JPH0635471A - 曲げセンサを有する装着具 - Google Patents

曲げセンサを有する装着具

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JPH0635471A
JPH0635471A JP4186762A JP18676292A JPH0635471A JP H0635471 A JPH0635471 A JP H0635471A JP 4186762 A JP4186762 A JP 4186762A JP 18676292 A JP18676292 A JP 18676292A JP H0635471 A JPH0635471 A JP H0635471A
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JP
Japan
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supporter
bending sensor
bending
joint
wearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4186762A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Kato
久典 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 関節部への装着を容易にし曲げセンサの位置
を安定させると共に、長時間の装着にも苦痛を感じない
ようにする。 【構成】 右腕の肘関節部に装着する装着具1Rを、右
腕にほぼ密着して装着される非伸縮性の筒状のサポータ
11Rと、このサポータ11Rに着脱可能に付設される
曲げセンサ12Rと、そのカバー13Rとから構成し、
上記サポータ11Rの肘関節内側に対応する部位のみに
伸縮性を持たせて伸縮部111Rを形成し、右腕の屈伸
によりサポータ11Rがずれようとしても、伸縮部11
1Rに生ずる矢示B方向の力により所定の位置に引き戻
されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、身体各部の関節部に
装着され、その曲げ角度に応じて各種の制御を行うよう
にした曲げセンサを有する装着具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の曲げセンサを有する装着
具として、例えば特開平1−204098号公報に示さ
れるようなものが知られている。これは、端部同士が関
節の曲げ方向へ回動自在に連結された第1,第2の板体
と第1の板体に設けられた抵抗体と、第2の板体に設け
られ第1の板体の回動に伴って上記抵抗体に接触しつつ
摺動する接点とから構成され、この接点と上記抵抗体の
端部から関節の曲げ角度に応じた信号を出力する曲げセ
ンサを着脱自在に取り付けた装着具である。
【0003】また、装置本体には、上記曲げセンサから
出力される信号に基づいて楽音発生装置を制御するため
の楽音制御データを発生する楽音制御データ発生手段を
有し、演奏者の左右肘関節の曲げ角度の組み合わせに応
じて装置本体のスピーカから発せられる楽音の音高を変
化させたり、右手の各指の曲げ方の組み合わせに応じて
楽音の音色を変化させたりすることが可能である。
【0004】そして、その左右の肘関節部に装着される
装着具は、通常のサポータのように伸縮性を有する素材
からなり、肘関節を中心として上腕及び前腕に全面に亘
って締め付けるようにぴったりと密着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の曲げセンサを有する装着具にあっては、全面
に亘って伸縮性を有しているので、装着が容易でなく曲
げセンサを毎回所定の部位に正確に装着するのが難しい
という問題点があった。もし装着位置がずれると曲げセ
ンサの出力が変動し、例えば楽音制御を音高に特定した
場合には、演奏者がE(ハ調のミ)を発音しようとして
肘を曲げたにもかかわらずF(ファ)又はD(レ)とい
う音が発生するというおそれがある。
【0006】また、装着具が伸縮自在で全面に亘って常
時腕を締め付けているので、長時間装着していると血行
が妨げられて腕が痛くなるという点にも問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、曲げ
センサを所定の位置にして容易に装着が可能であり、且
つ、長時間の装着にも苦痛を感じない曲げセンサを有す
る装着具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、身体の関節部にほぼ密着して装着される
非伸縮性の筒状のサポータと、このサポータに付設され
上記関節部の曲げ角度を検出する曲げセンサとからなる
曲げセンサを有する装着具であって、上記関節部の内側
