JPH0635799U - 多管式蒸発器 - Google Patents

多管式蒸発器

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Publication number
JPH0635799U
JPH0635799U JP7095992U JP7095992U JPH0635799U JP H0635799 U JPH0635799 U JP H0635799U JP 7095992 U JP7095992 U JP 7095992U JP 7095992 U JP7095992 U JP 7095992U JP H0635799 U JPH0635799 U JP H0635799U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
fins
evaporation tube
tips
evaporation
Prior art date
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Pending
Application number
JP7095992U
Other languages
English (en)
Inventor
昌彦 岡村
光男 近藤
淑二 赤木
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和アルミニウム株式会社 filed Critical 昭和アルミニウム株式会社
Priority to JP7095992U priority Critical patent/JPH0635799U/ja
Publication of JPH0635799U publication Critical patent/JPH0635799U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィン先端のなす長方形の長辺および短辺の
向きを蒸発器設置スペースの前後方向および左右方向の
寸法に対応して決めること蒸発器の設置スペースに合わ
せて、蒸発器全体の前後方向および左右方向の寸法を自
由に決める。 【構成】 複数の放射状フィン31,32,33付垂直蒸発管
11を前後左右にそれぞれのびた列をなして配置する。各
蒸発管11の全てのフィン31,32,33の先端を順次結ぶ線
を、蒸発管軸方向より見て長方形Rとなす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば液体酸素を蒸発気化させるために用いられる多管式蒸発器 に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の蒸発器としては、図6および図7に示すように、複数の放射状フィン 42付垂直蒸発管41が、前後左右にそれぞれのびた列をなして配置され、各蒸発管 41の全てのフィン42の先端を順次結ぶ線が、蒸発管軸方向より見て一辺をIとす る正方形Sとなされているものが知られている(実公昭58-12057号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この種の蒸発器では、蒸発管41の前後方向の列の数と左右方向の列の数は、蒸 発器の必要とする性能によって決められる。そうすると、列のピッチPが一定で あるすると、蒸発器全体の前後方向の寸法T1 および左右方向の寸法T2 が自ず と決まってしまう。このようにして決められた寸法T1 ,T2 より広いスペース に蒸発器を設置する場合は、問題がないが、そのような設置スペースを確保でき ない場合、所要の性能をもった蒸発器を設置することができなかった。
【0004】 この考案の目的は、蒸発器の設置スペースに合わせて、蒸発器全体の前後左右 の寸法を自由に決めることができる多管式蒸発器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案による多管式蒸発器は、複数の放射状フィン付垂直蒸発管が前後左右 にそれぞれ列をなして配置されている多管式蒸発器において、各蒸発管の全ての フィンの先端を順次結ぶ線が、蒸発管軸方向より見て長方形となされていること を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
この考案による多管式蒸発器では、各蒸発管の全てのフィンの先端を順次結ぶ 線が、蒸発管軸方向より見て長方形となされているから、フィン先端のなす長方 形の長辺および短辺の向きを蒸発器設置スペースの前後方向および左右方向の寸 法に対応して決めることが可能である。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を、図1〜図5を参照してつぎに説明する。
【0008】 この明細書において、前後とは、蒸発器に流される加温ガスの流れ方向(矢印 A)を基準として、流れ上流側を前(図1および図2の左側)、これと反対側を 後といい、左右とは、前後と直交する方向をいうものとする。
【0009】 蒸発器は、図1および図2に示すように、前後左右にそれぞれのびた列をなし て配置されている複数のアルミニウム押出型材製垂直蒸発管11を備えている。
【0010】 最前列、最後列および左右両端の列の蒸発管11は、それぞれの上下両端部にお いて上下の枠12,13で連結固定されている。さらに、前後にのびた列の蒸発管11 の隣り合うもの同しが前後方向継板14で、左右にのびた列の蒸発管11の隣り合う もの同しが左右方向継板15でそれぞれの上下両端部において連結されている。
