JPH0635681B2 - ノツチドロールカラー - Google Patents

ノツチドロールカラー

Info

Publication number
JPH0635681B2
JPH0635681B2 JP2234162A JP23416290A JPH0635681B2 JP H0635681 B2 JPH0635681 B2 JP H0635681B2 JP 2234162 A JP2234162 A JP 2234162A JP 23416290 A JP23416290 A JP 23416290A JP H0635681 B2 JPH0635681 B2 JP H0635681B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collar
knitting
collars
right front
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2234162A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04119103A (ja
Inventor
覚 宮中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MYANAKA MERYASU KK
Original Assignee
MYANAKA MERYASU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MYANAKA MERYASU KK filed Critical MYANAKA MERYASU KK
Priority to JP2234162A priority Critical patent/JPH0635681B2/ja
Publication of JPH04119103A publication Critical patent/JPH04119103A/ja
Publication of JPH0635681B2 publication Critical patent/JPH0635681B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一枚に連続して編成されたノッチドロールカ
ラーに関する。
〔従来の技術〕
第6図に示す、従来のノッチドロールカラー,テーラー
ドカラー等と称される衿51は、主として後衿52,左前衿
53,右前衿54となる3片よりなり、それぞれを一体に縫
合することによって、一つの衿51を構成していた。
そのため、編地で衿51を作る場合、1枚の編成された編
地に、後衿52、左右前衿53,54となる生地の型紙を置
き、裁断しそれを第7図に示す如く縫製しなければなら
ず、また、生地の端縁部分はリンキング,テーピング等
の解れ止め等の手段を施さなければならなかった。その
ため編地の裁断によるロス、縫製作業上の工程増等が生
じていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の点に鑑みて、ノッチ部分を成型編するこ
とにより、縫製工程をなくしたノッチドロールカラーを
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
後衿と左右両前衿との間にノッチを設け、後衿と左右両
前衿のそれぞれの先端縁とノッチ縁とに解れ止めの編目
を形成すると共に、後衿と左右両前衿とを、共に共通し
た所定長のコース幅を有する衿基部と一体に成形編し
た。
解れ止めの手段として、後衿と左右両前衿の、それぞれ
の先端縁に適宜コース幅の、また、それぞれのノッチ縁
に適宜ウエール幅の、袋編組織を設けた。
衿の形状を構成する手段として、左右両前衿は、先端縁
と基布端縁との間のコース数がノッチ縁の部分が最も多
く、ノッチ縁から離れるに従って、段階的にコース数を
減少する。
左右両前衿のウエール数を多くすることにより前衿の長
さを長くし、衿を身頃に縫着した際に左右両前立も兼ね
ることが出来るようにした。
〔実施例〕
本発明ノッチドロールカラー1の実施の一例を以下説明
する。
本発明ノッチドロールカラー1は後衿2,その両側に配
した左前衿3,右前衿4,衿基部5を一体に連続して成
形編することにより、後衿2と左右両前衿3,4との間
にノッチ6,7を形成してなるもので、その平面形状を
第1図に示す。
左右前衿3,4の長さ(胃ウエール数W,W)は任
意であって、短かく選択することにより、第2図に示す
如き衿とすることも、或いは、長くすることにより第3
図に示す如き、前衿3,4と前立8とが連続したものと
することも出来る。
本発明ノッチドロールカラー1は、2ベッド式の横編機
により編成するが、編機の針数は後衿2と左右両前衿
3,4とのウエール数W,W,Wを加えたものと
する。
編成は後衿2の先端9から開始する。このとき捨糸が既
に全編巾に編成されているので、後衿2はそれに続いて
編成が開始される。尚後述する左右両衿の編成コース数
は後衿の編成コース数より少ないが、編地引き下げ装置
の使用により編成するコース数が異なっていても支障な
く編地を編成し引き下げすることができる。フロント及
びバックベッドのW幅の針を操作し、編出しとしてゴ
ム編を1コース編成し、反転時にはバックベッドの針の
みで平編を1コース次の反転時にフロントベッドの針の
みで平編を1コース編成する。この前後ベッドによる平
編の編成を適宜コース繰り返し、後衿2の先端縁9に袋
編10を編成する。この袋編10が解れ止めとなり、またデ
ザイン上の特徴とすることもできる。
続いて、後衿2の本体部分11の編成となる。本体部分11
