JPH0635456Y2 - インバ−タトランス - Google Patents
インバ−タトランスInfo
- Publication number
- JPH0635456Y2 JPH0635456Y2 JP1987074815U JP7481587U JPH0635456Y2 JP H0635456 Y2 JPH0635456 Y2 JP H0635456Y2 JP 1987074815 U JP1987074815 U JP 1987074815U JP 7481587 U JP7481587 U JP 7481587U JP H0635456 Y2 JPH0635456 Y2 JP H0635456Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- primary coil
- coil
- inverter transformer
- secondary coil
- primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、蛍光管点灯装置やマグネトロン駆動装置等に
用いる、高周波のインバータトランスに関するものであ
る。
用いる、高周波のインバータトランスに関するものであ
る。
従来の技術 この種のインバータトランスは、例えば25KHzといった
高周波で動作させ、２次側は、蛍光管やマグネトロン等
の負荷が接続される。蛍光管やマグネトロンは、非線形
負荷であるので、電圧が印加されると過大な電流が流れ
る。この電流を制限するために、電流が流れるとインバ
ータトランスの２次出力電圧を下げる方法がとられる。
そのために、インバータトランスは、１次コイルと２次
コイルの磁気的結合を悪くしてある。
高周波で動作させ、２次側は、蛍光管やマグネトロン等
の負荷が接続される。蛍光管やマグネトロンは、非線形
負荷であるので、電圧が印加されると過大な電流が流れ
る。この電流を制限するために、電流が流れるとインバ
ータトランスの２次出力電圧を下げる方法がとられる。
そのために、インバータトランスは、１次コイルと２次
コイルの磁気的結合を悪くしてある。
従来、１次コイルと２次コイルの磁気的結合を悪くする
ために、第２図に示すような構成であった。すなわち１
はＵコアで、この磁脚に２次コイル２と１次コイル３
を、互いに間隔をとって設けていた。この間隔を大きく
するほど磁気的結合は悪くなる。
ために、第２図に示すような構成であった。すなわち１
はＵコアで、この磁脚に２次コイル２と１次コイル３
を、互いに間隔をとって設けていた。この間隔を大きく
するほど磁気的結合は悪くなる。
なお４は、Ｕコア１の突合せ面に設けたギャップスペー
サ、５は２次コイルボビン、６は１次コイルボビン、7
a,7bは２次コイル２の引出し線、8a,8bは１次コイルの
引出し線である。
サ、５は２次コイルボビン、６は１次コイルボビン、7
a,7bは２次コイル２の引出し線、8a,8bは１次コイルの
引出し線である。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、１次コイル３と２次コイル
２の磁気的結合を悪くするために、１次コイル３と２次
コイル２の間隔を大きくする必要があり、そのため、Ｕ
コア１の脚の長さが長くなって、インバータトランスの
形状が大きくなるという問題があった。
２の磁気的結合を悪くするために、１次コイル３と２次
コイル２の間隔を大きくする必要があり、そのため、Ｕ
コア１の脚の長さが長くなって、インバータトランスの
形状が大きくなるという問題があった。
本考案はこのような問題を解決するもので、小形のイン
バータトランスを提供するものである。
バータトランスを提供するものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本考案は、１次コイルを
２つに分け、第１の１次コイルを２次コイルと接近して
並設し、第２の２次コイルを、他方の磁脚に設け、第１
と第２の１次コイルは直列に接続した構成とするもので
ある。
２つに分け、第１の１次コイルを２次コイルと接近して
並設し、第２の２次コイルを、他方の磁脚に設け、第１
と第２の１次コイルは直列に接続した構成とするもので
ある。
作用 以上の構成とすることにより、第１の１次コイルは２次
コイルと接近しているため、磁気結合は従来例より高い
が、第２の１次コイルは２次コイルとは別の磁脚にあっ
て、距離が大きいため、磁気結合は従来例より悪い。第
１と第２の１次コイルは直列接続されているので、結局
磁気結合は、第１のコイルと第２のコイルの中間的な従
来例程度の磁気結合が得られる。そして、１次コイルの
ボビンの巻き幅は従来の約半分と狭くなり、さらに２次
コイルと第１の１次コイルとの間隔も狭くなるため、Ｕ
コアの磁脚の長さは短くてよいため、全体に小形のイン
バータトランスとなる。
コイルと接近しているため、磁気結合は従来例より高い
が、第２の１次コイルは２次コイルとは別の磁脚にあっ
て、距離が大きいため、磁気結合は従来例より悪い。第
１と第２の１次コイルは直列接続されているので、結局
磁気結合は、第１のコイルと第２のコイルの中間的な従
来例程度の磁気結合が得られる。そして、１次コイルの
ボビンの巻き幅は従来の約半分と狭くなり、さらに２次
コイルと第１の１次コイルとの間隔も狭くなるため、Ｕ
コアの磁脚の長さは短くてよいため、全体に小形のイン
バータトランスとなる。
実施例 以下、本考案の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第１図は、本考案の一実施例によるインバータトランス
の正面図である。11はＵコアで、その一方の磁脚に、２
次コイル14を設けてあり、この２次コイル14に接近し
て、第１の１次コイル17が並設されている。さらにＵコ
ア11の他の磁脚に第２の１次コイル17′を、第１の１次
コイル17と並んで設けてある。そして、第１と第２の１
次コイル17,17′は直列に接続してある。13は２次コイ
ルボビン、16,16′は１次コイルボビンで、１次コイル
ボビン16,16′は、従来例よりも巻き幅が狭く、約半分
である。また、第１の１次コイル17の巻数を、第２の１
次コイル17′よりも多くすれば２次コイル14との磁気的
結合は大きくなる。
の正面図である。11はＵコアで、その一方の磁脚に、２