【0011】 前後にのびた各列の蒸発管11は、隣り合うもの同し上下交互にU字管21で連結 されて、全体として蛇行状通路を形成している。最前列の蒸発管11の下端部には 入口ヘッダ管22が設けられ、これに入口管23が設けられている。最後列の蒸発管 11の下端部には出口ヘッダ管24が設けられ、これに出口管25が設けられている。
【0012】 蒸発管11の外面には、図3に詳しく示すように、蒸発管11長さ方向にのびた高 さを異にする高、中、低3種類、8つのフィン31,32,33が放射状に設けられて いる。図3において、8つのフィンの先端を順次結ぶと、長辺Mおよび短辺Nを もちかつ蒸発管11の軸中心で交差した2つの対角線Dをもつ長方形Rが描かれる 。3種類のフィン31,32,33のうち、高フィン31は、対角線D上にあり、中およ び短フィン32,33は、長フィン31の隣り合うもの同し間の中間にあって、蒸発器 11の外周を4等分する位置から同じ高さのもの同し反対方向に立上っている。長 方形の長辺Mと短辺Nの比M/N=1.5〜2.0であることが好ましい。
【0013】 図4に示すように、フィン先端のなす長方形Rの長辺Mが前後方向に向き、短 辺Nが左右方向を向くように全ての蒸発管11が配置されている。また、前後方向 継板14と左右方向継板15の幅は、互いに等しい。したがって、蒸発管11の前後方 向のピッチをP1 とし、その左右方向のピッチP2 とすると、P1 >P2 である 。
【0014】 図4に示す本願考案の蒸発管11のフィン31,32,33の表面積を、冒頭で説明し た従来の蒸発管のフィン42、すなわち先端を結ぶ線Sが正方形であったフィン42 の表面積と等しくすれば、上記長方形Rの長辺Mおよび短辺Nと、同正方形の一 辺Iとの関係は、M>I>Nとなる。そして、本願考案の蒸発管11の前後方向の ピッチP1 および左右方向のピッチP2 と、従来の蒸発管42のピッチPの関係は 、P1 >P>P2 となる。したがって、従来の蒸発管42を用いた場合に対して、 本願考案の蒸発管11を用いると、蒸発器全体の前後方向の寸法L1 は大きくなる が、左右方向の寸法L2 は小さくなる。
【0015】 逆に、図5に示すように、同長方形Rの長辺Mを左右方向に向け、短辺Nを前 後方向に向けた場合、上記寸法L1 ,L2 の大小の関係が逆になる。
【0016】
【考案の効果】
この考案によれば、フィン先端のなす長方形の長辺および短辺の向きを蒸発器 設置スペースの前後方向および左右方向の寸法に対応して決めることが可能であ るから、蒸発器の設置スペースに合わせて、蒸発器全体の前後左右の寸法を自由 に決めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す蒸発器の平面図であ
る。
【図2】同蒸発器の側面図である。
【図3】同蒸発器の蒸発管の横断面図である。
【図4】同蒸発器の寸法等の関係を示す説明図である。
【図5】他の実施例を示す図4相当の説明図である。
【図6】従来例を示す蒸発管の断面図である。
【図7】従来例を示す図4相当の説明図である。
【符号の説明】
11 蒸発管 31,32,33 フィン R 長方形

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放射状フィン31,32,33付垂直蒸
    発管11が、前後左右にそれぞれのびた列をなして配置さ
    れている多管式蒸発器において、 各蒸発管11の全てのフィン31,32,33の先端を順次結ぶ
    線Rが、蒸発管軸方向より見て長方形となされているこ
    とを特徴とする多管式蒸発器。
JP7095992U 1992-10-12 1992-10-12 多管式蒸発器 Pending JPH0635799U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7095992U JPH0635799U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 多管式蒸発器

Applications Claiming Priority (1)

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JP7095992U JPH0635799U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 多管式蒸発器

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JPH0635799U true JPH0635799U (ja) 1994-05-13

Family

ID=13446570

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7095992U Pending JPH0635799U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 多管式蒸発器

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JP (1) JPH0635799U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146999A (en) * 1981-02-10 1982-09-10 Union Carbide Corp Vaporizer under open air

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146999A (en) * 1981-02-10 1982-09-10 Union Carbide Corp Vaporizer under open air

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