JPH0636089U - 情報表示装置 - Google Patents

情報表示装置

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JPH0636089U
JPH0636089U JP7640492U JP7640492U JPH0636089U JP H0636089 U JPH0636089 U JP H0636089U JP 7640492 U JP7640492 U JP 7640492U JP 7640492 U JP7640492 U JP 7640492U JP H0636089 U JPH0636089 U JP H0636089U
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JP
Japan
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display
back surface
photoelectric conversion
conversion element
optical fiber
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Pending
Application number
JP7640492U
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English (en)
Inventor
栄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Electric Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya Electric Works Co Ltd filed Critical Nagoya Electric Works Co Ltd
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Publication of JPH0636089U publication Critical patent/JPH0636089U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示板の背面からの直射光による表示板の視認
性の低下を防止する。 【構成】表示板10の前面の枠11に設けられた凹部1
3の背面13aに光電変換素子21を設ける。また、凹
部13の背面13a上部に光ファイバ22の一端を設
け、表示板の背面に向けて伸ばした光ファイバ22の他
端を表示板の背面10aに設けた凹部14の背面に取り
付ける。凹部13の前面に設けられたレンズ13bと周
壁13cに、光ファイバと対向して略60°傾けて反射
鏡23を取り付ける。表示板の視認性を低下させる表示
板背面からの直射光は、光ファイバを伝播し、反射鏡に
より反射されて光電変換素子に入射する。光電変換素子
からの出力に応じて、表示素子駆動制御装置が表示素子
の光度を高めるように制御することにより、表示板の視
認性の低下を防止する。また、光ファイバと反射板を付
加するのみの簡単な構成により、情報表示装置を安価に
構成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、情報表示装置に係り、特に表示板の背面からの太陽の照射による表 示板の視認性の低下を防止する情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、道路上に設置される情報表示装置は、表示素子として発光ダイオードを 用いた表示板を備えており、この表示板の前面に外光の照度を検知する光電変換 素子を設け、表示板の前面の照度の変化に追従して表示素子の光度を連続的に変 化させるようにしている。そのため、光電変換素子により認識することのできる 表示板前面への直射光や散乱光に対しては表示素子の光度を追従させることがで きる。また、太陽が表示板の裏面に回った場合には、その直射光を光電変換素子 によっては直接認識することができないが、この場合は表示板前面も暗くなり、 表示素子とその周囲とのコントラストが十分に確保されるために、光電変換素子 による照度検出値が下がっても表示板の視認性の面で問題はない。
【0003】 しかし、朝方又は夕方において太陽の高度が下がり、車の運転者が表示板の背 面より直射光を受けるときには、表示板の周囲の明るさのほうが表示素子の光度 より大きくなるため、表示板の視認性が著しく低下させられるという問題があっ た。 これに対し、例えば特公昭57ー46560号公報に示されている情報表示装 置は、表示板の背面に光電変換素子等の輝度測定器を設け、表示板の背面からの 入射角度約20度の範囲の入射光の輝度を光電変換素子等の輝度測定器によって 測定し、輝度測定器の出力に基づいて表示素子の輝度を制御している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、情報表示装置Hは、図5に示すように、通常地上より6〜7mの高 さに設けられており、150〜100m先の車の運転者Mによって表示内容が認 識されるようになっている。そして、この場合の運転者Mの視野は水平から高々 数度の範囲に限られており、従って、上記表示板の背面からの直射光により表示 の視認性が妨げられる入射角の範囲も、図5に示す光Aのように水平面から数度 の範囲に限定される。
【0005】 しかして、上記公告公報に示された情報表示装置のように、輝度測定の範囲を 20度程度にも広げた場合(図5の光B参照)には、表示の視認性が妨げられる 表示板の背面からの上記入射角度の直射光のみを的確に検知することができない 。このため、表示板の視認性には関係しない入射角の光に対しても光電変換素子 が応答し、光電変換素子の出力に基づいて表示素子の光度を高めることにより、 電力の無駄な消費をしなければならないという問題がある。 また、上記情報表示装置は、複雑な構成の輝度測定器に加え、増幅器,位相制 御用パルス発生器等の複雑な回路構成を必要とし、測定系が高価になるという問 題もある。 本考案は、上記した問題を解決しようとするもので、簡単な構成により表示板 の背面からの直射光による表示板の視認性の低下を防止する情報表示装置を提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために上記請求項1に係る考案の構成上の特徴は、複 数の表示素子を備えた表示板の前面の照度を検知する光電変換素子と、表示板の 背面に照射する直射光を光電変換素子に導く光ファイバと、光電変換素子からの 出力の大きさに応じて表示素子の光度を制御する制御装置とを設けたことにある 。
【0007】
【考案の作用・効果】
