JPH0635479A - 防音ボックス - Google Patents

防音ボックス

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Publication number
JPH0635479A
JPH0635479A JP4188134A JP18813492A JPH0635479A JP H0635479 A JPH0635479 A JP H0635479A JP 4188134 A JP4188134 A JP 4188134A JP 18813492 A JP18813492 A JP 18813492A JP H0635479 A JPH0635479 A JP H0635479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproof box
noise
sound
soundproof
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4188134A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
英男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP4188134A priority Critical patent/JPH0635479A/ja
Publication of JPH0635479A publication Critical patent/JPH0635479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場内において加工機械が発生する騒音を低
減化することのできる加工機械の防音ボックスを提供す
る。 【構成】 第一の防音ボックス11がタレットパンチプ
レス(加工機械)3の発する騒音を遮断,吸収して騒音
が外部に漏れないようにし、さらに、第一の防音ボック
ス11から漏れた騒音や、第一の防音ボックス11自体
の振動により発せられる騒音を、第二の防音ボックス1
9が遮断,吸収する。この際に、第一の防音ボックス1
1と第二の防音ボックス19の間に空間部25を設ける
と、この空間部25が低周波数の振動や音を吸収するた
め、第一の防音ボックス11から漏れた音を効果的に遮
断,吸収することができ、防音効果が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は防音ボックスに係り、
さらに詳しくは、例えば加工機械そのものに手を加える
ことなく工場内における騒音の発生を抑えるための防音
ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より振動して騒音を発生する加工機
械の防音装置としては、入射した音を内側に反射させる
ことにより音源を遮蔽する遮音処理や、音の通路や当た
る所に吸音材料を貼ることにより音のエネルギーを熱エ
ネルギーとして吸収する吸音処理を行うために、加工機
械本体を内包する防音ボックスの使用が一般に行われて
いる。
【0003】この防音ボックスは、騒音源である加工機
械本体の周囲を吸音板や遮音板で略密閉状態に覆うこと
により音が外部に漏れることを防止するためのものであ
るが、これは、加工機械が打撃力や衝撃力を利用して作
業をするものであり、音の発生自体を直接回避するため
に衝突部等に緩衝材のようなものを入れたりしたのでは
機械の性能そのものに大きな影響を与えるため一般的に
使用されているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、防音ボックスの最外側面に
強度上や外観上の観点から鉄板を張りつけることが多い
ため、防音ボックス外部に騒音が漏れたり、この鉄板自
体が振動して騒音発生源となったりして、有効に加工機
械による騒音の防止が図れなかった。
【0005】このため、工場内における作業環境の悪化
や、工場外における騒音公害が十分に防止できないおそ
れがある。
【0006】この発明の目的は、このような従来の技術
に着目してなされたものであり、工場内において加工機
械が発生する騒音を低減化することのできる防音ボック
スを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る防音ボッ
クスは、上記目的を達成するために、騒音発生源の上面
および周囲を略密閉状態で覆う第一の防音ボックスと、
前記第一防音ボックスの上面および周囲を略密閉状態で
覆う第二の防音ボックスを備えてなるものである。
【0008】そして、第一の防音ボックスと第二の防音
ボックスの間に空間部を設けることが望ましい。
【0009】
【作用】この発明に係る防音ボックスによれば、第一の
防音ボックスが騒音発生源の発する騒音を遮断,吸収し
て騒音が外部に漏れないようにし、さらに、第一の防音
ボックスから漏れた騒音や、第一の防音ボックス自体の
振動により発せられる騒音を、第二の防音ボックスが遮
断,吸収する。この際に、第一の防音ボックスと第二の
防音ボックスの間に空間部を設けると、この空間部が低
周波数の振動や音を吸収するため、第一の防音ボックス
から漏れた音を効果的に遮断,吸収することができ、防
音効果が向上する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図面に基
づいて説明する。
【0011】図1には、加工機械の防音ボックス1の全
体の構造が示してある。ここで、加工機械としてのタレ
ットパンチプレス3は公知の加工機械であるので詳細な
説明は省略するが、フレーム5に回転自在に装備された
上タレット7Uと下タレット7Lを有しており、この
上,下タレット7U,7Lには各々上型9Uおよび下型
9Lが選択自在に装着されたものである。そして、加工
時には、上,下タレット7U,7Lを回転位置決めする
ことにより選択した上,下型9U,9Lの協働によりワ
ークWにパンチング加工を行うものである。
【0012】従って、上型9Uを下型9Lに押し付ける
際に、上,下型9U,9Lおよびフレーム5の振動によ
り騒音を発するものである。