に対応する部分のみに伸縮性をもたせた曲げセンサを有
する装着具を提供するものである。
【0008】また、上記関節部の内側に対応する部位の
みの径を細くして縮径部を形成した曲げセンサを有する
装着具も提供する。
【0009】
【作用】この発明による曲げセンサを有する装着具は上
記のように構成することにより、関節部への装着に際し
ては伸縮性部または縮径部が目安となって曲げセンサの
位置決めが容易になる。そして、伸縮性部または縮径部
は一箇所だけであるので、長時間装着していても苦痛を
伴うおそれがない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である装着
具を右肘部に装着した状態を示す正面図、図2は図1の
A−A線に沿う断面図、図3はその曲げセンサの構成を
示す分解斜視図、図4はこの発明を実施した楽音制御装
置の全体構成を示す正面図である。
【0011】まず、図4によってこの発明を実施した楽
音制御装置の概略を説明する。この装置は、右肘用装着
具1R,左肘用装着具1L及び装置本体2からなり、楽
音発生器である装置本体2はベルト3によって演奏者の
腰に装着され、各装着具1R,1Lは演奏者の右肘及び
左肘にそれぞれ装着されている。また、装置本体2に
は、後述する曲げセンサからの信号によって制御される
楽音信号形成回路やスピーカ等を設けてある。
【0012】装着具1R,1Lは、サポータ11R,1
1Lと、これらに着脱自在に付設される曲げセンサ12
R,12Lとからなり、曲げセンサ12R,12Lはそ
れぞれカバー13R,13Lで被覆され、各曲げセンサ
12R,12Lはケーブル114R,14Lを介して装
置本体2に接続されている。なお、これらの部材は左右
ともその構成は同様であるので、以下の説明では右肘用
の部材についてのみ説明し、左肘用の部材の説明は省略
する。
【0013】次に、図1を参照して右肘用曲げセンサ1
2Rの構成を説明する。この曲げセンサ12Rは、2枚
の長尺のプラスチック板等からなる板体121,122
の端部を連結ピン123で角度可変に枢着し、一方の板
体121をホック等によりサポータ11Rの前腕側に着
脱自在に取着すると共に、他方の板体122を上腕側に
長孔122aとピン124により長手方向に変位可能に
装着してある。
【0014】板体121,122の連結部の互いに対向
する面には、図3に示すように板体121側に連結ピン
123と同心の抵抗体124及び固定接点125が、板
体122側に摺動接点126がそれぞれ設けてあり、板
体121,122の相対回転により摺動接点126が抵
抗体124及び固定接点125上を摺動し、リード線1
4a,14bからなるケーブル14R及びコネクタ14
1R(図1)を介して曲げ角度に応じた信号を装置本体
2に入力する。
【0015】上記のような構成からなる右肘用曲げセン
サ12Rを装着する右肘用サポータ11Rは、図1に示
すように非伸縮性素材により筒状に形成されて演奏者の
右腕の肘関節部に装着されるものであり、装着時にはほ
ぼ全面に亘り腕を締めつけない程度に肌に密着するよう
にし、肘関節の内側に対応する部分のみを伸縮性を有す
る素材、例えば、ナイロン84%,ポリウレタン16%
からなるエネル8000(商品名)等により構成して伸
縮部111Rを形成する。
【0016】次に、上記のような構成からなる実施例の
作用を説明する。右肘用サポータ11Rを伸縮部111
Rが肘関節の内側にくるように装着する。この時、サポ
ータ11Rは伸縮部以外は伸縮性がないので、装着はき
わめて容易であり、また伸縮部111Rが目安になって
曲げセンサ12Rを常に同一部位に位置させることが可
能になると同時に、長時間装着していても苦痛を伴うこ
とがなくなる。
【0017】また、サポータ装着状態では肘関節内側に
矢示B方向の内向きの力が発生するので、肘関節の曲げ
によりサポータ11Rがずれようとした場合にも、サポ
ータ11Rに所定の位置に引きもどす力が働いて常に安
定した装着状態を維持することができる。
【0018】上記の右肘用サポータ11Rを演奏者の右
肘関節部に装着し、図1に実線で示す位置から仮想線
C,Dで示すように曲げ伸しすると、板体121,12
2が連結ピン123を支点として回動し、それに伴って
摺動接点126が抵抗体124上を摺動し、抵抗体12
4の端子124aと固定接点125の端子125aとの
間の抵抗値が変化し、右腕の曲げ角度に応じた信号が出
力される。
【0019】同様にして左肘用装着具1Lの曲げセンサ
12Lから左腕の曲げ角度に応じた信号が出力され、こ
れらの両信号が楽音制御装置の装置本体2の楽音信号形
成回路に入力され、右肘と左肘の各曲げ角度の組み合わ
せに応じて所定の音高のキーコードデータが作成され、
装置本体2のスピーカから発せられる楽音の音高が変化
する。
【0020】次に、図5はこの発明の他の実施例を示す