は衿の生地として適当な形くずれの少ない地厚な編地で
あれば適宜使用できるが、一例としてはミラノリブがあ
る。
上記本体部分の編成のとき後衿2のノッチ6,7に対す
るノッチ縁12,13に沿ってウエール方向に延びる解れ止
めの編目を形成しなければならない。この解れ止めの編
目は後衿2の両側に、前記先端縁9に設けたものを含め
て倒コ字形に先端縁9とノッチ縁12,13を通して設ける
が、説明は、第1図に示す後衿2の右前衿4側のノッチ
7に対するノッチ縁13について説明する。
上記袋編10の編成が終了し、後衿2の本体部分11の編成
に移るとき、フロントベッドとバックベッドとによりゴ
ム編コースを、編成する。
そして、本体部分11の組織であるミラノリブ編成のため
に、上記ゴス編コースに続いてフロントベッドの針のみ
に給糸して平編を、次いでバックベッドの針のみに給糸
して平編を編成し、爾後、フロントベッド,バックベッ
ドによるゴム編,フロントベッドによる平編,バックベ
ッドによる平編を順次繰り返してノッチ7の切れ目の深
さに相当するコース数Cの編成を行ない、ミラノリブ
の編地とする。しかし、上記編成において、全ウエール
にわたるゴム編コースがあると、解れ止め或いは端縁の
装飾としてのノッチ縁13に沿った袋編14を長さCにわ
たって作ることができないので、ゴム編コースのノッチ
縁13側の幅Wのウエールだけはゴム編とせず、前のコ
ースがフロントベッドによる平編であったので、巾W
のウエールの針は、バックベッドの針のみに給糸し、巾
のウエールだけは、長さCにわたって、バックベ
ッドとフロントベッド交互に給糸して袋編14としてい
る。
上記の如くして、本体部分11の周囲に袋編10,14を倒コ
字状に形成した後衿2が編成されるが、この後衿2の編
成と交互して後衿2の両側の左右前衿3,4が編成され
ている。
左右前衿3,4も後衿2同様に先端縁15とノッチ6,7
に対向するノッチ縁 16,17に袋編18を形成している。そ
の手段は前記後衿2の袋編 10,14と同時である。
しかし、左右前衿3,4はデザイン上の関係で、ノッチ
縁 16,17の部分のコースが両端縁 19,20より大である。
そのため、ノッチ縁 16,17から端縁 19,20に近ずくにつ
れコース数を少なくしなければならない。
即ち、先端縁15に添った袋編21が終了したときに、引き
続いてミラノリブ組織で本体部分22を編成する。最初数
コースはウエール巾Wで編成するが、適宜コース編成
後、ノッチ縁16又は17から端縁19又は20に向かう編成給
糸時に、編巾変更ラインLまでの間の適宜位置で反転す
ることにより全ウエールWの編成は行わない。そし
て、次コースの編成においても途中で反転し、この返転
位置は、前コースよりも手前とする。次のコースは全ウ
エールWを1往復し、更に次コースでは、前々コース
よりも短かいウエール位置で反転する編成を行なう。
このようにして全ウエール編成するコースと編巾変更ラ
インLより手前の複数位置で反転したコースとを適宜混
合することにより、第1図示の如き、形状の左右前衿
3,4とする。上記反転により成形編された編地は、ど
の部分も同一の組織となるよう例えばミラノリブであれ
ば両ベッドの針によるゴム編、フロントベッドの針によ
る平編バックベットの針による平編を繰り返すような選
針を行わなければならない。
上記のようにして、後衿2、左右両前衿3,4の本体部
分 11,22の編成が終了すると、上記3つの衿2,3,4
を通して衿基部5が3つの衿2,3,4を連ねてそれに
引き続いてW+W+Wの巾で編成される。このと
きも、本体部分 11,22と同一の組織で編成される。所定
コースの編成が終了すると捨糸23が編まれて編成を終了
する。
上記において、解れ止の袋編を本体部分とは異なる色或
は糸質等のものを用いて編成すると、衿の輪郭を明らか
にし、或は衿の感触に変化を与えることができる。
〔発明の効果〕 本発明ノッチドロールカラーは、編成時後衿と両前衿と
を一体に成形編することができ、かつ、ノッチを同時に
作ることができるから、編成終了後の縫製の工程を全く
省略することができるという効果を有する。
また後衿、左右両前衿の端縁に袋巾組織を設けることに
より解れ止め効果、及び意匠上の効果を生ずる。
更に、両前衿の長さを長くすることによって衿を前立と
して使用することも出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明ノッチドロールカラーを示す
もので、第1図はその展開した平面図、第2図,第3図
は被服に取り付けた状態を示し、第2図は前衿が短かい
場合の正面図、第3図は前衿を長くし前立を兼ねたもの
とした場合の正面図、第4図、第5図はそれぞれ第1図
のIV−IV線、V−V線における断面図、第6図、第7図
は従来の衿を示すもので、第6図は被服に取り付けた正
面図、第7図は衿構成布の展開図である。 1……ノッチドロールカラー, 2……後衿,3,4……前衿, 5……衿基部,6,7……ノッチ, 9,15……先端縁,12,13,16,17……ノッチ縁, 10,14,18,21……袋編

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】後衿と左右両前衿とよりなり、後衿と左右
    両前衿との間にノッチを設けたノッチドロールカラーに
    おいて、後衿と左右両前衿のそれぞれの先端縁に適宜コ
    ース数の、また、それぞれのノッチ縁に適宜ウエール数
    の、袋編組織を設けると共に、後衿と左右両前衿は、共
    に共通した所定長のコース幅を有する衿基部と一体に編