上記のように構成した考案においては、表示板の背面への直射光を光電変換素 子に導くために設けた光ファイバは、直射光の角度が光ファイバの軸方向に略平 行な光についてその強度を正確に伝播させるという直射光の方向性に極めて鋭敏 であるという特性を備えている。従って、光ファイバの軸を、表示板の背面に道 路と略平行に取り付けることにより、表示板の視認性の面で問題となる限定され た範囲の直射光のみを精度良く伝達して光電変換素子に導くことができる。そし て、制御装置がこの背面への直射光に基づく光電変換素子からの出力に応じて表 示板の視認性が妨げられない程度に表示素子の光度を制御することができる。 また、本考案によれば、表示板の視認性に影響を与えない入射角の大きな光は 、光ファイバを伝播しないので光電変換素子に入力されず、従って、かかる直射 光により表示板の光度が高められることもなく、これに伴う無駄な電力消費を避 けることができる。 さらに、本考案に係る情報表示装置は、従来の情報表示装置に光ファイバ等を 付加した簡単な構成なので、非常に安価である。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により具体的に説明する。 図1〜図3は、本考案に係る情報表示装置の表示板10の概略構成を示したも のである。この表示板10は、枠11に囲まれた前面に表示素子を構成する多数 の発光ダイオードが設けられた表示部12を備えている。そして、右側枠部11 には光電変換素子取り付け用の円筒状の凹部13が設けられている。
【0009】 凹部13は、図3に示すように、背面13aに光電変換素子21が取り付けら れており、また、凹部13の前側はガラス13bにより封止されている。凹部1 3の背面13a上部には光ファイバ22の一端が取り付けられており表示板10 の背面10aに向けて水平に延出されている。また、ガラス13bと凹部13の 周壁13cには、光ファイバ22の一端に対向して略60°に傾けて反射鏡23 が取り付けられている。反射鏡23は、図3に示すように、表示板10の背面1 0aへ入射し光ファイバ22を伝播した光Lを反射させて光電変換素子21に導 く役割をするものである。 光ファイバ22の他端側は、表示板の背面10aに設けた凹部14の背面14 aに取り付けられている。この凹部14は、表示板10の背面への光の内の水平 に近い角度の光を光ファイバ22に導く役割も果たしている。
【0010】 この表示板10の電気回路構成は、図4に示すように、表示素子駆動制御装置 30を備えており、表示素子駆動制御装置30の入力側には光電変換素子21が 接続されており、出力側には表示部12の複数の発光ダイオードが接続されてい る。そして、光電変換素子21からの光電変換信号を受けて、表示素子駆動制御 装置30が発光ダイオードの光度を制御するようになっている。
【0011】 次に、上記のように構成した情報表示装置の動作について説明する。 まず、太陽が表示板10の前面にあるときは、光電変換素子21が太陽の光を 検知することにより、その検出出力を受けて表示素子駆動制御装置30が発光ダ イオードの光度を制御することにより、表示板10の視認性は良好に保たれる。 また、太陽が表示板10の裏側に回ったときは、表示板前面も暗くなり、発光ダ イオードとその周囲とのコントラストが十分に確保されるために、光電変換素子 21による照度検出値が下がっても視認性の面で問題はない。 しかして、朝方又は夕方のように太陽の高度が下がり、水平面から数度の入射 角の光が表示板10の背面に入射するようになると、表示板10の周囲が発光ダ イオードの明るさに比べて非常に明るくなり、表示板10の視認性が低下させら れる。
【0012】 しかし、表示板10の背面に設けられた光ファイバ22が、表示板の視認性を 低下させる直射光を正確に伝播させる。そして、この伝播光は、凹部13内の反 射鏡23によって反射され、光電変換素子21に導かれる。光電変換素子21は 、この背面から光ファイバ22によって導かれた光と表示板10前面からの光と に基づく光電変換信号を表示素子駆動制御装置30に出力する。表示素子駆動制 御装置30は、この光電変換信号に応じて表示板10の背面からの直射光に対し て表示板の視認性を低下させないようにするために、発光ダイオードへの電流を 制御し、発光ダイオードによる表示を明るくする。
【0013】 また、本実施例における光ファイバ22は、上記したように入射光の方向性に 極めて鋭敏であるという特性を備えているので、車の運転者による表示板10の 視認性が低下する水平面から数度の限定された範囲の入射光のみを正確に光電変 換素子に導き、この範囲より大きい入射角の光についてはほとんど伝播させない 。従って、運転者による表示板10の視認性を低下させないような表示板背面か らの直射光に対して発光ダイオードの光度を大きくするような無駄な操作を表示 素子駆動制御装置が行うことはなく、情報表示装置の電力消費の節約を図ること ができる。 さらに、本実施例にかかる情報表示装置は、従来の情報表示装置が備えている 制御装置及び1個の光電変換素子に光ファイバと反射鏡を付加するのみで実現す ることができ、極めて安価に構成することができる。
【0014】 なお、上記実施例においては、光ファイバと反射鏡により表示板背面からの直 射光を光電変換素子に導くようにしているが、光ファイバの先端を曲げることに より伝播光を直接光電変換素子に導くようにしてもよい。 また、表示板10の前面から入射する光を光電変換素子に導く方法として、光 ファイバを用いるようにしてもよい。そして、表示板の前面や背面からの光を光 電変換素子に導くために光ファイバを用いることにより、光電変換素子の表示板 への取り付け位置を表示板の前面に限ることなく、表示板の任意の位置に設ける ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る情報表示装置を構成す
る表示板を概略的に示す正面図である。
【図2】図1のIIーII線方向の断面図である。
【図3】図2の要部を示す部分断面図である。
【図4】同表示板の電気回路図である。
【図5】情報表示装置の表示の背面からの入射光の入射
角と、車の運転者の表示板の視認性との関係を説明する
ための説明図である。
【符号の説明】
10;表示板、11;枠部、12;表示部、13;凹
部、、14;凹部、21;光電変換素子、22;光ファ
イバ、23;反射鏡、30;表示素子駆動制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示素子を備えた表示板の前面の
    照度を検知する光電変換素子と、 前記表示板の背面に照射する直射光を前記光電変換素子
    に導く光ファイバと、 前記光電変換素子からの出力の大きさに応じて前記表示
    素子の光度を制御する制御装置とを設けたことを特徴と
    する情報表示装置。
JP7640492U 1992-10-08 1992-10-08 情報表示装置 Pending JPH0636089U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7640492U JPH0636089U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 情報表示装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7640492U JPH0636089U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 情報表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH0636089U true JPH0636089U (ja) 1994-05-13

Family

ID=13604331

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JP7640492U Pending JPH0636089U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 情報表示装置

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