正面図であり、装着具4のサポータ41は、前実施例と
同様にほぼ全面に亘って演奏者の腕を締めつけない程度
に密着する筒状の非伸縮性素材からなり、肘の内側に対
応する部位のみが抉ったように細くなって縮径部411
を形成している。その他の曲げセンサ,カバー等の構成
は前実施例と全く同様である。
【0021】この実施例でもサポータ41はほぼ全面に
亘って非伸縮性であるので、装着はきわめて容易であ
り、縮径部411が目安になって曲げセンサを常に同一
部位に正確に位置させることが可能になり、同時に長時
間装着していても苦痛を伴うことはない。
【0022】なお、上記実施例においては、この発明を
腕の肘関節に装着される装着具について説明したが、装
着関節部位はそれに限るものではなく、また、曲げセン
サの構成もいかなる形式のものでも差支えない。例え
ば、U字状の2条の抵抗線の曲げ伸ばし時の抵抗変化を
電圧変化に直してオペアンプで増幅するセンサを使用す
ることもできる。さらに、その曲げセンサにより制御さ
れる装置は楽音発生装置に限るものではない。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、この発明による曲げ
センサを有する装着具で、装着される関節部の内側に対
応する部位のみに伸縮性をもたせたものは、伸縮部が目
安になって曲げセンサを所定の位置に位置決めすること
が容易になる。また、伸縮部には常時内向きの収縮力が
作用しているので、関節部の屈伸により装着部がずれよ
うとしても所定の位置に引き戻されて常に正確な位置を
保持することができる。そして、その伸縮部は関節部の
内側のみであるので、装着しやすく、且つ長時間装着し
ていても苦痛を覚えることは皆無である。
【0024】また、装着される関節部の内側に対応する
部位のみに縮径部を形成したものは、上記とほぼ同様の
効果のほかに、全体を非伸縮性とすることにより、構成
がさらに簡単になって生産性を向上させることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である装着具を右肘部に装
着した状態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】同じくその曲げセンサの構成を示す分解斜視図
である。
【図4】この発明を実施した楽音制御装置の全体構成を
示す正面図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】 1R,1L,4…装着具、2…装置本体、3…ベルト,
11R,11L,41…サポータ、12R,12L…曲
げセンサ、13R,13L…カバー、14R,14L…
ケーブル、111R…伸縮部、121,122…板体、
123…連結ピン、124…抵抗体、125…固定接
点、126…摺動接点、411…縮径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10H 1/46 4236−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の関節部にほぼ密着して装着される
    非伸縮性の筒状のサポータと、該サポータに付設され前
    記関節部の曲げ角度を検出する曲げセンサとからなる曲
    げセンサを有する装着具であって、 前記サポータの前記関節部の内側に対応する部位のみに
    伸縮性をもたせたことを特徴とする曲げセンサを有する
    装着具。
  2. 【請求項2】 身体の関節部にほぼ密着して装着される
    非伸縮性の筒状のサポータと、該サポータに付設され前
    記関節部の曲げ角度を検出する曲げセンサとからなる曲
    げセンサを有する装着具であって、 前記サポータの前記関節部の内側に対応する部位のみの
    径を細くして縮径部を形成したことを特徴とする曲げセ
    ンサを有する装着具。
JP4186762A 1992-07-14 1992-07-14 曲げセンサを有する装着具 Pending JPH0635471A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109945768A (zh) * 2017-12-21 2019-06-28 中国二十冶集团有限公司 用于非标弯头测量放线的装置及其使用方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109945768A (zh) * 2017-12-21 2019-06-28 中国二十冶集团有限公司 用于非标弯头测量放线的装置及其使用方法
CN109945768B (zh) * 2017-12-21 2022-07-22 中国二十冶集团有限公司 用于非标弯头测量放线的装置及其使用方法

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