次コイル14を設けてあり、この２次コイル14に接近し
て、第１の１次コイル17が並設されている。さらにＵコ
ア11の他の磁脚に第２の１次コイル17′を、第１の１次
コイル17と並んで設けてある。そして、第１と第２の１
次コイル17,17′は直列に接続してある。13は２次コイ
ルボビン、16,16′は１次コイルボビンで、１次コイル
ボビン16,16′は、従来例よりも巻き幅が狭く、約半分
である。また、第１の１次コイル17の巻数を、第２の１
次コイル17′よりも多くすれば２次コイル14との磁気的
結合は大きくなる。
なお、図中12はＵコア11の突合せ部に配置されたギャッ
プスペーサ、15,15′は２次コイル14の引出線、18,18′
は１次コイル17,17′の引出線である。
プスペーサ、15,15′は２次コイル14の引出線、18,18′
は１次コイル17,17′の引出線である。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、Ｕコアの脚の長さを従
来よりも短くすることができるため、全体に小形のイン
バータトランスとすることができる。
来よりも短くすることができるため、全体に小形のイン
バータトランスとすることができる。
また、第１の１次コイルと第２の１次コイルとの巻数比
を調整することにより、１次コイルと２次コイルとの磁
気的結合を、コイルの間隔を変えなくても調節設定する
ことが可能なため、従来例のように、コイルを動かせて
間隔を調整する必要がない。
を調整することにより、１次コイルと２次コイルとの磁
気的結合を、コイルの間隔を変えなくても調節設定する
ことが可能なため、従来例のように、コイルを動かせて
間隔を調整する必要がない。
第１図は、本考案の一実施例によるインバータトランス
の正面図であり、第２図は従来のインバータトランスを
示す正面図である。 11……Ｕ形コア、14……２次コイル、 17……第１の１次コイル、17′……第２の１次コイル。
の正面図であり、第２図は従来のインバータトランスを
示す正面図である。 11……Ｕ形コア、14……２次コイル、 17……第１の１次コイル、17′……第２の１次コイル。
Claims (1)
- 【請求項１】Ｕ形コアを組合せて磁路とし、Ｕ形コアの
一方の磁脚に、２次コイルと、第１の１次コイルを並設
するとともに、他方の磁脚に、第２の１次コイルを設け
て、第１と第２の１次コイルを直列に接続し、前記第１
の１次コイルと第２の１次コイルとの巻数比を調整し
て、前記１次コイルと前記２次コイルの磁気的結合を調
節設定可能としたことを特徴とするインバータトラン
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987074815U JPH0635456Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | インバ−タトランス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987074815U JPH0635456Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | インバ−タトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63182520U JPS63182520U (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0635456Y2 true JPH0635456Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=30920383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987074815U Expired - Lifetime JPH0635456Y2 (ja) | 1987-05-19 | 1987-05-19 | インバ−タトランス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635456Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4613036B2 (ja) * | 2004-06-16 | 2011-01-12 | スミダコーポレーション株式会社 | リーケージトランス |
| JP2006005038A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Sumida Corporation | リーケージトランス |
| JP5294211B2 (ja) * | 2009-10-05 | 2013-09-18 | 日立オートモティブシステムズ阪神株式会社 | 内燃機関用点火コイル |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820497B2 (ja) * | 1978-04-21 | 1983-04-23 | 株式会社日立製作所 | ライン引込方式 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820497U (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-08 | 松下電工株式会社 | 放電灯点灯装置 |
| JPS5970321U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-12 | 株式会社共進電機製作所 | 放電灯安定器用漏洩変圧器 |
-
1987
- 1987-05-19 JP JP1987074815U patent/JPH0635456Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820497B2 (ja) * | 1978-04-21 | 1983-04-23 | 株式会社日立製作所 | ライン引込方式 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63182520U (ja) | 1988-11-24 |
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