JPH0635810Y2 - ウエザストリップ - Google Patents
ウエザストリップInfo
- Publication number
- JPH0635810Y2 JPH0635810Y2 JP1988161066U JP16106688U JPH0635810Y2 JP H0635810 Y2 JPH0635810 Y2 JP H0635810Y2 JP 1988161066 U JP1988161066 U JP 1988161066U JP 16106688 U JP16106688 U JP 16106688U JP H0635810 Y2 JPH0635810 Y2 JP H0635810Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weather strip
- opening
- strip
- peripheral edge
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両用のウエザストリップに関し、特に、車体
開口部の周縁部に組付けられて同周縁部の外側に露出
し、前記開口部を閉塞するドアの内側周縁部を弾撥的に
受承して同開口部を気密的かつ液密的にシールするウエ
ザストリップに関する。
開口部の周縁部に組付けられて同周縁部の外側に露出
し、前記開口部を閉塞するドアの内側周縁部を弾撥的に
受承して同開口部を気密的かつ液密的にシールするウエ
ザストリップに関する。
(従来技術) 従来のこの種のウエザストリップは第3図に示すように
枠状のストリップ本体1aと、コーナ部に外方へ突出する
袋状のシール部1bとを備えた構成となっており、シール
部1bには第3図および第4図に示すように内側に開口す
る開口部1cが形成されている。かかるウエザストリップ
1においては、ストリップ本体1aを構成する断面U字状
のインナ部1a1にて車体開口部の周縁部2に嵌着して組
付けられており、ストリップ本体1aを構成する筒状のア
ウタ部1a2が周縁部2の外側に露出している。この状態
で開口部を閉塞するドアはその内側周縁部にてストリッ
プ本体1aのアウタ部1a2に弾撥的に受承され、同開口部
は気密的かつ液密的にシールされる。この際アウタ部1
a2内の空気がシール部1bの開口部1cを通して所定量外部
へ流出し、開口部は的確にシールされる。
枠状のストリップ本体1aと、コーナ部に外方へ突出する
袋状のシール部1bとを備えた構成となっており、シール
部1bには第3図および第4図に示すように内側に開口す
る開口部1cが形成されている。かかるウエザストリップ
1においては、ストリップ本体1aを構成する断面U字状
のインナ部1a1にて車体開口部の周縁部2に嵌着して組
付けられており、ストリップ本体1aを構成する筒状のア
ウタ部1a2が周縁部2の外側に露出している。この状態
で開口部を閉塞するドアはその内側周縁部にてストリッ
プ本体1aのアウタ部1a2に弾撥的に受承され、同開口部
は気密的かつ液密的にシールされる。この際アウタ部1
a2内の空気がシール部1bの開口部1cを通して所定量外部
へ流出し、開口部は的確にシールされる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種のウエザストリップ1においては、シ
ール部1bの開口部1cは型抜きの都合上一定の大きさ以下
には形成し得ず、シール部1bにおける弾撥力を低下させ
ており、ドアの閉塞時に作用する荷重によりシール部1b
には第5図に示すように内側へ湾曲する反りが発生し、
シール性能が低下する原因となる。従って、本考案の目
的はかかる問題に対処することにある。
ール部1bの開口部1cは型抜きの都合上一定の大きさ以下
には形成し得ず、シール部1bにおける弾撥力を低下させ
ており、ドアの閉塞時に作用する荷重によりシール部1b
には第5図に示すように内側へ湾曲する反りが発生し、
シール性能が低下する原因となる。従って、本考案の目
的はかかる問題に対処することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案はこの種のウエザストリップにおいて、前記シー
ル部の開口部にその略中央部の内外の互に対向する縁部
を架橋したことを特徴とするものである。
ル部の開口部にその略中央部の内外の互に対向する縁部
を架橋したことを特徴とするものである。
(考案の作用・効果) かかる構成においては、ウエザストリップの型抜き後開
口部を架橋するものであるからウエザストリップの成形
上何等支障がないとともに、ウエザストリップの内部に
対する空気の給排に何等支障がなく、しかもシール部全
体に大きな弾撥力を付与することができる。このため、
ドアの閉塞時に作用する荷重によって内側へ湾曲する反
りが発生することはなく、従来に比して当該部位のシー
ル性能が向上する。
口部を架橋するものであるからウエザストリップの成形
上何等支障がないとともに、ウエザストリップの内部に
対する空気の給排に何等支障がなく、しかもシール部全
体に大きな弾撥力を付与することができる。このため、
ドアの閉塞時に作用する荷重によって内側へ湾曲する反
りが発生することはなく、従来に比して当該部位のシー
ル性能が向上する。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明するに、第
1図は本考案にかかるウエザストリップの要部が示され
ている。当該ウエザストリップ10は第3図に示す従来の
ウエザストリップと同様、ストリップ本体を構成するイ
ンナ部11およびアウタ部12とシール部13とからなる。ス
トリップインナ部11は断面U字状を呈し、ストリップア
ウタ部12は筒状を呈し、かつシール部13はコーナ部にて
袋状の略三角形状を呈していて、これら3者11〜13はゴ
ム等弾性体にて一体的に形成されている。当該ウエザス
トリップ10においては、ストリップインナ部11を車体開
口部の周縁部に嵌着することにより組付けられていて、
ストリップアウタ部12が車体開口部の周縁部の外側に露
出しており、従来のウエザストリップと同様上記開口部
を閉塞するドアの内側周縁部を弾撥的に受承し、同開口
部を気密的かつ液密的にシールする。
1図は本考案にかかるウエザストリップの要部が示され
ている。当該ウエザストリップ10は第3図に示す従来の
ウエザストリップと同様、ストリップ本体を構成するイ
ンナ部11およびアウタ部12とシール部13とからなる。ス
トリップインナ部11は断面U字状を呈し、ストリップア
ウタ部12は筒状を呈し、かつシール部13はコーナ部にて
袋状の略三角形状を呈していて、これら3者11〜13はゴ
ム等弾性体にて一体的に形成されている。当該ウエザス
トリップ10においては、ストリップインナ部11を車体開
口部の周縁部に嵌着することにより組付けられていて、
ストリップアウタ部12が車体開口部の周縁部の外側に露
出しており、従来のウエザストリップと同様上記開口部
を閉塞するドアの内側周縁部を弾撥的に受承し、同開口