【0013】このタレットパンチプレス3の上側および
周囲を密閉した状態で覆うように第一の防音ボックス1
1が設けられている。この第一の防音ボックス11は、
鉄板でできた外壁13の内側面に遮音材15を貼付け、
この遮音材15の内側に吸音材17を貼付けたものであ
る。
【0014】また、第一の防音ボックス11の上面およ
び周囲に、密閉した状態で第二の防音ボックス19を設
けてある。この第二の防音ボックス19は、外枠21の
内側に吸音材23を貼付けたものである。
【0015】そして、第一の防音ボックス11と第二の
防音ボックス19の間には、例えば約50〜100mm
間幅の空間部25が設けてある。
【0016】以上のように構成されるので、タレットパ
ンチプレス3が加工時の衝撃により発する騒音は、ま
ず、第一の防音ボックス11の吸音材17により吸収さ
れる。そして、この吸音材17により吸収されずに通過
した音を、吸音材17の外側に設けられている遮音材1
5が内側に向けて反射する。
【0017】遮音材15を通過した音や、第一の防音ボ
ックス11の外壁13自体の振動により発する騒音のう
ち主に低周波数の音を空間部25(空気層)が吸収し、
空間部25で吸収されずに通過した音を第二の防音ボッ
クス19の吸音材23が吸収する。
【0018】このように、タレットパンチプレス3が加
工時に発した騒音は、第一の防音ボックス11により大
部分吸収または遮断され、第一の防音ボックス11を通
過した音は、空間部25および第二の防音ボックス19
によりさらに吸収されるため、防音効果が著しく向上
し、職場環境の改善および外部への騒音公害が防止され
る。
【0019】尚、上記実施例においては、加工機械とし
てタレットパンチプレス3を使用したがこれに限るもの
ではなく騒音を発生する一般の加工機械に広く適用され
るものである。
【0020】
【発明の効果】この発明に係る防音ボックスは以上説明
したような構成のものであり、第一の防音ボックスが騒
音発生源の発する騒音を遮断,吸収して騒音が外部に漏
れないようにし、さらに、第一の防音ボックスから漏れ
た騒音や、第一の防音ボックス自体の振動により発せら
れる騒音を、第二の防音ボックスが遮断,吸収する。こ
の際に、第一の防音ボックスと第二の防音ボックスの間
に空間部を設けると、この空間部が低周波数の振動や音
を吸収するため、第一の防音ボックスから漏れた音を効
果的に遮断,吸収することができ、工場内における職場
環境の改善や外部への騒音公害を有効に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る加工機械の防音ボックスの一実
施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 加工機械の防音ボックス 3 タレットパンチプレス(加工機械) 11 第一の防音ボックス 19 第二の防音ボックス 25 空間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音発生源の上面および周囲を略密閉状
    態で覆う第一の防音ボックスと、前記第一防音ボックス
    の上面および周囲を略密閉状態で覆う第二の防音ボック
    スを備えてなることを特徴とする防音ボックス。
  2. 【請求項2】 第一の防音ボックスと第二の防音ボック
    スの間に空間部を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の防音ボックス。
JP4188134A 1992-07-15 1992-07-15 防音ボックス Pending JPH0635479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4188134A JPH0635479A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 防音ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4188134A JPH0635479A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 防音ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0635479A true JPH0635479A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16218335

Family Applications (1)

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JP4188134A Pending JPH0635479A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 防音ボックス

Country Status (1)

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JP (1) JPH0635479A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154677A (ja) * 1999-09-10 2001-06-08 Hauni Maschinenbau Ag たばこ加工産業における流動するプロセス空気の作用を受ける製造機械の騒音レベルを低下させるための装置
JP2010122605A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Fukuda Denshi Co Ltd 板状吸音部材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154677A (ja) * 1999-09-10 2001-06-08 Hauni Maschinenbau Ag たばこ加工産業における流動するプロセス空気の作用を受ける製造機械の騒音レベルを低下させるための装置
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