    成されていることを特徴とするノッチドロールカラー。
  2. 【請求項2】左右両前衿は、先端縁と衿基部端縁との間
    のコース数がノッチ縁の部分が最も多く、ノッチ縁から
    離れるに従って、段階的にコース数を減少することを特
    徴とする請求項1記載のノッチドロールカラー。
  3. 【請求項3】左右両前衿は、そのウエール数を多くする
    ことにより左右両前立をも兼ね得ることを特徴とする請
    求項1記載のノッチドロールカラー。
JP2234162A 1990-09-03 1990-09-03 ノツチドロールカラー Expired - Lifetime JPH0635681B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2234162A JPH0635681B2 (ja) 1990-09-03 1990-09-03 ノツチドロールカラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2234162A JPH0635681B2 (ja) 1990-09-03 1990-09-03 ノツチドロールカラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04119103A JPH04119103A (ja) 1992-04-20
JPH0635681B2 true JPH0635681B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=16966634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2234162A Expired - Lifetime JPH0635681B2 (ja) 1990-09-03 1990-09-03 ノツチドロールカラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635681B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4731616U (ja) * 1971-04-27 1972-12-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04119103A (ja) 1992-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4682479A (en) Seamless knit composite garment blank and method
JP3126315B2 (ja) 2×1ゴム編み組織を有する筒状編地の編成方法
JP2568135B2 (ja) 筒状編地の切込部分の編成方法
US6715324B2 (en) Method of knitting stripe pattern of tubular knitted fabric, and the knitted fabric
US3964277A (en) Weft knit fabric with deflected inlaid yarn
US3985004A (en) Knitted briefs
US6526783B2 (en) Double-faced reversible color effect weft knit fabrics and methods for making same
KR20060061348A (ko) 스트라이프 패턴을 구비하는 통 모양 편성포의 편성방법및 스트라이프 패턴을 구비하는 통 모양 편성포
US4150554A (en) Panty hose with elastic waist band
JP4203414B2 (ja) 新規な編み出し構造を有する編地およびその編成方法
JP2747914B2 (ja) 編地及び編地端部処理方法
US6164094A (en) Method for manufacturing a dressing item with a circular knitting machine, and item obtained with the method
JPH04263654A (ja) 袖を持つ衣服用成形編地の製造方法
JP2573101B2 (ja) ニット製品におけるボタンホールの編成方法
JP3406085B2 (ja) 筒状編地の編み幅側縁部に縄柄を編成する方法
US5943884A (en) Knitted suit having a double layer structure and knitting method therefor
JP2003041461A (ja) ボーダー柄の編成方法及びそのニット製品
US4513589A (en) Sock with simulated lace edge and method
EP0940491B1 (en) A widening method
JP3650268B2 (ja) リブ編みを含む両面編地の編成方法およびその編地
JP2012202006A (ja) 仕切りを有する筒状編地およびその編成方法
JPH0635681B2 (ja) ノツチドロールカラー
EP0449544B1 (en) Connective knitting method of belt-shaped knit end and belt-knit fabric having the end part linked in knit state
JP3699530B2 (ja) 筒状編地の編成方法
JP3673107B2 (ja) 増目形成方法