部を気密的かつ液密的にシールする。
しかして、シール部13はストリップアウタ部12と連通し
ていて、内側に型抜き用の開口部14が形成されている。
この開口部14はドア閉塞時におけるストリップアウタ部
12およびシール部13内からの空気を流出させ、かつドア
解放時における上記両部12、13内へ空気を流入させるべ
く機能する。かかる開口部14においては、その略中央部
の内外の互に対向する縁部に一対の突出片14a、14bが形
成されていて、両突出片14a、14bの対向端はウエザスト
リップの成形後に互に接着されている。これにより、開
口部14は第2図に示すように略中央部にて架橋されてい
る。
ていて、内側に型抜き用の開口部14が形成されている。
この開口部14はドア閉塞時におけるストリップアウタ部
12およびシール部13内からの空気を流出させ、かつドア
解放時における上記両部12、13内へ空気を流入させるべ
く機能する。かかる開口部14においては、その略中央部
の内外の互に対向する縁部に一対の突出片14a、14bが形
成されていて、両突出片14a、14bの対向端はウエザスト
リップの成形後に互に接着されている。これにより、開
口部14は第2図に示すように略中央部にて架橋されてい
る。
かかる構成のウエザストリップ10においては、シール部
13の開口部14が略中央部にて両突出片14a、14bにより架
橋されているためシール部13の弾撥力が高い。このた
め、ドア閉塞時に作用する荷重によってシール部13に内
側へ湾曲する反りが発生することはなく、従来に比して
シール性能が著しく向上する。
13の開口部14が略中央部にて両突出片14a、14bにより架
橋されているためシール部13の弾撥力が高い。このた
め、ドア閉塞時に作用する荷重によってシール部13に内
側へ湾曲する反りが発生することはなく、従来に比して
シール性能が著しく向上する。
第1図は本考案の一実施例に係るウエザストリップの要
部斜視図、第2図は第1図の矢印II−II線方向の断面
図、第3図は従来のウエザストリップを示す部分斜視
図、第4図は第3図の矢印IV−IV線方向の断面図、第5
図はシール部の反りの発生状態を示す第4図に対応する
断面図である。 符号の説明 10……ウエザストリップ、11……ストリップインナ部、
12……ストリップアウタ部、13……シール部、14……開
口部、14a、14b……突出片。
部斜視図、第2図は第1図の矢印II−II線方向の断面
図、第3図は従来のウエザストリップを示す部分斜視
図、第4図は第3図の矢印IV−IV線方向の断面図、第5
図はシール部の反りの発生状態を示す第4図に対応する
断面図である。 符号の説明 10……ウエザストリップ、11……ストリップインナ部、
12……ストリップアウタ部、13……シール部、14……開
口部、14a、14b……突出片。
Claims (1)
- 【請求項1】車体開口部の周縁部に組付けられて同周縁
部の外側に露出し、前記開口部を閉塞するドアの内側周
縁部を弾撥的に受承して同開口部を気密的かつ液密的に
シールするウエザストリップであり、コーナ部に外方へ
突出し内側に開口部を有する袋状のシール部を備えたウ
エザストリップにおいて、前記シール部の開口部にてそ
の略中央部の内外の互に対向する縁部を架橋したことを
特徴とするウエザストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161066U JPH0635810Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | ウエザストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988161066U JPH0635810Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | ウエザストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0281252U JPH0281252U (ja) | 1990-06-22 |
JPH0635810Y2 true JPH0635810Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31443687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988161066U Expired - Lifetime JPH0635810Y2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | ウエザストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635810Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576651B2 (ja) * | 1973-12-03 | 1982-02-05 | ||
JPS62238140A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-19 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用オ−プニングトリムウエザストリツプ |
JPS62295745A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-12-23 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリツプ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576651U (ja) * | 1980-06-12 | 1982-01-13 |
-
1988
- 1988-12-12 JP JP1988161066U patent/JPH0635810Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS576651B2 (ja) * | 1973-12-03 | 1982-02-05 | ||
JPS62295745A (ja) * | 1986-02-21 | 1987-12-23 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用ウエザストリツプ |
JPS62238140A (ja) * | 1986-04-07 | 1987-10-19 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用オ−プニングトリムウエザストリツプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0281252U (ja) | 1990-06-22 |
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