する第1の気密封止部品16は、気密連結軸11の周囲に配置されている。そして、第2の気密封止部品17は、内部に気密封止材14を有し、気密連結軸11の周囲に第1の気密封止部品16に重ねて配置されると共に密閉容器である母線タンク2の外部の大気中に設けられている。第1の気密封止部品16の気密封止材14と第2の気密封止部品17の気密封止材14は同一の気密連結軸11の周囲に配置されている。
実施の形態1の構造では、第1の気密封止部品16と第2の気密封止部品17を二重に重ねた構造にすることで製品の奥行き方向の寸法が増加していたが、実施の形態2では、断路器又は接地開閉器用フランジ6bが実施の形態1の第1の気密封止部品16の機能を有しているため、機能的には実施の形態1と同じであり、製品の奥行き方向の寸法を縮小することが可能となる効果がある。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 遮断器タンク、2 母線タンク、3 遮断器、4 断路器又は接地開閉器、5 母線、6a 遮断器用フランジ、6b 断路器又は接地開閉器用フランジ、7 遮断器操作機構、8 遮断器部の気密連結部、9 断路器又は接地開閉器部の気密連結部、10 断路器又は接地開閉器操作機構、10a 断路器又は接地開閉器操作機構の連結部、11 気密連結軸、11a 気密連結軸の連結部、12 気密封止部品、13 気密封止材(気密封止部品固定部用)、14 気密封止材(気密連結軸摺動用)、15 気密封止部品固定ボルト、16 第1の気密封止部品、17 第2の気密封止部品、18 連結部品、50 ガス絶縁開閉装置

Claims (6)

  1. 絶縁性ガスが気密封止された容器の内部に配置された主回路機器と、
    前記容器の外部に配置された操作機構と、
    前記操作機構の駆動力を前記主回路機器に伝達する気密連結軸と、
    前記気密連結軸の周囲に配置された第1の気密封止部と、
    内部に気密封止材を有し、前記気密連結軸の周囲に前記第1の気密封止部に重ねて配置されると共に前記容器外部の大気中に設けられた第2の気密封止部と、を備え、
    前記第2の気密封止部は、前記第1の気密封止部の表面に接するように重ねて配置されており、
    前記主回路機器は、前記容器のフランジに取り付けられたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 前記第1の気密封止部は、前記容器外部の大気中に設けられており、前記容器の前記フランジに取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  3. 前記容器の前記フランジの内部が前記第1の気密封止部として機能することを特徴とする請求項1に記載のガス絶縁開閉装置。
  4. 前記気密封止材は、OリングまたはTリングであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
  5. 前記気密封止材は、複数個配置されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
  6. 前記主回路機器は、遮断器、断路器または接地開閉器のいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のガス絶縁開閉装置。
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